コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年12月09日

~進化~ 2019シーズンへ前進!①戦力=選手保有戦略と整備

J1参入戦も、磐田勝利で、「名門東京V復活・参入は大きな戦力差を証明する試合内容で、はね返され」、カテゴリーの差が、示されました。
残る日程は「天皇杯決勝」ですが、既に「実質の決勝戦は、浦和勝利」の結果で、仙台は、守備的戦術を軸に善戦がヤッとレベルでしょう。

現在、各チームは、2019シーズンの第一段階;チーム戦力構築基礎=選手保有戦略の構築と整備に邁進状態のところですが、各チームのスタートダッシュには「かなり差」が付いています。最終ゴールは、初回登録ウィンドー期間末日(シーズン終了時~最大12週の期間、2019シーズンの協会リリースは未だ出ていませんが、前年は1月5日~3月30日)で、これからが本番です。
しかし、優良商品は「早いもの順」の常識は、サッカーでも同様で、7割方の「優秀・獲得希望重複選手」の動向は、「1月早々に終了」します。
このため、
12月第1週までに「各チーム既存選手の契約可否決定・交渉」
 同時期までに  「各チーム有力選手への交渉開始」
12月第3週までに「各チーム獲得交渉の成否目途」
12月第4週~1月第2週までに「各チーム新規加入選手決定」
との日程が進行します。
そのために、
7月・8月「期限付き移籍選手の契約継続・完全移籍交渉開始」
9月~11月「各チーム既存選手契約方針決定・新規獲得選手候補洗い出しと決定」が進んでいました。

しかし、この準備期間での「選手保有戦略の確立と準備実施に、チーム毎のレベルの差」があり、その差が「12月からの選手保有構築本番」に露呈する訳です。
特に、「チーム戦略」の弱さ・不安定さ、「指導者=監督」の来季継続の不安定さがあるチームは、致命的で、「チーム保有戦略」が構築できず、12月の選手保有競争で「既に敗北・立ち遅れ」となり、2019シーズンを決定する根本原因となっている訳です。
そんな「チーム不安定・弱体化」の原因そのものが、7・8月~11月の「チーム成績・戦績」です。

今シーズンの「コンサ躍進」は、その点でも、「2019シーズンの良いスタート」を作る源になった訳です。

本ブログから、新シリーズ「~進化~ 2019シーズンへ前進!」を始めたいと思います。
その第1回目を、現在佳境の「①戦力=選手保有戦略と整備」としたいと思います。現時点での、J1リーグとその中でのコンサを点検・検証してみましょう。

1.チーム戦略=選手保有戦略
我らがコンサは、2003年に強化方針を策定(チームHPサイト掲載)しました。
現在は「ステップ?」でしょう?

