コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2022年05月09日

〜進化〜83)トレーニングの意味と内容は!

前節・京都戦は、
今シーズン、統一戦術[オールコートマンマークプレス]=攻撃型守備スタイル〜
最前線・ハイプレス〜中盤・激しいボール奪取プレス〜自陣・プレー予測と準備でカバー連携でボール奪取と、オールコート=ピッチ全体で目指すスタイルを追求して来た段階から、
最前線のFW型選手起用を外し「シュート決定力低下」となっても、[最前線守備力アップ]で、「中盤・最終ラインの守備負担を低下と、守備負担バランス調整と全体守備力アップ」の両面を図る[ゼロトップ戦術]を、試用〜定着完成となり、これから以降に亘る、[本格実施期間]を作り出し、大きな段階前進となる、節目試合となりました。
正確には、現在のチーム追求戦術となった[オールコートマンマークプレス]は、その原型が実戦で始めて採用された、2020.7.26⑦節横浜FM[3-1]勝利が起源ですが、その試合は、[ゼロトップ戦術]〜駒井・チャナティップ・荒野でした。しかし、その後、[オールコートマンマークプレス]は追求を続け現在に至りますが、[オールコートマンマークプレス]が相当チーム定着となり、大きな成長・進化もやや鈍化し始めた現況との現状認識から、その進化・成長型への指向こそが、封印されていた[ゼロトップ戦術]です。実戦での、試用は、⑥節4/2浦和戦1-1引き分けで実施し、⑦節鳥栖戦大敗後の⑧節名古屋戦2-0勝利から、戦術転換が本格化されました。
その威力と効果は、
①〜⑤節   0勝5分0敗 得点5・失点5 平均得点1.0 同失点1.0
⑥・⑧〜⑫節 3勝3分0敗 得点5・失点1 平均得点0.8 同失点0.1
と、やや平均得点は低下するも、失点が劇的に減少となり、平均失点は、驚異の「0.1点(正確には、0.18点)」と、リーグ最少チーム・鳥栖と福岡の平均失点0.58点を圧倒する失点阻止・守備力となりました。
ここ最近、[5試合連続無失点]は、この数値からは当然の結果で、数値上は、更に延長し[9試合連続無失点]となる、数値だと言う事です。
 マスコミや解説者も、未だ気付きも無い様ですが、コンサ首脳陣や選手は、認識・自覚しているのでしょう。[ゼロトップ戦術+オールコートマンマークプレス戦術]の優秀性に、絶大な自信・確信を持ち、より強化するべく、トレーニングにまっしぐら、でしょうね。

本ブログでは、そんなトレーニングの意味とポイントにつき、点検・確認したいと思いますが、
結論は、単純明確で、
【トレーニングは、選手個々が、反復・効果的練習により、意識して可能なプレーを、無意識にプレーしてしまう様に、身体と意思過程に刷り込み、結果として、プレーの自動化が目的】と言う事です。
そのため、トレーニングには、
①[無意識にプレーしてしまう]に到達するため、トレーニング量と、トレーニング時間が必須。
②[最効率の方法となるメニュー]こそが、目標プレーに最短となる、[必要トレーニング量と時間の減少]、[より高いプレーレベル実施]をもたらす。
との2大ポイントがありますが、
コンサのこれまでの[シュートトレーニング]は、[質は、アマチュアレベルで、リーグ最低]、[量もトレーニングのおまけ程度の短時間・少量]で、「シュート決定力改善が果たせない」「矢張り、シュート決定力ある選手が獲得出来ない事に改善不能理由があり、高能力選手獲得が必須である」との、ある意味、【暴言】だらけとなっていました。
やる事をやっていないので、リーグ最低シュート決定力も、改善出来ないのは、当然ですし、酷いトレーニングメニュー、短時間トレーニングでは、何の意味も無いトレーニングとなり、選手の疲労となるしか有りません。
そんな難しいメニューを、他チームが実施している訳も無く、
①「ゴールマウス四隅ターゲット限定シュートトレーニング」
②「局面限定・混戦シュートトレーニング」〜セットプレー、ゴール前混戦の局面限定した、チームトレーニング
などで、劇的改善が見越せます。これまで、有効策が全く無かった状態から、有効改善が作動するからです。

[ゼロトップ戦術]は、完成で、そのレベルアップ・維持をトレーニングして行きますが、
同時に、有効な[シュートトレーニング]を、正しい「量と質」による実施で、
最強水準・チーム力は引き上げることは、間違い有りませんね。



posted by yuukun0617 |16:20 |