コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2021年05月13日

〜進化〜66)次戦川崎戦の意味と内容は⁈

皆様、次戦川崎戦への準備は、万全ですか?
チームは、11連戦の過酷日程での「溜まり溜まった累積疲労」の回復、コンディション正常化を最優先に、主に、故障やコンディション不調を脱却・回復選手の「チーム合流・試合起用レベル到達」を目的に進行し、既に、相当数のリカバリー、チーム戦力上乗せ選手が実現しています。
しかし、対戦相手は、未だリーグ戦敗戦無しで、「川崎から初勝利獲得」「初黒星」を付けるチームはどこか⁈ が、益々注目ポイントとなっている対戦ですね。
コンサは、11連戦の過酷日程でも、スタート2試合・2連勝で順調、しかし、3〜6試合目の4試合・0勝1分け3敗で、複数失点が重なり不調、7〜11試合目の5試合回復し、3勝2分0敗で、負け無しで回復、通算5勝3分4敗は、勝点獲得率70%で、そこそこの戦績となりましたが、下位チームで敗戦多発なリーグ傾向からは、順位アップチームが多発し、比較すると、順位低下で、降格圏争いにも近づき、相当、評判低下や不安感発生、ひいては、選手の自信バラつきにもなりました。
一方、対戦相手・川崎は、益々試合内容・チームパフォーマンスを上昇させ、まさに絶好調、の状態です。

そんな次戦対戦を、点検・確認してみましょう。
1.対戦相手「川崎」現況
昨年、圧倒的な戦績を上げた川崎は、今シーズン、更に戦力・選手層を上昇させ、更に圧倒する戦績です。
順位1位 勝点42 16試合 13勝3分0敗 得点41失点12得失差29
凄まじい戦績!最早、Jリーグには、止められるチームは居なくなったのか⁉︎
スピードと剛さと経験の最終ラインとGK、ボール奪取力の中盤、更に、最前線でどのチームよりも強力なハイプレス、によるリーグ3位タイ失点数の守備力、パスサッカーのトップチームとして、最高パス能力を軸に、スピードと剛さと創造性溢れる、中盤から最前線の攻撃力は、リーグ断トツ・1位で、2位チーム25得点と、16得点差を付け、完全に別次元、別ランクの凄まじさで、対戦するどのチームも、対抗守備に失敗するものです。
基本フォーメーションは、2020シーズンより導入の【4-1-2-3】で、以前の[4-2-3-1]から、
攻撃バランス<+1枚>とし、
最前線は最強守備と得点力の3枚+インサイドハーフに得点力とゲームメーク力更にボール奪取力の2枚のWトップ下、
また、
最終ライン前にアンカー設置に見えるも、「偽SB戦術」で、SBがアンカーと横並びで、トリプルボランチで、最終DF前のスペース管理とボール奪取、ビルドアップの繋ぎと攻守にポイントとなり、実質は【2-3-2-3】との超攻撃バランス。
得点力が急増加の根幹要因となっています。
本来、チームの最低レベル条件となり、伝統の「パス能力」は、<どんな狭い局面でも、どんなに厳しいタイミングでも、ミスを完全排除し、成功させる>との内容で、過去監督の<風間イズム>が、チーム思想として完全同化され、かなり以前より、「チーム加入の最低条件の一つ」として当たり前となり、川崎の現戦術・戦力、選手能力の根幹となっている訳です。〜凄いレベルの内容、項目です!〜
そのレベル・内容まで、追求したチームが無いのなら、同じ土俵で打破する事は、根本的に困難は、当たり前!と言う事ですね。
<サッカー観や思想の話にまで広がなければ、本当の所には辿り着かない>と、何とも、深く、高尚な対戦!と言う事なんですね。

