コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年06月16日

~進化~  第15戦最強「鹿島戦」予想

済みません。藤井聡太四段と10時~23時まで完全視聴で付き合ってしまい、次戦予想ブログが一日遅れました。藤井君、相手の事前作戦が嵌り、作戦負けの「4:6」劣勢を自力の勝負手で逆転「7:3」優勢、しかし安心したのか、ここで一手緩み、そこを突かれてかなりの敗勢「3:7」、しかしここから、最終版プロなら嵌る難解手順に相手も嵌り突然再々逆転し26連勝獲得。
どんな勝負・対戦も、事前準備・途中での対抗対策・諦めない粘りと執念・クールヘッドが展開と結果を作るんですね。14歳に勉強させられました。

では、本題に。
今日11時頃出発し鹿島入りですね。成田からバス移動は1時間程度で、意外に実移動時間は2時間半程度で、道内移動と同じ程度の負担感。変わり事が無ければ、3時のおやつ頃には到着してますね。
しかし、今日の朝まで、記載を待って鹿島戦力を判断していましたが、問題の「レオシルバ」の驚異の1か月短縮復帰は、明日にはギリギリで間に合いませんでしたね。
しかし、それ以外は、代表W杯予選イラク戦帯同選手も含め、気力体力共に高レベルで、準備充分です。今シーズン緊急監督交代チームの中、鹿島だけは、戦力崩壊を原因とするものでは無く、逆に、選手への強いメッセージ・意思統一を目的としたもので、それ以前とは、一機にハイテンションが続いています。
戦力・意識共に、リーグ最強チームとの対戦です。
コンサには、ラッキー部分もありますが、その反対に、現在守備の要「DF横山」は間に合いそうにないのでしょうね。
予想に入ります。
1.戦術・試合展開
鹿島の、堅守・中盤支配=ボランチ位置でボール奪取、そこからリーグ最高スピード・精度の速攻と決定・得点力、との戦術に、完全に対抗出来るシステム戦術は、残念ながらありません。
しかし、相手の自由自在は阻止し、試合の紛れ・混乱を作りましょう。
試合の狙いは、2点の鹿島戦術への対策です。
①相手戦術のポイントを阻止・制約・低減させる事で、戦術の齟齬を狙う
・・・ポイントは、「中盤支配=ボランチ位置でのボール奪取」「攻守切り換えの起点パス」「決定率」の3つです。
「中盤支配」阻止;アンカー+2インサイドハーフ+3DFで、スペースカバー消滅・数的優位で、〇鹿島のパスカット、〇逆に、コンサのFWへのショート縦パスのカット狙いを外すためFW・サイドへフィード主体とする
「攻守切り換えパス起点」阻止;起点選手の2インサイドハーフ+2FWでの挟み込み・パス阻止
「決定率」;DF・GKの積極タイト守備で、一瞬速いチェックです。
②相手選手の「ハイテンション」を空回りさせる 
・・・被攻撃回数・被シュート数は多数となりますが、全く気にせず、どんなに攻撃されても「失点阻止」状態の時間をとことん伸ばしましょう。そのため、攻撃が散発・ほとんど無くなっても構いません。狙うのは、シュートを打って、攻勢・積極性の雰囲気=成功に近いパターン=を相手は作りますが、それが、どんなにシュートしても「得点にならない」=失敗パターン=化に変形していく展開を狙うのです。守備面での「鹿島攻略」の最有力対策です。鹿島FW・攻撃陣の唯一の弱点は「強い得点責任」を空回りさせる「心理」面で、「シュート決定率」がリーグでも低順位の理由です。
前半、「被シュート10本・失点0」狙いで、後半その状態が75分まで到達すると「コンサに得点機会・チャンス時間帯がやって来ます」。
鹿島:被シュート20本・失点0 VS コンサ:シュート2本・得点1 のみが勝利可能ですね。
という事とすると、システム戦術は、
【3-3-2-2】1アンカー2インサイドハーフの3ボランチ、超守備型。
守備位置は、ペナルティーエリア2m上(D3rd上位置)を最低守備ラインとする「守備型ポジション」サイドもアンカーと並びサイド裏スペースを縮小する「守備型」位置で「5バック気味」。前線はセンターライン1m下位置で、縦コンパクトネスの密集陣形で、連携・複数・組織型守備で、堅守体制。
攻撃は、前線の2FWへのロングフィードとそこでのボール保持でのサイド・1インサイドハーフ参加でのサイド攻撃で、鹿島の得意戦術「敵前線への縦パスカットでのボール奪取・速攻」には絶対嵌らない攻撃です。
シュートは、2・3回で、その希少なチャンスに、正確に鹿島ゴールの中のターゲットにシュート出来るか・しようと強い意識でプレイするかしないか、が得点獲得の分かれ目です。
その自覚・意識・冷静な実践(プレイ)を強烈に持つ選手か否かが、今回前線選手の選択ポイントです。--間違っても、守備型でもシュート数でもありません。監督が解っているのかな。

試合展開は、
試合開始 ~ 45分  堅守で、被攻撃・被シュートは多数の中「失点」阻止最優先。
      攻撃バランスは、前線2名のみで、全員守備で、攻撃が殆どなくても良い。
後半開始 ~ 75分  ここまで、「無失点」継続
            チャンス期到来で、2・3回の速攻・シュート機会を作る。
            速攻派生のセットプレーで、「先制点」獲得。
            獲得次第、堅守態勢に戻し、「無失点」継続。
        終了  「 1-0 」粘り勝ち・勝負強さで勝点3獲得
       狙いです。
2.メンバー
「3-3-2-2」型で記載します。

