2022年04月14日
〜進化〜67)真価を問われる次戦・9節FC東京戦展望⁈
リーグ戦前節は、試合内容はシーズン最低でも、結果はシーズン初勝利、と内容と結果が相反する試合を実施。
次節・FC東京戦は、内容と<真価>を再度問われる試合であり、今後のコンサの近未来を決定付ける試合となります。
では、対戦展望を開始です。
1.対戦チーム「FC東京」現況
現在戦績は、
本来なら、FC東京は、リーグチャンピオンレースの有力チームとのシーズン予想に対し、
順位5位 勝点13 4勝1分2敗 得点8・失点5・得失差3 と、上位を狙うポジションに付けていると言う所。
しかし、開幕4連勝でリーグ首位を実現した後の3試合は、「1勝1分1敗」と勢いは低下。
その理由は[固定選手起用]にあり、戦術熟成のため、主力10選手・集中スタメン起用とした代償に、過密日程により、疲労解消日数不足での連続起用となり、本来パフォーマンスから大きく低下し、攻撃的守備や球際強度の低下で、内容低下と推移したものです。
今シーズンのFC東京は、
新潟でJリーグ監督経験を積んだ、新監督アルベルのバルササッカースタイルへの転換を図り、選手層の流出は、DF渡辺剛のみで、主力は保持成功し、新たに、GKヤクブ・スウォビィク、DFエンリケ・トレビザン、DF木本恭生、FW山下敬大、MF松木玖生と、新加入選手の悉くが、スタメンやトップチームメンバーとなり、大活躍の大成功選手保有となりました。
新監督スタイルは、バルサスタイルの発展型で、ポジショナル戦術とバルサ型パスサッカーを組み合わせ、攻守のバランスを良く、これまでの「堅守・速攻」堅守と縦への速さと強度のカウンタースタイルで、失点は少ないが、得点不足との、改善を図り、より攻撃的・積極性を上げたサッカーを目指すスタイルです。ゾーン守備や堅守・ボール奪取からの切り替えの速さのカウンターは残し、より前線から攻撃的守備や、ワイドとサイド攻撃と、中央突破も加味し、攻撃バランスを上げたサッカースタイルへの転換を図るもの。
そのため、新戦術の浸透と熟成が大課題との事で、固定選手起用方針で、早期改善を狙った訳ですが、過密日程の過酷さにより、かなり修正が必要となり始めた所で、具体的には、固定メンバーから、スタメンや途中起用選手の拡大を図り始めましたが、その結果は一長一短で、チームパフォーマンスは少し安定感の減少が発生する状態です。
これまで、スタメン起用選手は、前年主力のオリヴェイラ・アダイウトン・安部・青木・小川・森重の6選手に、新加入の前記選手を組み合わせ、それにあぶれた、前年主力は、サブとルヴァン杯試合に転換。その結果、ルヴァン杯は上位戦績となる筈でしたが、1勝1分1敗の3位と戦績は振るわず、前年メンバー起用が多くなる程、戦績低迷し、その事は、新戦術の浸透は、未だまだ高く無く、寧ろ、新加入メンバーの方が早く理解している、との現状を証明しています。
次戦のコンサ戦も、自陣ビルドアップへの強力ハイプレスは、ボール奪取からのショートカウンター攻撃だけで無く、攻撃推進戦術を抑制し、堅守速攻型のコンサ陣へのロングカウンター放り込み、サイドへのロングパスに、戦術転換となり、攻撃のパターンを大きく狭める効果となる、との展開も導き出せるものとなります。だとすると、永井やレアンドロも居ないカウンターは、強烈カウンターを誇ったFC東京の攻撃力を減退させられますね。
FC東京攻略の糸口や狙い目は、ハッキリ有りますね。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー想定
リーグ戦で、トップチームの苦戦と試合内容の悪さ、
ルヴァン杯でも、サブチームパフォーマンスの不安定さと、課題だらけの不足内容、が現実となってしまい、その基本・基礎として、
コンサトップも、サブも、個々選手パフォーマンスを問われる局面が出現しています。
その個々選手パフォーマンスは、
「本来能力と意識判断とフィジカルによる実プレーの4つの総合値」で、[選手能力]とされますが、元々、コンサの出発点である根幹戦略は、<個々選手能力中心では無く、組織チームプレー徹底追求>、としています。
そして、その[組織チームプレー]は、
対戦相手の個々選手に対し<マッチアップで勝利する>には、
相手選手能力の高低にも左右させない[複数選手(数的優位)・連携プレー]で対抗・上回る、との考え方が、<最も、即効・低費用→実現性高い対策>との事で、サッカーの主流・主力思想となりました。
コンサのミシャ戦術や、多くのチームのパスサッカーの根幹思想でもあり、更に、現代主流となりつつある、ポジショナルサッカーは、[斜め上にポジショニングする形の数的優位・複数選手組織プレー]で、この思想の発展形ですね。
しかし、その考え方が成立する絶対条件が有ります。
それは[味方・相方選手の最適ポジショニング]←[そこへの最適移動]=その運動量とスピードとタイミング、が必須となります。
そして、コンサの試合三原則[走る・闘う・規律を守る]の第一・三原則こそが、その最大重要事項そのものとなる訳です。詰まり、コンサは[個・単体の能力勝負では無く、組織連携チームプレーで勝負する]事こそが、根幹思想・戦略となっている訳です。
そのため、そのチーム根幹・源泉である[走力とスピードとタイミングの低下]がもたらすダメージがどれだけかは、チーム根幹が崩壊する、と言う事だと理解出来ますね。
また、パスレシーブ・ターゲットのポジショニングを取らない事や、ビルドアップでパスターゲットに頭出しをしない、等など、[あり得ない<規律違反>の三原則破棄プレーだ]、と言う事も理解出来、そんな場面やプレーこそ、その受け手選手の<理解不足・酷い認識不足>、低レベル認識を露呈する事となります。
ここ数試合のコンサ<走量・スピード・タイミングの低さ>は、選手意識が大きく低下し、ミシャを始めとした指導も徹底と改善を欠き、<コンサの戦術・チーム連携・スピードと強度・チームプレーを破綻>させるパフォーマンスが継続している理由・原因となっている訳です。本ブログで、<チームの危機到来>とする理由ですね。
次戦こそ、トップチームの正念場兼分岐点となり、ここから上昇するのか、転落し降格争いに突入となるのか、が決定付けられてしまう試合、との価値と重さが発生しました。
この分岐点試合に、走り負けやスプリント負け、球際強度負け、などあり得ない話です!
