2010年07月19日
コンサの風が吹いていた
福島から5時間かけて運転してきたのに、もし千葉で、とってもつかれる試合なんか見せられたら、また5時間かけて福島に戻る気力があるかしら(旦那の仕事の都合で泊まりは不可)・・とは、もうまったく要らぬ心配でした! 順調だった東北道を抜けて、東京の入り乱れる線を、降りないでいいところで降りたり、違う方向へ行ったり、迷いに迷ってようよう到着したホーム負け無しのジェフ千葉の本拠地・フクアリ(フクダ電子アリーナ)。 サポだったら忘れもしない、ヤンツーさん時代の天皇杯の時も思いましたが、フクアリはいいスタジアムです。 サポの応援が、選手にまっすぐ届いていると感じるスタジアムで、応援のやりがいがあります。 いきなり開始早々先制点をとり(しかも今季前半は調子のあがらなかった古田選手!)びっくりしていると、その後も、見ていると結構前線から守備できてるし、中盤のチェックやフォローも速い、よしんば最後までもって行かれても、踏ん張りが効いているし、ありがたいことに相手のジェフの選手もシュートをはずれてくれたりで、現在3位のジェフ相手によくやってます。 「もしかしてコンサドーレうまくなった?」「なんかうまいよねえ」 ジェフの選手はそれほど背が高くなく、セットプレーや最後のDFで競り勝てる確率がほかの対戦チームより高かったというのもあったのかもしれませんが、それでもよく動けてます、我がチーム。
でも19:00開始とはいえ、じとーっとくる湿気のせいか、後半は運動量がやや落ち気味。 そこに新規加入の高木選手が投入されたのは、攻守に渡って大正解でした。 守っては危機管理にたけ体の入れ方うまい、攻撃でもいいところに元気よく走ってくれて、全体に下降ぎみだった運動量を補ってくれてます。 (それらを手(足?)慣れた感じで黙々とこなしているのが、なんともすばらしい!) しかし、ジェフだってこのままで終わるはずはない、とやっぱり心配です。 時間が進むに連れ、1点のリードだけで大丈夫か?でもなんとかこの1点、守りきって!とそんなことを考えはじめていた私の目を覚まさせたのが、今度は持ち前のドリブルで切り込みシュートをした、古田選手の2点目でした! なんせこれが今季初観戦ですから(やっとこさ!)、今までネット新聞で読んで知っていた「ドリブルのし方を忘れた」とスランプに陥っていた古田選手は、あれはウソでした、と言われても信じられそうな、この自信を持った切れの良さ! 2点リードだ、わーい!と喜んでいるのもつかの間、しっかり相手の隙をねらった岡本選手の3点目! 石川選手の「もっと応援して!」というジェスチャーでサポのヴォルテージはさらに上がり、ここまできたら零封だ!と一丸となって気合い満々、そしてやがて試合終了。 もう、アウェー側は、その辺あちこちのサポ同志、ハイタッチしまくりで大喜びでした!
喜び歌い続けるコンササポとは対照的に、スタジアムの大部分を占める千葉側からはブーイングの嵐、明暗のはっきり分かれた試合でした。 先を見極めたパスや、素早いフォロー、シュートの意識、前からの守備、中盤のチェック、気持ち!・・・いろんなものがうまくいった試合でした!
posted by じゅうよっつ |22:06 | コンサ |