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2010年09月16日

見なれぬ風景。

2010-2011シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)で、
5人制審判が試験的に導入されている。

従来の主審と二人の副審の3人に+して、
各ゴールマウスの向かって左側に一人ずつ配置で計5人。

予備審判を入れれば、1試合に6人もの審判が必要に・・・。
審判集めるだけでも大変だこりゃ(;´Д`A ```


事の発端は、ゴールにまつわる誤審。

W杯でも90%以上は正しい判定だったとFIFAが言ってましたが、
入ったはずのゴールが入ってないことにされたり、
明らかに手を使ってゴールしたり・・・

ほとんど正確なジャッジであったとしても、そのわずかな誤審が、
勝敗に直結する場合は“世紀の誤審”なんていわれて、
今までも問題にされてきました。

“世紀”の割に数が多すぎる感じもしますが(笑)。


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2009年12月14日

来季の札幌は、アルアハリからアトランテに進化しないとっ。 -クラブW杯-

今年から、日本を飛び出し、UAEで開催されている
クラブチームの世界一を決めるクラブW杯。

日本でも現地でも、あまり盛り上がっていないらしい(-"-;A ...


盛り上がりに欠ける一因になっているかもしれないのが、
開催国枠で出場、オイルマネーを背景にガンバにいたバレーなどを補強したアルアハリが、
アマチュアも混ざっているセミプロ集団・オセアニア代表、
オークランドシティに負けたこともあるかもしれない。

この試合を観た率直な感想は、わかりやすい例でいうと
アルアハリは、“今季の札幌”のようだった(苦笑)。






クラブW杯には様々な国からクラブチームが出ており、
その地域の色がチームに出ていて面白い。


ニュージーランドのオークランドシティのサッカーは、
体格の良さを活かした“ラグビーのようなサッカー”。

ラインを作って守備をし、ボール奪取後、ロングボールを蹴りこみ、
そこに人数をかけ、陣地を獲得しながらゴールを目指す。

観ていて楽しいサッカーではないが、フィジカルの強さを前面に出した
ラグビーの強いニュージーランドに合ったサッカーだろう。


それに対して、アルアハリは、中東といえば、
極端に引いて守ったところからのカウンターというイメージが強いが、
戦術的には現代的な感じで、ポゼッション主体のパスサッカーをしていた。

実際、この試合、セミプロ集団のオークランドに対して、
オイルマネーで潤うアルアハリが、一方的にポゼッションする。
確か、ポゼッション率では、アルアハリが3分の2くらい支配していた。

しかし、アルアハリは、組み立ての部分でミスが多く、ギャップを作ろうとする動きや
サイドチェンジが少なく、ただ前線のバレーを狙うだけで、パス回しに意図が感じられない。
そして、大事な局面で勝負をしない。
こうなってくるとポゼッションしているというより、相手に持たされている感じすらしてくる。

案の定、圧倒時にボールを支配しながら、
強固なオークランドのフィジカルを崩せずあっさり負けた。

ACLの予選で、最下位なのもわかった気がする(-"-;A ...



そして、この後、アルアハリに勝ったオークランドは、
北中米代表、メキシコのアトランテと戦ったのだが、
このアトランテが、アルアハリと同じポゼッション志向ながら
全く次元の違うサッカーを展開していた。

試合結果の違いが、それを端的に表しているでしょうけれど。


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2009年10月28日

GIANT KILLING。

漫画も先日12巻が出ましたが、漫画の話ではなくて現実の話。


日本の天皇杯のモデルにもなったといわれるスペインの国王杯で、

3部のチームがレアルを、しかも4-0で倒した

という本当のジャイアントキリングが起こったという話。


レアル・マドリー、3部チームに0-4で惨敗=国王杯[ スポーツナビ 2009年10月28日 12:29 ]

27日に行われたスペイン国王杯4回戦のファーストレグで、レアル・マドリーが3部リーグのアルコルコンに0-4で惨敗する大番狂わせが起こった。

この試合、故障中のクリスティアーノ・ロナウドのほか、カカ、カシージャス、シャビ・アロンソ、ぺぺ、セルヒオ・ラモスを休ませたものの、それ以外では、主将のラウルをはじめ、ベンゼマ、グティ、アルビオル、マハマドゥ・ディアラ、グラネロら主力選手が起用された。