そんなこんなで、現在の川崎を打破が可能なチームは、
別土俵=異なるスタイルチームの方が、可能性が上がる、となります。
別土俵=異なるスタイルチームとなると、
①ひたすら、強力守備で、無失点を追求するスタイル
②ひたすら、攻撃・得点追求で、<撃ち合い勝ち>スタイル
のどちらかとなります。
これ以外の
③ミニ川崎スタイルの様な、攻守バランス型チームは、川崎は困難と言う事です。
そんな、
②攻撃・得点追求スタイルチームが、横浜FM、そして、コンサとなり、
川崎得点以上の得点獲得で、勝利を目指すチームです。

次戦の試合戦略・試合スタイルは、コンサが追求する「相手以上の得点獲得勝ち」であり、注目ポイントです。

川崎の選手層は、リーグ随一の質と数の両方を誇り、サブ選手が、そのままレベル低下の無いスタメン同レベル・能力で、コロナ禍特例「5枚交代枠制」を最大に活用し、戦績上昇に直結させているチームです。詰まり、交代すればする程戦力低下のパターンは全く無く、寧ろ、戦力アップや戦術やプレーオプションを増やす事となっているものです。 〜スタメンの試合内疲労で、パフォーマンスダウン、交代で戦力ダウンを狙う事は、不能です。

しかし、昨夜の川崎〜仙台ホーム等々力戦は、その構図が変化し、リーグ17位で苦しむ仙台に、2得点を許し、獲得得点も2得点止まりの、想定外の<引き分け>結果で、
その原因は、ACL対戦日程の時期を空けるため、過酷日程継続により、スタメンだけで無く、サブ層まで、累積疲労が浸透して、想定した戦術・プレー・戦力で、大きくダウンとなり、パスミス多発、攻守切り替えの遅さ、先制点獲得後の攻撃意識低下、と川崎には考え難い、あり得ない状況となり、川崎らしかったのは、試合開始から、3分小林先制点獲得の5分間だけで、前半途中から後半全体は、川崎の想定内容から、大きな差異となった訳でした。
試合後、鬼木コメント「自分らしいサッカーが出来たのは、先制点時間までで、甘さから、丁寧さ、迫力を与え続ける所が不足した。<しっかり引き締めて>次戦準備をする、との事でした。
実際、試合データからは、完全に、<川崎の走り負け>が明らかで、走行距離が川崎109km〜仙台116kmで<△7km差>で、元々、川崎はパスサッカーの効果で、<人が走るのでは無く、ボールが走る>スタイルのため、走行距離は、対戦相手チームより低数値となり勝ちでしたが、ハイプレスや球際の強度強化のため、寄せるスプリントも走力をアップしたのが、現行スタイルです。その肝心な走力低下は、強度低下と、ポジショニング遅れとズレを産んでしまった事となったもの。
過酷日程による、想定外のパフォーマンスダウンで、
5/4〜<中3日>〜5/8〜<中3日>〜5/12〜<中3日>〜5/16次戦コンサ戦    で、コンディションダウン状況の改善は未だ困難でしょう。
走行距離数値推移は、
112km    〜   104km     〜         109km               と走行距離低下状態が連続、継続しています。        
<走り勝ち><球際強度勝ち><攻撃反復勝ち>が、次戦重要なポイントです!
オールコートプレス、マンマークハイプレス、コンサ式ミシャ戦術は、良く効きます!

2.コンサ 対戦戦術、試合展開、メンバー想定
次戦川崎アウェー戦は、コロナ感染防止措置地域の[アウェー席設定無し]で、コンササポーターがコンサスタイルで入場は原則出来ず、一般客の姿でのゲリラ観戦しか有りません。昨夜仙台戦でも、その姿は全く無く、アウェーサポーターゼロ開催でした。
事前に、選手は理解・認識の筈ですが、未だ現地サポーターを想定の選手も居る様ですが、完全アウェーの試合となり、選手達は<孤立無援>ですが、遠く離れても、大量のサポーターがしっかり応援している事を良く周知しておいて欲しいですね。
 
