コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2021年06月30日

〜進化〜91)未来を問われる21節徳島戦 展望

衝撃的な大敗を契機に、大きくスタイルチェンジは、何回も重要な転機試合を重ねて来たコンサは経験しています。
現在突き付けられた[昨年横浜FM初回対戦で誕生の、ゼロトップ型・オールコートマンマークプレッシング戦術]の是非、修正、への試合対戦上での回答に、どんな答えを出すのか。
前節鹿島戦で、最適なコンサ[荒野ワントップマンマーク戦術]対策を、大勝の試合結果と共に、リーグに公開され、以降の対戦チームの絶対材料・情報として、多数チームが習得することとなりました。
その内容は、
①超攻撃型守備想定[オールコートマンマークプレッシング荒野ワントップ型]は、
 ・既に、走力セーブスタイルに変更し、その結果、試合フィジカル維持の代償として、マンマークハイプレス頻度大幅低下→相手ビルドアップやパス交換を許す、
 ・チャージタイミングと強度大幅低下→ハイプレスやパス交換阻止大幅低下→ハイプレスからのショートカウンター機会が大幅減少=決定機構築数激減=シュート数激減=得点力大幅低下
 ・チーム下位レベルシュート決定力の荒野ワントップで、チーム決定力低下=得点力大幅低下
②①から、コンサ強度上昇が、開始直後・飲水T明け・後半開始直後・飲水T明けの4「入り」局面に限定されている事から、
 そこで、走り勝ち・走力アップとし、数的優位で、コンサマンマークハイプレス、そこからのコンビネーションパス交換、サイド展開を阻止し、最終局面では、ゴール前に数的優位ブロックで、ハイプレス〜ショートカウンター〜得点獲得、を不発とする。
③①の通り、マンマークハイプレスをセーブ局面で、自陣からのビルドアップ可能となり、コンサ守備の弱点〜DFラインへのハイボールと、コンサSHの裏のスペースと低カバー力を突く、短多数=スピード攻撃のロングフィードやサイド突破で、マンマーク守備の最大弱点=個を外されると一瞬にノーマーク・フリー局面で、フリープレーを許す事態を多発させられる。〜福森の予測の無さ・ポジショニング誤り・ブロックプレーサボり・低守備プレーレベル、ルーカスや菅の高さと体幹弱さ・標準スピードでハイスピード対抗負け・標準守備プレーレベル、宮澤の標準レベルでスピード負け、が相手攻撃陣のターゲット・狙い目です。
④全員攻撃=全員シューター=全員シュート力必須にも拘らず、選手個々のシュート力は極めて深刻レベルで、かつ、有効なトレーニングも存在していないため、決定機局面も、大半得点阻止と出来る基本シュート阻止プレーが絶好〜数的優位の複数守備・ブロック守備で、シュートプレー阻止・シュートブロック、初歩的タイミングシュートが大半でブロックプレータイミングを極めて合わせ易い、と得点獲得を狙う攻撃選手の基礎能力の問題で、相手守備陣は、決定機局面は沢山あっても、シュートさせない、シュートしても、得点獲得とならない守備を用意です。
 これら、多数課題は、ここまで持ち越して来た、継続課題で、謂わば、これまで改善・解決努力を怠って来たツケが到来した、との事態と言えます。
どれも、改善・解決するには、大小の転換が必要なものです。
今が【転機】の理由です。

