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2020年02月02日

3.11と似ている

新型コロナウィルスの話題で持ちきりの今、色んなシーンをみるにつけ、思い出すのは、3.11のあとの原発事故。

県外からのトラックに福島入りを拒否されたり、逆に福島から他県に移動するのを拒まれたり。
ものが一時的になくなり、放射線予防効果があるといわれたバナナは1本100円に跳ね上がる。
県外に避難した人がいじめにあったり、科学的に測量されて害のないものまで風評被害にあったり。
専門家のなかにさえ、必要以上に恐怖心を起こさせる説明をする人もいました。

あの時、見えない放射線を相手に、日本中、世界中から、福島は注目を浴びました。

そうなると、あることないことで、福島が悪いととらえるような人も出てきます。
(もちろん、そうでない人のほうがおおかったでしょうが、悪いニュースのほうが伝わりやすいし、感じやすい)
同じ県内でも、避難し続ける人たちと避難しなかった人たちの間に生まれる溝。
すべては自分を守るための防護策ですが、見え隠れする”人間らしさ”がつらいことです。
人間は神様じゃないということを改めて感じました。

今回の色んなシーンが、そういうことを思い出させました。

早く収束するといいです。

posted by じゅうよっつ |18:14 | 世間 |

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