コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年05月24日

~進化~  第13戦「鳥栖戦」;相手チーム点検

ドームは、ヒートアップですね。
小野コメント「しっかり勝利し、勢いを取り戻す試合」の通り、前半で主導権を取る「先制点獲得」がポイントです。四方田監督は、選手起用を積極型にする勇気の有無が、試されます。
本日は、m(__)mTV観戦で、応援中ですが、、、
試合内容は、ボロボロ状態。
禁断の「リーグ戦用選手に手を出し始めました」。
この一戦が勝利・敗戦かの意味はさて置き、リーグ戦へのダメージが累積され始めました。
監督采配に、益々疑義を増すばかり。

このコラムは、次リーグ戦の点検・検討に進行します。
対戦チーム「鳥栖」を点検します。
1.現況
順位11位 勝点15 4勝3分5敗 14得点 16失点 得失差-2
この内容はほぼ昨年通りで、上位グループ入りのチーム目標はありましたが、順当な所。
昨シーズンデータと、今シーズンの現況からの予想値(34÷12=2.8倍)を。
2016
順位11位 勝点46 12勝10分12敗 36得点 37失点 得失差-1
予想値
順位13位 勝点42 11勝9分14敗 40得点 45失点 得失差-5
   ↘       ↘    ↘   ↗   ↘       ↗     ↘            ↘
特に、「失点の増加」が、1勝減・2敗戦増・勝点-4減少・順位低下となりそうですが、大幅の変化でもなく、順当な結果です。

シーズン前の移籍市場では、派手な動きもあり、18選手の移籍・放出、13選手と監督の移籍・加入でしたが、内容をよく見ると、昨年の主力・スタメン選手の移籍は4選手に留まり、残留8選手がそのまま今シーズン主力・スタメン選手となっており、中心・中軸選手は昨シーズンから継続し、戦術・試合展開も継続・維持され、昨年戦力に積み上げ型で、今シーズンの新移籍加入選手が活躍するものとなっています。
しかし、好調スタートだった鳥栖も、監督のメンバー固定化方針により、スタートダッシュを獲得できた半面、ここに来て、特定選手の集中疲労累積から、5月の直近2週間に、立て続いて、中心・中軸選手に故障・離脱が発生のチーム危機が到来しています。シーズン開始後、コンサをはじめ他チームが、多数選手の故障離脱て苦しんでいる中、直前まで、離脱者「ゼロ」を維持して来ましたが、一気に5選手離脱で、それもCBの中心・中軸谷口、攻撃と精神的支柱のFW豊田、更に、海外から帰還活躍必至大物FW小野、の3選手が長期離脱、今シーズン開花育成FW田川のU20代表まで重なり、守備力・攻撃力に大ダメージで、前試合G大阪戦0-3完敗の主因との結果が発生しています。ただ、今日のYBC戦で豊田は復帰・スタメン出場していますね。びっくりの回復力ですね。

鳥栖の特徴は、「リーグトップの運動量・スプリント数を基盤に、堅守・速攻戦術」を展開の筈ですが、実は、スプリント数は減少、堅守の守備力も、失点数悪化の通り、怪しくなっています。今シーズンの、被攻撃回数17位、被シュート数16位と、シュートエリアまでの守備数値は、リーグ最低値、被決定率9位で、シュート阻止率のお陰で、失点数は11位となっていますが、意味する所は、前線~ボランチまでの守備力は急激に低下、谷口を軸にしたDF陣とGK権田の活躍で、シュート阻止率を9位とし、カバーを図っているも、全体の守備力は低下状態です。ボランチ金民友の移籍喪失のダメージが大きく、代替の原川では、守備面ではカバーし切れていない、という事です。
2.戦術
昨シーズンと同一戦術を継続・選択し、【4-3-1-2】アンカー・3ボランチ・1トップ下のダイヤモンド型。攻撃は、FW・トップ下の3選手が中心に、少ないパス数で、トップ下へのフィードからの速攻が主体。守備は、4DFと3ボランチの7選手で、ソリッドなマンマーク守備。すなわち、がっちりマンマークし、スペースもパス先も見当たらず、ガチガチに守備するスタイルです。しかし、今シーズンは、鳥栖の代名詞ソリッド「マンマーク」守備に綻びがある訳です。ボランチ(インサイドハーフ)の一角の弱体化で、バイタルに穴が発生です。
支配率は46.1%でリーグ13位。少パス数戦術から、当然の支配率。更に、クロスはほどほどで、得点数は最下位レベル。セットプレー数が8位、同得点数は3位とストロングポイントです。
3.メンバー
大量に放出・加入となるも、前述の通り、主力・スタメン選手は8名が昨シーズン主力・スタメン選手で、ほぼ戦力中核は維持・継続されました。
特徴は、主力・スタメンの固定化で、12戦までに起用した選手数は、リーグ最少の21名。
起用数の選手分布は、
10試合以上起用・・10選手
9~7試合起用 ・・4選手  計14選手
 ~6試合起用 ・・7選手  計21選手
主軸に、強力・要注意選手が多く、
GK・・権田、CB・・キムミンヒョク・谷口【故障離脱】、SB・・攻撃起点吉田、アンカー・・高橋、ボランチ・・福田・原川、トップ下・・鎌田、FW・・絶対主豊田【復帰?】・小野【離脱】、SUBにも・・テクニシャン小川佳純・水野晃樹・FW趙・今シーズン開花FW田川・FWビクトルイバルボ、難敵選手・一癖のある選手だらけ。
選手層は、昨シーズンより更に進化しています。

以上  鳥栖の点検でした。

posted by yuukun0617 |20:10 |