2022年05月11日
〜進化〜84)遂に、リーグ首位鹿島対戦!ー展望と予想は?
さぁて、[ゼロトップ戦術]完成で、攻守バランス整備に成功したコンサの快進撃が始まります。
前節・京都戦で、今シーズン[追撃期間突入]となりましたが、次節・鹿島戦が、第一関門・リーグ最強チーム対戦、となり、その関門突破で、それ以降対戦チームは、それ以下チーム力となり、快進撃・大連勝が見通せる事となります。
現時点で、リーグ最強チームに、攻守で上昇した鹿島ですが、一番は、低迷・混迷が続いていた[戦術選択]が、新監督定着による[戦術確定]により、チームへ浸透が進んだ事で、本来の高能力選手揃いの選手層が作動し、チームスタイル[高能力選手による高いプレー強度で、個々局面勝利を連続させ、大きく、ハイスピードな攻守で闘い勝つ]が復活し、その結果、リーグ首位に君臨し始めている所です。
コンサも、紆余曲折した迷路を経て、「期待する活躍へのスタート地点」に到達出来たと思います。
そんな、上昇チーム同士の対戦、激戦は必至ですが、「鹿島」サイドからは「ここでガツンと頭を叩く」との「大勝狙い」と言う所でしょう。
そんな次戦・13節アウェー鹿島戦、の対戦展望・予想をしてみましょう。
1.対戦チーム「鹿島」現況
現在戦績は、
順位1位 勝点25 8勝1分3敗 得点17・失点12・得点差+5
現在2位につける歴代王者・川崎は、
1試合少く勝点23 7勝2分2敗 得点17・失点12・得点差+5
で、試合数同数となると、逆転状態もあり得る所で、断トツ首位と言う訳では有りません。
今シーズン戦績の推移が重要で、新監督レネヴァイラー入国・合流が完全に遅れ、キャンプからシーズン当初は、従来型で、岩政監督代理で進行、3月中旬、やっと新監督合流となり、そこからは別の流れとなった訳です。代理期間と新監督期間戦績を対比すると、
岩政監督代理 〜3/11
期間戦績
3勝0分1敗 得点6・失点3
平均:勝点2.25・得点1.25・失点0.75・シュート数16.5本・支配率48.7%
①2.19○G大阪3-1 34 8.8% 55.3% 鈴木,上田x2
②2.26●川崎F0-2 9 0.0% 53.6%
③3.6 ○柏 1-0 12 8.3% 50.0% 荒木
④3.11 ○神戸 2-0 11 18.2% 36.0% 三竿,鈴木
新監督レネ ヴァイラー 〜
期間戦績
5勝1分2敗 得点11・失点11
平均:勝点2.0・得点0.70・失点0.70・シュート数13.0本・支配率50.1%
⑤3.19 ○湘南 2-1 13 15.4% 58.0% 上田,ファンアラーノ
⑥4.2 ○清水 2-1 21 9.5% 55.0% 鈴木,上田
⑦4.6 ○福岡 1-0 14 7.1% 48.9% 上田
⑧4.10 ●横浜FM0-3 12 0.0% 35.8%
⑨4.17 △名古屋 0-0 8 0.0% 52.4%
➉4.29 ○C大阪3-0 10 30.0% 44.7% 鈴木,松村,Aカイキ
⑪5.3 ○磐田 3-1 20 15.0% 52.8% Aカイキ,上田x2
⑫5.7 ●広島 0-3 6 0.0% 53.8%
実際は、この通り、岩政代理期間は、主に従来戦術で、堅守主導速攻型でしたが、
新監督レネヴァイラー後は、ヨーロッパ型指向で、パスサッカー・ビルドアップ指向となり、支配率は[+1.4%]の微増も、シュート数減少・得点大幅減少と、肝心の得点力が低下し、平均勝点[0.25微減]となっています。
リーグ最強にも、未だまだ、弱点や課題点がある、と言う事を証明していますね。
上記データから分かる、現・レネヴァイラー体制での、対戦上ポイントは、結構絞られています。
①シュート数を10本以下に抑えられた試合は、敗戦・引き分けとなり、得点獲得の大幅減退・無得点が原因です。そのポイントが、フリーポジションを許されている[鈴木優]封じ成功です。鹿島の伝統的・最多攻撃パターン[自陣ボール奪取から、短多数・選手数のハイスピード速攻で、最前線最高得点能力選手配置で、得点奪取]の最有力経由点が鈴木優だからで、鹿島の[トランジション・アタック](ボール奪取から、攻撃切り替えで、相手陣が攻撃バランスで前掛り・陣形を崩している状態を、帰陣より速いスピードで、精度の高い速攻を仕掛ける攻撃)を封じるポイントとなります。また、最近のビルドアップ型攻撃でも、相手堅陣を崩す[相手DF引き出し]狙いも、鈴木優プレーで、それも、封じる事が大きなポイントで、封じられた試合は、シュート数・得点減少となっているものです。