勝ったアルコルコンの選手総年俸は、1億ちょっとらしい。

トーナメントでも、一発勝負ではなく、ホームアンドアウェイで行われるようなので、
まだ、レアルのホーム試合を残しているようですが。


しっかし、これがオープントーナメントの怖さ。


J2のチームがJ1のチームに勝つのも、
これに比べたらそれほど無理じゃない気がしてきた(笑)。


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2009年06月25日

審判5人制の試験的導入とその背景。

今、何か札幌について書くと、果てしなくネガティブなことを書ける自信がある(苦笑)。

あぁ、指が重い(-"-;A ...




ということで、ちょっと時期外れになりますが、
最近の気になるサッカー関連のニュースから。

審判5人制を試験的導入へ[2009年6月1日8時31分 日刊]

 国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長は31日、
試合でピッチに立つ審判員数を現行の3人から5人に増やすことを
来季の欧州リーグで試験的に導入することを明らかにした。

 欧州リーグは各国のカップ戦覇者などが参加する大会で、
今季までの欧州連盟(UEFA)カップを改編して新たにスタートする。
ブラッター会長は「レベルの高い舞台で、シーズンを通した長いスパンで実験できる」と説明した。
2人は両チームのゴール近辺に配置される可能性が高い。


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posted by whiteowl |12:40 | Overseas Football (海外サッカー) | コメント(0) | トラックバック(1)

2009年06月12日

“第2次銀河系軍団”。

C・ロナウドの移籍でマンUとレアル・マドリーが合意

マンチェスター・ユナイテッド(マンU)は11日、クラブの公式サイトで声明を発表し、
クリスティアーノ・ロナウド移籍のためレアル・マドリーから提示された
9600万ユーロ(約132億円)のオファーを受け入れることを公にした。


レアル・マドリードの新会長に就任したペレス氏は、前回の会長就任時に、
いわゆる“銀河系軍団”を作った張本人。

もともとロベカル、ラウール、イエロなどがいたにもかかわらず、
「毎年一人はビッグネームを獲得する」ことを宣言し、
2000年にバルサからフィーゴ、その後もジダン、ロナウド、ベッカム、オーウェンと取りまくる。

しかし、その末路がどうなったかといえば、その一見羨ましい派手な補強は、
名前を見れば分かるように攻撃陣に偏った補強で、チームは特に守備面でバランスを崩し、
世界的な有名選手が、試合に出られないという事態を生んで崩壊。

その後、カペッロが監督に就任し、守備を立て直すも
サッカーが面白くないからという理由で解任され(笑)、
08-09シーズンは、ライバルのバルサの3冠の前にいいところなし。


で、ペレス会長の再就任とともに銀河系軍団復活とばかりに、
ミランのカカをとったと思ったら、次はクリロナですか(苦笑)。

カカは、マンC移籍の時は固持したけど、ミランの財政危機と
マンCにはないレアルというネームバリューに負けた印象。

まあ、とろうと思って、とれる資金力とネームバリューがあるから実現できる話だし、
カカとクリロナのいるチームなんて、普通はありえない(笑)。

それを実現させてしまうレアルというチームは、すごい。
ただ、サッカーファンとして、試合を見たいかと言われれば見たいけど、何か複雑(;´Д`A ```


多分、この豪華補強の裏には、永遠のライバルであるバルサが、
国内リーグ、国王杯、CL優勝の3冠をスペインのチームとして初めて
果たしたという側面もあったんでしょうね。

でも、チームの哲学があって、それに見合った選手を下部組織で育成し
補強もそれに沿った形で行い、華麗なサッカーを作りあげている
バルサのやり方に比べると、どうもねぇ(笑)。

来シーズンのスペインリーグは、
“レアル式チーム強化”“バルサ式チーム強化”の戦いにもなりそうです。


“第2次銀河系軍団”の行く末はどうなるんでしょうか。


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posted by whiteowl |13:50 | Overseas Football (海外サッカー) | コメント(0) | トラックバック(1)

