2021年01月28日
〜進化〜 新シーズン体制は-(13)J1各チーム戦力確定で~その2
コンサ「キャンプ現況」と「J1・各チーム選手構成確認~その2」をお送り致します。
1.コンサ現況
コンサ「キャンプ」予定は、
第1次沖縄キャンプ
第1Q(1/18~24)TG1/20・22・TM24;沖縄SV<2-0>
オフ 1/25
第2Q(1/26~31)
オフ 2/1
第3Q(2/2~7)
オフ 2/8
第4Q(2/9~13)
オフ 2/14・15
第2次熊本キャンプ
第5Q(2/16~25) ですが、
現状、第1Qを終了、第2Qも中盤となり、
第1次キャンプ24日中10日目で40%を超えた所。
当初の「フィジカル<前シーズン終盤レベル寸前程度への復調・回復>」を終え、<フィジカル継続アップ>と同時に、
「戦術回復・徹底<本格化>」で、
現状は、<基本ミシャ戦術の再確認・徹底(ビルドアツプ・システム可変・パスサッカー・サイドとDF裏アタック・サイドチェンジ)>段階。
この後、<コンサ式ミシャ戦術(ロングフィード・ポストプレー経由ショートカウンター)>
➝最終形は<マンマークハイプレス>
➝<フルコートプレッシング・ハイライン>へ到達です。
ブラジルトリオ1/26・ミンテ1/27と「コロナ禍入国待機」を完了し、チーム合流。更に、遅延必至だった「ジェイ」も、日本入国し「成田・入国待機中」で、2/初・第3Qで合流となり、残すは「我らのミシャと、ニューカマー・ガブリエル」のみ。キャンプ中盤で「殆どの選手が合流」となり、「フィジカル構築・戦術レベルアップ」も、相当程度まで「フルメンバー相当で完了・整備」が見込めます。
第2・3Q<コンサ式ミシャスタイル>
第4・5Q<マンマークハイプレス・フルコートプレッシング>との進行が想定されます。
第1次沖縄キャンプでは、TM(練習試合)を6試合予定、との事でしたが、第1Q最終日1/24に、第1TM;沖縄SV・45分☓2を実施し、
[フィジカルと基本戦術テスト、個別選手確認・判定]目的で、
試合結果「2-0・0-0」~「45分」限定起用、前半Aチーム・後半Bサブチーム起用。
(テスト結果)は、
Aチーム;ビルドアツプと「前線からの守備・ハイプレス」でのボール奪取からのショートカウンターにより、「決定機7回・内2得点獲得」と「ハイプレス・ゲームメーク」力を確認。「基本ミシャ戦術」は合格です。
課題の「シュート決定力」では、ワントップ「小柏」決定機5回-枠内2回-得点1、シャドー「金子」決定機2回-枠内2回-得点1、との結果で、「小柏のシュート精度向上」は必要ですが、「決定力」を証明。
起用選手で「問題プレー」選手は殆ど無く、全選手が、「トップチーム候補」を証明する、フィジカルとパフォーマンスでした。
Bチーム;「小野伸二」の華麗な「繋ぎパス・ラストパス」のゲームメークは健在。しかし、Aチーム程の連動・連携は「受け手」の遅れから、未だ成立せず、チャンス機会も3回程度で、中島のワントップは、振り切るスピード・テクニック・強度に至らず、ポジショニングの良さで勝負に限定されるレベルで、決定機2回-枠内0と「シュート精度・テクニック」に課題あり、でした。
現在のポジション獲得現況を図示すると、(3-4-2-1で)
小柏
駒井 (中島) 金子
(小野) (錬)
菅 高嶺 深井 青木
(錬)(宮澤) (中野) (錬)
福森 田中 岡本
(中村) (錬) (柳)
菅野
(大谷) と、全ポジで、Aチーム起用選手が優位。
大半選手合流し、この優位・順位変動の「ポジション争奪戦」が激化し、チーム力は一挙に拡大・上昇していきますね。
2.J1各チーム選手構成検討~その2
チーム毎に「選手獲得・保有現況」を確認し、「選手層~分厚いサブ・手薄いポジション」が明白です。 では、(〇数字が、そのポジション選手数)
[コンサ]〔3-4-2-1〕 [仙台]〔4-4-2〕
➄ ➀ ➀
➁ ➂ ➄ ➂
➁ ➁ ➁ ➁ ➂ ➂
➁ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁
➃ ➃
[鹿島]〔4-4-2〕 [浦和]〔4-2-3-1〕
➁ ➂ ➂
➃ ➂ ➂ ➂ ➂
➂ ➁ ➂ ➁
➁ ➁ ➁ ➂ ➂ ➂ ➀ ➀
➃ ➂
[柏]〔4-2-3-1〕 [FC東京]〔4-1-2-3〕
➂ ➁ ➁ ➁
➂ ➂ ➂ ➁ ➂
➂ ➂ ➃
➂ ➁ ➂ ➂ ➁ ➂ ➂ ➁
➃ ➄
[川崎]〔4-1-2-3〕 [横浜FM]〔4-2-3-1〕
➁ ➂ ➂ ➁
➃ ➂ ➁ ➂ ➁
➀ ➁ ➁
➁ ➁ ➁ ➂ ➁ ➁ ➂ ➃
➃ ➄
[横浜FC]〔4-4-2〕 [湘南]〔3-3-2-2〕
➁ ➂ ➃ ➂
➂ ➁ ➃ ➁
➂ ➂ ➂ ➂ ➂
➂ ➂ ➁ ➂ ➂ ➀ ➁
➄ ➃
