コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2021年03月30日

〜進化〜44 次戦対戦展望

代表ウィークも、コンサは、田中駿太故障離脱の最悪パターンで終了。
5輪組のアルゼンチンとの第2戦、代表のW杯予選モンゴル戦は、選手候補を益々拡大し、第一選択選手以外に、多数の候補がある事を証明。
と言う事で、「最適チーム編成・チーム選手選択」は、<混迷の極み状態>で、どの選手も、ストロングはあって完成型は未だ程遠い状態。
   5輪チームは、本番寸前にかかわらず、代表に選手供給を続け、チーム完成の方向性では無く、対象選手拡大の方向性のまま。ほんとに、高い連携などのチーム熟成は、間に合うんでしょうか? 
それでも、昨夜アルゼンチン戦での勝利の様に、デュエル・球際強度を中軸とした闘い方は、一貫する中軸戦術となり得るものですね。
対戦相手の、アルゼンチンは、チーム根幹選手・オーバーエイジまで選定し、チーム熟成のため、日本まで遠征してきていて、間違い無く、<チーム根幹完成、現在より高い連携・長所短所確認・より改善進行>の中心編成終了後の[チーム強化]段階です。
これは、アルゼンチンが先行しているのでは無く、出場各国チームの平均的段階・過程です。
日本の、著しい遅滞・段階は、代表と五輪の同一監督戦略の問題かも知れませんね。

さて、コンサは、代表ウィークを「チーム再強化に有効活用」し、激戦予想だった、前試合・ルヴァン杯GS2節・鳥栖戦で、チーム大幅改善を証明し、「5-1の大勝」を果たし、又、普通日程「中6日」となり、累積疲労払拭による良好フィジカルへの復帰で、次戦対戦に集中です。
前日・金曜日移動に向け、今日、オフ明けし、3.5日間対戦トレーニング徹底中ですね。(金曜は、朝トレーニングで、午後移動でしょう。)

そんな対戦チーム「福岡」のチーム現況を点検しましょう。
1.対戦チーム「福岡」現況
順位10位 勝点8 試合6 2勝2分2敗 得点7失点8得失差△1
コンサ
順位14位 勝点4 試合5 1勝1分3敗 得点9失点8得失差+1
コンサが、得点数は高く、失点も同数で、僅差の戦績ですが、試合内容は、真逆スタイル。
しかし、昇格組の中、シーズン前での降格予想候補の下馬評を吹っ飛ばし、堂々の中位は、合格点との自己評価でしょうが、実は、コンサや鹿島、柏、浦和の様に、実力・強力チームでシーズン・スロースタートチームが、ここから、一気にチーム戦力を発揮し、戦績上昇となり、現在順位は大変動必至で、福岡現在順位も、全く安泰ではありません。
福岡のチーム力の源泉、選手層は、
昨シーズンチーム中心だった、期限付き移籍組は、DFサロモンソン以外全員復帰で流出。しかし、フロント陣が本気度を示し、昨季チーム最多得点FW遠野流出も、C大阪FWブルーノ・メンデスを獲得。中盤に、MFカウエを獲得、更にU-19ベルギー代表MFクルークス獲得し外国人選手は7名保有で、コンサと同数レベル。
最終ラインも、鳥栖DF宮の完全移籍、鹿島DF奈良の期限付き移籍、横浜FCDF志知の獲得で強化。更に、MF吉岡(長崎)、FW渡(←大分)獲得で、選手層は分厚いもの。
そのため、課題は明白。
J2最少失点を誇った守備はJ1で簡単に通用せず、
低い得点力の、攻守懸念点。
 チームスタイルは、堅守主導の速攻スタイルですが、
ビルドアップは少なく、ロングボールを前線へ放り込み、2次ボールを狙う「ストーミング=強襲戦術」が主体で、「球際の強さ・ハードチャージで、ハイプレスをガンガン仕掛ける」との攻撃型守備と連動する速攻が主戦術。
そして、実際J1・今シーズンでは、ビルドアップ型チームが本流とのJ1で、ビルドアップ阻止の攻撃型守備は、かなりの確率で成功し、高い位置からのショートカウンターで、得点獲得も実現し、今シーズン当初の、評価される戦績となったもの。
しかし、全ては「相手陣深くへの放り込み」次第で成否が決まるため、
①相手DFラインでの跳ね返し
②相手の2次ボール回収想定準備 で、これまでの様な回収成功率とはならず、ボール回収・保持から、即時、攻撃切り替えも連動せず、一気に攻撃手段の手薄さを露呈となり、攻撃力・得点力不足が前面に出て来るものと予測されます。
これからの対戦では、福岡戦術への対抗ポイントが明白となり、これまで同様の試合内容・戦績は困難でしょうね。

豊富な選手層に拘らず、コンディション不良選手発生で、固定型選手起用の選択となり、試合走行距離過大戦術による累積疲労度が高いチームで、シーズン前に揃えた選手層の厚さが活かされていません。