そんな次戦川崎戦で、最強川崎に"初撃破・黒星を付ける"試合を想定しましょう。
 最強川崎も、現在、コンディションは最低レベルまで低下し、ゲーム中の集中と勝利意欲の精神論の強化はされるでしょうが、3連続「中3日」日程で、スタメン・サブ共に、コンディション低下し、パフォーマンス低下状態は、重なり続けた累積疲労が原因で、短日数で、到底リカバーは不可能で、気持ちは改善されても、身体は着いて来ず、スピード、回数、キレは、最強時点からかなりダウン必至です。
当日の天気予報は、曇り・25℃・降水確率70%で、好天の直射光で真夏日の、前湘南戦の様な過酷試合環境では有りません。
両チームのコンディション勝負で、コンサ優位は充分可能な試合環境で、走り勝ち、球際強度勝ち、攻撃回数勝ちは可能となります。

川崎のパフォーマンスが低下想定とは言え、それは強烈、リーグトップ水準は間違いなく、川崎を撃破出来る戦術は、極々限定され、
①オールコートプレッシングをフルパフォーマンスし、川崎パス交換そのものを徹底的に阻止する、オールコートプレッシング戦術、
②川崎ビルドアップをスタート段階で阻止する、マンマークハイプレス戦術
③判断とパススピードを最速とするワンタッチパス、コンビネーションパスで、突破する、ミシャ戦術を駆使し中央突破と、ワイドなサイドとDF裏のスペース突破からクロス、反復サイドチェンジ、派生セットプレー展開を図ります。
守備=ボール奪取での決定的なポイントは、球際強度に尽きます。より速く、強く、川崎の選手がボール保持の瞬間を狙い、判断やプレーする時間を奪う事がポイントで、そのために、オールコートマンマークで、川崎全選手を、即時チャージとなる至近距離で常時コントロール下に置く事がポイントとなる訳です。
更に、マンマーク戦術の効果である、パス交換のターゲット潰しが、川崎の根幹であるパスサッカーを封じます。
川崎撃破の、最有力戦術・チームとされる理由ですね。

そのためには、試合開始直後からの試合展開と可能とする選手選択が最重要ポイントとなります。
試合展開は、開始直後のオールコートプレッシング、フルパフォーマンスが絶対で、開始直後、川崎のパス交換停止・阻害を徹底し、パス交換数と成功率を引き下げ、その代償となるボール奪取、そこからの攻撃展開で、コンサ攻勢、ボール奪取からショートカウンターを連発し続ける、展開を目指します。当然、決定機は複数回獲得し、その中で、沈着冷静の高精度シュートで、先制点獲得し、試合コントロールの先行を実現します。先制点獲得が大きな転機となり、少しでも、オールコートプレッシングを緩め、球際強度を落とせば、直ちに、同点、逆転必至です。そのため、先制点獲得しても、決して少しの緩和も許されず、更に勢いに乗って、より球際強度、プレッシング強度を上げ、ボール奪取をし続ける事が第二ポイントで、そこで追加点獲得を実現し続ける事が絶対方針です。
選手は、フルプレーで、疲労からコンディションダウンし掛かると、パフォーマンスダウンを考え勝ちですが、そこが転落の隙間、瞬間で、フルパフォーマンスを継続し続け、疲労一杯に達したら、どんどん交代する、との戦略、方針が絶対です。
ピッチ内で、たった一人の選手がパフォーマンス低下させるだけで、即座連鎖で、チームパフォーマンス崩壊となる事を肝に命じる所です。
フルパフォーマンスにより、当然、試合途中フィジカル低下となり、後半、5枚枠一杯交代起用となりますが、終盤には、オールコートマンマークは困難選手起用が、戦術転換タイミングとなり、コンサ式ミシャ戦術に戻り、均衡の中、終盤時間帯を展開させるもの、です。
時間帯では、
試合開始〜10分 コンサ、オールコートプレッシング、マンマークハイプレス、
         ミシャ戦術で、コンサ攻勢。
    〜25分 コンサ攻勢の中、先制点獲得
    〜45分 追加点獲得し、「2-0」前半
後半開始〜    オールコートプレッシング、マンマークハイプレスを展開
     55分 選手交代で、活性化
     65分 選手交代で、戦術変更
    〜    【 2-0 】の完勝 の想定









posted by yuukun0617 |14:01 |