2009年06月02日

アラフォー。

36歳、ユヴェントスのネドベド、インテルのフィーゴが引退。

16歳からミラン一筋、ずっといるんじゃないか(笑)と半分本気で思っていた
40歳、ミランのマルディーニもついに引退。


その一方で、鹿島でも活躍した39歳のレオナルドが、新しいミランの監督に。


そして、自身も90年代バルサで活躍し、
今季バルセロナをCL優勝に導いたグアルディオラは38歳。



(-ω-;)ウーン



こうして時代は流れていくのですね(;´Д`A ```

歳をとるっていうのは、こういうことでも実感するんだなぁ...( = =) トオイメ


posted by whiteowl |12:20 | Overseas Football (海外サッカー) | コメント(0) | トラックバック(1)

2008年12月22日

世界との違い。

クラブW杯、マンチェスターUが優勝し、ガンバが3位になった。

しかし、個人的にはガンバが世界の3位だとは素直に喜べないくらい
世界のトップとの差を感じたクラブW杯だった。


今さらだが、ガンバとマンUの試合を振り返ろうと思う。

決勝のゲストで呼ばれた中田英寿さんが、ガンバ戦のマンUは6~7割だったと言っていたが、
昨日の決勝での動きと比較すれば、確かに本気度の違いがわかる。

ガンバも組織的な守備と前線からの積極的なプレスで、ある程度マンUを抑えることに成功していた。
しかし、流れでとれなければセットプレイからとってくる試合巧者振りと
日本ではほとんど競り負けないガンバの山口を抑え込むビディッチのフィジカルの強さ。

後半、ガンバのプレスが弱くなりお互いスペースが生まれてきて打ち合いになった。
1失点して、マンUがちょっと本気を出して途中出場のルーニーが立続けに2得点。
この時のルーニーのポジショニングがまず上手かった。常に、DFとDFの間にいた。
彼の動きを連続写真にしただけで、多分サッカーの教本になるだろう。
基本に忠実なだけなのだが、それをいとも簡単にやってのける。
だが、途中、ボールへの異常ともいえる執念をむき出しにして、悪童ぶりを発揮していたが・・・(・・;)


1-5になってから、遠藤の普段より速目のコロコロPKと橋本のシュートが決まり、
さすがに3失点では、GKのファン・デル・サールもポストを蹴りたくなるだろう。

3-5になって、本気になったマンUがちょっと見れました。
マンUを少しでも本気にさせたガンバに拍手を送りたいと思います。
善戦と言えるかもしれませんが、正直、この間の最終節の札幌と鹿島以上の差を感じました。

特に、世界との差を感じたのは、攻めになってからの速さとDFラインを突破してくる個人の力です。

ガンバも2列目までは回るのですが、そこからマンUのディフェンスを破れなかった。
まず、ディレイされて相手にその間に守備網を作られてしまう。
守備網を作られてしまっては、それを破るのはなかなか難しい。
守備網を作られる前の速い攻め、もしくは守備網を打ち破る個人の力。

特に、攻めは個人の力量差が出たと思いました。
まずは、相手ボールを奪ってからのファーストパスの早さと精度。
そして、そのレシーバーの素早い動き。マンUはあっという間にゴール前まで詰めてくる。

日本のFWも今までだとどフリーでも枠に行っていなかったシュートが枠に行ったり
決まるようになっていたりするのですが、ルーニーやC・ロナウドは
少しでも隙があるとシュートを打ってきます。しかも、その精度が高い。




また、ガンバは外国人選手がルーカスしかいませんから、
日本代表も同じような課題を抱えているのではないかとも思いました。
ある程度守れるが、攻め手に欠ける。

まして、十分に時間のあるクラブチームのほうが組織を作りやすいと言われている昨今。
時間のない代表チームにおいて、パスワークで相手を崩すのは難しいし時間がかかる。

その難題に敢えて挑戦したのがオシムであり、
やり方は違うもののその後を受けた岡田監督なのでしょう。

しかし、最後のところでは個人の力がものをいってしまうことも事実であり、
日本代表が強くなるためには、日本代表選手個々の更なるレベルアップが
必要なのではないかと改めて思うクラブW杯でした。

posted by whiteowl |15:08 | Overseas Football (海外サッカー) | コメント(1) | トラックバック(0)

