コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2022年11月16日

〜進化〜195)シーズン最終試合は、川崎と引き分けで終えて!

いよいよ、今シーズン・最終試合は、因縁たっぷりの川崎と、[撃ち合い勝負の引き分け・3:3]で終えましたね!
今シーズンの締め括りも、[超]かどうかは議論ある所ですが、[攻撃サッカー]の攻守で終え、一貫スタイルを貫き通したシーズンを象徴しています。
併せて、このメンバーで出来る最終対外試合で、選手個々にとっての意味も[今の仲間とは二度と出来ない試合]で有り、[思い出作り]の様な心境での試合となりました。
また、別面では、
W杯日程による、超変則日程となった今シーズンは、続く[シーズンオフも極めて異例]となり、[これまで無かった長期間シーズンオフ]を招き、各チームで、対策に苦慮している所です。
詰まり、
例年の[12/初旬最終節・リーグ戦終了][少数チームは、下位では入れ替え戦、上位は天皇杯〜1/1]となり、通常チームなら、[12/中旬〜2月下旬・約70日間]がシーズンオフとキャンプ期間、に対し、
今年は、カップ戦終了の上、[11/初旬最終節・リーグ戦終了][下位入れ替え戦]で、
全チームが、[11/中旬〜2月下旬・約100日間]の、シーズンオフとキャンプ期間となり、[30日間]長期化する訳です。

そのため、各チームが、長期化したオフ期間への対策を考慮し、
コンサ・川崎な様に、シーズン全日程が終了しても、海外遠征などで、チーム活動期間を延ばし、その延長活動期間で、[トレーニングや実戦経験上積みを図る]、とのトライが「有効との評価」となっています。
実際、公式戦は、カップ戦敗退で、サブ組や若手選手の試合起用機会が激減し、[試合に使って成長させる]との取り組みは、停滞していましたが、シーズン最後の、アジアチャレンジ2試合は、将来へ貴重で大きな成果を掴むものと成り、狙いや目的は、大成功となったものでした。

特筆レベルは、
①若手DF陣トライ成功
 ◎中村桐耶は、両対戦共、フルタイム出場し、相手とのレベル格差も全く無く、トップチームレベルで有り、左CBの最有力選手だと言う事を見せ付けましたね。[攻撃型兼スピードと強さとパス能力を持つ優秀ディフェンダー]だと言う事を、見事に証明しました。
 △井川と西野は、前ブリーラム戦は、西野72'・井川フルタイム、昨試合川崎戦は、西野14’・井川10’と、2試合フルタイムには遠かったですが、現時点での、実戦レベルでのフィジカル消耗度テストとなり、未だまだ、フルタイムフィジカルには、能力差が有る、と言う事。また、トップレベルプレーの脅威と強さを実体験し、不足能力を明らかに出来た事こそ、要克服課題の再認識から本格取り組み・成長へのステップとなったものでした。両選手共に、判断のスピードと正確性、そのための正しい状況認識の大切さ、当たり負けしないテクニックが、更に井川は、ハイボールは悉く負け続け、コンサDF陣の必須事項~確実なハイボール跳ね返しは、大きく不足能力でした。今後、トップチーム到達の課題が明らかとなった事こそ、大きな成長の糧でした。
 △藤村は、もっと微妙でした。出場は、前試合・58'も、荒野第1ボランチのサブボランチ役、昨試合は、西大伍をサブボランチとする第1ボランチ役となり80’出場し、より積極・主体となるも、ビルドアップの第一段階~アンカーへの第一パスを、脇坂・橘田の強烈チャージで、再三のボール奪取・ロストとなり、ビルドアップ混乱・失点発生を招き、苦く・不満足な出来となりました。しかし、それ以外の、パス回し・供給役のゲームメーク、第3の動きの攻撃参加、高い位置でのボール奪取など、高評価プレーも多く、良悪両面が明らかとなった試合で、問題プレーは、[正確な判断のスピードとより早いプレー]に尽き、改善・成長、トップチーム到達寸前を証明する価値高い実戦経験となりました。
②新たなポジションテスト
 ○荒野は、宮澤キャプテンの系譜に倣うかの[最終ライン・センター・リベロ風]ポジションをテストされました。それも、これまでの、プレー経験値の積み重ねから、正確な判断と、高精度のパス出しを期待したもので、川崎のミドルシュート攻撃への予測不足や、ケアレスミスパスで決定機付与などの、ビルドアップ混乱は有りましたが、まず先ずプレーが出来、成功と言えるものでした。
 ○青木ボランチも同様で、川崎のキープレーヤー予想・チャナティップを完全に封じる守備は、高評価となるもので、高いポジション可能性評価となりました。
③安定のプレー確認
 ○試合キャプテンのスパチョークは連続アシストに、得点まで獲得し、その実力を証明。ルーカス・小柏、右サイドハーフの田中宏武、センターFWゴニ・安定のGK大谷も、シーズン同様、トップチームレベルを証明する高評価プレーの連続で、安定の戦力を発揮でした。即ち、[チームに欠かせないメンバー]を証明するもので、特筆は、田中宏武の右サイドハーフポジで、左の様な[カットイン・シュート]は減少するも、[高いクロス成功率]を証明するプレーで、トップチーム・有力右サイドハーフだと言う事を力強くアピール成功となりました。
④ 惜しかったのは、移籍成否で揺れる[高嶺ベンチ入り無し]で、前試合・終了後、ロッカールームへ戻る際、現地参戦サポーターから[長い時間、熱烈残留を意味のコール]を受け、困惑した事が、影響したのだとすると、良くないものですが、どうなんでしょう?
 また、ドド・ミランは、良い所は殆ど発揮出来ず、シーズン終了してしまいました。今後は、厳しく、至難となる事も、覚悟する時期が到来でしょう。
新外国籍選手も、充分有る所となりますね。

