2011年03月19日
元気がうれしい
朝、カーテンを開けると、道に車の行列。 はじめの頃は何事かとびっくりしましたが、ああ、ガソリンね、今日はあっち方面のスタンドか、と慣れた光景になりつつあります。 タクシーの運転手さんによると、明日はどこのスタンドでガソリンが売られると情報がはいると、前の晩から車をおいておくのだそうです。 なくなる、少ししか買えない、という思いがパニックを起こし、行列を作るんじゃないかなあ。 その行列のために、緊急車両に遅れが出たりすることもあるようで、もう少し、自重した方がいいと思うんですけど。 あるいは、配給の仕方をかえるとか。 うちのアパートの近くでは、地震の前から家の屋根をやりなおしているおうちがあります。 地震の時は、私はそんな余裕なかったですが、アパートのほかの住人によると、大工さん、必死でしがみついていたよ、とのこと。 それはそうですよね。 高層ビルなら命綱もつけているでしょうが、普通のおうちじゃ何もつけてなかったでしょうし、落ちたらただじゃすまない、さぞや怖かったと思います。 でも、無事でよかったです! 最近の挨拶は、「ご無事でしたか?ご家族は?」「おうちのほうは?」 単なる体裁の挨拶でなく、今ほど、本気で互いの無事を確認しあって喜ぶときはなかったような気がします。 で、その大工さん、今日も昨日も、いえ地震の翌日から、ちゃんと仕事をしています。 屋根という場所柄、早急に仕上げないといけないのかもしれませんが、電気のこぎりのうぃーんという音が聞こえると、あ、今日もがんばってるな、とうれしくなります。 普段なら、うるさいなーと文句の一言もいってるかも!? 人間ってやっぱり一人じゃ生きていけないんですよね。
posted by じゅうよっつ |18:48 | 暮らし |