コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年08月03日

~進化~ 第20節柏戦展望②コンサ戦術・試合展開・メンバー

さて、<赤黒満員大作戦札幌ドーム3万人越え>を狙う第20節が近づき、ワクワク・ドキドキ感が日増しに最高潮へ近づいていますね。

当面の試合目標【12試合連続勝ち点獲得】の大目標達成に向け、
≪3試合目連続勝ち点獲得≫を実現する試合。
前ブログで点検した通り、対戦相手「柏」は戦力が縮小状態で、「完勝による勝ち点獲得」に絶好の獲物です。
コンサの実力戦力が適正に発揮されれば「勝利」確率は高率であり、前節長崎戦以上に「勝利」獲得が必須です。
選手・チームスタッフに加え、全サポーター結集の「3万人越えドーム参戦」で「圧倒的なドーム力」を作り、コンサ選手の足・身体・心をプッシュし続け、コンサ本来戦力×1.5の「コンサドーム戦力」を形成し、「勝ち点獲得」を完勝で掴み取りましょう。

では、コンサの戦術・試合展開・メンバーの予想です。
1.戦術
コンサ式ミシャ戦術
【3-4-2-1】基本システムで攻撃段階毎に自動的に可変。
守備→攻撃切り替え(ボール奪取)時【4-3-3】(1ボランチDFライン形成)
攻撃時【3-2-5】(5トップ・2ボランチDFライン形成・2CBはSHへ)
攻撃→守備切換(被ボール奪取)時【3-4-3】
守備時【5-4-1】
ボール奪取位置は「ミドルポジション(自陣上位置)」
DFライン「M3rd下辺位置」 縦コンパクトネスの密集ブロック陣型で
「組織・連携守備」で「ボール奪取」を図り、中盤支配(相手パス交換阻止)を目指す。
ショート(レンジ)パスで、敵陣中央部を、ロング(レンジ)パスで、サイド・DF裏スペースを、サイドチェンジ・クロスで相手陣を揺さぶりギャップ・スペース創出と相手スタミナ(フィジカル)減退を狙うもの。
更に、派生のセットプレーも優秀プレスキッカー+優秀ターゲットで有力狙い、攻撃パターンの多彩・多様さ、多数回攻撃で、複数得点力を発揮する。
パス交換は多く「パスサッカー」を指向。
守備力は、失点はあるも、ブロック・組織連携守備を崩された失点は阻止できており、ミスプレイによる失点によるもので、集中力低下・甘さ露呈を防ぐ事がポイントで、改善方法が明白で、改善可能。
柏の「バランス型・個々選手の対戦勝利積み上げ型」に対して、コンサ式ミシャ戦術を粛々と実施する事で、「組織・連携」による「数的優位・スピード・多彩性」二より優位獲得となるものです。
2.試合展開
試合開始早々から、ミシャ戦術の全面展開・実践で「積極攻勢」で試合支配状態を作り、その中早々に「先制点獲得」・「追加点獲得」、後半も「攻勢継続」し、「選手交代」で活性化も契機に「追加点獲得」で、試合全般コントロールして試合終了。[ 3-0 ]完勝を狙います。
試合開始~15分 開始直後から「攻勢」、第1・2回目チャンスで、 
         「先制点」獲得
    ~30分 「攻勢」継続。「追加点獲得」
    ~45分 均衡状態。
後半開始~60分 「攻勢」を取り、60分「選手交代」で活性化
    ~75分 「攻勢」活性化、「追加点獲得」
         選手交代
    ~90分 「 3-0 」で完勝
3.メンバー
第1・2回目チャンスで得点のためにジェイ先発、都倉は後半60分~投入で追加点狙い。

        ジェイ
    チャナティップ 三好
  菅   深井   宮澤  駒井
     福森 ミンテ 進藤
       ソンユン      前節と同メンバーです。

  SUB: 60分交代 都倉 ⇔ ジェイ OUT
             小野 ⇔ 深井  OUT
       75分交代 白井 ⇔ 菅   OUT
       兵藤・荒野・石川・菅野
                こちらも不動のサブメンバーです。
  得点予想;ジェイ・セットプレー得点・都倉 

 サポータの皆様とご一緒に、選手・チームスタッフの全チームで「勝利試合」を堪能する試合としましょう!! 
  

posted by yuukun0617 |21:04 |

2018年08月03日

~進化~ 第20節柏戦展望①対戦相手「柏」点検

中断明けの3試合を「1勝1分1敗」で終えました。
懸念されていた「過酷日程」も台風の想定外好影響で緩和され、前節の「灼熱長崎戦」での劇的勝利に繋がりました。
前ブログで表明の通り、
ここから~第28節までは【連続勝ち点獲得】を試合目標としての対戦です。
第17節磐田戦~第28節の<12試合連続勝ち点獲得>を狙いましょう!!

