コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2021年11月04日

〜進化〜143)中2日での35節清水戦展望は〜超挑戦スタメン⁈

水曜・34節湘南戦は、
その前の福岡戦後ミシャコメント「残留勝点到達見込みで、次戦からの残り試合は、コンサ将来のための若手とサブ選手起用とする」、
との内容を覆す、トップ・主軸選手の多数スタメン起用で、想定外の内容。
しかし、明後日試合・翌日(日曜)エリートL9節清水戦と、水曜試合から、[中2日]と[中3日]の2連戦。
昨日試合と日曜試合に、若手・サブ組主軸、土曜明後日試合は、トップ主力を起用との想定でしたが、
蓋を開けると、水曜試合に、トップ・主軸選手多数起用とし、
明後日試合を、若手・サブ主体起用、日曜・エリートL戦は、U-18主体起用、との選択を実施となりそうです。
では、明後日清水戦を展望してみましょう。
ポイントは、昨日試合出場でのフィジカルダウンを加算し、若手・サブ選手中心の起用、です。
結論は、若手選手の超チャレンジ起用と戦術・試合展開想定、となります。
明日には、明後日アウェイ試合のための「前日移動」となり、朝トレーニングまでで、出発です。
そのため、今日のミーティングで候補選手発表されていますね。

では、先ずは対戦チーム「清水」現況から。
1.対戦チーム「清水」現況
現在戦績は、
降格争いの真っ只中で、苦しんでおり、
その前後チームも含めて記載すると、全て同一の34試合実施済で、
15位 湘南 勝点32   6勝14分14敗 得点34 失点40	得失差-6
16位 清水 勝点32 7勝11分16敗 得点31 失点51	得失差-20
ーーー降格ーーー
17位 徳島 勝点30 8勝 6分20敗   得点29 失点50	得失差-21
18位 大分 勝点28 7勝 7分20敗 得点24 失点50	得失差-26
19位 仙台 勝点26 5勝11分18敗 得点28 失点56	得失差-28
20位 横浜fc勝点26   6勝 8分20敗 得点31 失点71	得失差-40
降格圏寸前の辛うじて16位で、降格最上位17位・徳島との勝点差は「僅か2」しか無く、残り4試合の結果で、13位〜20位までの順位変動があり得、1試合毎の「勝点積み上げ」が、絶対!との苦境です。
毎試合失点の守備力崩壊が主因ですが、得点力の大幅引き上げ失敗も主因の一つとなっています。

今シーズン低迷の原因は、
監督ロティ―ナ起用と同時に、主力流出14・その分14加入で、契約継続選手は54.8%で、45%の入れ替えは、基礎戦術継続を半数選手で果たせず、新監督スタイルの浸透もかなり手こずったもの。
システムフォーメーションは、【4-4-2】攻守バランス型で、チーム伝統のサイドからのセンタリング攻撃に、決定力選手を揃える、オーソドックススタイル。
流行りのハイプレスやストーミングとは対極にあり、個々選手能力による勝利積み上げスタイル。
しかし、中盤・守備陣の、球際の甘さ、予測の甘さで、しばしば、速攻突破へのチャージ遅れ・掴み切れない守備、クロスやサイドからのゴール前守備で予測・ポジション取り・タイミングの甘さで、甘いセットプレー守備は、そのまま大量失点となっています。
攻撃も、サイド突破を阻止されると、一気に攻撃手段が乏しくなり、頼みの決定力も、一部選手限定で、特定マンマークで止められるもの。
選手層の薄さ、選手交代のタイミング遅れなどの、ロティーナ指揮も甘さが有り、苦戦必至。
 ここ5試合戦績も、1勝4敗・得点2失点9と、守備崩壊・得点獲得失敗で、極めて勝点獲得が難しい状況です。

2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバ予想
前書きの通り、[若手・サブ主体で超挑戦チャレンジ]試合となりますね。
対戦相手の清水は、オールコートマンマークプレッシング・マンマーク型ハイプレス戦術は、程良く機能する対戦チームですので、
【オールコートマンマークとマンマーク型ハイプレス】戦術を、
若手・サブ選手も、理解・フル実践出来る事を証明出来るかどうかの試合となります。
戦術の大前提である【溢れる程の豊富な走力とスピード、激しい球際強度】が得意な若手選手に取って、
戦術の作動時間の長さもストロングもなり、見所となります。
戦術の基本・基礎の、安定したパス交換能力、コンビネーション、素早く適切なスピード溢れる判断とプレーも、日頃のトレーニング成果を証明する機会となる試合です。

