コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年11月04日

~進化~  徳島戦 相手チーム事前点検と戦術・メンバー・展開予想

あっと言う間に明日は移動日。実質今日1日だけの練習日程で、次戦のスタートです。
勝利の余韻を味わっていたい所ですが、時間はどんどん先に進みますので、負けずに『徳島』のチーム点検、そして、コンサの対抗戦術・メンバー・試合展開予想まで、トライしてみます

前書の余裕はありませんので、先ず、「徳島」のチーム点検から。

1.「徳島」チーム現況
元、J1リーグチームで、高い戦力としぶとく勝利を奪い取る「勝負強さ」が印象的でしたが、実際、今シーズンでは・・・。

順位10位 勝点51「14勝9分16敗 40得点・39失点 得失差1」
得点と失点が均衡し得失差1の通り「攻守バランス型」のシーズン展開。
直近5試合の戦績は、勝点8「2勝2分1敗 5得点・2失点」で、調子と順位は上昇中。

2014のJ1昇格内容も含めたシーズン比較は。
2013 4位 勝点67「20勝7分15敗 56得・51失点 得失差5」
 プレーオフとなり、京都との決勝戦で勝ち上がり、2014J1へ昇格。
 同様に、「攻守バランス型」でしたが、「引き分け」を「勝利」にし切る「勝負強さ」により「勝利数」を増加した事が決め手となった昇格でした。
2014 J1シーズンは、「攻撃・守備、両能力不足」により、最下位で降格。
  18位 勝点14「3勝5分26敗 16得点・74失点 得失差-58」    
2015 1年でJ1へ復帰との取り組みも、
  14位 勝点53「13勝14分15敗 35得点・44失点 得失差-9」で2013年と敗戦数は同数値、失点数も大きく減少でしたが、得点力不足のため、「引き分け」を「勝利」とする試合が減少し、「再昇格失敗」。

今シーズンを比較すると(例えば、2013シーズン対比では)、失点は大幅に改善し守備力の安定は維持されています。しかし、得点力不足は、20点近く減少し、攻撃力が大きく弱体化している事を示しています。
原因は、主力攻撃選手の「移籍・放出」です。得点源だった「ドゥグラス・キムジョンミン・津田知宏の放出、エステバンの引退」が直撃しました。
J1昇格時での戦力強化は、有力ベテラン選手の戦力化から、そのまま保有維持となり、保有選手の新陳代謝・入れ替えが遅れる結果を招きました。
ここ暫くのシーズンは、「育成選手」の能力向上中心に戦力アップ期間で、チャンス到来まで「現戦力」状態が続きそうです。

2.「徳島」戦術
システム戦術は、39試合中31試合で起用のメインシステム「3-4-2-1」守備主導・速攻型で、コンサとミラーゲームとなるシステムです。
その守備力は、データ通り「堅守」を示していますが、J1時代から、システム陣形から派生する「攻撃不発」パターンを、問題点として指摘していました。前線の「-2-1型」の問題で、守備時に「-2-」の「2シャドー」か守備に吸収されると、攻守切り替え時の速攻が「1TOP」だけの孤立状態で不発、との内容です。
実戦では、相手の攻撃力により異なり、「強く、複数選手が連動する攻撃」の局面では、改善されていませんが、前試合の様に、「相手の攻撃力」が低くなると、「2シャドー」は守備陣までは下がらず、3人による攻撃陣となり、連携プレーにより複数得点となりました。
なお、「対システム別戦績」は、
「対3バック」・・ 3勝3分 5敗 12得点 勝点獲得率1.09勝点/試合
「対4バック」・・11勝6分11敗 28得点 勝点獲得率1.14勝点/試合
 得意不得意はありません。

ポゼッションは、「50.6%」で、メインシステムとは相違し「やや高率」で、試合コントロールの主導権は、少なくとも、イーブンレベルにしたい、とのコンセプトを選択しています。
しかし、高ポゼッションの今シーズン実戦での戦績は、
「50.6%以上」3勝5分10敗 ・・勝点取得率0.77勝点/試合
          0.72得点/試合 1.11失点/試合 14.2本/試合
「50.6%未満」10勝4分6敗 ・・勝点取得率1.70勝点/試合
          1.20得点/試合 0.95失点/試合 10.5本/試合
 明らかに、「低ポゼッションでの戦績」の方が高く、得失点が好転しています。
 コンセプトは、「高目の支配率」ですが、戦績は、逆の結果とのアンバランス状態です。

「攻撃パターン」で、サイドからのピンポイントクロスと、セットプレーは要注意です。また、前線3人への徹底した「ロングフィードとそのセカンドボール奪取」が基本戦術です。コンサDF陣での完全跳ね返し徹底で阻止ですね。