    ジュリーニョ  都倉     ・・・この2トップ以外はありません
      兵藤           ・・・インサイドハーフを斜め並びで
          宮澤         攻撃・守備のバランスに差をつけます 
  早坂    河合   マセード  ・・・アンカー最適河合・不適荒野厳禁!
     福森    ミンテ     ・・・横山離脱で右ミンテ・中央菊地で、
        菊地            横山可能は右菊地・中央横山
       ソンユン  

    サブ;金山
       小野          ・・・75分インサイドハーフ投入
       内村          ・・・75分LFW投入
       菅
       進藤
       金園          ・・・勝勢時の守備要員のみ起用
       荒野          ・・・アンカー以外は適性・代替要員です

 以上  遅い予想です。
  他の予想は未だ一つも見てませんが、大分違うでしょうが、試合コンセプトが大切な試合ですね。前戦までとは異なる展開・状況をどう見るかで、絶対あり得ないのは、前戦までと同一状況との状況判断です。
 次戦・次次戦と強烈チーム対戦で勝点上積みは至難の中、勝点2差広島は塩谷移籍・流失まで逆エンジンがかかり、一気に転換して来そうで、順位逆転も覚悟ですが、この鹿島戦を「コンサの堅守を再確認」との試合とし、それ以降の戦力整備・アップへ繋げる事が最重要ポイントです。  厳しい試合となり、サポーターの力の見せ所ですね。皆さん、力を合わせ、チームにエネルギーを!!
         
           

posted by yuukun0617 |07:50 |

2017年06月12日

~進化~  第14戦強豪・強敵「鹿島」事前チーム点検

さて、戦闘モードに入りましょう!!
このW杯予選リーグ休止明けの第15戦は、
「リーグ展開上のターニングポイント]となりそうな試合との想定。
全チーム、過酷日程での選手累積疲労を解消し、同時に故障・離脱選手の復帰時期も同一タイミングとして、選手層の大幅改善により、一気に戦力回復・向上での実戦試合となりました。
更に、好調チームは、益々ストロングポイントの強化を、不調チームは発生した課題・問題点を改善し、不調から一気に挽回とする準備を実践しています。
各チーム、対戦試合での「実戦力」は、ここで大きくランクアップしています。

コンサは、どうでしょうか。
「休止期間中での戦力アップ」も、J1リーグの進行では、他チームに劣後せず同様な「戦力アップ」結果を獲得していく事も、チームJ1化のためには絶対に負けられない闘いですが、残念ながら、練習方針・内容・TG、全て取り組みに劣後があり、「不調チームの一気に挽回」準備はほぼゼロでしょう。
次節以降、チーム戦力差は、拡大しているもの、との認識がポイントとなりますね。

では、本ブログテーマ;次戦相手;強豪・強敵「鹿島」のチーム点検です。
1.現状
2016J1王者~FIFAクラブW杯でレアルマドリツドに次ぐ準優勝で、世界第2位チームが、2017シーズン苦しんでいます。
まさかの
順位5位 勝点24(1位と6差)8勝0分5敗 17得点 15失点 得失差+2
このままをシーズン終了時に計算すると(上記×2.615倍・・)
     勝点63  21勝0分13敗 45得点 40失点 得失差+5
2016 勝点59  18勝5分11敗 53得点 34失点 得失差+19  
     勝点+4  +3勝△5分△2敗 △8得点 +6失点  △14点
攻撃・守備が少しだけ低下し、好調チーム多数・混戦で、5位に順位低下。
同時並行のACL戦はリーグ戦敗退となり、石井監督電撃解任し、大岩監督へ交代。
その原因は、
中心選手の移籍流失、加入するも故障・離脱、の悪影響です。
クラブW杯準優勝を受け、今シーズン、リーグ戦・ACL戦のチャンピオンを目指す選手層を目指し、育成選手を中心にした「若くて、高能力の代表クラス」と「ベテランで経験値を加えた高能力の元代表クラス」を融合した強力選手層の構築を目指しました。
移籍流失では、柴崎の喪失は大きく影響するも、加入選手は、ペドロジュニオール・レオシルバ・レアンドロのJ1トップクラス・強烈・強力助っ人と懸案のGK曽ヶ端の代替、韓国代表GKクォンスンテをファンソッコ放出してまで獲得、加え、若手成長株のDF三竿・FW金森となり、代表クラス18選手の豊富な選手層を構築しました。
所が、ここに誤算が発生。先ずは、頼みのペジロジュニオールは、起用を重ねるも、ハイランク個人プレーと鹿島チームプレーとのズレがなかなか埋まりません。そこに、柴崎代替の、中盤支配の「レオシルバ」と守備の要日本代表MF・DF「遠藤」の重傷離脱が発生し、一気に攻守の組織性・プレーレベルの低下をきたらしたものでした。
しかし、それも6月14日で遠藤・7月14日でレオシルバが復帰し、解消時期はあと僅かで、その後の「反転攻勢」が約束されています。