試合展開は、積極果敢スタイルで、プレー精度のバラツキでのプレーストップはあるも、スピードある最速プレーは、清水の遅いスピードとテンポを引き裂き、コンサ攻勢が続き、先制点から追加点獲得の試合展開を想定します。
想定試合結果は、【  3-1 】完勝を予想します。

メンバーは、以上より、
  
○スタメン
      ミラン
    中島   青木
  中村 深井 小野 柳
    菅 岡村 西野
      小次郎

○サブ
   ジェイ、田中駿太・金子
     2種CB荒木・サイド田村・ボランチ早坂
   大谷
 辺りでどおでしょう!

posted by yuukun0617 |13:17 |

2021年11月04日

〜進化〜142)昨日試合-ブレた目的で、適正選手起用を失う⁈

昨日試合は、果たして何が試合目的だったのでしょう。
その前試合で、ミシャ試合後コメント「残留勝点にほぼ到達し、次戦から将来のための(若手・サブ)選手起用とする」との表明とは、
真逆の昨日選手起用となり、その選手起用の失敗が試合結果直結となったもの。
昨日試合からの結論は、
○高嶺CBは、CB特有対人守備力の乏しさ・低さで、ゲームメークパス力は有るも、不適。
 ・・・湘南の想定プレーだった「前線(=コンサDFライン)への放り込み」局面で、高嶺の対人守備での間合い取り失敗→相手攻撃選手を捉えられずコントロール・制御失敗や、相手選手に着き過ぎて周りが見えず相手プレー予測不明状態に陥った→相手攻撃プレー阻止失敗→GK前最後の選手として守備失敗となり、コンサGKと1:1の失点機、の展開が何回も発生。失点機は、完全に高嶺混乱・無力化状態の中、更に、相手ミスシュートと菅野ファインセーブで失点とはならなかった失点機は数度発生。
湘南や福岡・鳥栖・FC東京などの、ロングカウンター・放り込み・強力CF・ストーミング戦術チームの「放り込み」対抗には、高嶺は不適正で、岡村や田中など、CB特有対人守備力選手の起用が必要です。
高嶺の本来能力「ボール奪取力」も、
ボランチポジション型の「パス交換予測と強い球際チャージでの奪取」で、
CBポジション型の「ボール到達位置予想と事前ポジショニングと準備、相手より早い始動、ワンタッチボールコントロール、相手保持となった場合は相手コントロール前の即時チャージ、対人当り勝ち」とは、
全く異なり、CBポジションでは、ストロング能力を喪失してしまいます。
確かに、スプリントスピードとゲームメークパス能力は高く、機能する部分ですが、
宮澤やキム・ミンテ、田中駿太の、ボランチからCBへのコンバート成功は、CB特有対人守備力の基盤となる「高さと強い体幹」を持っていたからで、高嶺に求めるのは不可能な部分と言う事です。
○荒野は、ミシャに途中交代を指示された時「強い拒否反応」を表しました。本当に、自覚せず、反省も無いのですね。 最近、コンサは、相手ハイプレスでビルドアップを狙われる事がしばしば有りますが、特定選手を狙ったものです。
そのターゲットが、荒野と駒井と福森です。しかし、福森と駒井は、判断の遅れや迷いを突かれているとの自覚・反省を持ち、毎試合意識と是正を追求しています。しかし、荒野のみ、独りよがり判断や徹底意識の甘さによる不安定プレーとその影響でのコンビネーション低下・パス交換スピードと成功率低下で、流れる様な精密仕掛け攻撃が破綻します。
しかも、その選手が、キャプテンマークを付け、キャプテンシーを発揮⁈とは面妖な事。
昨日もその場面を多数見せられました。
「メンタルと理解」の段階での問題、でしょうか。チームでの存在の問題とならなければと危惧します。
○トレーニングでのシュート精度改善効果は、実戦では皆無なのは何故でしょう。
シュートは、13本〜枠内4本(大半青木の3本と深井1本のみ)は、酷過ぎ。
ミシャ流の「徹底トレーニング」しか無い筈ですが、、、

試合スタッツは、
(試合4分割 ①試合開始〜飲水T、②飲水T〜HT、③HT〜飲水T、④飲水T〜TU)
     コンサ    湘南
    ①   ②   ③   ④     ①   ②   ③   ④
支配率   62  59  56  57   38  41  44  43%
走行距離30  26  24  33   32  27  26  34km
スプリント数68  36  46  56  65  37  47  63回
決定機 5 0 0 0 0 2 2 0回
シュート数 4 4 3 2 2 3 4 5本
枠内数 2 0 1 1 0 0 1 0本
得点  1 0 0 0 0 0 1 0点
パス数193 133 95  147 93  114 95 92本
成功率  88  82  82  81   72   73  73  73%

