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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。

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コンビネーション。

2009年09月30日

昨日、ここ3試合完封の原因を探る。で、同じ4-1-4-1の1ボランチでも、
芳賀とダニルソンのDFラインへのカバーの意識が違うと書きました。

ただ、昨日は守備面、特にDFラインへのカバーに特化して書いたので、
攻撃面での貢献については書きませんでした。


攻撃面では、攻撃面での芳賀の良さもありますが、
ダニルソンの驚異的な身体能力は攻撃面においてもやはり魅力的です。

守備はけっこう理屈ですが、攻撃は崩しとかはある程度理屈ですけど、
そっから先はイメージがあるかないかとか理屈じゃないですからね。

そして、ダニルソンの身体能力は、理屈じゃ説明できない(笑)。

守備専門の意識の強い1ボランチなのに前線まで上がって攻撃参加もする、強烈なミドルもある。
そして、つなぎのパスミスも前半戦に比べると減ってきました。


そうなると、昨日のはげおさんのコメントのように、

ダニが怪我から復帰したら、機械的に芳賀がサブに回るのか…そうではないのか。
ここ3試合があって、4-1-4-1の同システムであっても、ダニ、芳賀では成立の仕方が異なる

というような、サッカーファンには“嬉しい悩み”が発生するわけです(笑)。






4-1-4-1のトップ下の二人のどちらかを外して、
4-2-3-1に戻して、芳賀とダニルソンを2ボランチにするとか、
どちらかのSBがDFラインのカバー役として実質機能していないなら、
3バックにしてしまって、3-2-4-1にするとか・・・

でも、そもそも、芳賀とダニルソンは同時に使った方がチーム力の底上げになるのか?とか、
4-1-4-1は変えないで、対戦相手や試合状況によって併用した方がいいんじゃないのかとか。

まあ、妄想は広がるわけですが(笑)。


12人目の選手の重要性【戸塚啓】2009年09月24日

 メンバー選考が取り沙汰されると、僕らは「AかBか」といった議論に突き進みがちだ。先日のオランダ遠征で沸き上がった「中村俊か、本田か」といったものは、その分かりやすい例だっただろう。どちらか一方を選ぶことが必要な場面もあるが、複数の選手の組み合わせで考えていいケースもあるはずだ。


戸塚さんの記事は、日本代表の話ですが、
コンビネーションという点では、芳賀とダニルソンはどうなのか?

あと、それとも関係するのですが、札幌のコンビネーションの鍵を
西が握っているんじゃないかと感じていて、
だから、西をもっと前で見たいんですよね。

あくまで印象ですが、西が前線にいた方が、
前線の周りの選手がやりやすそうなんですよね。

妹曰く“年上キラー”の兄(笑)は、器用貧乏も危惧していましたが、
周りへの気配りができるプレイヤー。

でも、そうなると吉弘が出場停止なこともあって、CBが薄くなってSBがいないんですよねぇ(-"-;A ...


コンビネーションとして個人的に見たいのは、
芳賀とダニルソンを同時につかったらどうなるかと、
西をもう少し前目で見たいの2つでしょうか。


でも、まずは、ダニの怪我からの復帰ですね(-"-;A ...


ここ3試合完封の原因を探る。

2009年09月29日

湘南戦で3戦連続の完封勝利を達成した札幌。


この3連続完封勝利と不思議な符合をする選手起用があります。

ダニルソンは途中交代もありますが、1ボランチがダニルソンから芳賀。
西嶋が左右反対になっていますが、SBが上里から西へ。
それにあわせて、トップ下も西から上里へ変わりました。


さて、これは “偶然” の一致なのか?





これに関する気になる選手のコメントがある。

【J2:第40節 札幌 vs 福岡】試合終了後の各選手コメント(09.09.20)

●西嶋弘之選手(札幌):
「前半途中に入った芳賀も中盤で黒子になって攻撃も守備もやってくれたので非常に助かった。」

●石川直樹選手(札幌):
「芳賀さんはしっかりとバランスを取ってくれて
バイタルエリアもしっかり埋めてくれたので守備の部分ではとてもやりやすかった。」


第40節の福岡戦、ダニルソンの負傷退場によって入った芳賀へのDFラインからの評価である。
(※この点に関する分析は、よくここにもコメントを頂くはげおさんのブログが詳しい。
『"無失点"ができるということ(2009年09月25日 観戦力向上覚書)』)


ダニルソンと芳賀のプレースタイルは違う。
特に、この二人の最も違う点として注目したいのは、
“DFラインへのカバーの意識”だろう。

第42節の湘南戦もそうだったが、
芳賀はDFラインに参加してDFラインに出来たスペースを埋める。
ダニルソンが、試合中にDFラインをカバーするためにDFラインに参加する姿は見ない。






そもそも、なぜDFラインにスペースができるかといえば、
昨季と今季の守り方の違いがある。

(※ゾーンとマンツーの違いは、ゾーンディフェンスを考える。 -その1-
ゾーンディフェンスを考える。 -その2-ゾーンディフェンスを考える。 -その3-)

(※追記:昨年は三浦戦術を初期のモウリーニョに近いと表現しているが、
最も近いのは、ノルウェー代表を8年率いて最高FIFAランク2位まで上げたエギル・オルセンのようだ。)


極端なゾーンディフェンスを敷いていた昨季は、人に付くのではなく
マークを受け渡して、自分の守備地域から離れない意識が強かった。
人に付いていってDFラインを崩すことはしないので、基本的にDFラインに大穴を開けることはない。

しかし、今季は、かなりCBが相手のFWに対してマンツーマン気味で守っている。
つまり、自分の守備エリアを大きく外れて相手FWに付いていっている。

マンツーとゾーンどっちがいいかは、一長一短なのでここで議論するつもりはない。

ただ、今季のマンツー気味の守り方の場合、CBが相手FWに対してくっついていくので、
FWがサイドに流れたり、バイタルエリアで楔のパスを受けた場合も、ある程度CBが付いている。
(※これが今季、守備範囲が広くなって、
CBの足への負担が大きくなっている原因の一つと考えられる。)

しかし、CBが大きく自分の守備エリアから外れると、DFラインに大きな穴が開く。

DFラインはゴールを守る上での最終防衛ラインなため、
ここに大きな穴が開き、そこを相手選手に飛び込まれると決定的なチャンスになってしまう。

そこで、CBが思い切りよく相手のFWに付いていくためには自分が開けたスペースを
しっかりとカバーしてくれる存在がいてくれると思い切って相手FWに当たれる。

要するに、マンツー気味で守る場合、
自分の開けたスペースをしっかりカバーしてくれる存在が必要なのである。


図示を試みてみると・・・。
(※下図は、4バックのDFラインとそれに相対する相手FWと思ってください。)


・図1

(味方選手…○、ボールホルダー…◎)


    ◎
    ↑
○  ○  ○  ○




・図2


    ◎
    ○

○→   ←○  ←○




図1のように、CBが相手FWに当たった後、
開けたスペースを埋めに、図2のようにカバーに入る必要がある。

基本的には、上図の場合なら、左SBではなく右CBが詰めて、
右CBの開けたスペースを右SBが詰めれば良いだろう。


ただ、ここで大きな問題が発生する。

それは、右SBが空けたスペースを誰が埋めるのか?ということ。

そこで、やっと1ボランチの芳賀が登場する(笑)。
三浦監督時代も攻撃などでバランスが崩れて空いたスペースを巧みにカバーしていた。
その遺産が芳賀の中では生きているといえる。

芳賀がDFラインのスペースをカバーしてくれるという安心感があるので、
CBは後顧を憂うことなく思い切りよく相手FWに当たることが出来る。

また、DFラインに穴(スペース)がなくなるので、守りも堅くなる。

それがここ3戦の完封勝利、DFラインの安定につながっている可能性は高い。






ただ、上図2でも、状況によっては、左SBが左CBのカバーをした方が良い場合もあるだろう。

例えば、第35節の鳥栖戦では、ソンファンが、鳥栖のマイクがボールを持っていないときも、
マンマーク気味に張り付いていたので右サイドに引っ張られ、
左SBの上里は中央に絞らなかったので、結果的に、石川の守備範囲は広大になっていた。
(※『バランス。 -第35節 鳥栖戦考-』)

DFラインの選手が、DFラインのカバーよりも
オーバーラップのタイミングを優先しているのは明らかに問題があるだろう。

結果的に、上里を左SBからはずし、これまた三浦監督の時代から
よりカバーリング意識の強かった西をSBに起用したことも
ここ数試合の守備の安定につながっていると考えられる。


だが、芳賀の起用と上里がSBから外れたどちらの効果が大きいか?
という前回の記事に対するはげおさんの質問に答えるなら、前者ではないだろうか。




勝利の立役者は芳賀! 【J2:第42節 vs 湘南】

2009年09月28日

日時:2009年9月27日(日)13:05キックオフ 
会場:札幌厚別公園競技場
[入場者数] 8,935人 [天候] 晴、気温19.2℃、湿度32%
[主審] 家本 政明 [副審] 岡野 宇広 / 二俣 敏明

前半28分 キリノ
後半26分 キリノ(PK)





