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2012年06月06日

背負っている荷物は重いけれど

試合をみているときは、今日の解説の野々さんが言ってるように、このままじゃどうしようもないかもという思いが募りました。

なんとかしようとしているベテラン、でも、自信を失った若手は、それについて行けない、そんな構図に見えました。

これは、何らかの苦行?
もし、ボクシングの試合のように、タオルを投げ入れて試合を終わらせることが出来るなら、その方が傷が深くならなくていいかもとも思いました。

今期はじめの頃は、負けても1点差くらいだったのに、この頃は、素人目にも危なっかしい試合が多くなり、せめて1点だけでも取り返そう、という願いは、今日は、せめて1シュートだけでも打ってほしいに変わり、自分の中で、だんだんと要求するものが低くなって来ていました。

でも、試合後の石さんのインタビューを聞いて、それは間違っていたと思いました。
監督のチームに対するスタンスは、いいときも、悪いときも、全く揺らぐことが無く、”育てる”というところに大きな目標を置いているのがわかります。
甘いとか、人ごとのようだと思われそうな話し方は、けが人が沢山いようと、調子の悪い選手がいようと、どんなメンバーで構成するときも、一番の目標を”育てる”ことにおくことは動かず、冷静に判断しようとしているからなのだと思います。
(その動じないメンタル、少しでも若い選手たちが持てるといいんですけど・・)

変わらないスタンスで応援しようと思いながら、こんな負け方をしたり、選手の苦しんでいる姿を見ると、ついつい、期待値を低くしている自分がいました。
自分の中の苦しさを逃れるために、選手への期待値を小さくしていたのかも。

しかし、この状況をどうすれば打破できるのかは、本当に難しいと思います。
本当なら、今日の解説の一人の曽田さんが、コンサ時代、ブルーノ選手とCBをくんで伸びたように、ベテラン一人と若手一人を、同じポジションに置くのがベストだと思いますけど、いかんせん選手が足りません。

今のコンサでは、誰もが、自分の本来持てる以上の荷を背負っているように見えます。
当然、ほかの人の荷物までは考えが及ばない。
でも、そのことはちょっと忘れた方がいいのかも。

芳賀選手がけがで試合に出られなかった時期に、高木選手に、負け試合でも、でられていいなというようなことを言ったとネット新聞に出てましたが、今は、荷物を背負える喜びを感じている選手は、まず全員じゃないですよね。
逃れたいと思っている苦行からは、何も生まれないと思うんです。
荷物を荷物と思わなかった時を思い出して!
それくらいしかいえません。

posted by じゅうよっつ |21:36 | コンサ |