と言う事で、
現地・タイのサポーター、サッカーフリークに、コンサスタイル〜攻撃も守備も超攻撃型サッカーを、存分に披露する事が出来ましたね。
チャナ〜スパチョークに続く、魅力的な優秀選手の、コンサ加入が待たれる所で、先ずは、"チェック"実弟・	スパナトムエンター獲得に前進ですね。

最後に、試合速報スタッツを記載しておきます。ご参考にして下さい。
        コンサ      川崎
      前半 後半  全体  前半 後半  全体
決定機(推定)    9 11  20回  8  4  12回
シュート   7 11  18本  8  7  15本
枠内内(推定)    3  8  11本  4  7  11本
枠内率   42 77  51% 50 100 61%
得点     1  2   3点  2  1   3点
決定率   14 10  11% 25 14  20%
*決定機数は、コンサ圧倒、攻撃性の高さ証明
*両チーム共に、高いシュート枠内率で、一定精度は有る
*決定率は、川崎優位、コンサ低レベルの課題項目
*前半は、決定機・シュート数も互角、後半は、コンサ優位となった数値
しかし、コンサ前半、シュートチャンスにシュートを逃す場面が複数有りましたが、後半は改善されていました。

個人別シュート内容(推定値)
     シュート 枠内 枠内率 得点 決定率
ルーカス  4本  1本 25%    0   0%
小柏    3   2  66  1  33
ゴニ    3   1  33  0   0
スパチョーク2   2 100  1  50
ドド    2   1  50  0   0
中村桐耶  1   1 100  1 100
田中宏武  1   1 100  0   0
藤村    1   1 100  0   0
*枠内率は、ほぼ全員良好でした。それだけ、集中したシュートだった、との証明数値です。
しかし、決定力は、小柏・スパチョーク・中村桐耶以外は、改善余地が多いプレーでした。
今後の課題ですが、今シーズン終盤では、かなりの改善と成長を証明しています。

丁度、今時刻、帰国寸前で、夕刻には、帰札ですね。
帰国後、最後のトレーニング後、チーム解散となり、ストーブリーグ・契約交渉者は対応後、完全シーズンオフとなります。
選手皆さんが、待ちに待ったオフはもう直ぐですね。


 

posted by yuukun0617 |14:43 |