前節の岡山戦は1-0で勝利も、後半押し込まれる展開に
つないで崩すことにこだわって状況に合わせたサッカーができなかった札幌。

今節は、対戦相手が3位の湘南ということもあってか状況に合わせたサッカーを見せた。


立ち上がり、積極的にプレスを仕掛けてきた湘南に対して、無理をしてつながず
単純にキリノへのロングボールを狙ってDFラインを下げさせた。

無理に前からプレスをかけることもしなかった。

そして、立ち上がりからのピンチの際には必ずといっていいほどDFラインに入ってカバーし、
抜群のポジショニングで相手のカウンターの芽をことごとく摘んでいた芳賀。

また、湘南がフィジカルの強い田原のポストプレーからチャンスを作っていると見るや、
トップ下の上里が下がってポジションを取りバランスを保った。

【J2:第42節 札幌 vs 湘南】試合終了後の各選手コメント(09.09.27)
●芳賀博信選手(札幌):
「ボランチが1枚だったときはあまりハマっていなかったが、2枚にしてからハマりだした。相手の田原にボールが入ったときに、1枚だと自分が挟みに行っても横に出されてしまう。そこを2枚にしたことで、抑えることができたし、セカンドボールも拾えるようになった」


DFラインは、特に後半、相手に押し込まれながらも、試合を通じて高く保った。


そして、間延びする湘南に対してコンパクトさを保った札幌が次第にペースをつかむ。

今までと違うのは、自分たちのペースになるまで相手の攻撃に粘り強く耐え、
自分たちのペースにもっていこうと試合を意図的にコントロールしようとした点。
その中心には芳賀がいた。

28分に、右サイドの西のグラウンダーのクロスからキリノがごっつあんゴール。


しかし、良い流れだった札幌は、前半の終了間際PKをとられる。


この日の家本主審は、選手とコミュニケーションをとりながら、
それまではしっかりとゲームをコントロールしていた。

その裁き方次第では、試合が荒れる可能性もあった。

PKの判定は、その後の高原の抗議を見ていると
相手をブロックして押さえ込んだという判定だったらしい。

判定そのものは微妙なものだったが、その際も今までだったら
選手からの抗議は全く聞かないというような頑なな態度を取り、
何でPKなのかの説明も十分していなかったが、今回はきちんと選手に説明していたし、
何より今までだったら、PKだからと“杓子定規に”
吉弘に2枚目のイエローを躊躇なく出して退場させ、
試合を壊していた可能性もあったが、この日は出さなかった。

色々と物議を醸してきた『家本主審も、変わったなぁ』と実感するシーンだった。

まあ、吉弘が退場したり、高原がPKを止めていなければ、こんなに落ち着いて見られたかは別ですが(;´Д`A ```






後半は、1点ビハインドの湘南がリスクを賭けて前に出てきた。

そして、湘南の阿部にポストに当てられる。
この時もそうだったが、CBが足に来ているようで、
最後まで持つか心配だったが何とか持ちこたえた。


また、湘南が前がかりになっていただけに、
カウンターのチャンスが何度かあったが決めきれなかった(;´Д`A ```

カウンターで抜けたら、征也には強引にシュートまで行って欲しかった(-"-;A ...


このままチャンスを決めきれないと同点にされるのではと危惧していた後半26分。

キリノが、ホームで初めてPKをもらって追加点。


最後は、リスクを避けてボールをサイドでキープして逃げ切りに成功。


後半バテバテだったキリノに代える足の速いFWの補強は必要かも。






【J2:第42節 札幌 vs 湘南】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.09.27)

●石崎信弘監督(札幌):「同じ相手に負けることは絶対に許されない、ということで選手が前半から集中して試合に入ってくれたんじゃないかなと思います。前半、サイドからの攻撃というところでキリノが決めてくれたんですけど、後半、カウンターで何本かあったと思うんですが、そういうところで確実に決めていかないと厳しくなるんじゃないかなと。相手も1本PKがありましたし、ひとつバーに当たったシュートもあった。ああいうところを入れられるとゲームというのはどういう風になるかわからない。相手が前がかりになったところをうまく攻撃でゴールを決められるように落ち着いてやっていかなければならないと思います。」

総括すると、石崎監督の言うようにどちらに転がってもおかしくない緊迫した試合だった。

そんな紙一重の展開で勝利を収めた要因を挙げるとすれば、個々の守備意識の高まり、
芳賀の巧みなゲームコントロール、頑張ったDFライン、高原のビックセーブと
守備から粘り強くリズムを掴み、上位相手に一歩も引かずに試合巧者ぶりを見せたことだろう。

札幌が、一皮むけたターニングポイントになる試合だったかもしれない。




師匠の教えを守ることは大事なことだが・・・ 【J2:第41節 vs 岡山】

2009年09月24日

日時:2009年9月23日(水祝)19:03キックオフ 
会場:岡山県陸上競技場 桃太郎スタジアム
[入場者数] 8,367人 [天候] 曇、気温23.1℃、湿度79%
[主審] 鍋島 將起 [副審] 青木 隆 / 前田 敦


前半31分 藤田 征也





第41節は、アウェイで岡山に1-0で勝利。

ただ、次節、昇格圏にいる湘南相手に勝てるような試合内容ではなかった。


中2日、アウェイ、蒸し暑い環境。
厳しいコンディションから、1点リード後、後半ゾーンで守るのは良いとしても、
もう少し前線でキープ、ポゼッション、タメがないと防戦一方になって厳しい。


【J2:第41節 岡山 vs 札幌】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.09.23)

Q:後半30分、ハファエル選手を投入後、ボールを奪われるようになった印象があるんですが?
「その前からかなり押し込まれていた。攻撃になったとき、ほとんどイージーなミスでボールを奪われていて、なかなか攻撃が出来ないという時に、上里を下げて、芳賀とダブルボランチにしたというところと、もう少し前でボールのキープ、タメが出来ると、全体的に押し上げられる。そこでイージーなミスがあって、打開したくて入れたんですが。『…』です」


キープを期待されて入ったハファエルが前に急いでしまう以上、相手に押し込まれてしまったら、
単純にロングボールでキリノを狙って相手のDFラインを下げさせるのが簡単だろう。

それが、今季札幌の目指すサッカーではないとしても、
自分たちでボールをつないで打開できないのだから、それは状況に合ったサッカーではない。
確かに、今度はロングボール一辺倒になってしまっては逃げになるかもしれないが、
状況を変えるには、相手の目先を変えさせるのも一つの手段ではあるはず。


どうしてもソレが嫌なら、DFラインから逆サイドにサイドチェンジして
サイドを起点にする方法もあっただろう。

まあ、昨年までの三浦サッカーをそこまで否定することもないと思うし(-"-;A ...


芸事でよく使う“守破離”を持ち出すまでもなく、師匠の教えを守ることは大事なことだが、
それも状況によっては破って臨機応変に対処する術を身につけないと、
正攻法だけで攻めていては、今後も試合巧者の上位相手に
厳しい戦いを強いられるのではないだろうか。






石崎監督がどういう方針で指導されているかは知りませんが、
私が空手を教える場合は、稽古中は基本から外れていることをすれば当然指摘します。

しかし、本当は稽古と実戦が別物だと良くないのですが、
それは本人の工夫を否定しているのではありません。

むしろ、言われたことだけをやって本人の工夫がないと上達しない。

ただ、本人の創意工夫で基本から外れたとしても、
それを助長させて、どこかで基本に戻ってくる場所がないと、
間違った方向にドンドン行ってしまう可能性があるから指摘する。


まあ、その辺りが難しいところですね(-"-;A ...






最後に、決勝点になった征也の素晴らしい左足のシュート。

でも、なんで、左サイドで左足でシュートして入るのに、
右サイドではシュートを打てないのか(-"-;A ...


(-ω-;)ウーン


利き足である右足の足元でボールをキープすることが多いから、
相手にまず右に行くコースを切られる。

右サイドだと、それでも持ち前のスピードで振り切って右足でクロスを上げられるが、
左サイドだと右足から左足に持ち替えてクロスだと、ワンテンポ遅れるので振り切れずに上げにくい。

以前、ディエゴ・カペルと藤田征也。(2009年02月25日)でも書きましたが、
結局、右足に比べて、左足に苦手意識があるから攻めが右からに偏ってるんでしょうね。


左足の精度に自信をもっと持てば、プレーの幅も広がってくるのではないでしょうか。
時折見せる素晴らしいプレーから考えれば、もっとできると思うんですが(-"-;A ...