2.戦術
システム戦術は、オートゾックス・攻守バランス型【4-4-2】のみで一貫。
個々選手マッチアップでの[勝ち]を積み上げ、チーム組織プレー・連動・連携へ繋げる戦術で、高能力選手起用と実践経験値を積み上げた連動チーム力により圧倒するスタイルで、特に、高い守備力による堅守とボール奪取からの攻守切り替えスピードは、J1屈指で、相手陣形整備前に得点決定機を創り出し、高い決定力の前線攻撃陣により、相手のなす術も無いまま得点獲得を重ねていくパターンにより、クラブW杯準優勝を勝ち取りました。速攻の破壊力、得点力は、リーグ随一のストロングポイントで、対戦では、最重要ポイントです。
ただし、ここ暫く、そのボール奪取と速攻起点のキーだったレオシルバを故障で喪失し、攻守に戦力低下を来たしていたのですね。7月に掛けて、復帰選手が続く中で、次節は、未だレオシルバの復帰は無く、尚、低下状態なのは、ラッキーですね。
3.項目別データ
①ボール支配率 53.2%、リーグ 6位で、二段階方式の支配率戦略が特徴です。
第1段階;低目位置に守備ラインを設定し、強力守備力により自陣でボール奪取。その局面では、相手にボール支配を委ねます。
第2段階;リーグ随一の攻守切り替えスピードで、前線スペースへの超精密ロングフィードとボランチ経由連続パス連動のショートカウンターで、ここからは、ボール支配し、多彩な攻撃を、展開します。その為、試合全体では支配率は高くありませんが、得点獲得機には、強烈なボール支配となる訳です。
しかし、試合毎=対戦相手毎に、上下し、更に直近4試合中、3試合は、49.7%~35.6%の低支配率の現状です。ここにも、レオシルバ喪失影響が表れています。
次戦コンサ相手では、平常鹿島なら高支配率の筈ですが、コンサと均衡の支配率も予想される所です。
②攻撃
得点7位 シュート2位 同枠内数7位 同決定率13位・・意外に低順位
パス数5位 同成功率3位 クロス数13位 同成功率5位
セットプレー数10位 同得点6位 クロス得点11位
各項目上位順位ですが、「決定率・クロス」が課題点。
特に、決定率は、ペトロジュニオールの改善がキーです。
③守備
失点9位 被攻撃回数16位 被シュート数1位 被決定率11位
セットプレー失点4位 クロス失点8位
堅守の筈が、意外な低順位となり、確かに守備力低下がデータ値に表れています。
被シュート数=「シュートエリアまでの守備力(前線~中盤)」は、リーグトップ、
一方、被決定率=シュート阻止率=「GK・DFの守備力」は、昨シーズンからの課題で、今シーズンも同数値て改善していません。今シーズン、4バックメンバーは昨年と全く同一の若々しい「昌子・植田・山本・大伍(西)」、GKを曽ヶ端放出し、韓国代表クォンスンテを新戦力とするも改善していません。
鹿島の「堅守」は「中盤支配=強烈ボール奪取力」を中軸とし、そこでのボール奪取からの強烈速攻となります。しかし、現在、その中心選手レオシルバの故障・離脱で、堅守が低下状態で、次戦でも復帰なく、ラッキーな展開です。
④基本項目
運動量15位 スプリント数12位 とリーグ水準より低レベル。
パススピードと運動量・スプリント数は反比例の典型です。
高いテクニックにより「ボールに走らせている」訳ですね。
コンサの運動量・スプリント数の多さの本当の理由が垣間見れる所ですね。
4.メンバー
14戦までで、起用選手数23名。リーグ平均起用数ですね。ACL戦もあり、他ACL参戦チームの様に、リーグ起用とACL起用に分離し、結果、リーグ戦起用数の減少とはなっていません。つまり、ターンオーバー型起用ではなく、混合型としています。
リーグ戦起用は、10試合以上13選手を中軸に、9~6試合3選手、5試合以下7名で、スタメンは固定化傾向で、累積疲労は集中・特定化で、コンディション不良、故障・離脱も懸念されますが、ACL敗退で、負の連鎖から脱却です。
何れにしても、日本代表・各国代表・元も含めて、15名のトップランク選手を保有し、リーグNo.1の選手層。
また、育成選手も多く、平均年齢順位は、26.9歳
リーグ順位は、
1位清水25.0-2位柏25.5-3位新潟26.8-4位鹿島とコンサ26.9歳
しかし、ACL参戦チームの中では、
鹿島26.9-浦和28.4-川崎27.5-G大阪27.6と、
強力選手での選手保有構築のため、ベテラン層の保有も多くなりがちの所、平均1歳以上若い選手構成で闘い、その結果、若く高成長性の「優秀選手」を育成し、その選手の急成長がチーム戦力の急成長となる戦略が成立しています。
つまり、「進めば進む程、益々戦力向上」しいてく体制が確立されているのですね。
コンサも理塑像の一つとして、大いに勉強させてもらえるチームです。
レオシルバの故障・離脱はあっても、代替選手も強烈で、何れにしても、強力選手により試合起用となます。「個々の闘い」では、負けてしまいます。連携・複数・組織プレーで対抗しかありませんね。


