コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2018年03月05日

~進化~ リーグ戦第2節C大阪戦試合データ確認、ルヴァンカップ第1戦甲府戦展望

前節は、コンサの本当の戦力の一端を、Jリーグ全体を震撼させる試合となりました。詳細の試合データを確認したいと思います。
また、Bチームの主戦場;次戦ルヴァンカップ第1戦甲府戦展望も行いたいと思います。

1.前節C大阪戦試合データ確認
試合当日、速報ブログにて、試合展開を確認し、前半はC大阪、後半はコンサ圧倒試合を確認いたしました。
実データではどうだったのか、コンサ・C大阪・2節リーグ平均を対比市確認してみましょう。
〔全体〕  コンサ(1節)  C大阪    リーグ平均  
①順位   11位(16)   9位
②支配率  53.9%・7位(4位)  46.1%・12位  
③走行距離 124.9km・1位(5位) 120.1km・6位  117.2km
④スプリント数 242回・2位(16)   253回・1位   178回
※支配率は、速報通り、前半45%とC大阪に支配されるも、後半61%でコンサ完全支配となり、「後半コンサペース」の試合パターンが出来上がり始めています。コンサは、<前半互角展開・後半圧倒し試合を決定づける>との試合展開をチーム特徴とし始めているものです。
※走行距離は、第1節117kmから、+8kmアップし、リーグトップ。課題のスプリント数も、第1節154回から、+88回と驚異的な増加となり、リーグ2位まで上昇させ、フィジカルコンディションが上昇しており、「走り勝ち」となるリーグ随一の走るチームへ変貌しました。C大阪のスプリント力は、リーグトップで、「リーグNo.1のカウンタースピード」により得点獲得のストロングポイントでしたが、コンサも同レベルと並び、C大阪カウンターを阻止する源泉ともなりました。
〔攻撃〕
⑤得点   3点・2位(12)  3点・2位   1.4点
⑥シュート数  15本・6位(3)   16本・5位    13.8本
⑦枠内数  6本・4位(8)   7本・1位    4.3本
⑧決定率  20.0%・3位(12)  18.8%・5位    10.4%
⑨パス数  472本・8位(5)   414本・14位   473本
⑩成功率  76.3%・8位(6)  75.6%・10位   76.1%
⑪クロス数 19本・3位(2)   14本・10位    15.7本
⑫成功率  26.3%・7位(2)  14.3%・15位   23.3%
⑬30m侵入数 42回・9位(1)  46回・7位  42.2回
※得点力は一気に上昇し、前節課題改善
※シュート数=決定機・チャンスメイク数は、リーグ上位を維持。
 課題の決定率は、急上昇し、リーグトップランク。この改善が、得点増加に直結した理由。
※パス数は、成功率と共に、やや低下。より攻撃的な、ハイリスクパスが増加し、成功率低下に繋がった。
※クロスは、数・成功率共にリーグ随一ランクで、ストロングポイント。
〔守備〕
⑭失点   3点・16位(6)   3点・16位  1.4点
⑮被シュート数 16本・15位(14)  15本・12位   13.3本
⑯被決定率 18.8%・13位(8)  20.0%・14位   10.8%
⑰インターセプト 5回・1位(1)   5回・1位   3.1回
※失点が増加し、被シュート数・被決定率も低下しました。失点原因もミスプレイによるものでした。プレイミスを減少させるため、経験値累積し、未然にリスク回避とする事により、対策とするものです。
※インターセプトは、リーグトップ水準で、コンサのストロングポイントで、攻撃転換の源泉です。

前節課題①決定率②スプリント力は、両課題共に、改善となっていました。
新たな課題が、「被シュート数=相手攻撃チャンス」の減少です。

いかがですか。
着実に、試合で発生の課題を次戦で改善する取り組みが進展し、その分、成長・進化が進んでいます。
Aチームは、益々戦術理解・戦術実践度を上げ、強力チーム化の道をまっしぐらに前進しています。

2.ルヴァンカップ第1戦甲府戦展望
両チームともに、カップ戦序盤・スタート期では、育成選手主体チーム、Bスタメン落ちチーム、からスタートします。
しかし、コンサは、戦術統一にて、ミシャ戦術です。Bチームに配置された原因が、ミシャ戦術の理解・実践度低レベルにありますが、それでも
ミシャ戦術をそのまま適用です。
試合展開も、Aチーム同様、試合開始直後から、攻勢を強め、ボール支配率は、コンサ60%で、試合展開をコントロールし、複数得点による勝利獲得を目指すもの。

メンバーは、

          都倉
      宮吉      内村
ジュリーニョ 藤村    荒野   白井
      田中  石川  横山  
          菅野
   SUB 濱・ヘイス・深井・早坂・チャナティップ・菅・
       阿波加  