FKで隠されてしまう上里の課題。 【J2:第40節 vs 福岡】

2009年09月21日

現代サッカーでは、守備のできない選手は使いにくく守備の不安定なチームは安定して勝てない。


サッカーは攻守が素早く入れ替わり、
攻守が表裏一体であるからこそ、攻守のバランスが大切になる。

(確かに、“バルセロナは始終攻撃ばかりしている”かもしれない。
しかし、“あのチーム”は、ボールをポゼッションすること、
言い換えれば、“ボールを失わないことが最大の守備”になると思っているチームだ。)


また、FWまでもが守備を求められ、GKまでもが攻撃の起点と考えられるようになった
現代サッカーでは、お互いのチームがDFラインを上げて狭いスペースの中で、
“11人全員がピッチのどこでもサッカーをする”(※“フラクタル”、どこを切っても同じ状況になる金太郎飴みたいなのがサッカー。)

だから、守備をサボる選手がいると、その“スペース”を相手に使われないように、
他の選手がその“スペース”をカバーしなければいけない。


上里「昇格諦めん」弾…札幌(2009年9月21日10時47分  スポーツ報知)

「(上里)カズは攻撃の起点としてはいいが、守りに課題がある。
歩いて、目でディフェンスするときがあった。(J1柏の)フランサかと思ったよ」
と守備をさぼりがちなブラジル人FWを引き合いに出す“石さん節”。


今年の天皇杯、決勝まで進んだ石崎柏。
その攻撃の核となったフランサの活躍の陰に、
運動量の少ないフランサをカバーする李忠成の存在があった。

フランサは、ドイツのトップチームの一つレバークーゼンで活躍するなど、
攻撃のセンスは折り紙付、一人で局面を変えることのできる選手だ。
しかし、運動量が少なく守備をしないことでも有名。

しかし、FWは点を取る人、DFは守備をする人という分業制ではなく、
トータルフットボールと呼ばれるようになった現代サッカーでは、こういう選手は使いにくい。
(※札幌でいえば、クライトン。その最たる選手は、元コロンビア代表バルデラマか。)

従って、現代サッカーでフランサのような選手を活かすには、
李のようなカバーする選手の存在が必要になってくる。
(※ちなみに、オリンピック代表FWとして活躍しながら、チームではフランサのカバーをしていた李は、
自分のFWとしての得点チャンスを失うことになってもチームに貢献することの方が重要と言っていた。)

しかし、今季、降格圏にあった柏は、監督をブラジル人のネルシーニョに代えた。
代わったネルシーニョは、就任早々フランサを呼んで、
「もっと運動量をあげろ」と指示したらしい。


柏もチームの低迷とともに、その責任としてフランサへの特権を認めなくなったようだ。

そして、李も出場機会を求めて広島へ移籍した。






さて、上里が攻撃面で活躍するのは良いことだと思う。
それをマスコミが大々的に取り上げるのも良いと思う。


しかし、札幌がJ1に昇格し定着するために必要とされる選手になるためには、
フランサのように“J1でも通用する攻撃力を身につけ多少守備をサボっても良いという特権をもらうくらいの選手になる”か、
“守備を身につけ、カバーを考えなくても良い選手になる”かのいずれかしかないだろう。

確かに、上里は、攻撃面で才能はあるが、まだ“フランサ級”ではないだろう。
だが、守備は、攻撃と違って地味かもしれないが、練習をすればするだけ伸びる。
そして、他にも様々な事情はあるだろうが、
石崎監督はそれを補強する意図もあって、上里をSBに起用していたのだと推測する。

当ブログでも何度かとりあげてきた。
上里の左SB。(2009年08月27日)
ハイプレッシャーの中で何が出せるか。 【J2:第37節 vs 水戸】2009年09月03日

改善の兆しもあったように思う。


そんな石崎監督の気持ちを知ってか知らずか、

札幌MF上里20メートルFK弾/J2[2009年9月21日10時37分 日刊]

 今季は本職のボランチではなく左サイドバックでの出場が増えた。中盤での先発出場は8月5日の福岡戦以来8試合ぶり。身体能力の高いダニルソンの成長、トリッキーなパスを出す宮沢の抜てきもありボランチとして出場する機会は減っていた。それでも「自分はサイドバックの位置からゲームメークをしようと心がけている」とめげることなく練習に取り組んできた。

 5、9日に行われた日本代表の欧州遠征をテレビ観戦した際も、サイドバックは見ずゲームメーカーの中村憲、遠藤のプレーに注目した。「憲剛さんは考えている時間がないぐらい判断が速い。遠藤さんはミスがなく勝負どころですごいパスを出せる」。自分を失わない芯の強さと研究熱心さが、突然のトップ下起用に応えるだけの素地になった。


モノは取り様で、マスコミは今節の上里の活躍とともに
一斉にこういった話も好材料として、取り上げてしまう。
しかし、こうやって攻撃面での活躍を大々的に取り上げると、
上里の課題が見えにくくなってしまう可能性もあるだろう。


そもそも、今回のトップ下起用も、前節のSBでの守備でのミスが原因だ。
そして、上里のカバーのために西がSBになった事実も見逃してはいけないだろう。
(※西も最近守備が軽いシーンが目に付いていたが(-"-;A ...)

ミスをしたら自分の好きなポジションでプレーできるなら、
誰も自分の好きなポジション以外では頑張らなくなってしまう。


札幌には、本職のSBが不足している。さらに、札幌にはきちんと守備の出来る選手が少ない。
それがリーグトップタイ(40節時点)の警告の多さ、
勝ちきれない引き分けの多さにつながっているのではないかと私は思っている。

しかし、マスコミでこれだけ活躍を取り上げられると、次に上里がSBに戻った時に、
なんで、トップ下で使わないんだという話になってくる。


上里には、マスコミのネタに浪費されて自分を見失う存在になって欲しくはない。




選手が話合ったら、ニュースになってしまう札幌。

2009年09月19日

選手が話合ったら、ニュースになってしまう札幌。



【道スポ】DF石川が若手を叱咤 「もっと言い合え」 24歳アニキ的存在 (09/19 10:38)

札幌石川が喝「仲良しグループ」になるな[2009年9月19日 日刊]

石川「もっと自己主張を」若手と緊急討論…札幌(2009年9月19日11時59分  スポーツ報知)




選手が大人しいというのは、何も今に始まったことではありません。
ここ数年、ずっと問題にされてきましたが結局あまり変わっていない。


三浦監督のサッカーは、動きが決まっているので言われたことを聞いていれば良かった。
でも、石崎監督の目指すサッカーを実現するなら、自分で考えてカバーしなきゃいけない。
人に言われたことだけをやってたんじゃ出来ない。


HFCも、生え抜きにこだわるのもいいと思いますが、
石崎サッカーの方針で本気で強化していくつもりなら、
選手が変われないなら、もう選手を入れ替えるくらいの荒療治も必要ではないでしょうか。
(※意識改革。 -主力を放出したホークスの事例。-(2009年09月11日))


もしくは、監督よりも選手が大事、生え抜き路線堅持で行くなら、
選手が出来るサッカーをする監督に代えるべきだと思います。


ただ、元凶は資金難を理由にベテランを切りまくり、若手育成の旗印の下、
選手の年齢構成を考えてこなかったHFCにも責任がないとは思いません。




“ホームタウンディシジョン” がない札幌。Ver.2.0

2009年09月18日

昨日、“ホームタウンディシジョン” がない札幌。というのを書いた。

今季、第39節までの札幌のホーム、アウェイ別の戦績は、

ホーム(20試合):7勝6敗7分

アウェイ(19試合):8勝5敗6分

(※札幌の成績(39試合):15勝11敗13分(8位) )


明らかに、ホームでの成績の方が悪い。

この程度なら、ホームでたまたま調子が悪かった・・・で済ませてもいいかもしれないが、
原因の一つとして、審判の判定に注目してみたいと思ったのが事の発端。

何となく思っていたことを数字にしてみたらどうなるか。


そこで、実際、
札幌と成績の近い徳島と比べると、明らかな違いがあることがわかった。

ちなみに、徳島の成績は↓。


徳島の成績(39試合):15勝13敗11分(9位)

ホーム(20試合):8勝6敗6分

アウェイ(19試合):7勝7敗5分

徳島は、札幌より勝点が2下だが、ホームの方が若干成績は良い。






すると、イエローカードをホームとアウェイで
どれだけもらったかを比較すると大変興味深い結果になった。
(※参照:2009 J2 結果(J's GOAL))




○イエローカード


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌(ホーム)   35枚

・アウェイチーム  38枚


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌(アウェイ)  47枚

・ホームチーム   18枚




【徳島のホームゲーム】(20試合)

・徳島(ホーム)   26枚

・アウェイチーム  37枚


【徳島のアウェイゲーム】(19試合)

・徳島(アウェイ)  35枚

・ホームチーム   25枚





ホームタウンディシジョンが全くないとは思わない。

実際、徳島のイエローカードの数は、
常にアウェイになるチームの方が、イエローカードの数が多いということを示している。

そして、それに偏りがない。
つまり、徳島の場合はホームとアウェイで均したときに、
イエローカードのもらい方に、結局それほど差がない。

・(徳島がホーム)+(徳島がアウェイ)=(徳島の総イエロー数)

26+35=61

・(徳島がホームの時のアウェイチーム)+(徳島がアウェイの時のホームチーム)
=(徳島の対戦相手がもらった総イエロー数)

37+25=62



では、札幌の場合はどうか?


