コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2023年05月15日

〜進化〜111)[現状考察]ミシャ試合三原則[走る・闘う]データ動向は?

ここで「ちょっとチーム現状を確認するコーナー」です。
今回は、ミシャ試合三原則の内[走る・闘う]直結の、[走力データの動向・現状]です。
データ分析は、今シーズン①節〜現在⑬節の個別値変化と、勝敗相関を点検したいと思います。
では、
データ:個別試合毎[走行距離値]と[スプリント数]、勝敗結果となります。
節  走行距離  スプリント数 勝敗結果-勝利◯・引分△・敗戦×
①       107km        113回       △     0-0
②       111     97   ×     1-3
③       119    128   △     2-2
④       112    149   ○    2-0
⑤       113    143   △     2-2
⑥       114    122   ×     3-4
⑦       114    118   ○    2-3
⑧       106    107   ×     1-4
⑨       106    114   △     2-2
⑩       109    139   ○    4-1
⑪       106     95   ×     0-1
⑫       115    144   ○    5-1
⑬       113    135   ○    4-2
平均 111    123
このデータ値を、簡易グラフ化してみましょう。
走距 スプ    ①    ②    ③    ④    ⑤    ⑥    ⑦     ⑧     ⑨    ⑩    ⑪    ⑫    ⑬
119    155                 走
116    150  
115    145                            ス                                                  走ス
114    140                                    ス 走    走
113    135                                  走                                 ス               走
112    130                         走
111    125           走     ス
110    120                                                                                           ス
109    115                                                   ス    走
 ・      110   走ス                                  ス                   ス
 ・      100                                                          ス   
106     90             ス                                        走    走           走ス  
  試合結果      △     ×     △    ○     △    ×     ○     ×    △   ○      ×     ○      ○
グラフ化すると一目ですね。
⑴走行距離値が109km未満、スプリント数値が110回以下になると、勝利は無く、敗戦となる、とのデータ値です。
⑵数値変動は、右肩上がりに上昇後、急落低下低数値となり、そこから上昇を繰り返していましたが、⑦節〜⑪節に低迷期で、戦績も連動して悪化も、⑪節〜一気に挽回・上昇レベル値到達し、連勝の原動力となっています。
⑶ここでのデータには有りませんが、選手起用と大きく連動相関しており、[高い走行距離値・スプリント数能力]選手起用こそが、チーム変化・分岐となった要因です。
その要因・原因となった、チームを変化させた選手は「小柏・浅野・駒井・荒野・中村」で、同時に、高いレベルパフォーマンスを発揮している「金子・菅・田中駿太・岡村」、自らのパフォーマンスを大幅上昇させた「福森・宮澤」の組み合わせが、主因です。出色は、新要因選手と、能力アップを果たしている福森・宮澤ですね。
福森は、ボランチ起用選択タイミングから、意識メンタル急変が有り、自らコンディションアップをさせました。やれば出来る子でした! 
宮澤も、CPの立場から意識メンタル変化で走量大幅アップを果たしています。責任感によりパフォーマンスアップをした稀有な例で賞賛モノです!

ここに未参加選手は、故障離脱組を除くと、意識メンタル改善を要する選手が多いでしょうが、トレーニングの質と量が必要な若手もいますね。期待の「小林や馬場」の新加入組、「田中宏武・ミラン・中島・西野」の伸び悩み組、「西大伍・小野」のベテラン組、「岡田・木戸」の特別指定組、「早期昇格目指す」2種登録組、から、この[高パフォーマンス組]へ合流・チーム入りとなる選手を期待し、更にトップメンバーの層を厚くする段階を期待する所でも有ります!

結論は、
今後キーポイントは、
【走行距離値が110km以上、スプリント数値が120回以上】のチーム走力・球際強度が、試合必須条件、[完勝パターン]達成となる、となりました。

posted by yuukun0617 |14:23 |