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2013年08月16日

行き倒れカブトのその後

12日の夜、ペルセウス座流星群をみようとベランダに出てたんですが、ん?どこかでがさごそ音がします。
昼間救出したカブトムシは、もう、あじさいの鉢にはいなかったので、さては、移動したな、どれどれと、音のする方へ行ってみると、またもや、お腹を上にしてばたばたしていました。

ネットで調べると、なんでもカブトムシは一旦ひっくり返ると元に戻りにくいのだそう。
なんとも厄介なやつだ、と、また表にして、その夜は終わり。

次の日は、もううちのベランダにはいないようだったので、どこかいいところを見つけたかなと思ってました。

ところが、次の14日朝、プランターとプランターの間で、またもやバタバタしているカブト君を発見。
バタバタしていたのが長かったのか、綺麗だった体は、ちょっと凸凹になってました。

もう一度、あじさいの鉢へ連れて行きましたが、夜行性(=これもネットの受け売り)の彼にとって、朝日を浴びた時間が長すぎたのか、前の元気はなく、すぐに倒れてしまいます。
小さな穴を掘ってくぼみを作って、そこにおいて上から枯葉をかぶせてやるとやっと落ち着きました。

目覚めた時のためにと、りんごを一かけそばに置きましたが、日中はそのままじっとしてました。

それから夜中にちょっと移動したようでしたが、次の朝、カブト君は、天国へ旅立っていました。

なんか、ほんの小さな虫なんですけど、縁あってうちに来てくれて、ちょっと心配もしたし、元気になれずにあの世へ行ってしまうと、やっぱり落ち込みますね。
あじさいの鉢に、そのまま埋めてやりました。
もっと木のたくさんあるところのほうが良かったかもね。
ごめんね。


こんな時、人間界でおこるお互いを傷つける出来事を見るのは、辛いですね。
人間の場合、避けられる争い事を、避けようとする努力をしないでそうなっていくのが、情けない。
人間が一番、たち悪いですね。

posted by じゅうよっつ |20:04 | 動物 |