・(札幌がホーム)+(札幌がアウェイ)=(札幌の総イエロー数)

35+47=82

・(札幌がホームの時のアウェイチーム)+(札幌がアウェイの時のホームチーム)
=(札幌の対戦相手がもらった総イエロー数)

38+18=56


そもそも、札幌も判定はホーム有利に働いて、札幌はイエローの総数が多いだけ。
(※セレッソの次に多い。Jリーグ公式記録)
札幌がホームの時は、アウェイの時と比べてイエローの数は減っているし、
札幌に来るアウェイチームは、イエローの数が増えているではないか。
という反論も確かに成り立つ。

しかし、徳島と比べることでそれだけでは説明がつかないことが分かる。
対戦相手の総イエロー数が低い。Jリーグ公式記録
また、札幌のアウェイ時のもらい方が極端だ。ホームでもカード数にほとんど差がない。


確かに、ホームタウンディジョンは働いてはいるが、
その効果が、札幌の場合は他のクラブと比べて低い可能性がある。



“ホームタウンディシジョン” がない札幌。

2009年09月17日

ホームタウンディシジョンとは、

「元々は、ボクシングの採点に代表されるような、審判の主観に基づく判定が
地元の選手に有利な傾向を持つと言われたところから、この言葉が用いられるようになったとされる。
 また、サッカーなどの試合において、反則行為とみなすかどうか微妙であるようなプレーに対して、
ホーム側に有利と思われる判定を審判がくだすことも、ホームタウンディシジョンと呼ぶ。」
(※引用先:wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/ホームタウンディシジョン )


以下は、第39節までの各種反則に関する札幌の“ホームとアウェイ別”の累計。
(※参照: トップチーム試合日程・結果(コンサ公式HP))






○イエローカード


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌        35枚

・アウェイチーム  38枚


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌        47枚

・ホームチーム   18枚





○レッドカード


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌        1枚

・アウェイチーム  4枚


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌        3枚

・ホームチーム   0枚





○直接フリーキック


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌        263回

・アウェイチーム  286回


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌        229回

・ホームチーム   297回





○間接フリーキック


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌        54回

・アウェイチーム  40回


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌        65回

・ホームチーム   50回





○ペナルティキック(PK)


【札幌のホームゲーム】(20試合)

・札幌        0回

・アウェイチーム  3回


【札幌のアウェイゲーム】(19試合)

・札幌        2回

・ホームチーム   2回




以上。




“サッカー”に興味のないマスコミ。 -その3-

2009年09月16日

“サッカー”について書かないマスコミに対して、“サッカー”に興味のないマスコミ。で正攻法、
“サッカー”に興味のないマスコミ。 -その2-で脅かしてみた。


まだこのネタ引っ張るのかよっ という声も聞こえてきそうですが、
今回は、もう少しJリーグの置かれている環境から、危機感を煽ってみようかと思います。


くしくも、昨日の記事に対してOWLSさんから、

>Jが消えたら、それこそ世界に恥を晒すことになるのを分からせたい

というコメントを頂きました。


私の根っこにあるのも、この危機感。
Jリーグがなくなるなんて大げさだと思うかもしれません。

しかし、日本のサッカーを巡るあまりよろしくないニュースを
最近だけざっとあげてもこれ(↓)だけある。


岡田ジャパン、サポーターも見放した?オランダ戦視聴率↓[ 2009年09月07日 スポニチ ]

5日夜にテレビ朝日で放送されたサッカー国際強化試合「日本×オランダ」(後9・03~)の平均視聴率は17・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが分かった。

 2010年W杯南アフリカ大会で4強を目指す岡田ジャパンが世界トップレベルの強豪に挑戦するとあって注目を集めた一戦。同時間帯に放送された「ジャングル大帝」(フジテレビ、後9・00~)の13・1%、「情報7daysニュースキャスター」(TBS、後10・00~)の16・6%などを抑え、トップの数字をマークした。

 ただ、前半は健闘していた日本が後半に入って立て続けに失点、0―3で敗れたためか、番組終了時の視聴率は7・2%までダウン。期待外れの結果にサポーターも見放したのかも…。


J経営情報開示 赤字チーム7→13に拡大[ 2009年09月16日 スポニチ]

 Jリーグは15日、08年のJ33クラブの経営情報を開示した。J1の1クラブ当たりの平均営業収入は約34億5100万円で07年より6%増となったが、各クラブとも営業費も増えたため、07年は約10億の黒字だった経常利益は約4100万円まで落ち込んだ。J全体では約5億5100万円の赤字となった。07年は7クラブだった赤字は、08年はJ1の札幌、柏、FC東京、新潟、磐田、神戸、J2の水戸、横浜FC、湘南、岐阜、C大阪、広島、福岡の13クラブとなった。


大分スポンサーのマルハン今季限りで撤退[2009年9月14日18時32分 日刊]

クラブ最大のスポンサーだったが、ユニホームに企業名が入らず広告対価が伴わないことから撤退を決めた。
溝畑宏社長は「地方のクラブは経営が厳しい。Jリーグには(引き続き)要望していきたい」と話した。






コンサドーレ札幌の赤字体質は恒例行事になりつつあり、
札幌そのものが、決して安定的な経営をしているわけではないことは周知の事実。

だが、この状況は札幌に限らず、ほぼ全てのJリーグクラブにいえる状況だ。


日本のサッカー人気のバロメーターであろう日本代表の視聴率は、
最早、“ニュースキャスターとほとんど変わらず、”
強豪オランダ相手でもいつもと変わらなかった。

サッカー人気のかげりは、“TBSのスーパーサッカーの惨状”にも表れているだろう。
(※番組内容のテコ入れではなく、時間枠、内容とも縮小した。)

このような昨今のサッカー人気低迷がささやかれる中で、
毎年のように、試合中継を行っているスカパー撤退の噂が絶えない。


さらに、この状況でJリーグはJ2のクラブを22チームまで拡大するという。
そうなれば、少なくなっていくパイの奪い合いになる可能性もある。


また、来年のW杯で日本代表が惨敗すれば、
サッカー人気の低迷が決定的なものになりかねない。


これらの心配が、全くの杞憂であると言い切れる人はいないだろう。


日本におけるサッカーの現状は、あまり良いとはいえない。
むしろ、正念場にあるといってもいいかもしれない。



基本的に、サッカー人気とJリーグ人気とクラブの人気は相関関係にあるだろう。

サッカーにのめりこむ層を増やさないと、情報過多、誘惑の多い現代社会、
興味の対象が容易に変わってしまう可能性がある。

それを防ぐためにも、“サッカー好き”を増やす必要がある。


日本でサッカーそのものが衰退してしまうのは、
生活の糧が一つ減ることになるのであり、
マスコミにとっても望ましいことではないだろう。


そのためにも、“サッカー”の魅力を伝える記事を書いて欲しいと切に願う。



post by whiteowl

12:02

J-league コメント(4)

“サッカー”に興味のないマスコミ。 -その2-

2009年09月15日

昨日、“サッカー”に興味のないマスコミ。という記事を書いた。

マスコミに対する昨日のコメント欄の反応も、概ね厳しいものだった。


そこで、多分、マスコミ関係の方は、昨日の記事に対して、
こういって反論してくるのではないかと思う。

whiteowlは、お気楽にブログで好き勝手偉そうなことを書いているが、
我々は生活がかかっている。

だから、

「我々は、我々が書きたいことではなく、
読者が求めているものを書いているだけだ」と。

多くの読者は、戦術やサッカーについて知りたいと思っていない。
安易に、チームや選手の批判をすれば購読契約を切られかねない。
サポーターが監督解任を求めれば、チームの将来より、
読者の求める空気を読んでそれを書くだけだと。

現に、あなたのブログは、公式ブログのアクセスランキングでも
上位に行くことはないですよね。なーんて、嫌味の一つも言われそうである(笑)。


私も一時期、空気を読む努力をして上位を狙ったこともあったが、
最近は、空気を読まずに自分が書きたいことを書いている。

まあ、そんな好き勝手書いているうちのブログが“祭り”以外で、
ランキングの上位に行くようなら、確かに、それはそれで変な状況だと思う(苦笑)。







では、マスコミに読者が求めていないなら、

「“サッカー”について書く必要はないのか?」

と問えば、おそらく、それは違うという反応も返ってきそうである。

なぜなら、そこまで否定すると、彼らのプロとしての意識、
マスコミの存在理由・アイデンティティがなくなるからだ。

マスコミが、読者が求めることを空気を読んで代弁するだけなら、
それこそ各サポーターがそれぞれ発信するブログで十分だろう。

そこにマスコミが介在する意味がなくなる。


インターネットの普及によって、誰もが全世界に向けて発信できるようになった。
それと反比例して、マスコミのその点での優位性は、年々減ってきている。
マスコミが、“情報に独自の付加価値”を付けられなければ、
正に、当事者と読者の間に介在する意味(マスメディア)がなくなりつつある。

実際、雑誌の総発行部数は年々減少傾向にあるそうだ。


新聞も近い将来おそらく電子化されるだろう。

その時、情報が入手しやすくなるだけに、コンテンツ勝負になる可能性が高い。

それはビジネスチャンスでもあり、
逆にいえば、情報に独自の付加価値を付けられないものは、おそらく淘汰される。


ちょっと想像してみてください。

紙媒体の新聞が衰退して、電子化がメインになり、
今は無料のこれらのコンサドーレ関連の情報が有料化された時、
読者はどのスポーツ紙を選ぶのでしょうか?
どれも選ばずに、サッカー専門誌に流れる可能性も(;´Д`A ```



と脅かしてみる。






“サッカー”に興味のないマスコミ。

2009年09月14日

昨日の甲府戦の敗北で、今季の昇格はほぼなくなった札幌。

というわけで、とりあえず、マスコミに八つ当たりしておきたいと思います(笑)。






今回問題にしたいのは、以下の3紙の記事。


札幌キリノ“7億の男”へ一気2得点だ[2009年9月13日10時23分 日刊]

【道スポ】現在15ゴール キリノ ダビ超えだ (09/13 11:04)

キリノ、ハットでダヴィ超えだ…札幌元エースの17得点あと2(2009年9月13日10時25分  スポーツ報知)


まず、最近調子をあげているキリノについて3紙が横並びで書くのは、
3紙ともほぼ同じ内容でつまらないんだけれども、百歩譲っていいとしても、
なんで、ことごとく“ダヴィ”と比較する必要があるのだろうか?


