2016年11月03日
~進化~ 讃岐戦 総括
ラスト4試合、一体スケジュールの第1戦は、
【完勝】でのスタートとなり、サポーターは、一安心でしたね。
今シーズンの転機の重要試合となりました。
【コンサの戦力再確認】試合。
先ず、39節でのJ2上位順位確認。残り3試合
1位 コンサ 勝点81 得失差32 首位との勝点差
2位 松本 勝点78 28 3 ・・1試合分
3位 清水 勝点75 45 6 ・・2試合分
4位 C大阪 勝点69 13 12 ・・4試合分
5位 岡山 勝点64 16 17 ・・6試合分
6位 京都 勝点63 11 18 ・・6試合分
C大阪は脱落し、優勝・首位逆転不可能となりました。
上位3チームの闘いですが、2・3位はチームリズムから残り全勝でしょう。
コンサは、自動昇格は、1勝1分以上、優勝は、2勝以上が必要ですね。
では、本日試合の確認・総括です。
選手個々のプレー、チームプレイは、
今シーズンの進化・進歩成果を示す、「高レベル」の「コンサのノーマルプレイ」でした。
この事から、直近連敗の原因が、「コンサノーマルプレイの逸脱」だった事を逆証明しました。
コンサノーマルプレーの特徴は、「全体・個々の戦術・内容」の多彩項目の前提の、
【「集団プレイ」つまり「チームプレイ」】であるとの点です。
本日の試合内容・プレイ内容は、「チームプレー」の連続、徹底でした。
本来、サッカーの「プレイ」には、「チーム型プレー」と「単独型プレー」があります。
結論を先に記載しますと、現代型プレイは、「全プレイがチームプレー型」となっています。
その昔の懐かしき名選手や名試合は、全項目「単独型プレー」で、「攻防=個々の闘い」との図式でした。しかし、トータルフットボール革命以降、単独プレー、特にスーパースターへの対抗戦術として「連携・複数プレー」が産まれ、以降、チーム全員の連動・連携性プレーの占率拡大と進化が戦術進化の中心でした。しかし、残念ながらJリーグは、現在でもなお、チームにより大きく相違しています。チーム連動性の項目だけ見ても、試合での「チームプレーの実践」での「レベル差」は時に目を覆いたくなる程ですね。当然、J1上位チームは、全チーム「高く、全員の連動性・連携性」の勝負を軸に、「更に高い個の力(例えば、スピード・テクニック・戦略性)」を加える、との内容ですが、J1下位・J2チームでは、「連動性・連携性」は低レベルで、「個の力によるプレー」=「単独型プレー」が中心となり、個の能力の高い選手の「収集に関心が高い」です。
コンサの今シーズンのノーマルプレイ・スタイルは、J1上位型で、守備主導の観点から「守備陣」で構築されました。「単独=個の守備ではなく、連携・複数選手・組織型守備」です。更にそのために最適な【3-4-1-2】【縦に短距離の密集陣形】を比較的低い位置にポジションさせました、GK・DFでの「連動・連携」も可能な陣形と位置取りです。
更に、中盤支配も、「前線からの守備」とサイド・ディフェンス陣の連動を軸に、ボランチポジションで構築でした。また、攻撃でも、「速攻」は「攻撃起点ボランチ・DF⇨サイド・相手守備陣内攻撃選手⇨前線ストライカー」の「連動性・連携性で勝負を仕掛け、勝利」しました。 「個の力」での打開・突破・ラストプレーは、あくまでも、「連動・連携」の中での一構成要素で、それに頼り切る内容は、結果的には、不成功となりました。
しかし、チームにより差異が大きい、その理由が問題です。選手・監督コーチの認識・サッカー感が根本原因です。実は、チームプレー型のチームにも、選手間でレベル・認識差があり得ます。
コンサもです。 「単独プレー型」傾向が未だまだ多い選手は・・例えば、内村・上原なんかはちょっと気になります。≪チーム戦術理解度≫と捉えられる項目ですが、「育成出身選手」は、育成世代での上位・優勝争いで洗練され、「チームプレー」を身に付けています。そのため、「育成世代選手」占率の高い起用では、「チームプレー型」となっていました。
