コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年06月25日

~進化~ 第16節リーグ公式試合テータより+ルヴァン杯

第16節のJ1リーグ公式試合データがリリースされました。今節は、鹿島・川崎・浦和・広島の4チームがAFC戦日程のため試合は無く、14チームでのリーグ戦で、コンサの5位順位も「暫定・見せ掛け順位で、実質は鹿島に逆転され6位」が相当です。
また、8チームは中3~2日でのルヴァン杯、鹿島・浦和・広島の3チームは中4~5日でAFC戦、他の7チームは余裕日程でのリーグ戦と、日程・スケジュールはチーム毎に大きな格差があります。
少なくとも、ルヴァン杯参戦チームは、過酷日程でのこの2瞬間、AFC参戦チームも同様で、<リーグ戦のチームコンディションに格差がある>とのスケジュールとなります。~次節・リーグ戦の注目ポイント必至ですね~

では、先ず、第16節・J1リーグ戦・公式試合データから。
1.J1・第16節概況~公式試合データよりーコンサも
今シーズン、第8節を底に一貫して攻撃力優先・得点力アップの動向は、今節でどうなったでしょう?
先ず、恒例のここ3試合対比で確認です。〜リーグ平均から〜
       得点  30m進入数 シュート数 枠内数  決定率
14節 1.2  40.8回 10.4本 3.4本 11.2%
15節 1.0  41.9  14.4  4.5   6.9
 今節 1.2  38.8  12.6  3.9   9.7
・15節まで続いていた「攻撃・得点力アップ」動向は、一段落しています。AFC戦4チームは強力攻撃力チームで、その分除外での減少・ダウンがその原因ですが、逆に、その強力チームを除くチームの平均値を示すものと言えますが、第14節レベルの数値で、全体の「攻撃・得点力」の底上げが証明されています。
・特に、「決定率」が大幅アップですが、得点力のある「強力攻撃チームの最新特徴」が、<多シュート数のシュート回数よりも、シュート精度・決定率重視への変化=高効率型得点力優先型>であり、リーグ上位の強力攻撃型チームの影響で、リーグ全体「シュート至上主義からの脱却」が進行しています。その効果・結果が、今節「決定率上昇」傾向となったものでした。
更に、そのために、「シュート精度の大きな決定的要因」となる<シュートポイント>が重視され、「PA内シュート数・シュート率」アップが大きなポイント・テーマとなっています。ここ3節のリーグ推移も、14節58.8%→15節61.5%→今節67.0%と「PA内シュート率・急上昇」との動向です。
コンサの推移も確認しておきましょう。
       得点 30m進入数 シュート数 枠内数 決定率   PA内率
14節 1   53回    7本    3本   14.2% 14.3%
15節 1   24      4     2    25.0  100%
 今節 3   35     10    7    30.0  70%
・コンサの攻撃数値は、激しく上下しています。節毎に起用選手のレベル差が甚だしく、数値上は、第15節が、最低攻撃数値・力であった、今節は、回復過程上の数値で、なお、通常値以下水準ですが、一気に回復となったとの数値でした。
しかし、そんな激しい波の中でも、「決定率向上・改善」は、順調に進行しています。今シーズン、当初の最大課題の一つが「リーグ最低水準のシュート決定率」でしたが、今節の「決定率30%」は、圧倒的なNo.1・トップで、そのための「PA内シュート率70%;リーグ6位、枠内率70%;圧倒的1位」とリーグ最上位チームと大成長・進化となっています。
※リーグ全体の今節「決定率」No.2は、大分ですが、今シーズン全体では、14.1%と圧倒的1位となっていて、このポイントが、現在の大分順位・ポジションの最大の理由です。(参考/リーグ全体順位;1位大分14.1%・2位鹿島12.2%・3位横浜FM11.6%・4位清水10.7%・5位F東京10.4%・・13位コンサ9.7%・・、コンサは全体=シーズン1節~16節の平均では未だ13位で低レベルですでね。)
※そして、重要な点は、
「シュート決定率」は「シュート選手固有の能力」+「チーム戦術のシュートポイント」の2項目の合算によるもので、
起用選手とチーム戦術のブレが無い限り、試合内容や試合展開での変化・差異は発生しない、との点です。
この点は、例えば、リーグトップの「大分決定率」は、常に14.1%能力である、という事で、一旦保有・保持した限り「ブレは無い」となります。
コンサの直近動向としての「決定率上昇」は、現在「シューター」の決定率・決定力として確立している、という事ですね。