三浦札幌の頃は、守備ブロックを形成して自陣でスペースをなくし、
相手のボールを奪ってロングボールでカウンターという戦術だった。
そこで、正に“馬のように”強く速く前線から守備をして、
ロングボールに反応し続けたのがダヴィ。

今季の石崎札幌は、そもそもあの頃と戦術が違う。
キリノには、前線からの守備、相手のDFラインの裏に抜けること、
さらに、1トップとしてポストプレーも求められていてダヴィとも役割が違う。


確かに、FWとして唯一の評価の尺度は、ゴール数かもしれない。

しかし、個人のプレースタイル、チームの戦術を無視して、
単純にゴール数だけ比較して評価を下すというやり方が妥当とは思えない。

キリノにとっては、勝手に周囲がダヴィと比べているだけで、
「“俺は俺”で、俺のやり方でチームに貢献して、FWとしてゴールをあげるだけだ」
と答えているだけだろう。



そして、さらに、私が一番問題にしたいのは、

この記事を書くのに記者が練習を見る必要がないということ。

過去の数字と比べて、それについてキリノのコメントをもらっているだけだからだ。


練習を見てなかったから、この記事を書いたというならまだしも、
練習を見てこの記事を書いたのなら、
自分はサッカーを見ていないと告白するのに等しいだろう。


実際、サッカーのプレーの話は全くこの記事の中に出てこない。
ダヴィとのプレースタイルの違いも、キリノが最近好調な原因の分析もない。

書かれていることといえば、この間生まれた子供にミルクとオムツ代を稼がないといけないとか、
フェジョンを喰って元気になったとか、全くサッカーと関係のない話が続く。


これが、まだシーズン中で、一応、昇格を目指していて、
それが次節負ければ絶望的になるチームの会話であり、記事なのだろうか(-"-;A ...

ある意味、この緊張感のなさが、
今の順位も仕方ないのかもしれないと納得させられた記事でもあった。








おそらく、これには、スポーツ新聞が“記録好き”という背景があるだろう。

そして、これは野球の影響だろう。

野球は、特に記録の宝庫だ。
本塁打、ヒット、犠打、長打率、三振、出塁率、盗塁、四死球、勝利数、奪三振・・・

野球は、記録と親和性が高い。

それに比べて、サッカーの個人記録は、ゴールとアシストくらい。
そして、一番誰の目にもわかりやすいのは、ゴール数だ。

だから、そこに注目が集まるのは仕方のないことなのかもしれない。


今まで野球を中心に報道してきたスポーツ新聞にとって、
記録と記事を結びつけるやり方は、記録のデータベース化もあって、
まさに職人芸の域に達している。


確かに、それは野球で成功した手法かもしれないが、サッカーはそうはいかない。


サッカーは、野球よりずっと“カオス”なスポーツだ。

そして、それがサッカーの最大の魅力でもある。


それは固定的な記録を並べるのではなく、
サッカーの持つ流動的な躍動感を伝える記事でなければ伝わらない。

サッカーは野球と違うのに、同じ伝え方で伝えようとすること自体に無理があると感じる。


スポーツ新聞に情報の正確性とか、政治経済の分析を求めるというなら筋違いの話かもしれないが、
スポーツとしてのサッカーの魅力を伝える記事を書くのが彼らの仕事ではないのだろうか。



意識改革。 -主力を放出したホークスの事例。-

2009年09月11日

札幌石さん意識改革訴え「盛り上げよう」[2009年9月11日 日刊]

 J2札幌の石崎信弘監督(51)が10日、選手1人1人の意識改革を訴えた。

6日のホーム愛媛戦のハーフタイム、
1点ビハインドだった影響からロッカールームは静まりかえっていた。
指揮官のゲキで奮い立ち逆転に成功したものの「負けてるときこそ盛り上げないといけない。
勝っているときはええんじゃが」と選手が自主的に雰囲気づくりすることを求めた。

主将の上里は「自分のミスもあり落ち込んでしまった。
もっとチームのことまで気をまわさないといけない」と気持ちをあらためていた。


石崎監督の意識改革の訴えは、選手に届くか・・・。



その意識改革に関して、興味深い記事が。

【11月16日】1993年(平5) “特殊潜航艇”根本、久々の大型トレードで秋山ゲット(スポニチ)

昨日の楽天野村監督に続き、またプロ野球からですが(-"-;A ...


1993年、ダイエーの佐々木誠外野手、村田勝喜投手、橋本武広投手と
西武の秋山幸二外野手、渡辺智男投手、内山智之投手との3対3の大型トレード成立
にまつわる話。


「球界関係者の大多数が「西武に有利なトレード」という評価を下した。」このトレード。

ダイエーは、
「92年に3割2分2厘で首位打者となった主軸打者の佐々木と、93年唯一の10勝投手村田の放出」、
一方、選手として下り坂を迎え始めていた秋山を獲得した。

その後のトレードした選手の成績をみても、西武に有利なトレードだったといえる。


では、当時のダイエーの監督だった根本氏は、
15年連続Bクラス、93年は最下位になったチームにもかかわらず、
主力を放出し、明らかに損なトレードの決断をなぜ下したのかという理由が興味深い。


「このチームは同好会と変わらない。楽しくやって、それで勝てればいいという体質のチームだ。
プロは旗(チャンピオンフラッグ)を取りにいってこそプロだ。
チームを変えていくには、人を変えていくしかない。
それもチームを背負ってきた主力を変えなければ、全体は変わらない」。


「全盛期の過ぎた秋山は92年まで9年連続30本塁打以上を打っていたが、
広い福岡ドームが本拠地になると24本にダウン。
しかし、根本が一番望んだチームリーダーとして役割は十分に果たした。」


その後、ダイエーからソフトバンクに親会社は変わったが、
チームリーダー秋山を得て、ホークスは、その後、常勝軍団になっていくのは周知の事実。

そして、前年最下位の王監督の後を継いだ秋山新監督は、
現在、首位のファイターズを2.5ゲーム差で猛追して現在2位。


これは、ホークスの話で、荒療治がたまたま上手くいった話かもしれません。

しかし、札幌も今居る選手たちが、監督の求める意識改革ができなければ、
このような選手の入れ替えも必要になってくるのではないでしょうか。


そうなる前に、今居る選手には本気で意識を変えて欲しいのですが・・・。

やっぱり、今季、箕輪がいないのが痛かった(-"-;A ...




サポーターの変化。

2009年09月10日

一昔前、ヤンツーが札幌の監督だった頃、私はインフォによくコメントを投稿していた。
先日の愛媛戦のように、勝ったのに批判的な内容を書くと、
決まって、勝ったのに何で素直に喜ばないんだ!というような内容のコメントがよく付いた。

だが、最近、あの頃と比べて、サポーターの雰囲気が変化しているのではないかと感じる。

愛媛戦に関する他のブログも拝見したが、
逆転勝利を喜びつつも前半の酷い内容に言及する記事が多かったように感じた。

プロである以上、結果が重要だとは思うものの、
今までは、結果のみに拘泥するか、結果や内容に関係なく応援するかの両極端だった様に思う。


逆に、負けたとしても評価できる内容の試合もある。

ヤンツーの頃もJ2に降格し“5段階計画”の下、J1再昇格とJ1定着を目標に掲げていた。
それだけに、試合の結果以上に内容も重要だと思っていたし、
私の中では、そのスタンスは同じ目標を掲げる今季も変わっていない。

ヤンツーの頃は、負けることが多かったので、
そのフォローをすることの方が多かったわけですが(-"-;A ...






