コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2022年12月09日

〜進化〜199)コンサスタイルがW杯で実験されてます⁈

現在真っ盛りのW杯に、世界中のサッカーフリークが注目し、味わい尽くしていますね!
表題「コンサスタイルがW杯で実験されてます!」とは、日本代表の事ではありません。
日本代表は、予選突破・16回戦も[引き分け]カウントとなる大活躍で、我が国・人に大きな感動を齎してくれました!
しかし、その反面、サッカー戦術的には、「問題点拡大」となり、決して喜べる内容では無かったもので、[勝利最優先の勝利至上原則]が優先され、そのためには[戦術の進化]は、棚上げとなるものでした。
それは、日本代表戦が終了・チーム解散時、鎌田・富安から指摘の「4年後のW杯は、このサッカーでは無く、ポゼッション(ボール支配)し、自ら仕掛け、動かす、[能動型・アクション型]を目指すべき」との内容でした。
日本代表が、指向していたサッカーは、ビルドアップとサイド突破にカウンターを加えたスピード・アクションサッカーの筈でしたが、それを出した[コスタリカ戦]は見事に敗戦、[クロアチア戦]もギリギリ引き分け評価に留まり、[自陣ブロック守備型・後半に短時間(10分未満)攻勢]の[完全リアクションサッカー]でのみ成功、との結果。
結論的には、「日本代表の指向スタイルは、未だW杯標準に未達」となるでしょうね。

そこに、大注目チーム・サッカーが、W杯で炸裂しています!
それは、
コンサの現在スタイルと、瓜二つ・同類の、
[オランダ代表チーム、監督ルイス・ファン・ハールスタイル]。
言わば、「コンサスタイルが、W杯で実験」と、表題と言う事です。
従来、オランダ代表は、[トータルフットボール]スタイルの定番[4-3-3]でしたが、
新スタイル[トータルプレッシング]で、「凄じいインテンシティで圧倒」とのスタイル。
特徴は、
①フォーメーション[3-4-2-1](守備事は、[5-4-1])スタイル
②トータル[マンマーク]スタイル〜「ゾーン・エリアでは無く、人をつかまえる」スタイル
③[数的同数]スタイル〜[マンマーク]=常時[1:1]で、プレー成立
  →どこかで、[1:1]優位の瞬間、「突破成功・突破口成立」のスタイル
   サイドースピード優位
   前線 ースピード優位
   ビルドUPーピンポイントパスとレシーブからの展開
④結果として、[ハイプレス]と[ボール保持]
いかがですか?
まるで、コンサスタイル〜目指して居る〜そのものですね。

監督ファンハールは、70歳となるが、傑出した[戦術創造者]で、これまで、その時代に衝撃と変革を齎す新戦術を構築し続けて来ました。
90年代 アヤックス  トータルフットボール衝撃
00年代 バルセロナ  ポゼッションサッカー
15年代 マンU    ハイプレス〜既に、世界中に浸透し、世界標準となる
21年  オランダ代表 トータルプレッシング との系譜です。

マンマーク・トータルプレッシングで、最前線・ハイプレスからショートカウンター、
中盤や自陣でのプレスからの、ビルドUP型コンビネーションパスサッカーとロングパスによるサイドからのクロス攻撃反復、
理想的には、相手ボール保持の瞬間、マークしていた選手がプレスし、とことんボール奪取と保持を追求する、とのスタイル。
コンサが、求め、追求して居るスタイルそのものですね。

次戦は、12/11(土)4:00〜アルゼンチン戦ですが、ファンハールは、アルゼンチンサッカーを「カウンターチーム」との評価とし、トータルプレッシングが撃破、との想定です。
とても、興味深く、コンサに役立つ試合!
大注目の的・必見です!




posted by yuukun0617 |08:34 |