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2009年07月11日

コンサドーレのジレンマ

神さまは青年におたずねになりました。

ここに2つの道がある。

1つは長いいばら道で、日も差さない。ぬかるみで足は取られるし、途中、倒木や人一人通れない場所もあるかもしれない。目的地にはいつ着くかも分からない。もしかしたらおまえの人生中歩いてもたどり着かないかも知れない。

2つ目は、楽ではないが比較的整った明るい道だ。おまえの足なら、頑張れば歩けるし、やがて目的地にもたどり着けるだろう。
たどり着く先は同じだ。さあ、おまえはどちらを選ぶ?

なんておとぎ話があったら、大抵は、1つ目の道を選んだほうが正しいのです。
楽をして同じ目的地についても、きっとその先に待っているものが、全然違っているんですよね。

でも、これがコンサのJ1への道だとすると・・・迷いますねえ!

中盤省略の縦ぽんサッカーをやると、きっと今日のような身長差のあるチーム相手だと、うちがボールをとれる確率は高くなります。
そのボールを味方が拾えば、ペナルティエリアにもちこんでシュートチャンスがねらえます。
これが、一昨年、コンサがJ1に行ったときのやり方。

でも、それでは行けない、もっと実力を付けなければ、と、パスで組み立てて攻撃に繋げるのが石さんの考えなのですよね。
その考えは分かります、分かります。
J1から真っ逆さまの落下を経験したチームには、賛成です。

今の状態で、どこまでもそれを信じて続けていく根性を、選手が(サポも)もてるか、という疑問は感じながらも、選手の皆さんは(サポも)、石さんが監督になったときから、先が見えない長いいばら道だって、信じて歩くしかない、とは承知の上だと思います。


ただ、遅い攻めは、石さんのやり方云々じゃないんですよね?
ペナルティエリア内に持ち込む手数(足数?)ばかり増えている攻め方。
パスの練習じゃないんですし。

選手としては、シュートのベストな場所を探そうとしているのでしょうけど、そうやってるうちに、相手は守りを固めてくるし、ますます打ち所がなくなって、ついにはボールを取られて反撃される、と言うパターンを、もう何度となく見てきました。

もう、確率から行って、時間をかけずにシュートを打ったほうが、得点の可能性が高い気がします。
それにシュートが入らなくったって、DFが戻る時間が出来ますし。

もうすこし、緩急あった方が、相手も怖いんじゃないでしょうか。
(見てる方だって面白い!)
パスのだしどころが見つからないときくらい、DFでまわしてないで(とられるし!)、縦ぽんしてもいいんじゃないでしょうか。

誰か、俺がやったる!って型破りなプレー見せてくれないか、期待してます!!
(石井選手が今日、そんな動きを見せてくれましたけど、90分とは言いませんが、もうちょっともってくれるといいなあ!)

posted by じゅうよっつ |18:19 | コンサ |