posted by yuukun0617 |20:22 |

2017年06月10日

~進化~  各チーム休止期間での取り組み

 ズバリ! 各チームの現休止期間の活用法は3方向。急速度で進行しています。
その3方向とは、
①選手のコンディション調整・改善による戦力回復
②14節までの緊急順の課題改善による戦力是正
③新たな戦術・選手による戦力向上 です。
我がコンサは、①コンディション調整には取り組み、②では、やっと「シュート集中練習」の「決定率改善」課題の取り組みが開始され、ごく一部のみトライの所。守備破綻「解決・改善練習」は見当たりません。
再三指摘していますが、練習メニュー・内容の格差解消(J2レベルからのステップアップ)は、そのノウハウの問題でしょうが、見劣りしたまま。指導者、特にコーチの水準・能力の問題です。
③は、新選手のみ、ですね。かの「チャナティップ」頼みです。しかし、社長も懸念の通り「現場での使用・活用法の問題」から、起用自体も限定されそうで、「他チームでしたら大活躍の選手」を生殺しにしなければ良いと、懸念点で大きな戦力向上は無いですね。
では各チーム現況も含め、具体的に。
1.選手コンディション調整
この期間、全チーム、過酷な試合日程を主因とした選手の累積疲労・コンディション低下を一気に回復・挽回し、故障・離脱で顕著だった戦力低下を回復させています。
実際、各チームの故障・離脱は
    前節 6/17時 7/中 8/中
コンサ  5 → 3 → 2 → 1 ・・7/増川・8/稲本が復帰、深井のみ
仙台   5 → 0
鹿島   4 → 2 → 1 → 1 ・・6/遠藤・7/レオシルバ復帰
浦和   1 → 0
大宮   2 → 0
柏    4 → 2       → 2
F東京  4 → 2 → 1 → 1 ・・6/河野・佐々木、7/阿部復帰
川崎   5 → 3 → 1 → 0 ・・6/エウシーニョ・大島、7/田中・井川、8/舞行龍復帰
横浜FM 5 → 1 → 0
甲府   4 → 2 → 1 → 1 ・・6/ガブリエル・熊谷、7/黒木復帰
新潟   5 → 4 → 3 → 1 ・・6/前野・7/矢野・8/河田・大谷復帰
清水   6 → 3 → 3 → 2 ・・6/犬飼・二見・立田、8/西部
磐田   6 → 4 → 2 → 2 ・・6/針谷・伊藤、7/太田・藤田
G大阪  1          → 1 ・・野田疲労骨折で不明
C大阪  3 → 1 → 0     ・・6/清武・山内、7/秋山復帰
神戸   8 → 7 → 3 → 0 ・・6/藤田・7/大槻・吉丸・高橋秀・岩政
                    8/レアンドロ・高橋峻・橋本復帰
広島   2 → 1     → 1 ・・6/大迫
鳥栖   3 → 1     → 1 ・・6/赤星・小野復帰
故障数 73 →31 → 21 →14 
復帰数     38    10   7 
この休止期間内に、各チームは、離脱からの復帰予定を加速させて一気に半減以下とし、更に、7月~8月に掛け、重傷者も回復・復帰となります。
つまり、選手の故障・離脱を原因とした戦力低下チームは、急速に戦力回復状態で、6/17以降のリーグ戦を再開するという事です。
なお、故障・離脱の悪影響下のチームは、新潟・磐田・神戸の3チームにまで減少し、コンサを含め、7/中・8/中で、故障・離脱者は1/5まで縮小となります。  
「6/17小休止明けからは、3チーム以外の15チームは再建した戦力同士の闘い」となりますね。特に、本来戦力が高く、故障・離脱により順位ダウン化影響を被った「鹿島・仙台・川崎・横浜FM・C大阪・清水」の6チームは一気に戦力アップとなり、対戦力は上昇します。
コンサの小休止明け試合がの「鹿島戦」は、「回復効果を証明しようとして来る試合」です。

注意点は、現在の低下した戦力による対戦で確認した「コンサの対戦実力=実戦経験での戦力効果」は、相手チームの戦力回復により、大きく変化し、コンサが現状のままでは、相手の回復分が「コンサ対戦実力の低下」となる事となります。

