コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2021年08月20日

〜進化〜108)大分戦へのコンサ戦術(考察)

コンサドーレのストロングは、
守備は、
<超攻撃型守備>として、
相手ビルドアップを阻止するハイプレスのボール奪取は、大多数チームの[ゾーン型]では無く[マンマーク型]で、チャージターゲット相手選手への距離が根本的に異なり、常時マークでカバーし続け、<瞬間チャージ>で、相手のハイプレス対策も無効とし、圧倒的な成功率を実現。相手ゴール近くの「最攻撃チャンスポジションから、最速ショートカウンターが炸裂し、一気に「決定機」を構築します。最前線からの守備は、高い成功率となり、そのボール奪取は決定機構築の攻撃に、シームレスに繋がる<守攻一体プレー>。
また、相手カウンター等で攻勢を受ける場合は、オールコートマンマークで、相手攻撃選手は、全てマーキングでフリー選手は無く、[パス交換のターゲットを喪失]し、パスの出し先が見つけられず、ボールキープの瞬間、マンマーカーは絶好のボール奪取タイミングとなり、攻撃な根幹・パス交換を阻止してしまいます。
川崎や横浜FM・神戸の様なパスサッカー強力チームも、阻止可能な強力守備です。
攻撃は、
リーグ最強・トップランク、特に、決定機構築力は頭抜けて、リーグ最多回数を実現し、シュート数14.9本/試合・リーグ4位との結果で、但し、残念ながら、シュート決定率9.1%リーグ11位の低精度のため、ゴール数は6位となり、コンサ攻撃のストロングとウィーク両方を表現しています。
決定機構築パターンは、
①守備で記載の、連動一体プレー[ハイプレスでボール奪取からの相手ゴール着前ショートカウンター]
②コンサ・ストロングのコンビネーションパスによる[中央突破]
③同じくストロングの[左右サイドスペース突破からのクロス]
④又々ストロングの反復サイドチェンジで[相手陣揺さぶりによるスペース・ギャップ構築・突破]
⑤又々ストロングの[変幻・多様ドリブル突破]
⑥止めストロングの[ピンポイント・セットプレー]
と、各選手の固有能力と連携組織プレー能力が、多彩・多様に、ストロングだらけ、の攻撃が展開。
⑦コンサ式ミシャ戦術のリーグ最強ポスト・ジェイ起用で、ビルドアップ阻止の相手ハイプレスを回避する、ジェイへのポストからのショートカウンターは、[高いポストプレー成功率から、一挙に相手ゴール寸前でのカウンターで決定機構築]

その中、②⑥は、ロング・ミドルとプレスキックのパサー能力がポイントとなりますが、コンサ攻撃の、ミシャスタイル・システム可変で、左右CBが、本来のSBポジションから、反対側ライン・サイドスペースへパスがポイントプレーとなり、左からは、福森が、右ウィングへはロングパス〜右シャドーへのミドルパスと、パスレンジを、パスの瞬間に選択するパスで、精度と共に、相手の予測を複数化して混乱させ、成功率が高いものとなっています。
同様、右からは、田中駿太や岡村が、左ウィングへのロングパス〜左シャドーへのミドルパスと、福森と同一プレーをトライして、左右どちらからも、高い成功率のサイド突破を目指しています。
また、セットプレーは、福森の独壇場で、二番手は、菅・ルーカス辺りですが、その大差は埋まりませんね。
④のキーマンは、宮澤が頭抜け、田中駿太・福森、高嶺・深井が続きます。ボランチが降りて来ての、駒井・荒野は、パス精度がバラツキ、パスミス〜ボールロストも元凶となる事も多いです。
⑤は、多選手がドリブルをストロングとし、金子・チャナティップ・ルーカス・菅・駒井・深井・青木・福森・ドド・中島まで、その多数さが相手の混乱を招く要因です。各選手、独自のスタイルで、相手選手からは、対抗ポイントがバラツいてしまいます。

明日対戦では、宮澤出場停止で、田中駿太がCB司令塔となり、④のサイドチェンジやピンポイントスルーパス、又、③の右からは、岡村が、左サイドへのパサーとなり、両選手の注目ポイントとなります。

しかし、一番の注目は、⑦ジェイ起用からの「コンサ式」の威力と、沈着冷静な「シュート精度」ですね。
全て、成功で、完勝の結果と、チーム力の再確認・自信拡大を期するもの、ですね!

posted by yuukun0617 |12:19 |