コンサ選手別シュート内容
           シュート数 枠内数 得点
青木   3本   3本  1点 ◎
金子   3    0   0  ✖︎ 
チャナ       2    0   0  ✖︎
深井   1    1   0  ○
菅    1    0   0  ✖︎
田中駿太 1    0   0  ✖︎
小柏   1    0   0  ❌
荒野   1    0   0  ✖︎

①コンサは、①時間帯以外の②③は、大きく運動量とスプリントが激減。走行距離とスピードのW負けでは、試合三原則の第一原則「走る」が破綻しており、前半戦の飲水タイム前までの23分間しか、試合支配コントロールでは無かったとの証明。勝利など程遠い、との内容。
誰が走り、誰が走らなかったのか、の問題。良く闘った選手と闘いをしなかった選手が二分された試合でした。
                                        (90分に換算値)
2	DF	田中 駿汰	90	11.100           ○
3	DF	柳 貴博  	23	3.410(13.3) ◎
5	DF	福森 晃斗	90	10.483         △
50	DF	岡村 大八	4	1.083(24.3) ◎
6	DF	高嶺 朋樹	90	9.436            ✖︎
14	MF	駒井 善成	86	10.583(11.0)○
18	MF	チャナティップ90	11.089           ○
27	MF	荒野 拓馬	67	8.104(10.8)  △
28	MF	青木 亮太	67	7.911(10.6)   △
4	MF	菅 大輝	  90	10.882           △
8	MF	深井 一希	23	3.457(13.5)  ◎
9	MF	金子 拓郎	78	8.667(10.0)  △
35	FW	小柏 剛	  90	11.115             ○
48	FW	ジェイ	  12	1.981(14.8)   ◎

スプリント回数
2	DF	田中 駿汰	90	12                   △
3	DF	柳 貴博   23	13(50)          ◎
5	DF	福森 晃斗	90	11                   ✖︎
50	DF	岡村 大八	4	0(0)               ✖︎
6	DF	高嶺 朋樹	90	6                    ❌
14	MF	駒井 善成	86	22(23)          ○
18	MF	チャナティップ90	25                  ○
27	MF	荒野 拓馬	67	8(10)             ❌
28	MF	青木 亮太	67	18(24)           ○
4	MF	菅 大輝	  90	20                   ○
8	MF	深井 一希	23	4(15)              △
9	MF	金子 拓郎	78	19(21)            ○
35	FW	小柏 剛	  90	46                  ◎
48	FW	ジェイ	  12	2(14)             △
✳︎走らなかった選手〜✖︎❌
高嶺-走行距離・スプリント、荒野-スプリント、福森・岡村-走行距離
 高嶺の機動力と運動量とスピードは消失、福森・岡村はCBポジションで低下は許容範囲。
荒野は、期待されたボランチポジションとしての、運動量もスピードも完全に発揮され無かった、と試合内容を左右した低パフォーマンス。

②決定機は、②③④時間帯はノーチャンスでしたが、不安定なビルドアップと、攻勢時の動き出しの連携不徹底、タイミングずれによるボールロスト〜スピード被カウンターが原因。
守備主導で速攻型・コンサビルドアップへのハイプレスチームは、完全に苦手チームとなっています。リーグ下位の多くやFC東京・鳥栖対戦は、同様なコンサ対策が機能し、試合内容悪化を招いています。
上位の、積極・攻撃型のビルドアップ型パスサッカーチームには、オールコートマンマークプレッシング戦術の有効戦術を持ちますが、ミシャ戦術のブロック守備からの速攻とビルドアップでは、対処出来ていた「堅守速攻・守備型チーム」への対抗策が混乱する状況となっています。
特に、CBとボランチポジションを甘く、欠点明白な選手を起用すると、たちまち、守備破綻だけで無く、攻撃も停止となるもの。

③シュート決定力のあるシュート精度欠落は、致命症
全員攻撃=全員シューターとのスタイルである限り、極端な酷く低いシュート精度を改善しなければ、戦績確保は不可能です。
徹底トレーニングしか解決糸口、方法はありません。

昨日試合、その前試合と、2試合連続で、ワクワク・ドキドキも無い、詰まらない試合が続きました。
ミシャの求める試合は、既に、ピークアウトの特定チーム対戦にしか成立しない状況は、余りに落胆、失望です。

posted by yuukun0617 |08:36 |