次戦対戦相手「柏」の事前点検を行います。
その前に、少しだけ「前置き・横道内容」です。
1.ミシャ戦術へ至る道~ミシャ戦術の現在での意味・意義~
基本論ですが、サッカーは①「守るサッカー」②「攻めるサッカー」、更に③「奪うサッカー」の流れ・系統に分かれていますね。
①守るサッカー・・弱者戦略(弱小チーム)で、「堅守速攻」型の<勝利至上主義>思想⇒伊)カテナチオ・カベノミックスで「4-4-」システムで自陣ブロックでの守備優先のため攻撃数は減退し<ウノゼロ1-0>型。
~直近、この<勝利至上主義>から、優秀選手を多数持つ強豪・強力チームが取り込み、速攻力を成立させる「優秀前線選手」を揃えるチームが増加。Jリーグでは「広島・FC東京の1位・2位チーム・鹿島」が典型で、見逃せないトレンドです。しかし、反論も強く主張され「オシムサッカーの破壊者」との指摘は有名です。オシム・チルドレンのミシャは、絶対に選択しない思想です。
②攻めるサッカー・・「守るサッカー」思想を取らないチーム・「強豪・強大チーム」は<より魅力的で面白い、サッカー至上主義>を選択し、パスサッカー・パスノミクスを選択。体格・強靭・高さのフィジカルは「イングランド・ドイツ・アフリカ」の独壇場で、「守るサッカー」では「堅守」の条件ですが、「パスサッカー」は「コンタクト前のパス交換」でフィジカルは条件外となります。体格面で劣後するスペイン・ブラジル・アルゼンチン、そして日本も、選択する理由です。更に、現代主流の「ブロック守備陣型」への攻撃は、〇「守るサッカー」ではブロック外側のサイド・DF裏の僅かなスペースを突くのが主流ですが、○パスサッカーでは、ブロック・ゾーンの選手カバーエリアの切れ目・境目が狙いで、その位置への進出・パスで周囲選手のボール集中とポジション移動⇒その反対側のエリア変形・拡大し、ギャップ・スペースが産まれ、そこを突いて「ブロック突破・崩壊」となる「守るサッカー」を崩しすサッカーとなります。「守るサッカー」からの対抗策は「ブロック守備」と
マンマークでのパス阻止」ですね。
更に、パステクニックのレベルで選択肢が分かれ、
〇ハイテクニツクチーム;敵陣の「狭いターゲット」へのパス交換を成功させる「パス精度・スピード・内容、受け手のトラップ力」が必要条件で、スペインはその典型ですね。ショートレンジパス交換が主体。
〇そこまで高くないチーム;そのまま相手守備陣中心部のターゲットへパスは、不成功・パスカット・ボールロストに直結し攻撃失敗となるため、ロングレンジパスを多数組み入れます。サイドチェンジ・クロスパスです。密集度の低い逆サイドへのパスは、パス精度・受け手トラップも高精度からやや甘くても、成功確率が上がり、更に、相手守備選手のボール集中・スペース移動を拡大し、当然、反対側での「ギャップ・スペース」も拡大します。実例は、ドイツが典型例で、コンサ・ミシャの狙う戦術の考え方ですね。
★コンサは、混合型で、「川崎の様な超高レベル」までは現状では無理ですが、「ショートレンジ+ロングレンジ混合型のやや高レベルパス交換」をチームスタイルにしようとしている訳です。
③「奪うサッカー」・・「守る」消極型では無く、「攻める」のボール保持(支配率アップ)主体を、「保持」と「奪取」の両方主体とするもので、プレッシング戦術・プレスノミクスです。②の「攻めるサッカー」では、攻撃側「ボールを保持する=守る」、守備側「ボールを狩る=奪う」との構図ですが、その守備側のスタイル時間を多くするサッカーです。
そのボール奪取位置で、戦術が2分されます。
〇敵陣プレス;前線からのボール奪取、カウンタープレス、ショートカウンター型。<敵陣でボールを奪われた瞬間、奪いに行く>で「前掛り」です。鳥栖・以前の浦和が目指すスタイル。
しかし「前掛り」状態でボール奪取に失敗した局面で「相手カウンターが強烈」で多数失点も発生。
〇自陣プレス;ボール奪取位置を自陣まで下げ、自陣守備陣裏のスペースを縮小のスタイルが多数派です。しかし、そこで必要条件となったのが「ハードワーク化」・走力(走行距離・スプリント・スタミナ)で、激しい上下動能力が選手の必須条件となったものです。
★日本代表のハリル戦術は、この戦術そのもの「ミドルプレス・ハイプレス戦術」・「ショートカウンター」でした。
コンサ・ミシャは、現時点では、一気にここまでは求めていないのでは。近い将来では到達したい内容ですが、現実、そこまでのフィジカル・スタミナには到達しておらず、今後トレーニングにより近づいていくものですね。
コンサは「ミドルプレスチーム」です。(ロープレスでは無くなりました)

いかがですか?
ミシャ戦術・期待スタイルは、今までの歴史・流れの中で、将来を期す「最新・未来志向型」という事が結論です。
選手、チームスタッフも、その真髄・期待像に向かうトライ・チャレンジに「ワクワク・感動」しながら取り組んでいるのでしょう!