2008年12月18日

今日はマンUとガンバ戦。

クラブW杯は、正直、この試合以外、興味ないかも・・・(・・;)

ガンバの西野監督は、アトランタ五輪でブラジルに勝った「マイアミの奇跡」の時の五輪代表監督。
奇跡の再来なるか?

日本のサッカーが、現時点で世界にどこまで通用するのかを見てみたいと思います。

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2008年11月12日

強くなるためにやるべきこと。

>門限である夜12時すぎに、自宅の固定電話に監督や彼のスタッフから電話がかかってくる。
>その電話に出なければ、理由や言い訳に関係なく、罰金を払わされる。

>また、練習には開始1時間前の集合が義務だが、
>もし練習に遅れるようなことがあれば、罰金。

>チームでの朝食を義務化し、
>移動の際の携帯電話、iPod(携帯音楽プレーヤー)を使用禁止にするなど、とにかく規則が細かく厳しい。


ピッチ外でもこの細かなディシプリン(規律)を求め実施しているのは、
どこかのユースチームか、若手中心で育成をしているクラブなのか、
はたまた、下位に沈み規律の乱れたチームを立て直すための方策なのか。


しかし、これをやっているのは、あのバルセロナだ。
生まれ変わったバルセロナ (1/2) “グアルディオラ改革”3つのキーワード 2008年11月11日(火)


>高い位置から連動したプレスを機能させるためには、
>さぼる選手がいてはいけないが、今のバルセロナにはそうした選手は皆無。

>これを支えているのは、前述した“戦術ディシプリン”。

>バジャドリー戦では、前線左サイドに入ったアンリの献身的かつ積極的な守備が目立っていた。
>メッシ、エトーを含めて、前線の選手には「守備は自分たちのチェイシングから始まる」との意識が植え付けられており、
>追い込まれる相手DFが苦し紛れに前線にロングボールを放り込む場面も目立つ。


バルサに居た頃のロナウジーニョは、守備をしない挙句、
左ウイングの位置から中に切れ込むため、相手の右サイドにスペースを与えてしまっていた。
現代サッカーでは、例えスター選手であっても、守備をしないとチームが機能しない。

バルサもこのままの規律を維持するということも考えにくいが、
世界トップレベルの選手でも(だからというべきなのか)、このような状態である。



また、グアルディオラ監督は、選手のコンディション管理に科学的見地を導入している。

>週末のリーガと平日開催のCL(あるいは国王杯)で大胆なローテーションを採用するグアルディオラ監督。
>実は、彼が決めるローテーションでは、医科学的見地からの判断が重要な鍵を握っている。
>彼が就任前から提案してきた医療スタッフ、フィジカルコーチ陣の増員やシステムの抜本的改革が実行され、
>選手のコンディションコントロールがより緻密(ちみつ)に行われるようになっているのだ。
>中でも今季からは、筋肉の状態測定器が重用されており、その測定器でけがのリスクが高いという数値が出れば、
>選手の感覚や意見に関係なくグアルディオラ監督はメンバーから外す。
>現在のところバルセロナの選手に疲労からくるけが、筋肉系のトラブルは減少している。


まず、ローテーションというのは、定期的に選手の入れ替えを行うことを指す。
従って、よく天皇杯でベストメンバーを組まなかったと会長から非難されている千葉や大分は、
ローテーションをしただけだということをいう人がいるが、その指摘はおかしい。

なぜなら、ローテーションとは、普段から選手を入れ替えて使うことを指しているからであり、
普段使っていない選手を使うのは、ローテーションとは言わないからだ。

ただ、ローテーションを実施するには、選手層が厚くないとできないことは書いておく。


さて、私が札幌にフィジカルコーチを採用して欲しい理由は、
科学的に怪我を防止し、選手のコンディションを管理する人間がほしいということである。
フィジカル強化のための練習メニューを考える人間が欲しいわけではない。

