2017年10月02日
女は強し~選挙
ちょっと停滞気味だった小池派を中心にさっさと希望の党をたちあげた小池さん、希望の党には加入希望せず「リベラルの力を信じる」と言ってのけた辻本さん、見ていてほんとに気持ちがいいです。 ぎりぎりの土壇場では、女性のほうが絶対に決断力がありますよね。 今回の選挙で応援するかどうかは別にして(もっとも二人は相反する立場、両者ともに応援することは不可能ですが)、友達だったら面白いだろうなあと思います。 こういう言ってることがシンプルな人間って好きなんですよねえ。 このところ、リベラルなのか右なのかさっぱりわからなくなった民進党から、今日は枝野さんが立憲民主党をたちあげ、これで、右と左、基盤が揃った形になったのは、よかったです。 右だけ、左だけ、というのは、ときに危険だし(特にこんな世情では!)、民主主義とは言えないですから。
posted by じゅうよっつ |19:52 | 世間 |
2017年06月02日
内と外
時として、渦中にいる人間は、客観視することを忘れてしまうことがあります。 独裁国や、戦争中の国や扮装を起こす団体でも、その首謀者や支持者たちは、自分たちが正しいと信じていて(或いは信じたくて、という場合も)、自分たちに反対する力に対して、どうして邪魔をする、邪魔するな、と考えるのだと思います。 でも、彼らのやっていることを、往々にして、他所の国や団体がみて、客観的におかしい、すべきでない、と感じる場合、多分、そう感じるほうが正しいと、外から見ている私たちには分かっています。 では、内側のことは? 「事実誤認ない」=来日の国連報告者が会見 という記事。 勧告に対してとった日本政府の態度は、どこの反対意見も耳を貸さないどこかの国と変わりない、行政も立法も司法も、すべてを牛耳ようとしている国になっていくようで、恐ろしい思いがします。 もう少し、謙虚になるべきでは・・・。
posted by じゅうよっつ |22:04 | 世間 |
2017年03月05日
メディアに対する政府の圧力
「日本政府がメディアに圧力」、米国務省が人権報告書で懸念というニュースが出てましたが、この頃は、そういう報道さえあまり報道されなくなったところを見ると、かなり政府からの圧力がえいきょうしているのかなあとも思いますが。 (3月6日の時点で消えてる~もう!?~ので、内容をかいつまみますと、日本政府がメディアに圧力をかけていると、報道の自由を危惧しているアメリカ国務省の出した報告書。今検索すると、同時に報告書にでていた電通の過労死問題だけは、残っているようですが・・) たしかに、メディアによっては、行き過ぎた、ときに人に害を与える可能性さえあるような報道し、それを報道の自由と平気で言ってのけるようなプライドのないところもありますが、政府の意向に逆らうことは、それらと同等に評価されることにはならない、むしろ、政治を批判し国民の権利を見守っていくことができないのは、絶対多数の与党が議論の場や国民が考える時間をもたせることを許さないという、一種独裁政治のような危険性をはらんでいると思います。 近頃、あまりそういいう問題が取り上げられなくなったのは、状況が改善されてきたということでなく、日本人がそういうものに慣れてきてきて危機感を感じなくなってきたというに過ぎないと、今回のアメリカの報告は語っているのでしょうね。
posted by じゅうよっつ |15:16 | 世間 |
2017年02月04日
三権分立
アメリカのトランプさんが次々大統領令で選挙時の公約を実現させているのは、みていて大丈夫か?と不安でしたが、裁判所の差止めのニュースを聞いて、アメリカではちゃんと三権分立が機能しているんだなとちょっと安心しました。 さすが、民主主義の先進国だけあります。 ただ、トランプさんは、その民主主義に基づいて選挙で選ばれたんですし、彼に対して、支持も不支持も半々というところが、今のアメリカを現しているように思えます。 オバマさんのころは、理想を掲げた政治だったように思います。 オバマさんは、本来、こうあるべき、ありたいと願っているアメリカを実現しようとしていたのだと思います。 でも、それではやっていけない、と感じたアメリカの多くの人が、現実主義のトランプさんを選んだ。 アメリカには世界をリードして理想を掲げる余裕がなくなりつつあるということなのかも。 世界的にも、まだまだ理想は捨てられていませんけど、現実主義の声は大きくなっていっているような感じがします。 日本も、今の安倍さんの経済優先の政策は現実主義で、それが多くの日本人が今必要としていることだというのが、自民党が支持されている理由なのだと思います。 日本の場合、心配なのは、アメリカのように、本来監視すべき立場の司法が機能していないこと。 どう見ても、今の日本は政府=自民党の力が絶大で、すべてがそこに付属させられているような形に見えます。 (日本はマスコミだってちょっと不甲斐ないし) でも、世界が現実主義で埋め尽くされると、おかしなことになります。 先日、とても怖い夢を見ました。 なぜかヒトラーの時代にいて、「ハイル・・・」と言わないと、反逆者とみなされて捕まえられるという夢。 捕まえられては命の補償の確率がもっと低くなるので、私、言ってました、一生懸命。 (しかも、日本人はエルの発音が悪いので通じないと捕まると言われ、それを練習するというおまけつき・・) 多くの国が現実主義になれば、再びそんな時代もやってくるかも。 今度もしそんなことになったら、民主主義の国では、それはそんな政府を選んだ国民の責任です。
