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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。

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CBのパスと古田。 【第11節 vs FC東京】

2012年05月14日

先週土曜日、札幌ドームで行われたFC東京戦は、0-1で敗戦。

シュート数が互いに11本とスコア通りの接戦だったとも言えそうですが、
この試合で、私が特に気になったことを2点、指摘したいと思います。




1.CBのパスについて

まず、一般的にCBに求められる基本的な能力は、

①対人の強さ、②カバーリング能力、③攻撃の起点となるパス能力といわれています。

この中でも、CBに最も求められる能力は、
DFですから、①対人の強さであることは間違いありません。


しかし、特にパスを繋ぐサッカーを志向している場合、

③攻撃の起点となるパス能力も重要です。

このことについて、以下、書いていきたいと思います。






自陣に侵入した相手の攻撃を防いで、自陣でマイボールになった場合、
DFライン(最終ライン)でボールを回し、相手の隙を見て、
攻撃の起点となる縦パスを入れることが多い。

問題は、この縦パスの精度です。

FC東京戦を見直してもらえるとわかりますが、
札幌は、CBからボランチへのパスがほとんど通っていません。

CBからSBにあずけるか、大きく前線にロングボールを蹴るだけです。

しかも、CBのパス回しが危なっかしいので、
マイボールなのに、味方選手が相手陣地に上がっていかずに
SBやボランチが下がってきて、DFラインに常に3人、多いときで5人居ました。

サッカーは、11対11でやるスポーツですから、マイボールになって、
最終ラインに5人も残っていたら、相手陣地に入っていけるのはGKを除いた5人。
しかし、相手は、こっちがDFラインで回している間に、
ほぼ全員が自陣に戻っている。

そんな数的不利の状況で、前線に苦し紛れにロングボールを蹴っても、
セカンドボールを拾えないのは、ある意味当たり前です。


逆に、FC東京のマイボールになったときの
最終ラインのボール回しの人数は、二人です。

ですから、中盤で数的不利にならず、パスコースもあるので
中央のボランチを経由してパスを繋げる。

CBからボランチに繋いだ方が、少なくともCBから前にロングボールを蹴るより
確実に攻撃を組み立てられ、なおかつ、相手のゴールにより近い位置から
パスが出せるのでより決定的な場面を作りやすい。
また、ピッチの中央にいるボランチを経由すれば、
少なくともDFラインからいきなりサイドに流すよりも、
そのまま縦に突破することも、両サイドに流すこともできて攻撃の幅が広がります。

ですから、CBからボランチに繋がらないというのは、マイボールになってから、
最初の攻撃の組立の段階から、既にかなり難しい状況になっているといえます。

このあたりが改善されないと、札幌の攻撃は根本的に良くならない。


それでは、どうすればいいのか!?

私が気づいた範囲でいうなら、まず、インサイドキック なんじゃないでしょうか。

足を後ろに振り上げた時から足首を固定して蹴るパター型のインサイドキックは、
途中でフェイントをかけられないうえに、蹴るかなり前の段階から
相手にパスコースが分かってしまうので、パスコースを読まれやすい。

ですから、まず、このパター型のインサイドキックを止めた方が良いと思われます。


なお、正しいインサイドキックの蹴り方については、
↓のサイトが詳しいので、そちらを参照してください。

蹴球計画 ~スペインサッカーニュース~






2.古田選手について


公式サイトによれば、古田選手の身長は、170cmで、体重は、64kgです。

そして、古田選手が好きな選手にもあげている
バルサのメッシの身長は、169cm、体重は、67kghttp://ja.wikipedia.org/wiki/メッシ

ほぼ、同じ体格ですが、どちらの選手もサッカー選手として、
決して体格に恵まれているとは言えない。

同じバルサのピケなんか、身長192cm、体重85kgです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジェラール・ピケ

私の格闘技の経験からいっても、
体重が10kg以上違う相手と接触するのは、それだけでかなり辛いです。
(※だから、格闘技は、大体、体重別に分けられる。)


FC東京戦、古田選手は相手と接触して潰れるシーンが多かったと思うのですが、
あれだけ体格差があって接触プレーを続けると、
それだけで相手より体力を消耗しますし、何より怪我をする可能性も高い。

体幹を鍛えて、相手とガシガシ当たるのもいいですし、守備時はそういう能力も求められますが、
少なくとも攻撃の時は、出来るだけ相手と接触しない方がいいのではないでしょうか。