一方で、連敗・戦績低迷チームの特徴も、一貫して同一内容です。
現在、降格圏を上下しているチームは、ほぼ一定で、今節順位では、14位G大阪・15位湘南・16位松本・17位磐田・18位鳥栖の5チーム。
G大阪を除く4チームが、「攻守バランス・堅守速攻型」チームである事が共通事項と見えて来ます。実は、G大阪は、相手チームにより、「攻撃型と攻守バランス型」とを使い分けるもので、広義では該当します。
実は、上位陣も、実は「日本代表」も、同様に「攻守バランス・堅守速攻型」チームが位置しています。鹿島・FC東京が該当チームです。また、本日の「日本代表」は、鹿島とFC東京の試合内容と相似形でしたね。まるで「鹿島の球回しとFC東京の前線での攻撃、両チームの堅守」でしたが、起用選手を見れば、元・現鹿島とFC東京出身ですので、それも当然とも言えます。(そのため、3バックシステムの採用は無く、菅起用も無くなりました。)
その上位と降格圏とのチームの差異は、数値上では、「枠内シュート数・率」「決定率」「パス成功率」「被シュート数」にあり、全項目「プレイ精度」の問題です。つまり、低位チームの共通事項が「プレイ精度の低さ」で、その結果「想定戦術が中途で失敗・停止」となった結果の「低得点・多失点」となったもの。しかし、戦術自体の問題ではなく、その証明が、「プレイ精度の高さ」とその結果としての「戦術成功」がリーグ上位チームの原因となっています。
※「プレイ精度の低さ」が連続・継続する理由が問題ですね。
➀確かに「選手能力」が低ければ、簡単には改善できませんが、低迷チームの内、松本以外のチームは、リーグ水準の選手層・場合によっては上位の選手層となっています。・・・ここが原因ではありませんね。
➁次に、「プレーの統一」=「共通理解」が大きな影響を与えます。
・・発端は「戦績低迷」ですが、
a.それ以前に、チームに「適合した戦術選択」の誤りがありました。「現在保有選手・チーム力」からは「出来もしない、あり得ない戦術」を選択した結果は、悲劇しか産みませんね。例えば、走れない選手で構成されたチームが「走る事を前提とした戦術」を選択すれば「戦術破綻の連続」しかあり得ませんね。
b.別に、主力・中軸選手の離脱(故障も流失も)も「統一戦術の実践は失敗」となります。
c.そして、戦績低迷・・アンラッキーも含めて、戦績低迷でも「決定した戦術を一定期間粘り強くやり続ける」事が必要ですが、忍耐できず、早い戦術の転換、時には、監督交代等の混乱。
この様な事態が、降格圏・下位チームに発生しました。
その結果が「チームプレイの統一戦術・共通理解」のブレを招き、「個々のプレイ」のみに頼る展開は、「ラッキー」が無ければ「チーム勝利・成功」は不能となります。という事で、不安定な戦績となり、苦境から脱するかの連勝・勝利があっても、直ぐに、停滞・停止が待つ、との酷い上下動となったいますね。
脱出法は<チーム本来の戦術を、共通理解と実践度を上昇させるため、粘り強く継続する>との基本しかないでしょう。

第16節の公式試合データとコンサ数値の点検でした。

2.ルヴァン杯PO第2戦
PO第1節は、コンサ式ミシャ戦術の実践度40%で、チームプレーではなく「個の能力・プレー」により、勝利を掴む、との事前想定通りでの「ラッキー勝利」獲得でした。そんな、普段のコンサとは様変わりの試合を選択せざるを得なかった原因が、苦しい選手起用・台所でしたが、
明日の試合では、少しずつ選手コンディションは改善してきて、前節の苦境・ギリギリ間に合わせの試合内容からは脱却です。
大きいのは、ロペスの攻撃中心・支柱ですが、Aチーム主軸の離脱者も多く、ポジション毎に、強度の高低発生は避けられません。そのポジションにより、攻撃パターンと守備方法に修正が必要となります。
基本フォーメーションは、「4ー4ー2」選択まで極端とはならず、「3ー4ー2ー1」ですが、ポストからの2次ボール回収、展開のため、ロペスと近い位置に攻撃選手が必要で「シャドーか2トツプか」の選択・配置が必要となります。
守備陣は、前節も、システム可変は機能せず、そのままの基本フォーメーションで「攻撃のコンサ陣前進」も多くなりました。今節も同様展開とした方が良さそうですね。 中原・藤村の起点パスは、ショート縦パスを怖がり、サイドやポスト・フィードのみとなりましたが、今節は、ロペスがしっかり受けてくれるので「思い切って、正確に、ハイスピード縦パス」をトライしましょう。やれば、出来る!!

試合展開は、勝利・勝ち点3狙いで、間違っても、引き分け想定・守備優先試合はあり得ませんが、試合途中での消極型プレー選択は、排除です。最後の最後まで、勝利・勝ち点3狙いの得点加算に全力投入です。
試合開始早々に、ロペスの先制点・追加点と複数得点獲得での勝利「2ー1」勝利を想定します。

では、メンバー予想です。

       ロペス
    岩崎     檀崎
 石川  藤村  中原   早坂
    中村  濱  進藤
        菅野 

   金子・高嶺・ルーカス・武蔵・荒野・白井
   阿波加

 POの突破を掴む勝利を!!

posted by yuukun0617 |15:50 |

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