①ステップ1
〇J1リーグで安定して充分に戦う事ができるチーム力ベース作りを推進
・強化予算との関連によりチーム編成は若手中心となり、戦力的にはJ2中位以下
となる可能性があるが、若手選手に沢山の実践経験を与え、厳しく質の高いト
レーニングを行い、戦うチームをコンセプト(チームカラー)に上位進出を狙う。
-チーム構想と編成-
・チームの基本的なコンセプト(カラー)『戦うチーム』を基に、進むべき方向性を具体的
に決定し、チーム全体に深く浸透させ、選手としてプレーに対する具体的な取り組
み方を定義づけ、実施する。チームのベースとなる可能性のある選手及び、ベースを作る為に必要となる選手のみ採用する(外国籍選手を獲得する場合も同様)
・選手総数28名以下・選手平均年齢の引き下げ・選手平均年俸の引き下げ・育成トップへの昇格選手数:2名程度
②ステップ2
〇チーム力のベースアップ及び戦力の固定化の推進 
・ステップ1同様、戦うチーム作りを推進し選手個々の能力を伸ばし、チーム戦術の
浸透を図り、ステップ1以上の成果を目指す。
-チーム構想と編成-
・チームコンセプト(カラー)に沿った試合、練習の実施と実現。ステップ5のチーム編成における日本人選手のポジション予想を行い、移籍補強する。外国籍・日本人選手の調査を行い獲得時期を検討する。
・選手総数28名以下・選手平均年齢の引上げ-1年程度の選手平均年齢の引上げ・選手平均年俸の引上げ・育成トップへの昇格選手数:2名程度
③ステップ3
〇チーム力のベースアップ及び戦力の固定化の推進 
・戦うチームをベースに選手の技術を磨き、チーム戦術の更なる徹底と質の向上を行
い、ステップ2以上の成果を目指す。
-チーム構想と編成-
・チームコンセプトがチーム関係者全てに浸透し、目標達成に向けチームの方向性を再確
認し具体的な強化方法も併せて確認する。ステップ5のチーム編成における日本人選手のポジション予想を行い、補強する外国籍・日本人選手の調査を行い獲得時期を検討する。
・選手総数28名以下・選手平均年齢の引上げ-2年程度の選手平均年齢の引上げ・選手平均年俸の固定化・育成トップへの昇格選手数:2名程度
④ステップ4
〇チーム力のベースアップ及び戦力固定化 
・ステップ1から育成・強化を行なってきた選手の中でJ1リーグで充分に通用する選手が育ち、その選手によるポジションの固定化を行い、それ以外に必要な補強部分を明確に打出し、次のステップでの補強の指針とし、補強するべき具体的なポジション・選手を絞り込む。又、ステップ3以上の成果を目指す。
-チーム構想と編成-
・チームコンセプトがチーム関係者全てに浸透し、精神的にも技術的にもチームを支えられる生抜きのメンバーによるチーム編成の確立と更にチーム力を強力にする為の外国人選手及び日本人選手の補強を検討する。
・選手総数30名以下外国籍(最大3名)及び日本人選手の移籍獲得の検討
・選手平均年齢の引上げ-3年程度の選手平均年齢の引上げ
・選手平均年俸の固定化・育成トップへの昇格選手数:2名程度
⑤ステップ5
〇J1リーグで安定して充分に戦う事ができるチーム力ベースの完成
・育成・強化の中で育ってきた生抜きの選手と指針に基づく補強で獲得された選手によるチーム力ベースが完成し、短期目標を達成。ステップ4以上の成果を残す。
-チーム構想と編成-
・チームコンセプトがチーム関係者全てに浸透し、結果を残し次のステップ(タイトル獲得)へ進む。
・選手総数30名以下・外国籍(最大3名)及び日本人選手の移籍獲得
・選手平均年齢の固定化-チームの新陳代謝のベースとなる選手平均年齢が固定
・選手平均年俸の固定化・育成トップへの昇格選手数:2名程度

コンサのリーグ戦の歴史が、この「強化戦略」の中から、ありありと見えますね。
最初の質問の答えは、
 ・・・・【ステップ4が、2017~2018シーズン。
      ステップ5が、2019シーズン】です。
「コンサ強化戦略」上は、
 2019シーズン~タイトル獲得(次のステップ)への進行を予定しています。

実は、各チームにも「強化戦略やチーム目標戦略」が設定されていますが、
リーグの中で、最も忠実・真摯に、勢いを以て、「真っすぐ」に実践しているチームは、極僅かで、最高の模範チームが我らがコンサです。
「チーム全体、関係・周辺社会も含め、ひたすら夢の実現を追いかける<ドリームチーム>」が我らがコンサなんですね。

そして、その「夢の希求・追及のロマン溢れるチームに惚れ込んだのが<ロマンチストでドリーマー・ミシャ>」で、コンサに来てくれた真の理由と想いますね。

という事で、2019シーズンへの「選手保有戦略構築と実践」は、その計画戦略のステップ5「充分に戦う事ができるチーム力ベースの完成」を行う第一弾となる訳です。サポーターの皆さまも、そんな「夢の強化戦略」の完成シーズンに期待と夢を膨らませましょう!

2.具体的選手保有戦略動向
現時点での各チーム動向を点検してみましょう。
現時点では、確定リリースではなく、チーム意向の交渉中も含むもので。
あくまで、確定値では無いので、チーム毎希望の姿レベルのものと承知置き下さい。
姿勢の積極性・現況からは大きな差・異が見えて来ます。
   既存選手離脱 新・完全 新・レンタル レンタル復帰 増減
コンサ △10名  +6名         ?2名    △4名  
仙台  △3名   +2名         ?1名    △1名
鹿島  △2名   +4名         ?4名    +2名
浦和  △3名   +2名                △1名
FC東京 △6名   +2名         ?1名    △4名
川崎  △4名   +2名          1名    △1名
横浜FM △1名   +3名                +2名
湘南  △5名   +2名         ?1名    △3名
松本  △6名   +4名                △2名
清水  △5名   +3名                △2名
磐田      動き停滞
名古屋 △4名   +3名         ?3名    △1名
G大阪 △2名   +6名          1名    +5名
C大阪 △9名   +3名  +1名    ?1名    △5名
神戸  △7名   +7名         ?6名     0名
広島  △1名               ?1名    △1名
鳥栖  △4名   +2名         ?2名    △2名
大分  △4名   +2名                △2名