[清水]〔4-4-2〕 [名古屋]〔4-2-3-1〕
➂ ➂ ➂
➂ ➂ ➂ ➂ ➁
➂ ➂ ➁ ➁
➂ ➁ ➂ ➁ ➂ ➁ ➂ ➁
➂ ➃
[G大阪]〔4-4-2〕 [C大阪]〔4-2-3-1〕
➁ ➁ ➅
➃ ➂ ➁ ➁ ➂
➂ ➁ ➂ ➂
➂ ➁ ➂ ➀ ➁ ➂ ➁ ➁
➃ ➁
[神戸]〔4-1-2-3〕 [広島]〔3-4-2-1〕
➁ ➂ ➂ ➂
➂ ➂ ➁ ➁
➁ ➂ ➁ ➁ ➂
➁ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁
➃ ➃
[徳島]〔4-2-3-1〕 [福岡]〔4-4-2〕
➅ ➁ ➂
➁ ➀ ➁ ➂ ➁
➁ ➂ ➀ ➁
➂ ➂ ➂ ➂ ➂ ➂ ➂ ➁
➄ ➃
[鳥栖]〔4-4-2〕 [大分]〔3-4-2-1〕
➃ ➂ ➂
➂ ➂ ➂ ➁
➂ ➁ ➂ ➁ ➂ ➂
➂ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁ ➁
➃ ➃
全チームの「想定フォーメーション・ポジション毎選手数」を記載した図ですが、問題点は、
・「➁=2名」以上ならば、「常時(フル)W配置」で「試合途中交代・故障等離脱時バックアップ」可能の「安全・安定」体制。
更に、W以上保有で、「トップレベルの同クラス選手」の保有となれば、「2・Wチーム編成」の「完全ターンオーバー」選手起用も可能。
☓「➀=1名」のポジションは、間違いなく「手薄状態」で、「試合途中交代・故障等離脱時バックアップ」不可能となる「不安定・不足」体制
・・➀ポジション発生のチームは、仙台(前線2枚とも)・浦和(橋岡突然流失でCB・SBに)・川崎(アンカー守田流失・代替シミッチ1枚が)・湘南(CB中央)・G大阪(右SB)の5チームで、意外にも、川崎・G大阪の上位候補・ACL参戦チームにも、「明らかな弱点」があります。
また、各チーム、ポジション毎に「多数選手保有」と「ポジション毎に選手数偏在保有」となっています。多くの場合が「決定的な選手とサブ」に自信が乏しい場合、「獲得し補強するも、なお充足不足感があり、更に獲得し、結果として多数保有」となったもので、或る意味、各地チームの「やや弱いポジション」を反面露呈させるものです。
※コンサについて
全ポジション、W・2名以上配置・保有が達成出来ていますが、最多選手数5名のワントップ・CFは、「<決定力不足>が継続課題」で、そのため、今シーズンは、ロペス~ジェイ~小柏~ドド~中島の「候補順」に、実力・能力不透明なガブリエル次第で、ここまでの実績は、<一長一短>状態でしたが、「選手個々の成長・改善」での変化・良化・改善、又は、新加入選手の活躍次第です。
他のポジションは、
第1候補とサブ候補のレベル・ランク差が「僅差」で、選手固有ストロング能力で、「多彩・多様性」に富む選手起用となります。
そこで、現状から、コンサの選手起用戦略・方法は、
(1)「完全ターンオーバー型」までには到達しなくとも、「主軸固定型」選手起用と「ターンオーバー型」と折衷型の「ハイブリット型選手起用」は可能な選手保有に到達しています。
「ハイブリット型選手起用」とは、「同レベル=同戦力」となる条件で、「中軸選手を2チームに分散し、両チームは交互に試合起用」「その他ポジションは、試合毎に、コンディショニング・パフォーマンス」判定の上起用する形式。
「限定固定選手はスタメンが交互試合」で、中軸選手固定化~累積疲労過重➝故障等離脱・パフォーマンス急落の回避・防衛となるものです。
(2)「5人交代制」継続により、
「固定スタメン化」➝<試合途中「多数交代」>で「戦術大転換」の「試合展開パターン化選手起用」型、の確立は、より現実的・実践的です。
想定される「戦術大転換型・選手起用」は、
(試合開始~)
<マンマークハイプレス(オールコートプレス)>~超攻撃サッカーで、攻撃的守備(ボール奪取・支配率アップ)・多数時間帯の攻撃連続態勢により「複数得点奪取」
⇓ (前半全体・後半開始後)
(後半60分)
「CF等投入の選手交代」戦術転換し、
<攻撃強化型ハイプレス(ボランチより前線選手限定)>~中盤より前で「追加点上乗せ」
⇓
(後半75分)
「更にCF投入の選手交代」更に戦術転換し、
<コンサ式ミシャスタイル(ハイプレスからミドルプレス・自陣ブロック守備・ロングカウンターへ転換)>~守備バランスで「堅守・速攻」狙いで、「試合締め括り・コントロール」
⇓
(タイムアップ)< 3-0 大量得点獲得・完全試合支配 >
と、前シーズンの「勝利パターン」を<勝利の方程式>パターン確立
となります。
以上の通り、コンサ「キャンプ」現況と「J1チーム選手構成」確定でのポイント確認とコンサ内容、でした。
posted by yuukun0617 |13:59 |