「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」

と言ったのは、プロ野球、楽天の野村監督。


試合内容がともなわなかったとしても、勝つことはある。

内容がともなわなかったものの前節の愛媛戦に勝ったことは、良かったかもしれない。


しかし、この言葉、内容がともなわなければ、基本的に勝つことは難しく、
負ける可能性の方が高いということでもある。

内容が悪ければ、基本的に勝ち続けることは難しい。


野村監督は、先日5点リードした後の9回に、2失点したことに対してこうも言っている。

「結果オーライの野球は一番嫌い。そんなことをしていたら、いつまでたってもチームは良くならない。」


札幌の場合、守備の寄せが甘くて失点するとか、
大事なところで譲り合いの精神とか、
全体的なコミュニケーションの不足であるとか、
シュートを打てるところでパスを選択するところであるとか、
一体、何度そんなシーンを今季見てきたことか。


確かに、少しずつ成長は感じられるが、
そういうところがもっときっちり出来るようにならなければ、
J1定着どころか、昇格すらままならないことは、今季の成績が示すとおりである。


ずっとJ2に居続けて、それで満足であるとか、
J1にあがったって虐殺されるだけなら、上がらない方がいいとか、
せっかく育てた選手を他のチームに持っていかれる立場で良いというなら、
今の立場以上を望まないのであれば、それでいいのかもしれない。


しかし、少なくとも私は、そんなチームの未来は嫌だ。

ヤンツーの頃も、私はとにかく札幌に強くなって欲しかった。
その気持ちは、今も変わらない。

まして、まだプロサッカー文化の歴史の浅い日本は、
欧州ほどチームの序列がはっきりしていない。
まだ、もっとチームが強くなれる可能性がある。


また、そのカテゴリーで実力が飛びぬけている選手を
そのカテゴリーに留めておくのは、周囲のエゴでしかない。

良い選手を引き止めるには、チームも一緒に強くなっていかねばならない。
それが“弱肉強食の競争原理”であり、
過去の苦い経験から出てきた5段階計画の基本精神だったはずだ。


そして、本来、練習や試合内容をしっかり吟味して世論を主導していく立場のマスコミが、
試合内容をよく吟味もせずに13戦負けなしの結果だけを見て、
このまま行けば昇格できると調子の良いことをあっさり書いてしまう以上、
最早、サポーターがしっかりせねば、このチームは強くならないだろう。


愛媛戦後のサポーターの変化を頼もしく感じたのでした。




来月から施行予定の移籍新ルールが“トレーニング費用”でもめてるらしい。

2009年09月09日

来月から施行予定だった、FIFA基準に合わせた移籍に関する新ルールがトラぶっているらしい。



J新移籍規定見切り発車、選手会が反発[2009年9月9日7時20分 日刊]


 6月の日本協会理事会で国際サッカー連盟(FIFA)の移籍規定に沿った新規定の概要を承認済み。
細部として、23歳以下の選手の移籍時に生じる予定の「トレーニング費用」が焦点になっていた。
新規約では契約満了選手の国内移籍に移籍金は発生しないが、
23歳以下の選手が同様のケースで移籍する際、
新所属先が前所属先に同費用(推定で最大約3000万円)の支払いが必要としている。






あまり馴染みのない言葉である“トレーニング費用”。

一応、日刊に説明が載っている↓


 ◆トレーニング費用

 FIFAが定めたもの。契約が満了した12~21歳までの選手が移籍する場合に、
新所属が前所属に支払うよう義務づけられた費用。選手育成費用の代償の意味合いがある。


このトレーニング費用の支払い先が、前所属となってはいるが、
確か、前所属の1チームだけではなく、
その選手がサッカーを始めた頃のサッカークラブまで遡って対象になるはず(;´Д`A ```

日本の誰かが、海外に移籍したときに、
トレーニング費用が、今までその選手が所属した全チームに払われて、
びっくりしたとかいう話をどっかで読んだ記憶がある。


だから、多分、1チームに支払われるトレーニング費用が、
400万~800万とかいう話なのに、
総額が最大で3000万とかいう話になるんだと思う。


こういう話を聞くと、何となくいいんじゃねーかと思う仕組みではある。

それまでその選手に関わった人たちが、その成果への報酬を受け取れる。
他のクラブに強奪されても、育て損にならない。

育成に対する対価が払われなければ、育成が衰退する恐れがある。

育成が衰退すれば、選手にとってもより上手くなる機会が奪われるわけだし、
育成する側にとっても、移籍金撤廃によるセーフティネットの一種なんだと思う。



しかし、おそらく問題なのは、その額と対象年齢。


大物選手の場合は、これじゃちょっと足りないというか、多分安すぎる。
将来、数億クラスになるかもしれない選手に対して、数千万で青田買いできるなら、
強奪するクラブも出てくるというもの。

じゃあ、高くすればいいかといえばそんなこともなく(-"-;A ...

トレーニング費用が高くなれば、
逆に、大多数の一般的な選手にとっては、契約満了選手の移籍金がなくなっても、
今度は、トレーニング費用が移籍の際の足枷になってしまう。

結局、若手選手は出場機会を求めて他のチームに移籍しにくくなってしまう。
それでは、移籍金を撤廃した意味がなくなってしまう。



後、トレーニング費用を払う対象になる年齢の問題は、
Jリーグの場合だと23歳以下が対象になっているのに対して、FIFA基準だと21歳以下。

推測だが、日本の場合は大卒選手が念頭にあるので、23歳以下なのではと思う。


ちょっと考えただけですが、これは本当、難しい問題だと思いますね。


ただ、日本の場合は、まだサッカー文化が浸透していないですし、
経営難のクラブも多いですから、経営寄りの決着になる可能性が高いんじゃないでしょうか。



post by whiteowl

11:53

J-league コメント(0)

前半のペースで本当に90分持つの? 【国際親善試合 オランダ vs 日本】

2009年09月08日

5日の日本代表、オランダとの親善試合は、0-3で惨敗。


試合内容については、セルジオさんとほぼ同じ感想。

セルジオ越後「ちゃんとサッカーしなさい」2009年09月06日 4強どころか1次L突破難しい/親善試合

「日本は攻めたように見えるけれど、本当に決定的なチャンスはなかった。」

「前半から全力でプレスをかけても、世界を驚かせることはできない。
終盤足が止まることは、もう世界中が分かっているからね。」


ただ、2002年の日韓W杯の前の2001年、
フランスに0-5で負けた試合ほどの絶望的な差も感じなかったことも事実。

そもそも勝てるなんて思っていないので、
前半は押し込まれっぱなしではなく、ある程度、主導権も握れていたことが驚き。
特に、前半の終わりごろ、オランダの選手がまじで苛立っていたのが印象的だった。

前半に1点取れれば、岡田さんがいうように違うストーリーもあったかもしれない。
ただ、そこで1点取るどころか、得点の臭いすらしないのが日本の現状。

日本には世界的なリーグの得点王がいるわけでもなく、
個人での打開に限界がある以上、攻撃に関しては実力通りの結果ともいえる。

実際、あのレベルで得点できるとすれば、俊輔のFKくらいなものだろう。


守備に関しては、確かに、前半と後半の失点するまでは良かった。
となると、組織的な守備を90分持たせられるかというのが、課題のようにも感じる。

そして、この辺りの感想は、若干セルジオさんとは異なる部分でもある。






【国際親善試合 オランダ vs 日本】岡田武史監督(日本)記者会見コメント [ J's GOAL ]

Q:今までやってきたことをぶつけて課題が見つかればいいと思っていたが、
今まで積み上げてきたものを見直す必要性を感じたか?
「改めて今までやろうとしてきたことをやりきることが大事だと感じた。
90分やり通さない限り、勝ち目はないんじゃないかと感じている」

Q:前半、かなり相手を追っていて90分持たなかったが、
どれくらい持つかは想定内か、予想外だったか?
「これはサッカーなので、その前に点を入れられていたらもっと持たなかったと思う。
まあ、90分は持たないということはだいたい予想がついていた」

Q:あれくらい立ち上がりから行くというのはどうか?ペース配分はあれでいいのか?
「目標を達成する以外にない。持つようにする、それだけです」


岡田さんのコメントの面白いのが、90分持たないということは予想がついていたが、
勝つためには、これを90分続けるしかないと言っていること。

こういう風に言うということは、今は出来ないかもしれないが、
W杯本番では、それを実現する秘策が、岡田さんにはあるんでしょうかね。


しかし、これについては、セルジオさんを始め、マスコミも疑問を持っているに違いない。

“こんなサッカーを90分も続けられるはずがない”と。

確かに、普段の準備期間の短い国際試合なら、
これを続けることはコンディション的にも厳しいかもしれない。
その感想は、至極まっとうな意見だと思う。

ただ、W杯の場合は、事前の準備期間があるので、
コンディションを今より良くする余地が残されている。

また、運動量、試合中の総走行距離だけでいえば、日本は世界でもトップクラスだ。
(※前半と後半の運動量の落ち方が、
他の強豪国と比べて日本は特に激しいという課題もあるようですが。)

そこのストロングポイントで勝負するという発想は間違っていないと思う。

問題は、それでコンディションが良くなったとしても、
それを90分続けることは、本当に可能なのかどうかということだろう。
(実際に今のところ、出来ているようには見えないわけだし(-"-;A ...)


私は、そこで“世界を驚かせる覚悟”が、必要なんだろうとは思う。
確かに、あの前半のサッカーを90分やれれば、世界は驚くに違いない。

逆に、90分出来なければ、何も驚くに値しないサッカーで終わり。


ただ、攻撃の部分のレベル差がかなり深刻なだけに、

90分走れたとしても、走り回って終わり。

という可能性もないわけではないなと思ったりもしますが(-"-;A ...



「足先だけでサッカーをするな!球際をもっと厳しくいくこと!」(by ノブリン) 【J2:第38節 vs 愛媛】

2009年09月07日

日時:2009年9月6日(日)14:03キックオフ 
会場:札幌厚別公園競技場
[入場者数] 7,613人 
[天候] 曇、気温22.7℃、湿度66%
[主審] 村上 伸次 [副審] 山崎 裕彦 / 前島 和彦


前半30分 赤井 秀一
後半 7分 大山 俊輔
後半11分 キリノ
後半25分 ハファエル
後半28分 ダニルソン





第38節の愛媛戦は、0-2から外国人選手の3得点で3-2で逆転勝ち。

劇的な逆転勝利となったわけですが(;´Д`A ```


試合内容については、石崎監督の短いコメントが表していますね。

【J2:第38節 札幌 vs 愛媛】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.09.06)

「2点先に取られて、3点獲って逆転できたのは良かったと思います」

まあ、勝って厳しいかもしれませんが、
“それだけ” ということでしょうね(-"-;A ...


