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2008年01月23日

立場が変わると・・

今日は、病院ボラの健康診断の日。

いつもは患者さんの診察券をもって並ぶ受付に、自分の診察券をもって並び、いつもなら、案内するだけの病室で名前を呼ばれるまで何するとなく待って・・・。

身長体重測定、別の部署に移ってレントゲン、また別の部署で今度は血液検査、心電図、尿検査・・・それぞれのところで長短あれど、待合室に座って待って、何をするとも無しに。
ああ、本でももってくるんだったなあと思いながら、普段は読んだことのない診察室のいろんな張り紙を読んでみたり、テレビの国会中継を眺めたりしてました。

1時間半ほどで、全行程がようやく終わり、「では結果は後日」と言われて、開放感を味わいながら、病院を出ました。
たかだか健康診断で開放感なんて、患者さんに怒られますよね。

で、5分ほど歩いたでしょうか、ふと診察券を返してもらって無かったことに気がつきました。

診察の終わった患者さんを迎えに行く時はいつもちゃんと、診察券をもって精算・会計にお連れしているのに、自分のときはすっかり手順を忘れて「帰ろう」モード、支払いも(ボランティアなので無料なんですけど、精算はしてもらわないといけないので)何もせずに帰るところでした。

これまで何百回とやってきたはずの手順が、たった立場が変わっただけでこのとまどいよう・・・たまに患者になるのも、分かったつもりになってた患者さんの立場が分かっていいかも、なんて、これもたかだか健康診断やっただけなのに思いながら、帰途についたのでした。

posted by じゅうよっつ |22:10 | 暮らし |