コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2022年03月27日

〜進化〜54)リーグ戦・6節浦和戦の意味⁈

『次戦・6節浦和戦の意味』

1.概要
残念ながら、コンサの2022シーズンも、昨シーズン同様「極めて困難な展開と結果」の現状となりました。
期待した[リーグ最長キャンプの感染完全阻止の中最強度トレーニングと成果」⇒「シーズンスタートダッシュ成功・リーグ上位ポジション確保」の計画・想定は、完璧に崩壊。
現状は、降格圏チームと勝ち点僅差のリーグ下位ポジションを余儀なくされ、やっと[シーズン中、コロナ感染ダメージ」も重なるWショックの内、<チーム感染による悪影響のみ離脱かどうか>と、非常事態は継続中、と「やや上向くも低迷状態のまま」です。

そして、偶々の[京都コロナ集団感染によるルヴァン杯GS試合延期措置の中断・1週間」により、チームを、コロナ感染ダメージを払拭した、「元々のスタート地点に復帰」させる事まで到達出来、あとは、キャンプ終了時点[想定以下となってしまったチーム力]の改善・向上を図り、シーズン前に想定した本来チーム力の発揮まで、パフォーマンスアップを図る段階です。
事前想定していたチーム力と現状との乖離項目は、
・興梠・GX加入を改善要因とするチームシュート力・決定力アップの改善遅延
・興梠・GXのフィジカルコンディション遅れ
・戦術理解段階の次の、戦術実践力の不安定・ケアレスミス撲滅失敗
・サブメンバーのパフォーマンスアップの想定以下
の4項目、との見方が相当と考えます。

2.問題ポイント具体内容と検討

①その中、興梠・GX特定内容は、両選手のコンディションアップとチーム浸透の個別課題と全体波及課題ですね。両選手の改善・良化が、今後のコンサ・チーム力アップの[キー・要]だと言う事は、万人が認める所。
・先ずは、興梠は、以前よりダメージ・弱点箇所の[膝]コンディションは、完治は困難で、「痛みコントロール」を伴う管理に尽き、現在は、痛みも少し減少し、パフォーマンス回復に近づいている所と想定されます。
興梠フルパフォーマンスの80%辺りまで到達で、キレとプレーは通常レベル、なお、フィジカル持続力とスピードレベルは低下ですが「最適判断とプレーは可能」状態です。また、全体シュートの中、お手本シュートプレーを全体に示し、<生きる教科書>として全選手へシュート力強化を指導し始めています。その効果と、各選手の意識変革が重なり、シュート練習では[GKへのパスシュートや枠外ホームランシュート]は完全に撲滅されてます。トレーニング段階では、シュート力は着実に改善されて来ています。
・一方、GXのコンディション改善は、未だまだの段階の様で、フィジカルコンディションの問題なのか、チーム戦術との問題なのか、チーム連携レベルの問題なのか、不明ですが、こちらは、一歩ずつ、焦らずに、しかし、着実に進める、との段階と想定されます。昨シーズン、試合離脱が長く、所謂[試合感]の問題も大きそうで、頭では理解・意識するも、プレー実現で遅過ぎや誤りやミス発生、との段階で、所謂[チーム合流の遅れ]と想定され、今後、トレーニングで改善する所ですね。
<ピッチの魔術師>は、もう暫く「待ち!」と言う所。

②戦術実践力の不安定は、[トップメンバーの意識]問題で、戦術実践での熟成過程で発生し[メンバー間格差の是正]は避けられない課題です。
ポイントは、特定選手の
 ・フィジカルや集中力の低下により戦術上の役割を低下させるプレー
 ・意識低下によるミスプレー の2点ですが、
対策は、当該選手の集中改善か、試合起用停止の2選択に尽きます。その当該選手は、DFライン〜福森・深井・荒野の3選手で、判断ミス・集中低下による、パスミスとプレー遅滞、スペース発生で、決定的なボール被奪取やロストプレー、相手にスペースを与えるプレーを多発しています。
それ以外のポジション・選手は、その弱点は許容範囲内ですが、当該選手は失点直結レベルが連続、とのポイントで、以前よりチーム全体に指摘されて来たポイントも、経験値で改善選手が大半に転じるも、なお未改善、と言う事です。「失点の痛み」を本当に自覚・認識の上、反省するのなら、改善しない方がおかしいですが、未改善は、自プレーの反省からの課題設定・改善・成長のステップを理解していない証明とされてしまいます。ミシャの最直近選手起用で、深井のスタメン落ち・荒野のボランチからAMF役割へチェンジは、そのポジション起用を減少・回避する措置と見えてしまいます。福森も、ポジションチェンジはボランチ起用の選択肢が想定されますが、代替選手も乏しく、未実施とも見えます。いずれ、左CBに有力代替選手が現れた瞬間、その選択が濃厚となるものと想定します。西野・井川・中村の台頭次第。

③サブメンバーパフォーマンスが想定以下は、
ここ2試合の若手選手活躍で、大きく打開されつつあります。そして、チーム全体のフィジカルコンディションが大きく改善され、累積疲労解消や故障箇所改善が進み、チーム・フルパフォーマンス状態に到達しています。試合での、走力とスピード・プレーのキレ、状況判断力とその速さと、全面アップとなり、「走り勝ち・闘い勝ち・戦術完遂」の試合三原則を最高レベルで完徹出来るチーム戦力に達しました。
昨日、公式試合消滅の代替・紅白戦は、トップメンバーとサブメンバーを混成した2チーム対戦を実施しましたが、活躍選手はトップと若手サブの双方から出現し、メンバー間のパフォーマンス格差は、著しく縮小している事を証明していました。
これまでの実戦試合は、トップメンバーがスタメンとなり、途中交代でサブメンバー起用の順番が定着していましたが、現時点、スタメンメンバーには、これまでのトップ・サブ混成メンバーでスタートし、途中交代も、トップ・サブ混成起用が定番化となる状況が来ています。
この問題点は改善解消となりましたね。

④まとめ
この様に、問題ポイントに僅かに残課題は有りますが、多くが改善・解消され、本来想定・予定してたパフォーマンス発揮の瞬間が来ています。
 次戦対戦の浦和は、選手に錚々たるネームが揃い「難敵試合」と想定されますが、
試合開始直後に、<コンサのスピード・強度・戦術の優位>が際立ち、
コンサ戦術で想定通りの展開に、浦和を嵌めてしまい、<想い通りの試合展開>との事態が現れる、とまるで予言の様ですが、試合展開成功を想定するものです。
走量とスプリント速度、球際への速度と強度で、浦和選手の狙い・戦術を外し、浦和想定外の展開を実現し、名選手への最善策〜浦和の[1:1勝負]単能力勝ちに対し、[1:2や3]の連携組織プレー勝ちで、完封してしまう戦略勝ちを果たします。

では、次ブログは対戦展望点検に参りましょう。








posted by yuukun0617 |20:40 |