正に、あの体の小さいメッシが、スペインリーグの屈強なDF達の中で、
あれだけ活躍できるのは、相手と敢えて当たるのではなく、
ボールを保持しながら、相手との接触を避けているからでしょう。

もちろん、それができるのは、メッシの巧みなボールコントロールがあればこそですが、
古田選手もボールコントロールに関しては、類い稀なものを持っていますから、
ファーストトラップ時のボールの位置とか、キープ時に精神的な余裕が持てれば、
もっと活躍できるんじゃないかと…

古田選手が、相手にぶっ飛ばされる姿を見る度に思うんですよね(;´Д`A ```




post by whiteowl

22:30

コメント(8)

この記事に対するコメント一覧

通りすがり

Re:CBのパスと古田 【第11節 vs FC東京】

2012/05/15 00:18

なかなか面白い考察ですが少し気になったところもあります。 まず、縦パスの精度の問題でCB陣のパス精度に問題がある、という論調ですが果たしてFC東京戦でのボランチのポジショニングは適切だったのでしょうか? 特に前選手に関して楔のパス(CBからの縦パス)をもっと受けなければいけない役目だったのにそれが出来ていませんでした。CBの技術が拙いのも事実かもしれませんがボランチのポジショニングの悪さもまた事実です。前選手はこのCBからパスをもらう動きが未熟でCBもパスの出しどころに窮し、プレッシャーを受け精度が下がったという側面もあります。 基本的にボール回しに関してはキックの技術よりもポジショニングの方が大切です。そもそもプロになれるような人間たちですのでノンプレッシャーならばあの程度の距離のパスは基本的にミスすることはありません。 パター型のインサイドキックですが選手のパス全てが全てパター型と言うわけでもなかったと思います。どちらかと言うとパスの出しどころに窮してしまい基本形のパター型で丁寧にしようとしすぎてしまっている印象です。 またスペインサッカーという独特なサッカーのそれもバルセロナのシャビ選手が例に挙がっていますからなかなか参考にするのも難しいと思います。世界最高の技術ですので。どちらかと言うとパター型が基本でサイトのインサイドキックはより進化したものという感じですね。まったく別と言うよりはワンランク上の応用だと思います。 古田選手のフィジカルに関してはこれもまたメッシと言う世界最高の選手との比較なので難しい。笑 メッシも十分に強いです。胸板の厚さがやはり違います。古田はその点もう少し鍛える必要もありますね。 ただメッシが強いのはボールを置く位置ももちろんですが重心が非常に安定しながら素早く動くということです。これはもう異常なまでの速さと安定感でちょっとぶつかっただけでは止められませんし相手選手がファールで止めるしかないシーンが多くなるのも頷けます。ドーピングが疑われるのも仕方ない。笑 左利きで背丈も同じ、本人も意識しているということでメッシとの比較もわからなくないですがメッシのコピーではなく古田独自のドリブルを磨いていってほしいですね。 それこそ今はコンサにも前田俊介というJリーグ屈指のドリブラーがいますから彼の技術も一考の価値ありだと思いますので貪欲に盗んでいってほしいです。もちろん砂川や岡本と言った選手からも。 個人的にDFラインでのボール回しで思った問題点として(whiteowlさんが挙げてない観点のものだと) パスの速さ、回転、どちらの足に出すか等の配慮が足りないと思いました。これはキック技術ももちろんですがいかに「自分のパスからどのような展開を考えているか?」と言う一種の判断力、戦術理解度がより大事になってきます。 コンサの選手たちはとりあえず空いている相手にパス、というシーンが多く少々投げっぱなしな印象を受けました。 逆に言えばその点を詰めていけば驚くほどスムーズにパス交換が出来て余裕も生まれ、相手もプレッシャーに行きづらくなるという好循環になります。 このあたりは練習でコツコツと意識していくしかありません。監督から言われてやるようではプロとも言えません。選手自身がどれだけ高い意識を持って練習に取り組めるかどうかだと思います。 長々と失礼しました。 whiteowlさんのとても真面目で選手、監督へのリスペクトを忘れない文章に読んでいて気持ちがよくなってしまいました。笑(最近サッカー知らないのに結果だけで適当なこと言う人が多いので・・・)

