コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2021年08月22日

〜進化〜109)なぜ、想定通りのプレーと結果が出来なかったのか⁈〜25節の課題

攻めた続けた姿勢も[ラストとその前のピースが足らず]想っていた内容・結果は失敗。
元々、シーズン中盤入りの頃は、「決定機数多数に拘らずラストピース〜シュート精度低能力」の得点不足で、戦績低迷し、降格圏間近順位で、今シーズン第一目標:リーグ上位(ACL参加資格獲得)フィニッシュ、は遥かに遠のき、当面目標から棚上げし、先ずは、目の前の試合に集中し、試合内容を上昇させる事としました。その結果、徐々に、戦術強度が上昇し、プレー強度〜スピードと球際、連携がアップし、戦力整備・上昇で、戦績も後追いし始め、気付くと、3位勝点まで「6」と近づいたと、意識した瞬間、コンサの弱点〜戦績アップで、過剰意識とプレー真剣度=集中度ダウンのブレーキが掛かった一瞬試合でしたね。
大分の暑さと湿度は、言い訳としては<プロ以下>。
本当に「暑さと湿度」が問題となるのなら、予め、事前対処しマイナスとならない様にするのが「プロ」です。
本当に「暑さと湿度」で、パフォーマンスダウンなら、その条件の全試合が、戦績破綻となり、リーグ上位やACLの灼熱国試合参加条件も、資格喪失チームと成り果てます。
しかし、一番の要素は<選手意識>で、どんな過酷条件でも、試合への打ち込み意識・勝利意識が強度なら、パフォーマンスダウンは、試合後極度の疲労感となり、終了時までは気付かず影響は僅かとなるもの。
昨日試合の出場選手、特にスタメンに、選手意識の格差・バラツキが顕著で、試合開始早々から途中選手交代まで続き、個別選手のパフォーマンスダウンが、昨日の<敗戦相当引き分け•勝点△2喪失試合>の主因でした。
荒野は想定した走力と運動量を封印し自己ストロングに球際強度を落としマーク相手選手をフリーとし、
金子は、駒井・荒野のポジショニングが悪く、早いパス回しが停滞し、自己完結シュート意識からの[持ち過ぎ]で、<早く預けて突出ポジション取り>スタイルが消失し、突破パフォーマンスダウン、
菅は、岡村や荒野から、ポジショニング不良と個々能力から、サイドスペースへのロングやミドルパスが無く、左サイド突破は消滅してしまったもの。
併せて、コンサのシュート精度は、選手格差放置が直結し、お笑いもので、
戦績低迷時期の状態に逆戻りでした。これも、シューターのプレー意識の問題で、選手意識格差を【放置】が根幹原因です。
交代選手でも、岡村は戦術的交代で、圧倒的な空中戦勝率と負けないスピードは効いていました。唯一失点の呉屋フリーシュートは、呉屋の前後のマーク外しテクニックに嵌ってしまったものでしたが、実戦でハイテク選手との対戦経験が少なかったためで、良い経験で、このマーク外しを勉強し、次回は騙されない選手へ成長したものですね。

他選手は、高い意識とプレー実践で、パフォーマンスは高いものでしたが、個別選手の走力不足は、そのまま、チーム球際強度・スピード、そして、プレーがダウンすると必然の精度ダウンで、試合後半途中までの、パス成功率は、今シーズン最低69%平均で、パス失敗=ボールロスト31%となっていて、コンサコンビネーションは、しばしば寸断、こんなパスサッカーを封じられても、多彩パターンで、決定機13回・シュート12本は、平均決定機18回・シュート数15本より低下するも、リーグ上位数値で、決定機構築力の高さを証明する内容。
しかし、シュート精度は、枠内4本・内2本が、阻止確定のGKへのパスシュートで、僅か2本しか無かった有効シュートは、余りの低内容で、よくぞ1ゴール・得点出来たものと、逆に驚くもの。
個別選手のシュート内容は、
小柏シュート2本 枠内2本 得点1
高嶺    2    0
岡村    1    1    0
荒野    1    1    0
福森    1    0
菅     1    0
金子    1    0
青木    1    0
ルーカス  1    0
ドド    1    0
小柏は、シュート内容・精度・ターゲット意識が揃う得点力FWですが、それ以外、
①10選手がシューター
②練習も無く、当然能力の無いFW外8選手が、シューターとなる点は、全員攻撃=全員シューターとなっており、そのままなら、極めて低く、リーグ最低のシュート精度は必然。緊急シュートトレーニングの対象選手は、全員となるものです。