そうなった原因の一つが、
石崎監督のハーフタイムのコメントに端的に表れているかと思います。

【J2:第38節 札幌 vs 愛媛】ハーフタイムコメント(09.09.06)


「足先だけでサッカーをするな!球際をもっと厳しくいくこと!」






まず、きれいに組み立てることが目的になってしまっている。

確かに、特に守りを固めている相手に対しては、ビルドアップしなければ得点は取れません。
しかし、組み立ては、フィニッシュのための手段であって目的ではないはずです。

どこかで誰かが、体を張って勝負をして、シュートまでつなげないといけない。
ここの部分で、「戦う」気持ちが足りなかったと言わざるを得ない。
前半のシュート数の少なさが、それを端的に表しています。


また、守備でもそうです。

失点シーンはいずれも、まず相手に簡単にゴール前に入れさせている。
ほぼノーマークだった。しかも、そのゴール前に入ったボールに対してもマークが甘い。

そんな緩々の守備で、本当に勝てると思っていたんでしょうか(-"-;A ...

西嶋が、「試合内容云々以前の問題だと思う。」とコメントしていますが、
戦術云々の前に、もっと体を張って「戦」って欲しいです。

本当に、今年のテーマは良いテーマだと思います。


サッカーと空手の共通点を挙げるとすれば、どちらも大事なところで体を張れるかということ。

別に、サッカーは相手を蹴ったり殴ったりするわけではないですが、
“サッカーも空手も基本は肉弾戦”という点では、共通していると思っています。



いいパス。

2009年09月04日

先日の水戸戦、水戸のプレッシャーに晒されて、
草津戦のようにパスを上手く繋げなかった札幌。


個人的な感想ですが、いいパスかどうかを判断する時、

一般的に、「パスの出し手>パスの受け手」

という基準があるのかなぁと感じています。


簡単にいうなら、パスが繋がるのは、パスの出し手が上手いから。
パスが繋がらないのは、パスの出し手が下手だから。

その辺りが、動き出しが上手い京都の柳沢が評価されない所以でもあるとは思うのですが(;´Д`A ```


確かに、パスの出し手が明後日の方向に蹴っていては、パスは繋がらない。

ですが、パスの目的がボールの受け渡しであるとすれば、
一方的に出し手だけではなく、受け手にも責任があるはずです。

実際、パスの受け手が上手ければ、パスの出し手の難度が下がる場合もあります。

だから、いいパスが繋がる時、どっちかが特別ミラクルな場合もあるとは思いますが、
基本的に、出し手と受け手の間にコミュニケーションが成立していないとパスは繋がらない。


ですから、パスが上手く繋がらない時、パスの出し手と受け手の
どっちかが一方的に悪いとは一概に言えないと私は思っています。






そして、一般的に、
“足元にピタっと納まるパスが上手いパス”というのもあると思うんですが、
パスの受け手が止まっていてフリーの場合は、確かにそうかもしれません。

学校の体育のサッカーのパス練習は、こういうのが多いですよね(;´Д`A ```


基本的に、ドリブルよりもパスの方がボールをより早くゴール前に運べるので、
確実に、各駅停車で繋ぐことができれば、チャンスになるようにも思えます。

でも、足元を繋ぐパスは決定的なチャンスになりにくいとも思っています。


なぜなら、足元で受けた場合、受けたボールを持ち替えて、
前(相手ゴール方向)に、向きなおらないといけないからです。

しかも、足元にボールをもらう場合、後ろに相手選手を背負っていることが多いので、
ボールをもらってもすぐには、前を向けない。

前を向けないと、前にパスコースがありませんから、
結局ボールを後ろに下げざるを得ないので、相手ゴールに近づけない。
相手ゴールに近づけなければ、パスを出す意味がない。
むしろ、相手に守備を整える時間を与えてしまいます。

かといって、マークのついている味方や、とられるリスクの高い味方に、
一か八かでパスを出しては、相手ゴールに近づけないどころか、奪われて逆襲されます(-"-;A ...

だから、そういうパスは足元にピタっと繋がったとしても、いいパスではない。


“いいパスは、パスの受け手がもらってすぐに、前(相手ゴール方向)を向けるパス”
だと思うんです。


この時も、パスの出し手と受け手、双方に工夫の余地があると思っています。

中村俊輔がよくやりますけど、
パスの出し手が、インステップからインサイドに切り替えるなど、
キックフェイントをして、別の方に蹴ると見せかけて、
受け手のマークをずらしておいてから、パスを出したり、

パスの受け手が、自ら色々と動いてマークをずらしたり、
宮澤のようにトラップする瞬間に、タイミングをわざとずらしたり、
フェイントを入れて一発で前を向こうとします。

そして、ここが世界と日本のサッカーの差を感じる部分の一つでもあります。



札幌のパスを見ていると、パスの受け手がもらった時に余裕を持てるようなパスや、
受け手がすぐに前を向けるパスが少なく、足元を繋ぐパスが多い。

足元を繋ぐパスが全く必要ないとは思いませんが、
これだと攻めのテンポが遅くなって相手に守備陣形を整えられ、
更に攻めるのが難しくなり、決定的なチャンスにもなりにくい。


水戸戦のようにプレッシャーのある中で、パスの受け手が前を向ける状況を
パスの出し手と受け手がどれだけ工夫して作り出せるかが、
今後の札幌の課題ではないかと思っています。




ハイプレッシャーの中で何が出せるか。 【J2:第37節 vs 水戸】

2009年09月03日

日時:2009年9月2日(水)19:03キックオフ 
会場:札幌厚別公園競技場
[入場者数] 7,042人 
[天候] 晴、気温17.1℃、湿度69%
[主審] 今村 義郎 [副審] 中込 均 / 鳥越 明弘


後半 6分 西 大伍
後半18分 吉原 宏太




第37節のホーム水戸戦は、1-1で引き分け。


布陣については、前節と特に変化なし。


ただ、今節、個人的に注目してずっと目で追っかけていた選手がいます。
試合中、ストーカーしてました(笑)

それは、上里の左SB(2009年08月27日)。
↑の記事を書いてから気になっていたというのもあります。

それに、てんぼーでも触れたように、布陣のコンパクトさを維持するためにも、
ロングボールでカウンターを狙ってくる水戸の攻めに対抗する上でも、
最終ラインの安定が欠かせなかったからといったこともあります。


SB席で観てたので、近くから詳しく見れたのは前半だけなんですが、
守備時にはしっかりDFラインのスペースをカバーし、
攻撃時には左サイドにちょっと張り出して、攻撃の起点にもなってました。
そして、そこから時折見せるサイドチェンジのパスは、
逆サイドの選手の足元にピタっと納まり、左足の精度の高さを見せつけられました。
あれは金を払って、生で観る価値のあるプレーの一つですね。
体を張って味方のためにスクリーンプレーもしてましたね。

ただ、左サイドのスローインは、ずっと上里がやってたんですが、
水戸がすんなりボールを入れてすぐ攻撃に転じていたのと比べると、
スローインもちょっとコミュニケーション不足なのかなと感じました。
なかなかフリーの選手がいないんですよね。

あと、守備時にはハイボールの処理だったり、寄せが甘かったり、カバーが曖昧だったり、
攻撃時には低い位置でのパスミスなど、若干冷や冷やしたところもありましたが(-"-;A ...、
何より常に周囲に注意を払って首を振る姿が印象的で頼もしかったです。

そして、今節は、対戦相手が水戸だったこともあってか、リスクマネージメントを考えて、
オーバーラップのタイミングを図っていたように感じました。

そのため、いつもは左に偏りがちだったのですが、
昨日は、右の西嶋と左右でバランスよく両SBが攻撃参加できていたのだと思います。

欲をいうなら、特徴である攻撃面でもう少し活躍を見たかったなと思いました。


さて、以上で上里のストーカー終了(笑)。

これから、試合全体の感想を書きたいと思います。




水戸の木山監督が言うように、

【J2:第37節 札幌 vs 水戸】木山隆之監督(水戸)記者会見コメント(09.09.02)

「決して悪いゲームではなく、お互いに持ち味を出していたし、
見ている人には面白いゲームだったと思います」

確かに、どっちにも肩入れしていなければ、
そうだったかもしれません(笑)。


西が、「やはり水戸は守備が堅かった」と振り返っていましたが、
特に前半は、お互いにラインを高くして、ハーフウェイラインを中心にピッチの3分の1で、
コンパクトに密集したサッカーが行われていました。

そのようなハイプレッシャーの中では、ボールが落ち着かずミスも多くなる。

【J2:第37節 札幌 vs 水戸】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.09.02)

 「(今日の試合では)少し相手の守備が固くなると、イージーなミスが目立ってしまう。
大事なところで味方が欲しい場所にボールをつなげればスピードアップできるが、
そこでミスが出てしまう。もっと良いサッカーをしていくには、
ほんの少しの食い違いでなかなかリズムが出せなくなってしまう。
もっともっとそういう所を追求していかないといけない。」


展開としては、緩急がほとんどなくて、常に“急、急、急”という感じ。

こういう時に、クライトンがいればなぁとは思いましたが、いないものは仕方がない(苦笑)

あの状況で、パスを繋げていくとしたら、かなり面白いサッカーになるとは思いますが、
高度な連係と技術が必要でしょうね。それに疲労が激しくて続かない。
後半のこっからというときに、すでに足が止まってました。

ハイプレッシャーだからこそ慌てずに、どっかで落ち着いてキープして、
ビルドアップしていくことの必要性を感じました。


あとは、水戸のDFラインの裏にもスペースがあったので、その辺は臨機応変に
もう少しキリノを走らせて、狙っても良かったと思うんですけどね。



守備に関しては、水戸の木山監督に、

「ボールが入ったときには相手のセンターバックより我々の2トップの方が強いので、
チャンスにはなると思っていました。」

と言われてますが、確かに水戸の2トップ相手に危なっかしかったですが何とか抑えてました。
それだけに、ゴール前でお見合いしてる間に、相手にボールを取られて
吉原にゴールを許したのはもったいなかった(-"-;A ...