改善する順番・手順課題は、
①②③対策
「走力セーブ」によるフィジカルバランス戦略の放棄・転換
 ⇒ コンサがリーグ最強守備と恐れられた理由が、マンマークで<常時マーキング>で、一瞬も緩めないタイトマーキングで、パス交換が極度に阻止され、サッカーの根幹=パス交換阻止・制限の絶大威力の驚異・衝撃でした。その根幹の<常時マーキング>を<随時マーキング>に変更は、試合の中、選手達から産まれたものでした。その変更の要因〜試合状態は、コンサ勝勢=得点勝ち状態で、試合終盤、相手ラスト攻勢を阻止・躱し切るチームプレーとして、ハイプレスでハイライン・高い守備陣の攻撃スタイルを、自陣ブロック守備に変化させる、との内容でしたが、何を勘違いしたか、勝勢局面での逃げ切り特殊スタイルを、試合全時間実践、との愚挙・愚考!
更に、智将ミシャ・コーチ陣が何故それを許していたのか、⁇不可解ですね。
本来の、<常時マーキング>で、<試合後半5枚替えの選手交代スタイル>で、コンサのリーグ最強守備の復活となり、走力課題も解消、更に、ハイプレスからのショートカウンター増加=決定機急増=より決定的なシュート急増=確実に得点急増、が見通せます。
④対策
短期間なのか長期間なのか改善不可能かは、有効トレーニングの有無次第で、コンサの指導・育成力を真っ正面から問われる課題。
尽きる所、
・以前より再三提起する【特別トレーニング】か、
・一気に改善となる優秀ストライカー獲得、しか対策は有りません。
新戦力獲得が、資金源をロペス売却の移籍金とし、巷で話の「4億円」を活用する戦略とすると、ロペス確定後、新たに候補アップ・交渉開始となり、現在、最激戦時期となっているストライカー獲得は、資金源が有っても、極めて困難となり、仮に獲得可能となっても、実現・実戦投入時期は、遥かに遠い、秋以降しかありません。
現在対策としては、最遅延対策で、最悪対策との批判は免れないものです。
現実的にも、シュート集中トレーニングのみが、最適対策である事は、間違え無いもので、トライしない理由は全く不明であり、無責任極まり無い選手管理と断するものです。

以下、簡潔に対戦予想を検討します。
1.対戦チーム「徳島」現況
現在戦績は、
順位15位 勝点19 試合20 5勝4分11敗 得点16失点25得失差△9
は降格圏寸前で、前年シーズン、J2最強戦術と評価された【ポジショナルプレー戦術】を、シーズン当初発揮し、強度ハイプレスでボール奪取からのショートカウンター戦術が炸裂し、順調スタートを切るも、逆ハイプレスでビルドアップを狙われ、ショートカウンターからの失点多発で、守備崩壊状態となり、一気に順位転落。
ここ10試合戦績は、1勝2分7敗 5得点15失点で、
試合平均 得点0.5 失点1.5 と、得点不足・失点阻止失敗で、5試合勝利無しの最悪状態。しかし、柏戦5失点大敗以外は、1点差勝負で惜しい競り負け試合結果。
失点パターンは、相手ハイプレスで、DFラインのビルドアップでミスからボールロスト〜失点が典型で、ビルドアップ失敗での失点パターン。個々DF選手の問題とも言えますが、昨シーズンの、ミシャスタイルの、可変スタイル〜ボランチがDFラインまで降りボール回し参加型ビルドアップから、今シーズン新監督の、ボランチ参加無く可変無しの、GK参加型ビルドアップへの変更で、ビルドアップ選手が限定され、ビルドアップ安定性を低下させた代償です。
一方攻撃も、頼みのストライカーFW垣田が、昨シーズン17得点の所、今シーズン3得点に甘んじる状態で、垣田原因と言うより、垣田へのラストパス急減が主因で、2で通用したパスコンビネーションが、J1守備には通用せず、唯一クロスのみに限定されているためで、簡単に改善・解決不能状況です。結果、シュート数半減し、リーグ16位まで激減し、当然得点半減となったもの。
チーム特徴である、ボール保持率・支配率リーグ2位、パス数8位で、ボール保持時間拡大が相手攻撃時間減少・自陣攻撃時間増加との戦略・思想ですが、パス占率からは、
             ロング ミドル  ショート 2020比
 徳島 12%        41%      45%      ショート4%→ロング・ミドル化
2020    11   39   49
(コンサ13%       37%      49%)
とショートパスから、中・長化は変化。ボール成功率は、昨年84.8%⇒今シーズン80.7%と大幅ダウン。パスサッカー徹底から変化が表れています。

次戦コンサ対戦も、
徹底ハイプレスで徳島ビルドアップミスや甘さからボール奪取成功〜ショートカウンター決定機多数回獲得〜複数得点獲得を狙うもの。
又、ブロック・ゾーン守備よりも、タイトで厳しい球際となる、コンサマンマークプレッシングで、途中パス交換を阻止〜ボール奪取〜ショートカウンター決定機〜得点獲得を狙うもの。
全てのキーポイントが、コンサのオールコートマンマークプレッシング強度に懸かるもの、と言う結論となります。

