コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2023年08月08日

〜進化〜187)驚きのデータ!支配率・パス成功率が低ければ勝利?!

 前節22節は、驚きと衝撃試合で覆われたものでした。
それは、Jリーグの常識を全面的に覆すデータがリリースされ、判明、激震をリーグに与えたものです。
[ボール支配率とパス成功率の、22節チームデータを図式すると、
 過半より[優秀値チーム]が【全敗】
     [劣後値チーム]が【全勝】との判明内容です。
詰まりは、
【ボール支配率の低い、パス成功率の低いチームが、全勝】との、分岐内容!
しかし、それは、さすがに、
「より低ボール支配、よりパス成功率低下」指向が、勝利への近道、との内容では全く有りませんね。
ポイントは、その両項目の反対項目が、勝利への分岐ポイントとなった、との意味・内容です!
それは、
[低ボール支配率]=相手にボールを持たせ、タイミングを捉え、【ボール奪取から短手数速攻】が有効、
[低パス成功率]=ショートパスによる多数手数攻撃では無く、【ロングパスからの短手数ショートカウンター】が有効、とのポイント・内容です。
詰まり、
従来型の[パスサッカー・ビルドアップ型チーム]VS[堅守速攻型チーム]で、[堅守速攻型チーム]の全面勝利と言う事です。
実際、
パスサッカー;広島・新潟・コンサ・神戸・川崎・京都・C大阪・鳥栖は、全チーム敗戦、横浜FMは引き分け。
堅守速攻チーム;湘南・名古屋・鹿島・横浜FC・G大阪・柏・FC東京・福岡は、全チーム勝利、浦和は引き分け。
その通りです!

そして、そんな従来型「堅守速攻」が、「優位であり、そのものに回帰」とされそうですが、そんな単純形では在りません。
実は、この両項目は、2項目に集約されます。
それは、
⑴「相手カウンター防御」です。
現在の[パスサッカー、特に、ビルドアップサッカー型チーム]は、パス成功率のため、[選手距離間の適正化]を図る事から、攻撃時チーム陣全体を押し上げ、選手距離間を一定化を図り、その結果最終守備ライン[ハイライン]チームが殆どとなります。
しかし、自明の理で、[広大スペースへの被カウンターリスク]は常に、最大失点リスクで、その[相手カウンター防御]が問われます。
広大スペースを、攻撃バランスとなり、数的減状態で、防御のため、「スピード・守備力・プレー予測力型CBやDF」を配置し、相手カウンター防御としていますが、問題は、「酷暑で、肝心要のCB・DFのパフォーマンスが低下し、防御し切れず、突破を許す局面だらけ」に陥りました。
一方、相手チームは、後述しますが、[圧倒的なフィジカル優位]の中、人数限定・フィジカルレベル維持の[ハイスペック・カウンターが炸裂]し、こちらの防御を嘲笑う様に、突破から得点奪取、となります。
続いて、
⑵[パスサッカーチーム]は、相手陣と自陣へのカウンターでの「激しい上下動」を求められ、本来攻撃での[激しい運動量と多数パス交換展開]を目指すも、[酷暑で、通常試合以上の速さで、フィジカル消耗]となり、[低下フィジカルによる、プレー精度低下]で、効果低減となり、肝心の[攻撃力激減]で、その結果[得点奪取失敗多発]となりました。

この様に、全ての原因は【酷暑によるフィジカル消耗】の、「チームスタイルによる[ダメージ増減差]」です。
そんな、[厳しい試合環境下でリーグ戦開催事態]問題そのもので、正に、「シーズン制問題」そのものに帰結しています!
社会では、
[人命最優先]で、
試合開催時刻は、「早朝か夜間遅く」に変更実施、そもそも「開催時期」変更は、当然です!
なぜ、Jリーグは、「選手とサポーターの人命と健康を守る」との当たり前では無いのでしょう?!

コンサは、その点、唯一[半分正解]を提示しているクラブですね。
それは、[札幌ドームで、試合環境コントロールし、最適環境開催]を実施・実現しているクラブだからで、
「ホーム戦は完全最適コントロール、半分となる、アウェイ戦問題」です。

しかし、現実は厳しく、そのまま、「どんな酷暑の苛烈試合環境」でも、選手とサポーターの「人命と健康」を【軽視・無視】し、実施され続けます。
まるで、誰か「酷い事故」を待つ、それまで放置、との姿勢そのもの!
サポーターは、本当に、已む無く「コンサ・アウェイ戦参戦回避・ホーム戦に全集中」しか、自衛策は無し、と言う事何でしょうね!

選手や指導陣サイドからは、二つの選択しかありません。
①[堅守速攻]型要素を増加させる「戦術修正」策
②試合毎、[対戦相手]により[選択戦術転換]策  ですね。
①は、既に、コンサも、川崎や横浜FMも、取り入れ始めていますが、そのバランスに成功基準は見つけられず、成功には至っていません。
②は、現実論要素の高い策で、起用選手も変化させて、勝点取得試合と、勝点喪失容認試合に分岐させ、具体的には、[下位対戦は、本来戦術]、[上位対戦は、堅守速攻型要素のバランスを上げた策]とし、下位対戦には、トップメンバー、上位対戦には、準トップメンバー起用、とするもの。
しかし、そのどちらの選択も、徹底出来ず、このままずるずると、酷暑環境では苦戦継続!となる事態が、一番濃厚で、同様、従来[優秀チーム]の苦戦は継続となりますね。
【覚悟!】です。




posted by yuukun0617 |19:57 |