コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2022年11月06日

〜進化〜192)今シーズンの進化を示す最終戦勝利こそ、現在の完勝!

シーズン最終戦は、撃ち合い勝負に勝った激闘勝利!
これこそ、この試合こそが、現在のコンサスタイルそのものの"完勝"です。
世の中の[完勝]定義は、「守備が働き無失点に抑え、攻撃は活性化し得点獲得の勝利」が普通ですが、
我らがコンサでは、「無失点に意味を置かず、失点を上回る得点獲得で勝利」こそが、完勝定義です。
正に、最終戦こそが、コンサ完勝スタイル!そのものでした。
この、リーグ常識に真っ向勝負を仕掛ける、スタイルと精神が、[超攻撃型スタイル]と呼ばれる所以ですね。[ウノゼロ]など、クソ食らえ!精神の全開が、チーム精神根幹となり続けるシーズンを重ね、益々、より強くなるものです。今シーズンは、苦闘が例年以上となったからこそ、その精神と実際の試合で、更に鍛えられたシーズンでした。

リーグ最高のスペクタル・スリリングサッカーが、ここに有ります!ですね。

昨日試合は、事前予想通りと、外れが交錯する展開となりました。
前半は、予想の[試合開始〜15分頃まで清水積極攻勢、その後、パフォーマンスダウン][前半終了間際に復活]は、通常試合通り展開で、「パフォーマンスダウンの時間帯に、コンサ攻勢から先制点奪取」となり、想定シナリオ通りの展開でした。
しかし、後半、予想では[全体的にパフォーマンスダウン傾向]は、昨日試合に関しては、大外れで、パフォーマンスダウンの原因として清水自体が自覚している[走力・運動量低下、積極性低下]は、残留への強烈意識から、発生仕掛けても立ち直り、後半終了間際まで、積極攻勢を仕掛ける展開となりました。
清水の攻勢意識は、昨日試合の、取って取られてが現実となった、最大理由の一つでした。

昨日試合の勝利こそ、今シーズンの典型的勝利パターンとなった「渾身の魂試合勝ち・撃ち合い勝ち・取られてたらそれ以上取る勝利・攻撃主導型サッカーの勝利」と言う事は、我らだけで無く、リーグ全体に浸透しているものですね。他チームサポーターからも、そのスタイルに支持や賛同が来る事など、中々有り得ないものですが、あまりの魅力サッカーは、サッカー好きなら響く事必至、その威力一杯です!

そんな最終戦を振り返りましょう。

前記の通り、昨日試合は、展開が目真苦しく、濃厚・濃密で、瞬く間にポイントプレーだらけでしたが、あっという間に時間進行してしまう、スペクタル試合でしたね。
展開が左右するタイミングも、分単位では無く、秒単位で転換する激しさで、ボール支配・攻勢と守勢・チャンス構築も、その短時間毎に、切り替わり、こんな試合では、選手連携・チーム戦術のトレーニング量が現実化され、局面成否を決める事となりますが、コンサはトレーニング量勝負でも勝ち、でした。
コンサは、鮮やかなチームプレーが際立つのに対し、清水は個の力・突破が目立つ事となっていました。
試合分析のため、先ずは、速報データから。前後半の時間推移で記載です。
      コンサ         清水
     前半 後半  全体   前半 後半  全体
支配率  57 58  58%      43 42  42%
*コンサが、前後半支配しましたが、清水が自スタイル・パスサッカー・ビルドアップを、コンサマンマーク型ハイプレスの脅威から全面放棄したため。

走行距離 56 53 109km    56 54 110km
スプリント98 91 189回      87 93     180回
最高速度平均値31km/h超選手数
            10名          4名
ハイプレス成功率    15回          2回
*走量とスプリントは、意外に同程度でしたが、スプリントスピードは、コンサ圧倒で、球際強度となる寄せの速さ(スプリント最高速度)で、コンサ圧倒となり、寄せの速さ勝ちでのボール奪取成功(ハイプレス成功率)は、コンサ圧倒となりました。清水のパス交換は阻止され続け、益々、ロングボール頼みとなった主因です。