では、コンサでは「戦力回復」はどうでしょうか。
残る故障・離脱選手は、7月復帰増川・8月復帰稲本、と来年2月を目途の「深井」のみに減小です。しかし、【復帰選手の戦力化・回復】とは、全く成ってていませんね。
・・・当然です。「選手のコンディションが上がらないとの理由で、全く実戦起用をしない」からです。
所が、選手のコンディションアップの決め手が【実戦経験数】である事は、例えば、日本代表選出で、直近起用が低迷している海外選手を選択しないとの事でも証明されている通りで、「選手は実戦に起用される中で、コンディションを上昇させる」との公式を無視している点に問題がある訳となります。
どの選手も、試合に使う中で「選手能力発揮レベル」が上昇します。
<大活躍して欲しい>と言いながら、起用・その機会も付与せず、「いつまで待っても使えない状態だ」という事は、順序が真逆で、誰かの故障・離脱の強制的機会まで起用選択は無い事となってしまいます。
本来、前試合~次試合のインターバルで、選手間競争により「練習・TGなどで抜け出すプレイを出している選手のみで次試合の起用選手に抜擢する」との当たり前の過程が作動せず、前試合スタメンの次戦起用前提の「固定化」による選手選択が監督判断・選択となっている、のではと、危惧する所です。「練習で、他選手から抜け出るプレイの選手を選択してみると、前試合のメンバーだった」(=選手能力から)との、結果としての、スタメン「固定化」なら良いのですが...
よく、勝っているメンバーは動かし難い、と言われますが、現在は、「負けているメンバー」ですので大きく変化させる、が普通の考え方の筈ですが...。何れにしても、「練習の中で選択」の大原則を徹底し、選手間競争の激化を起爆剤・起点とすべきですね。
各選手の適正ポジション化と同時に、次戦以降に向けて期待する所です。
ヘイス・内村・小野・菊地・ジュリーニョ・マセードに、チャンスを。
2.現課題改善
コンサの課題は、緊急・重要順では、①決定率②大量失点守備力③集中力低下でのミスプレイ多発④攻守切り換え=速攻のスピード・方法・精度、全項目選手適性との相関で、再ポジション設定をしながら、取り組み、改善を図るものですが、
現在、取り組んでいるのは、①決定率を低効果の練習で取り組む程度で、あとの項目は、手付かずのままの様です。
しかし、全チーム、特に、不調チームは、この期間で一気に逆転を図る練習取り組みで、意外に、好調チームから「地獄の練習」のリリース(C大阪)も聞こえてきます。
コンサの「のんびりペース」は後に大きな禍根とならなければ良いですが、次節を各チーム「ターニングポイントとして来る」事だけは、間違いないですね。
3.新戦術・新選手
コンサのチャナティップは、上述想定の通りとなりそうです。別ブログには、コンサは各ポジションに豊富な選手数の保有チームとの記載もありましたが、その選手能力レベルが問題で、J2レベル以下の選手は多数ですが、J1ランク選手は各ポジションに1名の12~13人で、他チームの様な「各ポジションにJ1ランク選手の豊富な保有」とは無縁で、J1クラスのレベル維持起用の可能選手数は最少保有チームが現実です。
そして、J1クラスのチャナティップ加入も、システム上使用・活用困難という事で、新選手プラスは無し、ですね。
他チームも、次移籍オープン期間への動きは乏しく、注目は、加入が、神戸FWポドルスキ・G大阪FW黄義助・コンサMFチャナティップ程度。移籍流失は、広島DF塩谷(→アルアイン)・G大阪FW堂安(→モナコ)・仙台MFパブロジオゴ(→レンタルバック)の噂が飛び始めました。最下位圏チームでの流失話しも、今後あり得そうですね。

もう一点の新戦術について。

先ず、現行システム戦術は、
以前ブログで研究した通り、
「前線による攻撃構築」が運用上要求される最大ポイントで、
●FW2人のみでの攻撃、
●FW+インサイドハーフを斜めの上下ポジションの「トップ下」様に配置し3人で攻撃
の2方法があり、どちらの方法も、
起用選手を「守備型選手」ではなく、
「攻撃手段を個でも持つ」
 ・・トリプル・パスでの突破力、得点決定力、ゲームメイク力を持ち、その上で、前線からの守備・ボール奪取も出来る「攻撃型で守備力もある選手」が絶対条件です。
多数回起用の「FW都倉・金園」のみの攻撃は、結局1点も獲得できず、シュート機会までも急減の失敗結果でした。
前試合の「FW都倉・ジュリーニョ」のみの攻撃は、それだけでも、決定機・得点獲得の大成功。 監督コメントの「組み合わせてみたら良かった」ではなく、「本来、その組み合わせが絶対条件で、その通りしたら成功した」でした。
更に、インサイドハーフをどちらか1名のみ斜め上下位置配置とする事で、更に「攻撃力アップ・攻撃展開の多様化」となります。攻撃的インサイドハーフの適材は、「ジュリーニョ・小野・ヘイス・菅・兵藤・早坂」更に、7月以降は、「チャナティップ」と、多彩なタレントが豊富で、ここが、システム変更しなくても、大きく活性化出来る方法です。
でも、超守備型システム戦術はどこかの時点で、「超」を捨て「堅守・速攻」システム戦術へ転化すべきですね。未だ、「その時点」は来ていないのかもしれませんが、今シーズンの半ば付近に転換期がありそうです。

posted by yuukun0617 |20:04 |

2017年06月08日

~進化~  DFについて

前々ブログで、「アンカー」を考察しましたが、引き続き、各ポジションを考察してみます。

本稿は、「DF」です。
1.DFの役割と特性
システム・戦術で、DFの役割・特性は大きく異なりますね。当然、選手の適正も相違して来ます。コンサの現システムではどうでしょうか。
検証は【3-3-2-2】と【3-4-1-2】を考察してみます。
①役割
3DFは、大昔は「2ストッパー+1スイーパー」の組み合わせでした。
ストッパー;相手FWをマンマークし自由にプレーをさせない
スイーパー;ストッパーの後ろに位置し、特定マークを持たず、他のDFのカバーをする
ものでしたが、
現代サッカーでは、ゾーンディフェンスが主流となり、
担当ゾーンの担当守備がそれぞれの主役割で、他のDFのカバーも相互に行われるものですね。(・・ちょっと初級編;因みに、CBは3バックシステムでは使用しない用語・呼称です。つまり、4バック・5バックシステムでは、SBに対して、CBと使用するのですね。サッカー用語も結構細かいですね...)