こんなところでしょうか。

コンサは、Bチームは「ベテラン・中堅」の個々能力ある選手での構成となりますね。

甲府は、結構、J1選手が残留しており、侮れぬ相手ですが、直近試合もあり、Bチーム・控えチームの起用が想定です。

コンサのミシャ戦術を少しだけ、不出来な選手達での闘い。

Aチームへのチケットを手に入れる闘いのスタートです。 

  

posted by yuukun0617 |23:25 |

2018年03月05日

~進化~ コンサ「レアル・バルサスタイル」への挑戦

ルヴァンカップ第1戦甲府戦の直前練習日となりました。
チーム現状をより全体像の観点から総括した現状認識を確認したいと思います。

1.チーム現状の確認
Bチームの「本番」が始まります!
リーグ戦の主役Aチームーの道。
自らのJリーグ選手生命を賭けた闘いの第一歩ですね。

金曜Aチームリーグ戦、土曜Bチームテストゲームを闘い、日曜オフ日となり、コンサに集中体制から、リーグ第2節全体をじっくり観戦できました。
その他チーム観戦を通して、コンサの現状が確認出来ました。

特に注目チームが、前監督ミシャの「広島・浦和」と「川崎・名古屋」です。
「広島・浦和」は、今でもビルドアップは「GKからスタート、ショートパス連続」のミシャサッカー・スタイル。そして、攻撃フルパワーでは「多数選手を前線配置」スタイルです。相手の守備陣に対し「上回る、少なくとも同数の攻撃ターゲット」で、相手守備陣を、組織的に・戦術的に(個の力ではなく)崩し、ギャップを作り、スペースを産み、決定機・チャンスを作る、とのスタイルです。しかし、コンサミシャ戦術、以前のミシャスタイルとは、決定的な差がありました。
それは、「5TOP」ではなく、浦和「4TOP」、広島「3TOP」で、攻撃パターンの徹底レベルは大きくダウンし、その分、パターンが減少、1パターン毎の攻撃力が低下し、現「5TOP」コンサより劣後するチーム力でした。
また、「名古屋・川崎」の攻撃力は、前評判通り、リーグ上位でしたが、コンサの前線数「5TOP」までは到達せず、「3TOP」までで、サイドポジションが低く、前線には配置せず徐々にアップ、との従来型で、前線も、サイドも、著しいスピード・テクニック・創造性の個人能力を前提とし、逆に、そこをマークされると、停滞との内容でした。

この4チームと対比すると、
コンサのミシャ戦術・「5TOP」は、5つの前線ターゲットとの連動により、
「多ターゲット・多数攻撃パターン・多タイミング攻撃」で、
相手守備陣から見ると、
「的(ターゲット)を絞れない=プレイ予測が不能」となり、反復多パターン攻撃で、あっという間に、守備連携・組織的守備が崩壊し、対応策が困難で、「撃たれ続けるしかなくなる」状態に陥る、という驚異的な攻撃力という事です。

しかし、ミシャが植え付けた筈の「広島・浦和」共に、その後の監督により、「ミシャ戦術の改良、卒業」とされましたが、その全てで「基礎ミシャ式部分の徹底と追及を弱体化」させ、チーム全体プレイのレベルダウンとなり、実際、戦績低下・順位低下となっています。
ひょっとすると、ミシャ戦術は、ミシャによる指揮、つまり、監督ミシャである事が、最大の条件かもしれませんね。

2.コンサチームスタイル
「育成~トップチーム」まで、「同一戦術による実践」へコンサは転換しました。これは、今後の展開に直結しています。
というのは、
「育成で、最強ミシャ戦術を徹底指導、吸収した選手」が、トップチームへ昇格して来ますが、その選手は、テクニック・フィジカル・経験値は未だ高くなくても、他チームから移籍の優秀選手に勝ててしまい、試合起用となります。つまり、能力では劣っても、「戦術理解と実践力が高く」、移籍選手は、そのままではミシャ戦術に合致せず、劣後し、試合起用を奪われる、とのシステムです。当然、移籍選手も、十分なトレーニングにより「戦術理解・実践力」を獲得出来れば、トップチーム起用競争可能となり、チーム同化によるチーム力アップとなります。
このチーム戦術・育成スタイルは、「かのレアル・バルサ」と同一チームスタイルですね。
コンサが今追及を開始したチームスタイルは、「レアル・バルサスタイル」で、他のJリーグ、どのチームも確立・トライさえも出来ていないコンセプトへの挑戦という事が見えて来ます。
凄い事に挑戦しているんですね!!

前節は、コンサの本当の戦力の一端を、Jリーグ全体を震撼させる試合となりました。詳細の試合データを確認したいと思いますが、未だリリースが無く、遅れ気味の様です。
判明次第、記載したいと思います。
また、次戦ルヴァンカップ第1戦甲府戦展望も、そこで記載したいと思います。

posted by yuukun0617 |10:16 |