戦術フォーメーションは、ほぼ「4-4-2」型で、
前線〜LCF山岸固定、RCF流動でファンマ・DF三国・城後・Bメンデスで定着=成功せず
中盤〜LAMF石津・RAMF金森固定、LDMF前・RDMF重廣固定、
守備〜LSB志知・RSBサロモンソン固定、LCB宮とグティエレス、RCBグローリ固定、
GK〜村上固定  この様に、11ポジション中、9ポジションが完全固定、僅か、RCFと LCBのみが交代起用、過酷日程は、全チーム共通で、このままの起用継続で、累積疲労による、パフォーマンスダウン、故障離脱発生、も高い確率で、リスク状態が続いています。
 リーグ戦勝利を飢えているコンサに取っては、対戦し易い理想的な対戦相手で、今回勝利から、連勝開始とする起点試合を想定しましょう。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー展望
 この「幸運ウィーク」となった代表週間で、連敗に苦しんだ連戦での「チーム課題」の多くを改善して、高い戦力復帰で、リーグ戦再開となる次戦・福岡戦を迎えます。
チーム課題は、
①累積疲労、故障多発により、試合起用選手の限定で、攻守パフォーマンス低下。
②特に、プレー強度・スプリント回数と速度・集中度、低下が、特定選手で発生し、結果、連携低下による組織・連動プレー低下、がしばしば発生、守備での致命的なミスやパフォーマンスダウンで、大量失点。
③攻撃回数、決定機数=シュート数は、変動はあるも、高い数値を維持。ビルドアップ〜コンビネーション・サイド攻略〜ラストパスまでの、ゲームメイク力・リーグトップ決定機構築力は、高レベルを維持。しかし、得点獲得の最大課題<決定力=得点となるシュート精度課題>が、勝利喪失・敗因となった、ものでした。
そのチーム課題は、①②の原因〜累積疲労解消と故障離脱一部選手の復帰で、大幅改善となり、故障離脱選手は、ジェイ・小柏・ドドの3選手限定、チャナティップは完全復帰、荒野も練習完全復帰、深井・柳・岡村もコンディションダウン解消、一方で、田中が五輪代表での軽度肉離れで離脱、中野嘉大緊急レンタル流出、ガブリエルも入国は一歩前進となりました。
その結果、累積疲労解消により、前試合・ルヴァン杯第2節鳥栖戦で、パフォーマンス回復過程である事を、大勝結果で証明。
次戦は、更に、チャナティップフル出場、荒野復帰出場で、実戦参戦想定です。

次戦戦術も、ここまでの低迷期も一貫して継続した、
攻撃型守備で攻撃連動一体型のフルコートマンマーク、マンマーク型ハイプレス、コンサ式ミシャ戦術を展開、
ビルドアップでの、コンビネーション中央突破、サイドからのワイド突破、コンサ式=相手からのビルドアップ阻止ハイプレスへの対抗で前線ポストへのロングパスからのショートカウンターの対抗戦術、反復サイドチェンジ、可変型ミシャスタイル、派生セットプレーと、多彩、多様パターンで、試合全時間、攻撃型攻守スタイルのアクションサッカーを展開。
リーグトップの、相手ビルドアップ阻止と相手パス交換そのもの阻止、の攻撃型守備〜フルコートマンマーキングの威力、
走る・闘う・規律追求、のミシャ試合三原則により、走り勝ち、1体1勝負勝ち、戦術勝ちで、リーグ最強デュエル・球際強度を実現、
緩急をつけ、一瞬の最速スピードで、縦の相手陣深く侵入の攻撃を、中央・サイド・DF裏でアタックし、
リーグ最多決定機構築し、
最大課題シュート決定力実現、により、
複数・大量得点獲得での、<得点勝ち>を図ります。

試合展開も、福岡は、ハイプレスを仕掛けて来るも、素早いプレー判断スピードによる最速パス交換のコンビネーションと、コンサ式の前線ポストへのロングパスで、躱し攻撃は転換後は、コンサ攻勢継続となり、シュート精度がある限り、先制点・追加点獲得、更に、後半再開直後の福岡攻勢を凌ぐと、その後再度、コンサ攻勢継続となり、更なる追加点獲得の大量得点獲得大勝、が実現するものと推測しますね。
試合結果は、【 4-0 】完勝 が達成すべき・可能な試合です。

問題となる試合メンバーは、
チャナティップと荒野の本格参戦、田中離脱もあり、
スタメンも、ベンチ入りも、激戦競争となりました。
次戦出場・ベンチ入りを獲得した選手も、試合の実践プレー評価で、次々試合が決定され、フルパフォーマンスが絶対条件となりました。
選手は、フィジカルは当然、高い戦術理解と実践、それ以上に、高い精神力・集中力・全力発揮覚悟が絶対条件で、甘い選手、緩い選手排除がチーム一体の姿勢・スタイルです。

では、スタメンメンバーは、
        ロペス
     チャナ   駒井
  ルーカス 深井 宮澤  金子
     福森 ミンテ 岡村
        小次郎

 サブ  荒野 →   駒井
     高嶺 →   宮澤
     菅  →   ルーカス
     柳  →   金子
     中島・小野
     菅野
 現状での、最強スタメンで、
 サブ上記3選手交代でも、戦力ダウンは無く、
 ハイパフォーマンスを、全試合時間維持と出来るメンバーとなります。
 リーグでも、ハイレベル達成の、メンバーです!

 次々戦は、4/7水曜の「中3日・アウェイ戦」で、前日移動のため、実質「中2日」で、今回サブ交代→スタメン、ベンチ外メンバー中村ベンチ入り、に加え、
スタメンメンバーの疲労累積を考慮して、後半開始期など、早いタイミングでの交代が絶対で、そのためにも、前半早くから得点獲得し、勝勢確立の試合展開が必要です。
矢張り<得点獲得力=高いシュート精度>の、沈着冷静かで、最適なシュートプレー実現の一点がポイント、成否の分岐点です!

しっかり、トレーニングして、最適タイミング、ターゲット、実践プレーとなる、シュートテクニックを徹底的に身に付けましょう!


追記

おっと、ジェイと小柏が、オフ明け、全体トレーニング参加。
次戦は、未だ筋力足らずで、起用回避でも、次々戦の、中3日過酷日程で、選手が足りなくなる場面で、試合メンバー入り可能となりそうで、次々戦は、更に、強力選手層回復となりました。イケイケ❣️ですね。

posted by yuukun0617 |11:32 |

スポンサーリンク

スポンサーリンク