そもそも3バックシステムでのDF特徴・ポイントは、
ゾーンディフェンスのため、相手攻撃プレイ予想し、そのためのゾーン設定とポジショニングの準備、プレイ毎に変化修正される状況・予想に即応するタイト守備、高さ、他のDFカバーでの連携・組織プレイの能力が必須条件で、クレバーな頭脳と予測が前提となり、ベテラン層が必要となる理由です。
また、守備から攻撃に転換時では、攻撃起点として「ゲーム展開把握、フィードターゲットの予測・発見、そのタイミング・フィードテクニック」も3人の誰かには必要とされます。
更に、最大ポイントは、
DFラインの位置が、高い=攻撃型、低い=守備型、その中間=バランス型により、ディフェンスゾーン・スペースの広さが異なります。
●高い=攻撃型・・DF裏(~GK)のスペースは広大となり、担当ゾーンは、横幅は一定ですが、縦幅が拡大。ポイントは、相手カウンター阻止への帰陣スピードとスプリント数・運動量が必要。
●中間=バランス型・・攻撃型では縦に広大なスペースも縮小し、ベテラン層も十分可能なスピード・スプリント力で可能。
●低い=守備型・・DF裏スペースは縮小・消滅し、スピード・スプリント力・運動量は条件から外れ。但し、ここでのプレーミスは、ゴール直結距離のため、失点原因となり、高プレー精度が必須。
更に、上記3パターンは、基本戦術=試合内で長時間帯となる戦術ですが、一方では、試合展開上、「攻守切り換え」で速攻となり、陣形全体で、前線へ押し上げた場合にも、「高い」や「中間」が必ず発生します。常態ではなく、攻撃時間帯に限定のライン位置取りではありますが、攻撃時での「守備破綻」を来さない様に、考慮すべきポイントです。
結論から言うと、攻撃時に、「守備ラインをどこまでも上げて攻撃バランスに傾斜させる」方法は、強靭な高さ体幹とハイスピードと豊富な運動量を持つ(若手)DFを揃えられるチームのみに使用可能なもので、ベテラン層も加わるチーム(コンサ・・など)では、「中間」位置までの上昇に止め、攻撃時は、横だけでなく、縦にもワイドの陣形で、最終1DFの位置とすべきものとなります。
良く言われる「3DFの脇スペース」の弱点は、守備態勢の局面では、帰陣したサイド選手のカバー力が中心・第一デイフェンダーで、DFはサイド選手のカバー・突破時対応と連携の2次役割です。DF選手に求めるスペースディフェンスではありません。しかし、攻撃時は、サイド選手は前線まで上がり、DFは、担当スペースエリアを横にも拡大し、「脇スペース」の発生を埋めて消します。ポジショニングで対応するものですね。

4バック・5バックのDFとは、担当スペースエリアの大きさが相違しています。
特に、アンカー併用型は、
最大~4バック(2CB)~3バック~5バック~最少で、4バックと5バックの中間形となり、要求される選手能力も、その順通りで、CBよりも縮小されたエリアディフェンスで良い訳で、必要スプリント・運動量能力に反映されます。

では、そのような必要能力でのコンサ選手適正を判定してみましょう。
2.選手適性点検
    重要度順・・・に並べてみました。◎3〇2△1✖0ポイントで。
選手 予測 ポジショニング 高さ 強さ 運動量 連係 スピード 技術 パス  点数 
稲本  ◎   ◎    〇  ◎  〇   △  ◎   ◎  ◎  21 故障
増川  ◎   ◎    ◎  ◎  〇   〇  ✖   〇  〇  20 故障
河合  ◎   ◎    〇  〇  △   〇  ✖   ◎  〇  18
福森  △   〇    〇  △  △   〇  △   〇  ◎  15
横山  〇   〇    〇  〇  〇   △  ✖   〇  △  14
菊地  △   △    〇  〇  〇   △  △   〇  △  13
進藤  △   〇    〇  △  〇   △  〇   △  △  13
ミンテ ✖   ✖    〇  〇  〇   △  △   △  △  10
永坂  ✖   ✖    〇  △  〇   △  △   ✖  ✖    7
濱   ✖   ✖    〇  ✖  〇   ✖  〇   ✖  ✖   3 
この合計値の順番が適性選手順となりそうです...
上位2選手の故障離脱の現状、
河合・福森・横山がベスト布陣となります。
守備・失点阻止では、この布陣+「アンカー」「サイド」守備力で完成ですが、
その基盤の「DF陣」は以上の結果となりました。
如何でしょう。 

posted by yuukun0617 |18:25 |

2017年06月07日

~進化~  第14戦時点 リーグ現況

チームも3連休で、ゆっくり・じっくりリフレッシュスケジュールペース。
14戦終了時点リーグ現況点検です。

その前に、
平川コメント「宮沢に代わって荒野を中盤の真ん中に置くアンカーにしていることも、変えた布陣のひとつ。アンカーとは船のいかりを意味する言葉。チームがバランスを崩さず安定して戦えるよう、しっかり中盤の底に根を下ろすように鎮座する。 かじ取りのボランチと似た言葉だが、真ん中に位置し一人でそれを担うという意味合いが強い。この日も荒野は、アンカーの位置でよくボールを触って動き回りリズムを作っていた。 宮沢に比べると荒野の方が動きにメリハリがあり、ボールの出し入れが多いのでリズムが出る。悪くない起用だと思う。そんないい流れであったが、前半終了間際の失点は痛かった。」について。
役割の「チームがバランスを崩さず安定して戦えるよう、しっかり中盤の底に根を下ろすように鎮座」と「アンカーの位置でよくボールを触って動き回りリズムを作っていた」とは矛盾していませんか。また「アンカーの位置で」の通り、常にその位置に「鎮座」していたでしょうか。二桁回数以上「ポジションを前に変えていたのが実態」で「鎮座」してはいませんでした。 元々、四方田監督コメントの通り、2次ボール回収・保持のため、起用し、2次回収の代償が、「スペース発生」となっていたもの。ボランチは、運動量・第3の選手役割がありますが、アンカー・2ボランチシステムでは、2インサイドハーフにその役割は分担されています。
今回、平川コメントは外れ気味??、の様に...