本日の唯一の懸念プレーが、
「内村」の中途起用後のプレーで、特に「前線からの守備」をサボっていました。適正ポジション取りのスペース管理不実施、タイトチェック不実施、攻撃でも、DF裏へのランニングをしていましたが、「フリーランニング」による相手DF剥がしは、都倉と比較すると極度に少なく、つい「単独プレー」を追い求めるプレーで、チームプレーとしての攻撃は不発となり、後半「追加点」獲得失敗の原因となりました。「チームプレー」の認識が低いですね。
「チームプレー型」は、「単独プレー型」より、「運動量と集中力が必要」となります。当然、心身共に、エネルギーが必要となり、選手は負担の多いプレーとなります。
そのための源泉が、「共通認識・意識」で、「自分のプレーレベルが低下すると、チーム・別選手のプレーを低下させてしまう」との認識・意識です。つまり、「チームのために、絶対的に、自分の頑張りが必要だ」との認識・意識です。
今、チームでは、【一体感】との言葉で表現していますね。
本日の試合は、スタメン選手全員、「決死の覚悟」の顔をしてスタートしました。プレイスピード・強さ・徹底が、最高レベルから始まりました。
コンサの現選手の全力レベル値は、J2TOP=J1でも充分通用し得点獲得となる戦力レベルで、スタートからの全力発揮で、【4得点】獲得は当たり前の結果で、素直に喜びますが、全く驚くものではありません。
≪・・当然の結果です。コンサの攻撃力・戦力そのものですから。≫
チームも、選手も、獲得=成功した「現実のプレイ」は、「自己能力」として再現する・出来るもので目指し果たさなければならないもの、となります。
≪ 成功こそが「自信」を強固な「確信」に変え、次の基準となります。 ≫
本日の勝利は、「次戦の期待・試合で実現する内容が確定した瞬間」でした。
個別選手・プレイをピックアップし、褒め称えたい所ですが、凄い事に「全部のプレー」で、抽出不能です。
実に楽しい、スーパープレイの連続に、拍手をし続けました。
全選手本当に有難う。 勇気と心の底からのプレーに感動しました。
たった2日間で、次戦のタイトスケジュール。
充分には、リカバリー出来ませんが、闘う連続4試合の中、浸りきって、「ゾクゾク・ヒリヒリ」のスポットライトで一杯の「超スーパーステージ」を楽しみ乗り切って下さい。
終わった後には、チームの栄光と同時に、選手には「何物にも替え難く、選手人生の宝となる成功」の実体験と成功感と確信の獲得が待っています。
都倉・ジュリーニョ;よく頑張りました。
荒野;傷だらけが「カッコいい勲章」の様です。やり切りました。
石井と堀米;凄いプレイの連続に歓喜し拍手の連続でした。
前寛;吹っ切れましたね。遣りました。満足しているでしょ。
宮澤;ハートの底からの闘い、しっかり見届けました。良く遣りました。
菊地;折角のチャンス、時間が短くショックだったでしょうが、片鱗はしっかり出ました。
福森;ど真剣。プレイもスーパークラスになりました。カッコいい顔で最後まで一瞬も緩まずに。
河合;本日の心臓役、十二分に発揮。流石です。感服しました。「ぐずぐず野郎の尻をしっかりと蹴っ飛ばして下さい。コンサの心臓ですから。」
ソンユン;すべては、ソンユンから始まっています。河合と同様、心臓候補第一番です。
監督;選手が全てを解決する試合でしたね。選手の心・想いを中心に、あと3試合。
内村;チームプレーに徹しましょう。「穴」になります、このままだと。
上原;途中起用でも、チームを変えるために入るとは限りません。チームのリズムと同調で、ちょっと。
進藤;久しぶりの起用、とは全く思えぬほど、安定し、チームと同調していました。能ある鷹ですね。スタメンを奪え、です。
全サポーターの皆さん、特に、ドームに結集の皆さん、我々サポーターが、チームを立て直した試合でしたね。超重要試合で、超重要役割を果たせましたね。
本当、お疲れ様でした。有難うございました。
posted by yuukun0617 |18:15 |