2.では、本題に。柏のチーム点検です。
①現状
順位15位 勝ち点20 6勝2分11敗 21得点29失点得失差-8
ここ7年間で、2013・2015の10位が下限で最低順位と大低迷。現在15試合を残すも過去シーズン結果の敗戦数下限13敗戦まであと2つ。
試合推移は、
 1節~ 5節 2勝2分1敗 7得点5失点 ・・スタートは順調
 6節~15節 4勝0分6敗 12得点14失点・・負け越し
16節~19節 0勝0分4敗 2得点10失点・・4連敗守備崩壊最悪期
このままでは「降格候補」有力です。

得点減少、失点急増の攻守悪化の原因は、
シュート精度(枠内数)=低レベル・前線選手能力の低さ
被シュート数(MF~DF守備力)は通常チームレベルで問題点ではない。
大量失点は、シュートの得点阻止力で、DF・GK能力の問題。
〔データ〕
シュート⑯16本・枠内2・0得点-⑰13本・枠内3・2得点-
    ⑱14本・枠内1・0得点-⑲24本・枠内3・0得点
被シュート ⑯16本・1失点-⑰18本・6失点-
    ⑱16本・1失点-⑲12本・2失点
②具体的問題点・戦術
詰まり、
得点力:FWキムボギョン・江坂・クリスティアーノ・伊東純也の能力問題で、枠内数等、即効改善は困難です。
シュート阻止力:DFパクジョンス・鎌田・GK桐畑で、守備の要DF中山・ユンソギョン・中谷の流失が主因ですが、GK中村の故障離脱で決定的となり守備力はJ2レベルまで低下しています。
更に、監督も混迷し、システムは、
⑯4-2-1-3(3FWクリスティアーノ・江坂・伊東純也)
⑰4-1-2-3(3FWクリスティアーノ・江坂・伊東純也)
⑱4-1-2-3(3FWクリスティアーノ・江坂・伊東純也)
⑲4-4-2(2FWキムボギョン・江坂)と変動。
本来は、「4-4-2」システムで、今期「4-2-3-1」が、ブレています。
本来戦術は、、「個々の能力・闘い」を積み上げ、攻守バランスを高いレベルで実現するものでしたが、攻守に軸を喪失している状況です。
③詳細データ
前節の試合データをコンサ対比で確認すると、
シュート数 柏 24本①位 コンサ17本④位
枠内数   柏  3本⑩位 コンサ 5本④位
PA内   柏 13本②位 コンサ10本④位
決定率   柏  0%   コンサ17.6%⑥位
パス数   柏571本④位 コンサ497本⑨位
同成功率  柏78.1%⑫位コンサ79.7%⑩位
クロス数  柏 35本①位 コンサ 11本⑭位
同成功率  柏22.9%⑬位コンサ27.3%⑩位
被シュート数  柏 12本⑨位 コンサ11本⑧位
被決定率  柏16.7%⑫位コンサ18.2%⑭位
走行距離  柏 109km⑦位コンサ112km⑤位
スプリント数  柏 147回④位コンサ146回⑤位
驚きですが、コンサと同程度数値だらけで、
シュート精度(枠内数・決定率)のみ柏劣後で、
課題点は、「FW決定力」に尽きる、との数値です。
(GK・DFのシュート得点阻止力は、コンサと同水準でした。)
③選手
柏の選手保有の最大特徴・ストロングポイントが「若手選手の育成力」でしたが、最大のウィークポイントも「成長した若手・中心選手の流失」で、そのまま今シーズンに現れています。
しかし、チームの保有選手は「若手の成長選手が多く」移籍獲得選手も「年齢条件中堅~若手」を守り、本来の潜在戦力はリーグ上位水準です。
DFパクジョンス㉓、高木利弥㉖、小池㉓、小泉㉓、手塚㉒、伊東純也㉕、江坂㉖、キムボギョン㉙が起用選手ですが、Gk中村㉓×故障、流失DF中谷㉒、中山㉑、FWディエゴオリベイラ㉘、ハモンロペス㉙の中軸特にDF陣流失が大きく、頼みの守護神GK中村離脱で、昨年の堅守・高ボール奪取力を喪失しました。
現在戦力は、コンサより劣後ですね。

posted by yuukun0617 |13:55 |