1.リーグ全体現況
リーグ内のチームグループ化は益々進行。
首位~最下位との勝点差22=8試合差で、更に拡大中。
順調・好調チームは、更に急速に勝点積み上げ<平均1試合獲得勝点2点/試合>
下位・低迷チームは、良くて「引き分け」=勝点1のみで、勝点累積は停滞<平均1試合獲得勝点0.67点/試合>
中位チームは、<平均1試合獲得勝点1.4点/試合>で、この3グループの勝点累積スピード差が、勝点差急拡大の理由です。
チームのグループ化は、以下通りですね。
①首位争奪Aグループ(勝点3以内);1位柏・2位C大阪とBグループ(同6以内);3位G大阪
②上位Cグループ(同9以内);4~9位 F東京・鹿島・浦和・横浜FM・神戸・川崎
③中位Dグループ(同12以内);10~12位 仙台・磐田・鳥栖
④下位Eグループ(同15以内チームは無く、1ランクダウン18以内);13・14位 清水・甲府
⑤降格争いFグループ(同21以内);15・16位 コンサ・広島とGグループ(同24以内);17・18位 大宮・新潟
③と④間には勝点6差があり、大きな格差・間隔が空きました。
今後のシーズン展開上、④⑤チームは、奇跡の大連勝を成功させる以外、①②③グループには到達困難となっている、という事です。
つまり、コンサの今シーズン順位は、13位以下が濃厚となったという事です。
コンサの今シーズン絶対目標「J1残留」のためには、「13・14・15位」のどこかを目指す闘いに変化したという事です。

このため、<絶対落とせない対戦カードが明確になりました>。
直接対決として、
<清水・甲府戦は、13・14位上昇への直接チャンス>
<広島・大宮・新潟戦は、16位以下へ転落阻止の危機>となります。
今後試合対戦方針・戦略は、
A.全試合、同一対応
B.特定チーム対戦の勝利実現優先対応 の2通りがあり得ます。
現四方田監督は、A方針に結果としてなっていくものと予想されますが、
どう見ても、試合価値は全試合同一ではありませんね。
特定ターゲットチームに、適正に「優先対応」する事は、当然の正答だと思います。
今後のシーズン展開で、「優先するポイント」です。