posted by じゅうよっつ |19:27 | 世間 |
2016年10月10日
ロッカールームの冗談
アメリカ大統領選の、クリントンさんとトランプさんのディベートを、昼食の準備をしながら聞いてました。 互いに相手をけなす、けなされた方はそれを否定する、その繰り返しといってもいい感じで、このままじゃ、どっちもいやだなあ(もっとも、アメリカの選挙権があるわけじゃないですから、関係ないですが)、なんか建設的な話を聞きたいものだと思って聞いてました。 先日から話題になっているトランプさんの女性蔑視の発言については、やはり、どのように受け答えするのか、気になってました。 その答えが、上のタイトル。 その後すぐに、国の安全問題に話題転換したところは、思わず失笑してしまいました。 遠い昔学生時代、試験問題が、勉強したところと違った場合、「それはともかく・・」と勝手に問題をすり替えて自分の知ってることを書きまくる・・・それでOKという優しい先生がいましたが、それを思い出したんです。 トランプさんの場合、周囲のブレインもまじえて、ちゃんと準備したでしょうに、その結果にしては、お粗末だなあ。 この言葉、今年の流行語になったりして。 何か問い詰められると、「それはロッカールームの冗談です。(それはさておき)・・・・」とやる。 でもまあ、政治家の答弁ってのは、多かれ少なかれそういうものかもしれません。 どうやってうまいこと自分の汚点を多くの人に納得させながら隠すか、あわよくば、相手が悪い方向に納得させるか。 私にはむしろ、謝ってしまうというほうが、楽に思えるんですけど、それじゃやっていけないか。 過激な発言や大言壮語すると、民衆受けはいいし、インパクトも大きいでしょうが、そういう政治家って、結構そのあと、しおしおのパー(古っ!)になること多いですよねえ。 本人はそれでもいいでしょうが、後始末をするほうはまた1からやり直し。 迷惑をこうむるのは民衆なんですよねえ。 最後の一般からの質問はよかったですね。 「何かポジティブな話をしてください」 グッドクエスチョン!
posted by じゅうよっつ |13:57 | 世間 |
2016年09月29日
東京オリンピックは東京で
東京オリンピックのために建設(計画)中の施設の見直しで、予算かかりすぎと、いくつかの競技を東京外の既存の場所で開催することを検討しているのですね。 で、ボートが宮城県とか? でも、その宮城の場所にすでに都合を聞いているのかと思ったら、今日見たニュースでは、「寝耳に水」といってました。 他の変更しようとしている場所もそうなんでしょうか? それって、とても失礼なことだと思います。 宮城の場合、もしそうなった場合、受け入れ可能とは言ってましたが、相手の都合も聞かずに、場所の変更を検討するなんて、しかもそのことを小池さんらご当人からより先に、マスコミから知るとは、あり得るのかなあ? 東京オリンピックは東京で開くもの! 当然、受け入れ先は快諾すると思っているのかしら? お古なんて、いらないけどなあ、私だったら。
posted by じゅうよっつ |22:16 | 世間 |
2016年09月14日
So what?
↑昔、ソ連からアメリカに亡命した体操の選手が使って有名になった言葉を思い出して、それを連想しそうですけど。 結局、蓮舫さんの二重国籍問題って、何が問題でどうしてこんなに大騒ぎするのか、私にはわかりません。 マスコミや与党が一番言いたいことは、二重国籍になっていたのが今になってでてきたということなのでしょうかね。 それが別に違法なわけじゃないし、だいいち、元をたどれば生粋の日本人なんてものが存在するわけじゃないんですから、日本を思って日本のために活躍できる人であれば、だれだってかまわないわけです。 そういう条件なら、政治家に向かない”日本人”政治家だって、たくさんいそうですし。 「あ、そうだったんですね」の一言で終わり。 それでいいように思いますが。
posted by じゅうよっつ |19:43 | 世間 |
2016年08月26日
まるで江戸時代
沖縄振興費3210億円=17年度概算、4.2%減に―内閣府という記事を昨日、コンサが熊本に勝ってほっとしている矢先に見つけて、憤慨。 まるで、時代劇にでてくる2足の草鞋の親分が、借金のかたに娘に「一度に金を返せるいいところがあるぞ」と怪しいところへの奉公を迫るような、そんなシーンを思い浮かべました。 なんとでも、言い訳の理由はこじつけられますし、実際そうしてますが、なんともやり方が卑怯! 政治家のみなさんがおられる東京と同じ、沖縄だって日本の一部です。 ほかの日本人と同じように、ちゃんと国税も払ってるんですから。 (それ以前に、沖縄は日本のためにずいぶんと苦しい思いをしてきたんですから!) 地方が国より弱い立場にいるのは当たり前のことです。 それを、いうことを聞かないのならじゃあと、立場を利用して窮地に陥れるようなやり方が、民主主義の国で通っていいはずありません。 地方創生ってかっこいいことは、言ってるだけ? このやりかたが通るなら、沖縄に限らず、政府の方針に沿わない地方や国民は、国の力で口を封じることもできることになります。 だれもがそれを怖がって、本音を言えなくなる可能性だってあります。 それはもう、民主主義ではなく、独裁者の恐怖政治に近い。 (そうそう、ちなみにこの記事はすぐに消えてしまいました。) どうか、そんな暗闇の将来にはなりませんようにとを願うばかり・・・。