①7チームが5名以上の大量離脱(コンサ・FC東京・湘南・松本・清水・C大阪・神戸)内、
5名上多数新加入3チーム(コンサ・G大阪・神戸)にとどまり、
獲得停滞5チーム(FC東京・湘南・松本・清水・C大阪)は戦力低下状態と低迷。‥コンサは、予定通り、ベテラン層を若手層へ置換との方針で、6選手新規獲得を確定・交渉中ですが、選手数は△4名の減員となるもので、新たな新候補の獲得も拡大されるものですね。
②新規加入の動向が、レンタル縮小・完全移籍主体に大きく変化しました。
全チームで、新規加入レンタルは、僅か1名に止まっており、不安定な戦力保有・構成・チーム財産では無い、期限付き移籍は縮小傾向となりました。
突然ですが、リーグ成長のための大きな転換点となった様です。
③選手保有数が、既存選手離脱によるマイナスチームが、鹿島・横浜FM・G大阪・神戸の4チーム以外、13チームで、現在交渉リリースとは別に、更に拡大・獲得が加速されるものです。

3.コンサの予定保有選手構成
8名のベテラン層・育成未達選手の離脱をリリースしていますが、獲得交渉中選手も含めた選手構成は、
選手数31名、うちB・C契約選手3名を除外すると、28名となります。

前記「強化戦略」の2019シーズンが合致する
ステップ5との対比では、
〇J1リーグで安定して充分に戦う事ができるチーム力ベースの完成
・育成・強化の中で育ってきた生抜きの選手(進藤・菅・荒野・深井・宮澤)と指針に基づく補強で獲得された選手(ジェイ・都倉・チャナティップ・駒井・福森・ソンユン)によるチーム力ベースが完成し、短期目標を達成。ステップ4(順位4位)以上の成果を残す。
-チーム構想と編成-
・チームコンセプトがチーム関係者全てに浸透し、結果を残し次のステップ(タイトル獲得)へ進む。
・選手数総数30名以下
・外国籍最大3名(リーグ変更登録枠撤廃・試合5名制限に変更)及び日本人選手の移籍獲得、
・選手平均年齢の固定化__-チームの新陳代謝のベースとなる選手平均年齢が固定
・選手平均年俸の固定化
・育成トップへの昇格選手数:2名程度(中村・檀崎)
と各事項に該当・準拠して実施されています。

現時点、交渉中も含めたその結果は、
Aチーム(トップチーム・リーグ戦起用)スタメン該当選手は、
23名-スタメン等主軸13名
Aチームサブ該当選手は、
24名-主軸7名
Bチーム(カップ戦チーム・準Aチーム・1.5軍チーム)は、
16名-スタメン等主軸11名
Bチームサブ該当選手
9名-主軸5名
Cチーム(育成チーム)
7名  となり、
Aチーム選手数はほぼ充足していますが、
Bチーム対象の「若手選手」を3~4名獲得が必要となります。

選手の平均年齢は、大きく低下し
全体で「25.1歳」と、リーグでも低い平均年齢チームとなります。
各ポジション別では、
GK4名-25歳
DF8名-23.1歳
MF11名-26.6歳
内ボランチ5名・サイド4名・攻撃2名
FW8名-25歳  と、DF陣の平均年齢低下が顕著となります。

シーズン方針は、ステップ4の「ポジション固定化」から進化し、A(1軍)チームだけでなく、BチームのAチームレベル化(1.5軍の1軍化)を志向し、テクニックと戦術理解度の高いレベル選手層が拡大し
Aチーム~Bチーム間での選手交流・起用も頻繁となり、「ポジションはコンデションと理解の最適選手による流動的起用」が「全体選手の戦術高レベル実践」で支障・懸念無く激しく実施され、
シーズン終了時点=目標は、
リーグ戦上位(3位以内)、カップ戦上位・優勝争奪、ACL参加、Aチーム・Bチームともに1軍レベルで、1軍2チーム保有到達です。

今シーズンの高順位・戦力上昇
⇒ 逸早く「次シーズン選手保有戦略」構築
⇒ 逸早く「選手獲得準備・交渉」開始
⇒ 逸早く「有力移籍選手への交渉開始」 との好循環を進行中です。

posted by yuukun0617 |00:18 |