・鈴木優磨を封じる最有力策こそ[マンマーク]徹底、で、コンサ戦術そのものです。
・決定機寸前、ラストパスを封じる事も、シュート数[10本以下成功]・激減となり、これも、マンマークが最有力策となります。
②[シュート決定率]は、通算では[10%・6位]ですが、新監督後は、[7.6%]まで激減しています。現在、最前線選手は、好調時「当たっていた状態」から、やや低下して来ている現況です。
しっかり、シュートブロック・プレーで、阻止確率が上がっている状態です。
試合展開データは、
鹿島 コンサ
前半 後半 合計 前半 後半 合計
得点 7 10 17 得点 3 7 10
失点 5 7 12 失点 3 8 11
シュート66 74 140 シュート55 70 125
被シュート57 53 110 被シュート44 56 100
✳︎両チーム共に、後半、得点・失点共増加で、後半、より攻撃バランスとなっています。
途中交代選手が、[攻撃型が多い]事も証明しています。
✳︎印象とは違い、得点・シュート数では劣後するも、失点・被シュート数は、コンサの優位です。意外に、[コンサを圧倒する堅守]でも無い、のですね。これまでの数々の実績や重さで、チーム価値観固定で、事前ビビり過ぎ、なんですね。
選手層は、現役代表多数クラブで、元代表や若手代表クラス揃いの高能力選手揃い保有で、特に、[1:1勝負]では、圧倒的な強さを誇る選手構成です。
このスタイルに、戦術強度が加味したシーズンに、優勝争いに到達、となっています。
2.コンサ 対戦戦術・試合展開・メンバー予想
リーグ最強・首位となった鹿島を撃破するには、意外に綻びや甘さが在り、ポイントを抑えられれば、有効対策も明白です。
鹿島攻略ポイントは、上記の通り、
シュート10本以下に抑え込む事=鹿島の主攻撃パターン[トランジションアタック=自陣などボール奪取の瞬間、短手数・高精度・ハイスピードで、ゴール前決定機とし、シュート決定力の高いFWが決める]の、ボール連結点・選手を抑える[ポジションダウンする鈴木優やボランチの受け渡しプレーを阻止する]、ボール奪取からのフィードパスを阻止、最前線FWのボールレシーブ阻止と、3段階で、該当選手マンマークプレスで阻止する。
そのための戦術が、
完成宣言の[ゼロトップ戦術+オールコートマンマークプレス戦術]で、
鹿島の、・守備と攻撃を繋ぐ受け渡しプレー、・ボール奪取からのパス出しプレー、・最前線パスレシーブプレー、とそのどれもが、マンマークでカバー完了中で、そのシステムを封じるもの、となります。
しかし、鹿島の個人能力は、戦術=組織連携=チーム能力での対抗で抑える事は出来るも、組織連携プレーが僅かでも低下した瞬間、個々能力勝負では、圧倒される事となります。
そのため、戦術を機能させる[ポジショニング←そのための運動量とスピード(スプリント)が必須条件で、走り負けこそが、コンサ戦術や組織連携プレーを不能にする事そのものとなる訳です。
「走る・闘うこそが、規律を守り、想定通りのパフォーマンスを発揮する」事です。
後半途中で、勝勢時の場合には、コンサ式ミシャ戦術転換ですね。
想定の試合展開は、
試合開始からタイムアップまで、一瞬も目を離す事が出来ない程、激しく攻守を切り替える〜ボール奪取とそこからの攻撃切り替えが、続き、[トランジット合戦]となります。
しかし、鹿島のトランジションアタックが、コンサオールコートマンマークプレスで、被ボール奪取を繰り返し、攻撃停止多発となり、一方、コンサは、順調に、ビルドアップ型前進攻撃を繰り返し、サイドクロスやDF裏突破、コンビネーションの中央突破、反復サイドチェンジ、ドリブルやスルーパス突破も加わり、決定機複数構築に成功となり、ラストプレーのシュート決定力・シュート内容レベルアップで、得点獲得となる展開です。
想定試合結果は【 2-1】辛勝必至で、一方的な試合には成りませんね。
試合起用メンバー予想です。
検討課題は、ゼロトップの組み合わせから始まりますが、ドドと興梠、小柏を外した、多数選手からのメンバー選考ですね。
[スタメン]は、ゼロトップ最高メンバーで、
荒野
GX 金子
菅 高嶺 駒井 ルーカス
福森 岡村 田中駿太
菅野
[サブ]
宮澤・ミラン・青木・
中村・西大伍・深井
小次郎
です。
posted by yuukun0617 |17:20 |