3.「徳島」の選手
 GK2名、DF7名、MF6名、FW3名の18名を中心に起用し、内外国籍は2名で、中軸は、日本人選手です。各選手レベルは、傑出選手は少ないですが、J2中堅クラス選手で構成され、レベル格差は少ないチームです。当然、その18名の集中起用となり、コンディション調整のレベル低下での変調が発生しました。

以上、総合しますと、「守備力」は高く、堅守主導ですが、相手の攻撃力・圧力が高い場合は、より守備的となり、「攻守切り替え」位置が低く、低い位置からの「速攻」では得点機会に届かない、とのケースが多発でした。

それでは、テーマを変換します。
~コンサの戦術・メンバー・試合展開予想~ です。

「1勝1分」での自動昇格、「2勝」での優勝獲得のため、絶対、連勝「勝点3」獲得ですね。

4.コンサの戦術 予想
「徳島」の「堅守・速攻」戦術は、コンサの戦術と同一です。システムも、ミラーゲームとなり、システムマッチアップで、ギャップも、メリットもありません。
コンサは、ノーマルプレーの「3-4-1-2」「堅守・速攻」戦術ですね。
コンサも、徳島も、守備ラインは、低目の守備的ポジションに、縦に密集型陣形を組み、陣形への侵入を、連携・複数・組織型守備によりボール奪取する、との堅守主導です。
サイドは、サイドバックとハーフとのミドルポジションで、攻守バランスとなるポジションです。

これだけ相似形となると、勝負のポイントは、「戦術遂行度」、つまり、具体的なプレーでの「精度・スピード・強度・創造性」の勝負となります。1個づつ、個別局面でのチームプレーの「質・効果・連続性」で決まる、という事です。
つまり、
コンサの攻撃チームプレーVS徳島の守備チームプレー、
徳島の攻撃チームプレーVSコンサの守備チームプレー の闘いです。

個々の選手の好プレーだけでは足りません。「連続性」の勝負ですので、「好プレーをどれだけ多く連続し、どれだけ効果的に連続して拡大できるか」の勝負です。プレーの集合体として一体となったチームプレーの「精度・スピード・強さ、そして長さ」の勝負となります。
また、「複数選手による連続したプレー」が「チームプレー」そのものですが、成功の条件として、①共通意識・認識②チームのためとの強い信念と意識③プレーを完遂させる闘志・忍耐力・執念の「精神・意識の力」が必要です。

基本戦術に加え、多彩な攻撃方法と突破力、中盤支配、枠内シュートだけの決定力、パススピードとスプリント数、運動量、ケアレスミス完全撲滅のための集中力、前線からの守備、ポゼッション時のWライン守備によるカウンターリスク阻止、タイトチェック・・・これまでのコンサの実施戦術ですが、全て、実戦でテスト・再確認し、より強力・効果的・レベル向上を行いましょう。

5.試合展開 予想
開始~試合終了まで、互いに「堅守・速攻」戦術の「ミラーゲーム」試合必至です。
遂行度・チームプレーの勝負が、次々と続きますね。一瞬でも低下した方が、引き分けの獲得も出来ずに「敗戦」まで転落してしまう試合です。
勝点獲得のハードルは、大変高く厳しい試合と正しく認識し、
選手・監督コーチ・サポーターの本当の総合力、戦力を示す試合となりました。
しかし、試合結果は、1点差勝負では無い、と予想します。
と言うのは、この様な緊迫の試合は、試合途中まで、拮抗しますが、「チームプレー」の勝負が一旦どちらかに傾くと、「一方的に片側優勢」となり、立て続けの「連続得点」となり勝ちだからです。
当然、コンサが、「チームプレー」の勝者となります。前試合内容の再演で、到達しています。
試合展開は、後半15分頃まで「 0:0 」の拮抗状態。
      後半20分から、均衡がコンサへ傾き、「連続得点」獲得
      試合終了  「 2:0 コンサ勝利 」と予想します。

3.メンバー 予想
前試合内容の再現で、勝利獲得となる「チームプレー」とその連続が可能となりますが、それが実践し切れるメンバーを起用です。

      ジュリーニョ  都倉
         荒野
   堀米           石井
       宮澤  前寛
     福森      進藤
         増川
        ソンユン
 
 選手交替 後半15分 内村FW 投入⇒ ジュリーニョ 交代
      後半20分 神田トップ下投入⇨ 荒野左サイドへチェンジ
                   ⇨ 堀米ボランチへチェンジ
                   ⇨ 前寛  交代
   勝利状態なら、
      後半30分 河合アンカー投入⇨ 3ボランチへシステムチェンジ
                   ⇨ 神田ボランチへチェンジ
                   ⇨ 堀米左サイドへ復帰
                   ⇨ 荒野  交代

  以上 「徳島」チーム点検+「コンサ」戦術・試合展開・メンバー予想のWテーマを一括記載し、大変長文となってしまいました。大変有難うございました。 

    








posted by yuukun0617 |13:32 |