北京で金を取った水泳の北島選手は、練習中泳ぐごとに血液を採取し血中の乳酸の量を調べていた。


確かに、科学的見地を導入すれば、怪我はしないかもしれないが、
練習を限界までやらないで止めると選手が強くならないという人がいるかもしれない。
しかし、誤解のないように書いておくが、科学的トレーニングの方が厳しい。

科学的に限界と思われる数値を設定しているため、怪我のリスクは低いが、
負荷は限界ギリギリだ。しかも、数値になってでるため、逆に手が抜けない。

世間では、「科学的トレーニング」といわれるが、
ただの「根性トレーニング」だと別のオリンピック選手も言っていたくらいだ。


そして、このコラムは、↓のようにまとめている。
今季のピクシーと一緒で、まだグアルディオラの監督としての
手腕を云々いうのは時期尚早ではあるが、

>(1)ディシプリン、(2)戦術、(3)ローテーションがチームに浸透したことにある。
>選手たちに高い要求を課し、自らの信条を浸透させることができた背景には、自分自身にも高いハードルを与え、
>それを日々のハードワークで消化しているグアルディオラ監督の勤勉さがあると言える。
>1日24時間をサッカー、バルセロナのために費やし、チームのため、勝利のために
>賢明に仕事をこなす姿勢があるからこそ、選手もついてくるのだ。


次期監督には、最低限これは求められるだろう。

posted by whiteowl |14:20 | Overseas Football (海外サッカー) | コメント(4) | トラックバック(1)

2008年10月30日

壮大なる計画。

アルゼンチン代表監督に、ディエゴ・マラドーナが内定した。
マラドーナ代表監督内定、サッカー革命だ(日刊)
マラドーナは、言わずと知れたサッカー界のスーパースターである。
86年W杯、イングランド戦で見せた5人抜きは今でも伝説のプレイの一つだ。

>テクニック重視の華麗なサッカーで、戦術優位の現代サッカーに殴り込みをかける。

>マラドーナ氏がチームの中心に考えているのは、
>「自分の後継者」と認めるFWメッシや、愛娘の婚約者FWアグエロ。
>さらにMFリケルメやベロンら、自分を見て育った世代のテクニシャンを復帰させ、
>戦術でがんじがらめになった現代サッカーに一石を投じるつもりだ。
>「メッシには自由を与えないといけない。僕の経験を伝えることは彼の役に立つだろうし、
>それはアグエロ、テベスも同様。目標は86年のアルゼンチンを再現することなんだ」。

サッカーファンなら、泣いて喜ぶような文言ばかりだ『ファンの希望をそのまま反映させるようなサッカーをしたら、どうなるのか?』

アルゼンチン代表は、タレントが豊富なだけに、絵空事とも言い切れない。
しかし、もし、それで、本当にアルゼンチンが強くなったら、
現代サッカーへの強烈なアンチテーゼになるだろう。

マラドーナは、南米解放運動の英雄、チェ・ゲバラのように、
戦術という呪縛に絡めとられた選手を現代サッカーから解き放つ英雄となれるのか!?



しかし、この御仁、コカイン所持での逮捕暦や、体重増加による健康面での不安を抱える。
また、指導者としての経験は、ほとんどない。

アルゼンチン協会も、その辺りはわかっているようで、

>同氏の希望で、元スターFWバティストゥータ氏の入閣を検討。
>総監督には、86年W杯当時の監督で、マラドーナ氏の「操り方」を心得るビラルド氏を据える方針だ。
>グロンドーナ会長は「責任をマラドーナ1人には押しつけない」と、全面支援を約束した。

スター軍団であるアルゼンチン代表をマラドーナの持つカリスマの力で、
押さえつけようという思惑があるのではないか。
良い意味で、お飾りの監督になればいいのだが・・・(・・;)

私の大好きな選手の一人だった、バティストゥータが入閣というのも興味がある。
試合に勝ったら、コーナーフラッグとか掴んでくれないかな(笑)。

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