2010年07月03日
新幹線であった本当の話
新幹線に乗っていると、たいてい何度かは、売り子さんが飲み物やお菓子、おみやげなんかをワゴンにのせて売りにくるのに出会います。 寝てるときなんかだと、ちょっとうるさいなあなどと思いながら、たいていは無関心に、通り過ぎるのを待っていることが多いようで。 あの日も、そんな、いつもと変わらない日でした、あの売り子さんに出会うまでは・・・・。 ぼんやり外の風景を見ながら、聞くとはなしに聞いていたアナウンス。 「・・・・はいかがでしょうか?おみやげに・・・東北名産・”親の薫製”・・・」 えーっ!親の薫製?! ”おや”って、まさか”親”? でもたしかに”おや”と。 2度目のアナウンスはしっかり聞き耳を立てておりました。 「・・・ほやの薫製・・」 よおく聞くと、”親”でなく”ほや”でした。 しかし、抑揚として”ほや”は下がる感じ、”親”の上がり調子とは違います。 彼女が上がり調子で”ほや”と発音したものだから、”親”と聞き間違えたようで。 でもこれ、私的には大いにうけました。 そうか、食うに困って、とうとう親まで薫製にして売ってるのか、などと、ブラックユーモアをひとりごちておりました。
posted by じゅうよっつ |21:32 | 旅行 |