試合後ミシャコメントは、
『引き分け結果は不満足。湿度が高く、走る事が不足し、コンサのサッカーは出来なかった。』と、<走力不足>を原因に挙げていますが、
走行距離102km・△5km大分に劣後、スプリント数161回・大分と互角も、やや低い回数で、ポジショニングと、球際強度の寄せ、両方の根幹となる[走力不足]が明らかで、オールコートマンマークプレッシング戦術が可能な選手起用に拘らず、オールコートマンマーク戦術・マンマーク型ハイプレス戦術どちらも作動させず、と言って、コンサ式ミシャ戦術も作動せず、コンサのストロング・リーグトップレベル戦術強度とならず、戦術展開では無く、選手個々能力の[突破力・スピード勝負]展開が、選手交代となるまで続き、前半、相手チームの対策も乏しく・貧弱にも拘らず、想定外の内容・展開となったもの。それでも、決定機8回・シュート5本・枠内3本で、大分に決定機僅か2回の内1本を決められ先制を許すも、得点ゼロでハーフタイムとなり、後半、余りの不甲斐無さから、荒野・岡村⇄ジェイ・ルーカス交代で、コンサ式ミシャ戦術の作動を意図し、後半、コンサ決定機5回・シュート7本・枠内1本で1得点で同点とし、大分は、前半同様、決定機2回・シュート4本・枠内2本・無得点となるも、
コンサパフォーマンスは、平均レベルには到達せず、大分は、前後半、極めて低いレベルで、低レベル同士対戦との、低内容で、引き分け結果でした。
 この様に、コンサは、走力と球際強度、戦術実行度不足で、継続混迷課題シュート低精度が重なり、パフォーマンスダウン試合となり、試合結果は、勝点△2喪失試合となったもの。
緊急事態宣言・防止措置地域外で、現在では、稀なアウェイ・サポーター参戦試合だったにも拘らず、現地参戦サポーターの努力も無にする低内容・残念結果で、二重にお疲れをお掛けしたものでした。本当にお疲れ様でした。

過酷日程7連戦の初戦で、最も勝点獲得の成功率が高かった試合を、引き分け結果で落としてしまいました。これから、名古屋〜川崎〜FC東京〜FC東京〜C大阪〜C大阪と、上位や強戦力チームのみの対戦で、勝利や勝点獲得成功率は、大きく低下する日程で、その意味でも、極めて大きく、ダメージの高い試合結果で、更に、サブ選手を後半開始から交代起用で、フィジカルダメージ選手を増加してしまい、中3日・2日で、ターンオーバー制必須にも拘らず、起用予定選手コンディションが、ダメージ選手だらけとなり、次戦のための温存も失敗!、と選手やり繰りを混迷、苦しくしてしまいました。チャナティップと深井の再離脱のダメージは深刻で、次戦宮澤が出場停止明けの復帰も、コンディション良好選手が皆無となり、そのままでは、川崎戦〜ルヴァン杯準々決勝・FC東京2連戦辺りは、最低状態にまで悪化した選手起用=選手レベル・戦力レベル急落での対戦〜散々な試合結果、との想定が濃厚となってしまいますね。
 今節・大分戦で、勝点3獲得のポジション余裕を構築し、名古屋戦・川崎戦で敗戦・勝点0となっても、中位ポジション確保の想定が破綻。7連戦後に、下位ポジションまで降下の覚悟が必要となったカモ知れませんね。
捨て試合を作り、試合戦力の強弱を付けるしか、対策は無いカモですね。

最後に、前後半2分割で各項目スタッツを記載、確認しておきます。
     コンサ    大分
     前半 後半  前半 後半
支配率  63%    63%       37%   37%
走行距離 46       56km      48      59km
スプリント66       95回       72      95回
決定機数 8  5回        2  2回
シュート 5  7本  3  4本
枠内   3  1本  2  2本
得点   0  1点  1  0点
パス数  176      287本 114      106本
成功率  69%     76%       57%   56%

下線部分がコンサの課題項目でした。
個別選手シュート実績(力)と併せて、大きな課題ですが
選手個々のフィジカルダメージが最大課題で積み越しされた重大ポイントです。
次戦に懸念が湧き上がってしまいました。

posted by yuukun0617 |13:34 |