ルヴァン杯前試合で、サブチームが、トップチームメンバーのため、身体を張った努力と汗に報いるパフォーマンスは、トップチームメンバーの最低ノルマです。
コンサは、走り勝ち・スプリント勝ち・スピード勝ちにこそ、戦術炸裂・試合支配・超攻撃チーム、の原点となるものです。
そのため、フィジカルコンディションこそが、命となる筈ですが、平気で[固定起用]とする選手起用戦略は、しばしば、誤りとなり、敗戦や試合内容悪化を招いています。ミシャも、自己矛盾を起こす、と言う事ですね。
その大前提の上で、
想定戦術は、FC東京ビルドアップを封じる、オールコートマンマーク、マンマーク型ハイプレスで、相手ゴール前でボール奪取し、ショートカウンターで多数回決定機構築、多数シュートで複数得点獲得を狙います。また、コンサ式ミシャ戦術で、ビルドアップから、ワイドのサイド攻撃とDF裏突破攻撃、コンビネーションの中央突破、反復サイドチェンジ、派生セットプレー、コンサ式のDFラインからのロングパスからのショートカウンター、と、攻撃型守備と連動した多彩多様パターン攻撃、の戦術展開とします。
試合展開予想は、
コンサ試合数値は、 FC東京は、
前半 後半 合計 前半 後半 合計
得点 3 5 8 2 6 8
失点 3 8 11 2 3 5
シュート 30 38 68 34 24 58
直接FK 48 50 98 47 39 86
間接FK 8 4 12 10 6 16
CK 15 16 31 26 17 43
被シュート34 40 74 30 43 73
オフサイド 8 4 12 10 6 16
警告 1 5 6 6 7 13
退場 0 1 1 0 2 2
となっています。
コンサは、得点は前半・後半両方で、後半は更に上昇。失点は、前後半共ですが、後半多数となり、
前半は攻守高いレベル、後半はフィジカル低下で、走力ダウンし失点多発、途中交代で活性化し、得点上昇、失点も多い、オープンな展開となります。
FC東京は、得点力は、前半<後半で途中交代から攻勢・攻撃上昇、守備は前後半での変化は無く、堅守は安定。しかし、被シュートは急増となり、攻撃バランスに変化するスタイルですが、最終ライン・GKの最後の壁で失点を防ぐ。
コンサは、途中交代が重要ポイントとなり、早めの対応がミソとなり、遅れると失点リスク急拡大となる点が注意点です。
では、想定の試合展開は、
試合開始直後から、両チームの前線ハイプレスの攻撃型守備の仕掛け合いが続き、10分〜コンサハイプレス成功局面からは、コンサ攻勢が継続、先制点・追加点獲得。
ハーフタイム明けから、再度、両チームハイプレス合戦となり、コンサハイプレス成功から、コンサ攻勢時間帯が続き、途中、後半60分頃、選手交代で再度活性化を図り、追加点を積み上げ、完勝とするもの。試合結果は【 3-1】を想定します。
試合メンバーは、
[スタメン] 中島
青木 金子
菅 高嶺 駒井 ルーカス
福森 宮澤 田中駿太
菅野
[サブ]
ドド・ミラン・GX・岡村・中村・荒野
大谷
となります。
次戦は、またまた、分岐点・重大試合となります。その成否に、これからが掛けられた試合!
全サポーターは、全力を札幌ドームに結集し、圧倒的ドーム力で、チームを後押しする事が必須です。
我らのサポーター力の真価を示す時ですね!
全コンサ総力結集し、この難敵、この試合を勝ち切りましょう!
posted by yuukun0617 |21:29 |