2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
ここまでの通り、コンサは現行スタイルからの変身・モデルチェンジのタイミングとなっています。
新スタイルは、最強戦術強度の復活・再来となり、かつ問題点を解消するとの両重要課題改善を両立させるもの、となりますが、意外に、そんなに複雑なものとはならず、1選手起用と戦術選択で可能です。
新スタイルは、旧[荒野ワントップ型フィジカルバランス・マンマークプレッシング]⇒
新スタイル【小柏ワントップ型オールコートマンマークプレッシング戦術で試合スタート、後半フィジカルダウン前に、複数替えの選手交代で、試合終了まで走力・プレッシング強度を低下させない】
詰まり、ワントップの「小柏」起用、フィジカルバランスのマンマークプレッシング強弱排除し、試合中全時間、選手最高パフォーマンス維持で、走り勝ち・球際強度の闘い原則を厳守・徹底、と言う事です。汗と闘志と連携チームプレーに徹する、コンサの原点に回帰ですね!
<どうやるか>は全選手が経験済で、直ちに実践出来、極めて現実的な内容です。

戦術は、
①小柏ワントップ型オールコートマンマークプレッシング・マンマーク型ハイプレス戦術 で、超攻撃型守備から攻撃は連動の一体戦術。徳島の生命線〜ビルドアップとパス交換を、徹底して阻止し、ボール奪取をし続け、結果、ボール支配率勝負にも、大差勝ち、更に、ボール奪取からのショートカウンターで決定機を大量構築し、多数シュートから、複数得点獲得の得点獲得勝ちの必勝態勢とする。
②徳島ボール保持成功からの攻勢も、基本、マンマークプレッシングで、常時ボール奪取を狙う。
③後半途中、選手交代期に、勝勢態勢構築すれば、コンサ式ミシャスタイルに転換し、複数得点差を維持し、自陣ブロック守備〜自陣ボール奪取からの攻撃切り替えから、戦術展開。   との内容を想定します。

試合展開は、
両チームのハイプレス勝負から試合開始ですが、
徳島〜ゾーン型ハイプレス・ハイライン VS   コンサマンマーク型ハイプレス 対戦で、マーキング対象近くで、常時マンマークプレッシングのコンサハイプレスが、ゾーン型でマーク対象との距離間がある徳島ハイプレスに、チャージスピードの決定的な差で、コンサハイプレス成功多数、徳島ハイプレス殆ど失敗、との結果で、勝負が尽き、
一方、徳島ビルドアップで破綻・コンサボール奪取が多発し、一気に、コンサ、多数決定機〜シュートの攻勢時間帯が構築。
決定機で、小柏始めとした、沈着冷静シュートプレーで、早い時間帯に複数得点獲得、との展開となり、コンサが、常時マンマークプレッシング強度を緩めない限り、圧倒的な試合展開で、更なる追加点獲得を目指す展開。
途中コンサフィジカルダウンの前の早い複数選手交代で、フィジカルレベル維持により、マンマークプレッシング強度を維持し、後半、複数得点差で、勝勢局面に限り、守備バランスアップ・コンサ式ミシャスタイルへ転換、スペースやギャップを埋め、複数守備と、ボール奪取からのカウンターへ変更、試合終了、
との展開を想定です。
最終試合結果は、【3-0】完勝!予想です。

試合想定メンバーは、
スタメンの試合開始時は、
小柏ワントップ型オールコートマンマークプレッシングが可能選手です。

       小柏
    チャナ        荒野
  青木 高嶺  駒井  金子
    福森 宮澤 田中駿
       菅野

 サブに、最運動量選手の
   小柏 ⇄    中島
   チャナ⇄    ドド
   青木 ⇄    菅
   金子 ⇄    ルーカス
        岡村、柳、小次郎
 の布陣!

3.新戦力⁈
 浦和FW・興梠獲得の正式オファーとの、電撃リリースが衝撃を及ぼしています。
現在、多数回決定機を得点化困難を打破する、高決定力FWで、決定力不足改善、
更に、大きな効果が、ミシャスタイルを熟知する興梠により、
全員攻撃で全員シューターのコンサ現状で、全選手のシュート基礎力習得が急務の所、
リーグ最高シュート理論・意識・判断・技術を持ち、指導力も保有する唯一のFWとして、絶好の候補選手です。
しかし、<引退は浦和!引退後は浦和育成意向>を何度も公言し、地元には店舗展開までしており、浦和で、<最も移籍の無い選手>の評価を受けている興梠選手の移籍実現は、かなり厳しい!との観測が多数派です。
果たして、如何になるか⁇  大注目の的ですね。



posted by yuukun0617 |12:04 |