コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年01月28日

~進化~ 2020シーズン前始動・準備~⑦各チーム練習試合途中結果

コンサのタイキャンプは、あと3日間・29日K2リーグ昨年2位釜山戦練習試合を残すところとなりました。コンディションも、トレーニング成果も極めて順調に推移していますが、他チームは、既に、極少キャンプを終了から、やっとキャンプインまで、キャンプ状況は、大きく相違しています。オリンピック日程による、シーズンスタートの早期化は、Jリーグ、ACL含め大きく影響し、各チーム、チーム運営の対応力を問われ、具体的には、チーム編成〜キャンプと展開するシーズン前準備の成否が現実となりました。当然、シーズン前準備の良否は、シーズン内容・展開・結果に直結ですね。
今シーズンは、ACL組の、前年上位や優勝チームに、そのしわ寄せとシーズン前準備の弱体化を招いている現状となり、今シーズンイン後に、負荷・大ハンデ必至となりそうな展開が進行しています。
キャンプ中、トレーニングそのものや、キャンプ成果のテストとして、練習試合が設定されていますが、
今シーズンのキャンプでは、練習試合も大きく影響を受け、その内容も、大変興味深いものとなっています。
そんな、キャンプ練習試合の途中結果を点検してみましょう。

1.各チーム練習試合現況
昨日まで、全チームでは、26試合実施し、今後予定が、25試合と、丁度過半数となった所です。
チーム毎は、試合数順では、(今後数)
4試合ーG大阪(2)・FC東京(0)、
3試合ーコンサ(1)・湘南(2)、
2試合ー仙台(1)・川崎(0)・横浜FM(2)、と計7チーム、に対して、
1試合ー鹿島(0)・浦和(1)・C大阪(3)・広島(1)・鳥栖(2)・大分(2)、
未試合ー柏(0)、横浜FC(1)・清水(3)・名古屋(2)・神戸(2)と、少数チームが、11チームとなり、キャンプのスタートダッシュチームと、出遅れチームが明白となっています。
また、ここまでプラス今後も含め、キャンプ前練習試合が、トータル2試合以下となるチームは、
0試合ー柏、計1試合ー鹿島・横浜FC、計2試合ー浦和・川崎・清水・神戸・広島、の8チームとなり、明らかに、トレーニングと実戦テスト不足となる事必至です。
文字通り《ぶっつけ本番》は、実戦レベルでの、テスト〜課題確認〜課題修正、の手順を欠き、課題点改善・修正は無く、メンタル形成も不完全で、シーズンインとなる訳です。その影響は熾烈・悲惨な結果となる事は、高い確率で想定されるもの。
そんな、当たり前の戦略も建たない事自体、監督や指導者をはじめとする、チーム状況の困難さを示すものですね。

ここまでは、表面的に見える状況ですが、実は、良く練習試合内容を見ると、練習試合には、
単純トレーニングと選手テスト形式と、
チームプレー・戦力の実戦テストで課題確認・改善確認形式に分かれ、
「練習試合に求めるレベル・目的」の違いが、その形式の選択となる理由です。
その形式選択は、対戦相手の差に繋がります。
つまり、練習試合の対戦チームを、どのレベルにするかの問題となる、と言う事で、
最低レベルの〈チーム内TGの.対2軍チーム戦〉〜高校チーム〜大学・地域アマチーム〜JFLチーム〜J3チーム〜J2チーム・同レベル外国チーム〜J1チーム・同レベル外国チーム〜最高レベルのJ1超えレベルチームまで、選択があります。
その中、トレーニング形式と実戦レベル形式との境目が、〜J3以下、とJ2以上にあります。
そして、これから予定分も含め、各チームでの、その2形式を分類してみると、
実戦レベル形式が、31試合(今まで数11、今後数20)、
トレーニング形式は、19試合(今まで数15、今後数4)となり、
今まで数は、実戦レベル形式11に対して、トレーニング形式15でしたが、
キャンプ後半となる、今後数は、実戦レベル形式20、トレーニング形式は僅か4となっています。キャンプ進展に合わせ選択変化となる訳です。

2.練習試合評価
トレーニング形式の戦績は、その意味は低く問題外ですが、
実戦レベル形式の戦績は、興味深く、現況を示すものとなりますね。
ここまで、実戦レベル形式練習試合の数と、戦績は、
練習試合数順に、
3試合ーコンサ2勝0分1敗
2試合ー仙台1分1敗、FC東京1分1敗
1試合ー川崎1勝、横浜FM 1勝、G大阪1勝、鳥栖1分、
計11試合となります。(トレーニング形式の練習試合数15です。)
2勝は、コンサのみ、1勝は、川崎・横浜FM・G大阪の3チームのみで、仙台・FC東京・鳥栖は、未勝利です。
この戦績は、現状戦力のテスト結果で、キャンプ成果順となりますね。
今後は、実戦レベル形式の練習試合が一気に実施され、各チームのキャンプ成果が発表されて行きます。
〈キャンプ・トレーニングのピークを、どこに設定するか〉の選択ではありますが、
既に、キャンプ終了の、鹿島・FC東京は、ピークを作る事も不可能で、今後の影響は懸念しか無いですね。
コンサは、1月末・第一次キャンプ終了時に設定、第二次キャンプには、第2ピークとダブルピーク戦略で、その意図は、第1次キャンプは昨シーズンレベル形成、第2次キャンプでは、更に高い、新レベル到達、と言う事です。
しかし、他の多数チームは、ここから、実戦レベル練習試合もなり、第1ピークが、2月中旬のルヴァン杯開幕に合わせ、その後の第2ピークは、無し、との戦略となります。つまり、第1次昨シーズン並み戦力が、キャンプ到達目標と言う事です。
実際、コンサ以外の全チームが、主力メンバーの流出、その補充、更に大量加入となっており、チーム基礎内容の習得選手が多く、連携も基本からのスタートで、やっと、昨シーズン並み戦力の獲得がギリギリが本音、とのチーム状況が大きいですね。
このため、練習試合の形式は、トレーニング形式が大半とし、やっと実戦レベル形式に移行可能となっている訳です。

いずれにしても、各チーム、キャンプ・トレーニング内容の成功や成果のリリースは、殆ど有りません。まして、練習試合の成果などは、未だ困難で、明らかに、出遅れ状態のチームが多数となっています。
そんな中、リーグで唯一無二の存在が、コンサで、マスコミリリースも突出している事となっています。






posted by yuukun0617 |13:40 |