決定機数  9 10  19回         4  5   9回
シュート数 8 13  21本         5  9  14本
枠内数(公式) 1  6   7本        2  5   7本
枠内率  12 40  30%     40 55  50%
得点    1  3   4点         0  3   3点
決定率  12 20  14%         0 33  20%
*チャンス(決定機)数は、コンサ圧倒で、攻撃ラストまでのゲームはコンサが圧倒的な成功で、そのままシュート数の大差となりましたが、シュート精度のみ、清水が圧倒し、枠内率で4割劣後で、決定率で1割劣後でしたが、チャンス数の多さ・圧倒が獲得得点の差を生んだ、との数値が証明しています。
コンサのゲーム力・決定機構築力は、断トツストロングですが、シュート精度は、最終戦まで課題を来シーズンに残す大きな課題のままでした。そんなシュート精度・プレーレベルの低さも、大量チャンス・大量シュートで、カバーした勝利、と言う事でした。

パス数  263    209   472本  181    144    325本
成功率  83 80  80%     75 72  72%
*清水は、パスサッカー放棄で、パス数激減、ロングボール多用で成功率激減、と本来戦術からの転換を図りました。それは、攻撃機会ーチャンス数激減となるのは当然の結果でした。

この試合データ値が証明する通り、清水の本来戦術転換・ロングボール多用頼みが、試合内容の分岐点で、コンサのオールコートマンマークの威力、それから連動・一体・シームレス攻撃の威力、多彩多用攻撃の威力への対抗策として、仕様が無く選択したもので、コンサのチームスタイルと戦力の威力でした。
試合前に、試合大勢が大きく変化していたものですが、昨日清水だけで無く、多数チームも、意識・問題・対策する程の、[実力を保持した]との証明であり、今シーズンの成長の証です。

この試合、勝利到達の最大原因こそ、選手の勝利への執念とプレー徹底実践、それを支え信じたサポーターの決して諦め無い執念の応援でした。この力、最後の最後まで奮闘し続ける事を貫き通し、勝利を掴んでしまう力、詰まり[勝利を掴み切る力]こそ、今シーズン最大の成果でした!

こんな凄い試合が、我らチームのものだと言う事に、大きな誇りと喜びで胸一杯になり続けています!
来シーズンこそ、[凄い戦力度を上げ]、[その当然の試合やシーズン結果]を掴む、
即ち【理想の内容・サッカーと結果の両方を掴む】シーズンをして行きましょう!

 コンサの今シーズンは、リーグ・公式日程は完全終了ですが、あと一活動残っていますね。
チームは2グループを分かれ、
①【2022 Jリーグ アジアチャレンジinタイ】
開催日:2022年11月12日(土)
会場:チャーン・アリーナ
対戦カード:ブリーラム・ユナイテッドvs北海道コンサドーレ札幌
開催日:2022年11月15日(火)または11月16日(水)
会場:バンコクにて調整中
対戦カード:北海道コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレ
の2試合
②遠征に参加しない選手で、11/9〜17の期間で全道市町村訪問
ですね。
①の遠征チームに誰が入るかは、今後発表待ちですが、選手の完全オフは、11/20頃〜1/初旬の、「約1.5月」と、これまでに無い長期間となり、その間の、過ごし方は来シーズンのための大きなポイントとなる事は、間違いありませんね。

 来シーズンへの選手構成には、既に大きな動きが出ています。
・GXは、契約満了と共に、母国・ブラジルへ帰国意向が強く移籍濃厚、とのリリース、
・興梠は、少し前の本人リリースでは、コンサで、来シーズンの奮起を誓う、とのコメントが有り、本人意向は、チーム残留=レンタル契約延長が濃厚と見られていましたが、レンタル元の浦和から、監督交代も影響しているものと見られ、必要戦力として復帰への強い要請となっている、とのリリース、
・加入は、GKソンユン復帰済みと大学エースFW大森加入決定、
・スパチョークのレンタルから完全移籍動向など、
続々と、見通し記事がリリースされ、
・ミラン・ドドの、J2・3クラブへのレンタル移籍動向もありますが、
多くの選手の、チーム在籍継続と、来シーズンへの意欲表明も続いていますね。

暫くして、その途中経過を点検したいと思いますが、もう少し先ですね。

シーズンオフも、コンサ動向に注目が続きます!


posted by yuukun0617 |19:15 |