という事で、次項では、特定チーム(現④⑤13位~18位)の現況を点検してみます。

2.当面ライバルチーム(清水・甲府・コンサ・広島・大宮・新潟の13位~18位)での現況
①基本項目
グループ 順位 チーム 勝点 得点 失点 得失差 連勝・敗
E   13位 清水   14   17  23 -6  2連敗
E   14位 甲府   14   10  17 -7  
F   15位 コンサ  12   12  21 -9  4連敗
F   16位 広島   10   12  22 -10
G   17位 大宮    8    8  27 -19
G   18位 新潟    8   10  31 -21 2連敗
特徴は、
●得点数が清水と大宮以外はほぼ同数値で、得点力に差はありません。(堅守はもう死語)
●最下位2チームと4チームは、失点数の差で、4チームでは失点阻止力に差はありません。
●連敗(連勝も)は、チームの現ベクトル・傾向を示しています。
◎広島とコンサは、得失点数では全く差が無いものです。(偶然、現順位になっているだけ)
これらの内容から、全チームとの戦績ではなく、このチームとの対戦戦績が現順位となった経緯である事が解りますね。コンサの僅か3勝は、広島・大宮にF東京でしたから、ほぼその通りですね。
得点力の攻撃力・失点阻止の守備力は、ほぼ同水準・程度・レベルですので、各能力の劇的成長を成功させるチーム、か、それ以外の要素が勝敗の起因・原因となる事を示します。
・・・即ち、「戦術・試合展開・対戦対策」=「監督能力」の成否ですね。
当然、以降のシーズン展開では、この5チームとの対戦戦績が、より大きく影響・反映します。
上記の特定チームとの「優先対応」が必須である事を証明しています。
②攻撃
順位 チーム 得点 シュート数 枠内数 決定率 パス数 同成功率 クロス数 同成功率
13位 清水  17  6位   9位   12位  11位   16位    3位   4位  
14位 甲府  10  18位   18位   9位  16位   17位    12位  17位
15位 コンサ 12  8位   15位   15位  17位   14位    4位  3位
16位 広島  12  1位   6位   18位   1位   2位    1位   8位
17位 大宮   8  17位   16位   17位  12位   13位    13位  12位
18位 新潟  10  12位   11位   16位  18位   18位    17位  18位
●得点力は、清水のリーグ7位を除くと、14~18位の最低ランクでほぼ同水準・数値。対清水戦ではその対策が必須。
●シュート数は、意外の3チームがリーグ上位で、コンサもその一角。シュート数は、この水準で充分で、増加は不要。
●枠内数・決定率は、惨たんたる低レベルで、【得点最低ランクの主因】。コンサも緊急最大改善課題で、多くの敗戦原因。
●パス数・成功率共に、広島のトップランク以外、最低ランクは、積極的試合展開。試合コントロールを放棄し、相手主導試合しか出来ない主因。対広島戦での対戦を困難とする原因で、少なくとも、当該対戦試合は大幅上昇改善が必須です。
●清水・コンサ・広島は、クロス攻撃をストロングポイントとしている。
◎以上の通り、清水の得点力・攻撃力だけは、このグループでは抜けていますが、その他5チームの攻撃力は低ランク項目が共通し、どのチームも大幅・急速改善は困難で、当面改善は想定できない状態です。
コンサの「決定力」は、最近になって漸く注目項目ですが、昨シーズンからの課題で、今に来てのものでは無く、1年以上掛けても、改善しない項目。都倉をはじめとした「選手への督励」は益々緊張感の中、決定率を下げる結果にしかなりません。しかし、改善は「意外に簡単・短時間」で可能ですが、各チームの適正対策の有無が、現在の「決定率」を導いている点は、絶対目を反らしてはならない点だと思います。少なくとも、コンサ現監督・コーチには、その改善対策能力が欠如しているという事ですね。
③守備
順位 チーム 失点 被シュート数 被決定率 ボールロスト率 セツトプレー失点 クロス失点
13位 清水   23   8位   17位    16位     15位    12位
14位 甲府   17  11位   10位    17位     15位     1位
15位 コンサ  21  12位   12位    14位      9位     8位
16位 広島   22   7位   16位     2位     12位     3位
17位 大宮   27  18位   15位    13位     17位    12位
18位 新潟   31  16位   18位    18位     18位    12位
●失点数は、甲府・大宮・新潟以外の3チームは同水準・同数値。
しかし、システム戦術は、攻撃型;清水・広島、バランス型;大宮、超守備型;甲府・コンサ・新潟、と相違するも、その失点阻止効果は、甲府の失点数減少以外は同一失点数。
コンサの超守備戦術も、失点数大幅減少効果はもたらしていません。
●被シュート数=相手のシュートチャンス数=シュートエリアまでの守備力(前線~中盤守備力)指標となります、意外に、チームによりバラツキ、大宮・新潟以外の4チームはシュートチャンス阻止力7~12位のリーグ中位レベルで、4チームは大きな課題点はありません。
●被決定率=シュート(の得点)阻止力=DF・GK守備力指標で、甲府・コンサの2チームは10・12位の中位レベルで、他の4チームは最低レベルで、DF・GK陣の低レベル証明値です。
●セツトプレー失点は、全員守備力で特に「高さ」勝負、クロスは失点は、DF陣のマーク・跳ね返し・高さ勝負、ですが、両方共にリーグ中位ランクチームは、コンサのみで、選手能力はリーグ中位レベルとの証明データです。
しかし、失点数ランクは最低レベルとなっている理由は、それ以外の原因となります。
起用選手と戦術に大課題が濃厚ですね。
④その他
順位 チーム 支配率 運動量 スプリント数 システム戦術     故障・離脱数
13位 清水   15位   3位  13位   4-4-2  バランス型   6名  
14位 甲府   17位  13位   9位   3-3-2-2 超守備型    4名
15位 コンサ  14位   2位  14位   3-3-2-2 超守備型    3名
16位 広島    3位  12位  18位   3-4-2-1 堅守・速攻型  2名
17位 大宮   12位  11位   8位   4-4-2  バランス型   2名
18位 新潟   18位  10位   4位   4-4-2  バランス型   5名
●支配率は、広島以外の5チームは相手主導の支配率。試合展開は、相手チーム戦術・展開次第の試合方針。
●運動量・スプリント数は、広島の両方とに低レベル値以外の5チームでは、逆比例していますね。つまり、スプリント主導・その分運動量低下は甲府・大宮・新潟、逆に、運動量主導・その分スプリント数低下が清水・コンサの2チームです。しかし、失点数は、どちらのアプローチも同水準の低レベルですね。推論ですが、運動量主導は、全選手全体での運動量増加、一方、スプリント数主導は、スプリント数増加が特定選手に集中型ではないでしょうか。
どちらにしても、試合展開でのアプローチの違い程度で、問題点・課題点は見つかりません。
●全チーム、失点数多数ですが、システム戦術は、超守備~堅守~バランス型と守備中心に拘わらず、発生しており、戦術自体ではなく、その運用・実行に問題あり、を示しています。
●故障離脱数は、大きく差異が出ています。多数となっている清水・新潟・甲府にその大きな影響が発生ですね。コンサは、中途のリーグ最低状況期から回復・復帰の時期となり始め、最悪期から急速に脱出が進んでいます。7月増川復帰が、反転攻勢への大きなターニングポイントとなりそうですね。

以上、データから、今後のシーズン展開・そこでの特別対戦チーム・そのチームの現況を点検してみましたが、6チーム大変似た内容が多く、この順位グループ化した理由が明確でした。しかし、その中で、6チームとの対戦勝利獲得がキーポイントとなり、対戦対策と「決定率」改善の2大ポイントが課題です。

posted by yuukun0617 |22:22 |

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