コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2021年10月08日

〜進化〜127)次戦展望・長期間あり詳細検討〜①

次戦・10/16第32節横浜FM戦へ向け、チーム整備を進め、同時に、今シーズン・追求戦術完成とその強化で、コンサ唯一無二・リーグ最強度オールコートマンマークプレッシング戦術で、残り全勝も可能との、最終盤目標の達成を掴む努力と取り組みに邁進しています。
[チーム整備]では、故障離脱から復帰を目指していた、福森・チャナティップ2選手の、全体練習合流まで到達し、横浜FM戦で試合復帰のスケジュールで進行しています。結果として、長期離脱・深井を除き(今日のツィートで故障者全員復帰とのコメントありましたね⁈)故障離脱選手はリターンとなります。
スタメン〜後半途中から、5枚交代等の多数選手交代が可能となり、フィジカルリカバリーと戦術強度維持、場合によっては戦術転換で、スタイルチェンジのパターン復活となり、試合全時間での戦力高レベル化を実現し、大きく戦力を押し上げてくれます。
また、不在であらためて再確認・再認識させられた、福森による、ゲームメーク・ピンポイントパス、セットプレープレスキックでは、精度が大きく上昇し、精度はそのままスピードに直結し(トラップとアタッキングに一瞬の待機・淀みも無くなりますね)、ハイスピードアタッキングを可能とし、また、攻略ポイントへの直接パスで、その瞬間の最適攻撃エリア・突破口を、チーム全体に示し、ボールを預けられた選手と、チーム全体を最適攻撃へ導く、極めて大きな役割を果たしていたものでした。
不在時との明確な違いが、攻略ポイントの甘さ・ズレ、精度不足でアタッキングまでの時間が掛かり、相手守備・チャージを許し、スピードと精度と成功率で、低下してしまいました。
チャナティップ不在に関しては、青木・小柏の活躍があり、チャナティップの、狭いエリアで細かくプレーしラストパス、とのハイテクニックには至りませんでしたが、シュート力や飛び出し力では優れ、新たなプレースタイルと突破力を示したもの。これに、チャナ     が加わると、更にバリエーションが広がり、特に、ゴール前でのコンビネーションが上がり、決定的ラストパスが増加し、決定機増加となりますね。

チーム整備の焦点選手は、トゥーチッチ・ミランである事は間違いないですね。
マンマークプレッシング戦術は、経験済との選手資質の通り、ドド並みに、最前線でのマンマーク守備を実行しています。問題は、シュートタイミング・コンビネーション。ここは、トレーニング量に比例する部分で、徹底練習で改善可能・実施項目で、実際トレーニングの主要テーマのひとつとなっていますね。
シュートプレー力は、高いテクニックと判断力を持っており、タイミングと連携次第であり、ミラン得点連発も近いです。

次戦対戦の横浜FMは、前ブログで確認の通り、
シュート数最多チームで、ハイプレスからのショートカウンター、両サイド突破とクロス得点、セットプレーの項目にストロングの攻撃型チームですが、
意外に、中央突破は、その力を持つ選手が存在するも、両サイド攻撃補完バランスで、ドリブル突破も少なく、個々の高い能力を持ちつつ、組織プレー主体・主導徹底の、攻撃指向チームです。
最大の戦術ポイントは、ハイプレス・ハイライン戦術で、前任監督が定着させたゲーゲンプレス型ハイプレスは、リーグを席巻し、今や、リーグの流行戦術にまで拡大・発展しています。ハイプレスは、当然、ゾーン型ですが、守備ブロックを維持し、スペースを埋め、数多優位で守備のゾーンスタイルでは、そのままの布陣では、相手DF・GKよビルドアップ選手との距離間から、ボール保持した瞬間へのチャージは無理で、ハイプレスチャージをタイトにする事は困難です。そのため、ブロック陣形を相手ゴールは大きく前進させ、相手DF・GK近くにポジショニングし、いわば、相手守備陣に、味方守備陣を合体させる策を取ったもので、相手選手がボール保持の瞬間、そのゾーンエリアカバー選手が即時チャージし、ボール奪取成功を確立する、との戦術です。
しかし、その代償が、ハイラインで、高いDFライン・最終ライン設定では、その裏側に広大なフリースペースが生まれ、そのカバーはGKのみ、となり、攻撃中、ボールロストの瞬間、相手カウンターが実施されると、一気に失点機となってしまう欠陥です。
そこで、GKだけで無く、DFを準備し、被カウンターリスクへ対抗する対策が求められました。横浜FMで、ハイプレス・ハイライン戦術導入時のDFは、それまでのチームカラー堅守速攻に合致した対人能力・ハイタワーの強体幹選手でした。しかし、その選手には、スピードが伴わず、ハイライン裏スペースのスピード勝負に負け続け、大量失点パターンが頻発でした。そこで、スピードと対人能力とビルドアップの3拍子DFの獲得が急務となり、その答えが、Tマルチンスと畠中でした。この2パス選手がCBを構築し、ハイライン裏スペースカバー勝負も、互角、或いは、勝ちと成り、ゾーン型ハイプレス・ハイライン戦術が成立し、超攻撃型守備とスピードアタックの、リーグトップ攻撃チームが完成したもの。
対策は、ゾーン型のため、全体チームが押し上げとなるまでは、ハイプレス強度は、チャージタイミングの遅れがあり、かなり低下します。そのため、全体陣急進を無効化する、コンサ式ミシャスタイルの、前線やサイドスペースへのロングパスによるポストプレーからのショートカウンター戦術が効果的で、横浜FMの相手陣内ブロック陣布陣による、チャージスピード化、適正距離間でパス交換コンビネーション確立の狙いを外し、前線・中盤の頭を通り越し、一気に、DFやボランチとの勝負となります。
更に、コンサのオールコートマンマークプレッシングとマンマーク型ハイプレス戦術は、相手のパス交換を、出し手へのチャージと受け手の封印により、完封するもので、パス出しを躊躇の瞬間、ボール奪取獲得となり、そこからのショートカウンターで、超攻撃型守備・連動攻撃の一体戦術となります。
やはり、ゾーン型ハイプレスの限界点を突き、チーム根幹のパス交換封止は、極めて高い成功率と、多数回決定機構築を実現します。
あとは、そのチャンスに得点仕切る事、一点に尽きます。

現在、全体練習後の居残り練習で、シュート練習は、全員攻撃=全員シューターとなり、全員が実施する様になりました。
全員で、知識や技術を共有化し、シュートの基本から応用編まで進んでいる事でしょう。
本日は、チーム整備と対戦相手横浜FMの戦術特徴と対抗策の3点を考察しました。
次回以降は、別切り口の検討です。

posted by yuukun0617 |23:21 |