posted by じゅうよっつ |22:13 | 世間 |
2016年02月18日
失言では済まされないと思う
言葉というのは、正直なものです。 普段考えていることが、普段使っているように出てくるものです。 丸山議員と聞いてすぐにはピンとこなかったんですが、顔を見てあ~! 昔はやったテレビ番組に出ていた弁護士さんでしたね。 あのころは、ほかの弁護士さんが議論白熱していても、割と穏やかで、当時は随分まともな人だという印象でした。 それが、あの発言。(書くのも躊躇してしまいます) びっくりしました。 というか、日本の国を代表する政治家があんな発言をするとは、ちょっと信じられないです。 その発言撤回で、差別を意図して言ったことではないので、と言われてました。 そうかもしれません、いやそうなのでしょう。 でも、それならいい、という立場でないことはご自分もわかっているはず。 また、結果として”尊敬”していることを言いたかったのだということで、たしかにそういうことだったのでしょうが、あんな言葉(言えません!)を平気で言えること自体、相手への尊敬も気遣いも見えていません。 表現って、弁護士のお仕事でも、必要不可欠だったのでは? 日本は、差別ということにあまり大騒動なくやってこれたと(無いわけではないですけど!)いういい意味(そうとも言えない?)にとれるかもしれませんが、発言は、差別と闘ってきて、今も苦しんで闘っているオバマさんやアメリカに対して、大変、大変失礼なことです。 同じ日本人として恥ずかしいです。 海を渡った向こうにそのニュースが伝わっているのかどうかはわかりませんし、それを取り上げるか、そんな無知な発言は取るに足りないと捨て置くかは別にして、相手を傷つける発言にかわりはありません。 謝るのは、ほかの国会議員や日本国民に対してではありません。 アメリカや大統領に対して。 相手がどう取ろうが真摯に謝らなければいけないひどいことをやったのだという自覚がないのが、常識を疑ってしまいます。 テレビに出てた頃は、そんな人とは思えなかったんですけど・・。 本人が自覚しないのなら、党として、謝らせるなり、責任を取らせるなりしないと、日本は差別に寛大(もちろん皮肉で)な国と、公表しているようなものです。 ことの重大さをもう少し自覚しないとまずいんじゃないかしら。
posted by じゅうよっつ |19:39 | 世間 |
2016年02月09日
政治への危機感
どうもこの頃の安倍政権を見ていると傲慢さを極めてきたように思えてなりません。 前回(と言ってももうだいぶ前ですが)の選挙で大勝し、その後も支持率が落ちないというのは、それだけ国民が支持していると言えそうにも見えますが。 もちろんそういう方もおられるでしょうが、どうも支持するようにうまく環境を整えているという印象も受けます。 先日の北朝鮮のミサイル(別に北朝鮮の肩を持つ義理はありませんが、”事実上”とか”いわゆる”という表現がマスコミの中でだんだんと消えるのはなぜ?)のことも、自分が通した安保体制のおかげというようなこと言ってましたが、ミサイルなり衛星なりはこれまでほかの政権の時も飛ばしていたわけで、今回何か大きく違っていたのかしらと思うのですが。 独自の制裁というのも、いかにもかっこつけしいの彼らしい。 恐怖を必要以上に煽って、「ほら正しかったでしょう」と、自分の政策を押し通そうとしているように見えて、危険に思えます。 福島の原発事故の時、この時とばかり、必要以上に恐怖を煽ることで”原発反対”運動を有利にしようとした(原発反対、賛成はここではおいといて)団体や政治家と同じことをやってるように見えます。 自分のやり方に反対するものを、自分の手におえるものはうまいこと取り巻きにしたり、あるいは、マスコミのように手を焼いているものは、うまいこと世間の反感を買うような状況にしたり、そのへんの手綱引きがとてもうまくて、惑わされそうになります。 が、惑わされては取り返しの付かない危険に陥りそうな気がします。 これが、多くの国民の反対にあいながらも、移民を受け入れるドイツのメルケル首相や、政治に強い影響力を持つ全米ライフル協会がありながらあえて銃規制を訴えるオバマ大統領のように、穏健の道を進むものなら、やり方はどうであれそうは心配しません。 民主主義では、右派だけの一党独裁でなく、右も左も拮抗する勢力を持つようにならないと国政はバランスが取れません。 今は、とても偏った状態。 このまま、後悔することにならないといいですが。
posted by じゅうよっつ |20:06 | 世間 |