そして、また、木山監督の発言からですが、

「正直、ダニルソンの力がすごかったので、あそこを外して攻めていかないと難しい。
でも、彼が1人で埋めている守備範囲というのは相当なものなので、
ちょっとそこの勝負で負けてしまいましたね。」

これは、本当に感じましたね。

特に後半は、両SBを積極的に上げて、バランスを崩して攻めていましたが、
とんでもない範囲を一人でカバーしていました。

あと、終盤は攻撃にも積極的に参加していた。
そのプレーで笑ったのが、右の征也だったかな?にパスを出した後、

ちょっとパスが合わなかったのに、自分でそのパスに追いついてキープしちゃったところ(笑)。


スペースに走りこまれても、慌てて後ろから行かずに、
快足を飛ばして追いついてから、プレスをかけるようになりましたね。
(※今節は、イエローをもらってない。)

まあ、普通そんなことは出来ないわけで、もうほとんど規格外の選手です(笑)。


選手交代については、勝ちに行く交代だったと思います。

ただ、試合前練習の時に、プレスキックなのに一本も枠にいかないのは、
さすがにどうかと思いますよ、○○選手(-"-;A ...



布陣のコンパクトさを維持できるか。 【J2:第37節 vs 水戸のてんぼー】

2009年09月02日

前回の対戦はドームで2万人以上を集めながら、
前半早々に西嶋が退場して0-1で敗戦。

2009年07月07日 とりあえず、5位を目指そう! -第25節 水戸戦-

実は、この時の昇格圏との勝点差も「16」。

残り試合が15。逆転可能な勝点差の目安といわれる試合数を越えてしまった。


ただ、今季のJ2は勝点70に3チームが並ぶ大混戦。1位のセレッソも1差の71。

今日の試合に勝って、他力本願になるが上位の4チームのうち、どこかが負ければ、
残り14試合で勝点差は13or14になる。

まだまだ、諦めるには早い。







水戸は、高崎が得点ランク3位の17ゴール。荒田が9位の11ゴール。
吉原と遠藤が7ゴールで続く。一応、上位の4人全てがFW登録。

水戸の総得点59のうち、この4人で42。7割以上がこの4人の得点になる。


対する札幌は、キリノが14得点で7位。その次が、6得点の西になる。
以下、宮澤5得点。4得点が数人。

札幌の総得点54のうち、上位4人で29得点。半分より少し多い程度。
水戸のFW二人と、札幌の上位4人の得点数がほぼ同数になる。

総得点は、ほぼ変わらないだけに、FWにボールを集め、FWがきっちり点をとってくる水戸と、
どこからでも点数を取る札幌という構図が浮かんでくる。

水戸は札幌の出足の早いプレスを避けて、両サイドの深い位置から
2トップ目がけてロングボールを蹴ってくることが予想される。

であれば、セカンドボールの奪い合いが試合の鍵になりそう。

札幌は、そのために布陣をコンパクトに維持できるか。
前節以上に試合を通じてバランスを保てるかどうか。

バランス感覚という点でいうなら、芳賀や砂川の投入時期も鍵になってくるかも。




コンセプト。 【J2:第36節 vs 草津】

2009年09月01日

日時:2009年8月30日(日)18:04キックオフ 
会場:正田醤油スタジアム群馬
[入場者数] 3,680人 
[天候] 雨、気温20.0℃、湿度90%

前半17分 西 大伍
前半27分 キリノ
前半44分 西 大伍
後半 4分 藤田 征也
後半27分 小池 純輝
後半30分 宮澤 裕樹
後半43分 佐田 聡太郎	





J2第36節、アウェイの草津戦は、5-2と大勝。

同日にあった選挙と被せて書こうかとも思いましたが、
たまの選挙だし、色々と書くと分かりにくくなる上に
私の場合は長文になりそうだったので(笑)、別々に書くことにしました。



さて、スタメンでサプライズといえば、3年ぶりの出場となったGKの高原。

仙台へレンタル中、GK林の来季の動向が気になるところですが、
今のままだと、GKは来季補強ポジションでしょうね。
まあ、お金があればですが(-"-;A ...

石崎監督は、高原の起用を“勘”と言ってましたが、他のポジション同様、
ポジション争いの活性化、来季に向けたGKサバイバルレースの勃発と見てます。


あとは、ユース代表の大会から帰ってきた古田がスタメンに復帰して右SH。
左SBの上里が上がり気味なので、実質3バックになることが多く、
また、今節はきちんと絞ってDFラインのバランスを保ったため
右SHの古田が右サイドのカバーに回ることも多かった。
ただ、以前本人も課題に挙げていましたが、守備はまだちょっと軽かった(-"-;A ...

古田にはじかれて征也が左SHに回ったようにも見えますが、
SBとの守備の関係から考えても古田は右SHしかなかったのかも知れません。

当然、SHとして生き残るために、征也も縦だけではなく中に切れ込む動きを
身につけるという意図もあったとは思います。

縦への突破だけだと中盤のSHとしては怖さがない。SBとしては守備力が不安。
FKでやっと今季初得点をあげましたが、古田の台頭によって
征也とてスタメンが安泰ではありませんから、サッカーがゴール数を競うスポーツである以上、
やはりクロスよりゴールへの意識が重要でしょうね。



フォーメーションは、4-1-4-1。

今節は、草津にダニルソンは守備専門のアンカーと思われていたようで、
というか、まあ、普通は4-1-4-1だと、そう思うわけですが(笑)、
比較的プレッシャーが弱かったのと、本人が開幕の頃のようにポゼッションせずに
簡単にさばこうとしていたのが功を奏して、攻撃の起点としても機能していました。

段々、誰も止められない選手になりつつあります(-"-;A ...
どこかに持っていかれないか心配です(;´Д`A ```






今節のポイントは、てんぼーでも触れたように、
積極性は失わず、全体のバランスを如何に取るかということ。

最近、個人的には“どうやってボールを奪って、それをどうやって得点に繋げるか”
という石崎サッカーのコンセプトがわからなくなってきていました。
(※2009年08月28日 石崎サッカーがわからない。)


サイド攻撃であったり、中央からの攻めというのは、
“どうやって得点に繋げるか”という部分であり、
攻めるためには、“ボールをどうやって奪うのか”という点が重要です。

また、サッカーは攻守が一瞬にして入れ替わるので、
“どうやって守るか”と“どうやって攻めるか”は密接な関係があります。

この間、神戸の三浦監督が「守備的ともう言われたくない」とコメントしてましたが(笑)、
“どうやって守るか”と“どうやって攻めるか”との関係でいうなら、
確かに、守備的とはいえません。
(※例えば、ゾーンディフェンスを考える。 -その3-であげた、
ゾーンのメリットである“ディフェンスの選手間のバランスが保ちやすい”は、
守備時のバランスの良さが、すなわち攻撃時のバランスの良さに繋がります。)


少し話が逸れましたが(-"-;A ...、
コンセプトがはっきりしないことが、前節の鳥栖戦の失点の根本原因だと感じました。

その観点からいうと前半は素晴らしかった。
前線からのプレスと攻守の素早い切り替え。
そして、両サイドを広く使って、サイドから中央という攻めに繋げた。
その素晴らしさが、前半の3-0という完璧な結果に繋がったのだと思います。


そして、後半4分に、征也がFKで4得点目をあげて、
草津もさすがにこれで1ボランチにしてリスクをかけて攻めて来ました。

札幌もこの4点目で、ちょっと気が緩んだ感じもしました。

後半27分に草津に一点返されましたが、マークしていた古田以外、
誰も悔しがってませんでした(;´Д`A ```

2失点目も、CKからボールを跳ね返した後、全くDFラインを上げる気配もなかった。

確かに、点差もありましたし、終了間際で体力はなかったのかもしれません。


しかし、石崎監督も言っていますが、

【J2:第36節 草津 vs 札幌】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.08.30)

●石崎信弘監督(札幌):
「前回の試合で終了間際に同点にされて失点が増えていたので、
今日は切り替えをしっかりやって行こうとした。
前半はいい形でやれていて3点を取ることができたが
後半に2失点してしまったことはまだまだ問題がある。

終了間際の失点癖が治っていないことも事実ですから、
この大勝に気を緩めずに次節の水戸戦に臨んで欲しいと思います。