whiteowl

Re:CBのパスと古田。 【第11節 vs FC東京】のお返事。

2012/05/15 01:25

>果たしてFC東京戦でのボランチのポジショニングは適切だったのでしょうか? 確かに、仰るとおり受け手であるボランチのポジショニングも良くはなかった。 もちろん、パスがつながらないのは、出し手だけの問題ではないですからね。 細かいことを言えば、他にも書きたいことはたくさんありますよ。 ただ、それだと論点が増えて、文章が長くなる(笑)。 あんまり長いと読む方もつらいし、重要な点が何かぼけちゃう。 それに、受け手のポジショニングの悪さを差し引いても、CBのパス回しのレベルは問題でしょう。 >ノンプレッシャーならばあの程度の距離のパスは基本的にミスすることはありません。 問題は、プレッシャーのある状況でいかにつなぐ技術があるかでしょう。 そのためには、パスの角度をとっさに変えることが難しいパター型のインサイドキックは、実戦向きじゃない。 それに、パター型じゃないインサイドキックは、それほど難しい技術じゃないですよ。 たまたま、見本になってるのが、有名な選手だってだけで。 >重心が非常に安定しながら素早く動く 確かに、メッシの体幹の強さ、安定感はバツグンですね。あの強さが、高速ドリブルを支えている。 >メッシのコピーではなく古田独自のドリブル もちろん、古田は古田であって、メッシじゃない。 古田にメッシになれというわけじゃなくて、相手との間合いをもう少し考えた方がいいんじゃないかってことです。 古田が高校生でトップに上がってきた頃の方が、今よりむしろ 相手との間合いの取り方が良かったんじゃないかと思うんですよね。 >監督から言われてやるようではプロとも言えません。選手自身がどれだけ高い意識を持って練習に取り組めるかどうか そうですね、常に創意工夫しないと、厳しいプロの世界は生き残れませんからね(-"-;A ...

フラッ太

Re:CBのパスと古田。 【第11節 vs FC東京】

2012/05/16 16:41

 お久しぶりです!  最近、こっちも忙しくて戦術厨的なことが書けずにいます(汗)。  FC東京戦では最終ラインの選手がやたらとボールを“持ち変える”シーンが目立ったと感じました。しゅ~ちょ~さんが(これに限った話ではないでしょうが)ムダなトラップが多くてイライラすると感想を書いていたのもこのあたりにあるのではないでしょうか。  向こうはいきなり得点できたのでそんなにプレッシャーをかけてこなかったのに  たまにちょっかいかけられただけで妙に慌ててしまっていたような・・・。  CBの足下が危なっかしい→ボランチがボールをもらいに(受けに)下がる  →最前線の選手がボランチとの距離が遠くなるのを嫌って下がる  →全体的なプレイエリアが低くなるorFWだけ残って間延びもしくは孤立する  なんてイージーに考えちゃってますw。  ただ、パスは出し手と受け手の共同作業ってところがあるので・・・。  FC東京戦でパワープレーを仕掛けた時にノノさんが櫛引に対して「もうちょっとドリブルして・・・」というのも大島に出すことばかりに気を遣いすぎて、受け手の準備やこぼれ球の味方の反応まで思い浮かばなかったのかななんてぼんやり思ってます。  経験値が足りないといってしまえばそれまでなんですが、ちょっとした考え方の違いで1本のパスにも大きく差が出る。櫛引に限らないんですが、もっと突き詰めてほしいかなっていうのはあります。

whiteowl

Re:CBのパスと古田。 【第11節 vs FC東京】のお返事(フラッ太さんへ)。

2012/05/17 02:19

>フラッ太さん お久しぶりです。 >向こうはいきなり得点できたのでそんなにプレッシャーをかけてこなかったのに >たまにちょっかいかけられただけで妙に慌ててしまっていた まあ、CBのパス能力については、単にボランチにつながったとしても、 ボランチが前を向けないと意味がないので、少なくともキックフェイントできる必要があると思うんですよね。 >FC東京戦でパワープレーを仕掛けた時にノノさんが櫛引に対して「もうちょっとドリブルして・・・」 あの時、ノースが前線に行って、河合が最終ラインにはいったのが、 CBのパス能力の補正になっていたことと、 櫛引に前に行けって言ったなら、それはおそらくロングボールを入れるにしても、 単に相手のゴールにより近いところからパスを出したほうがチャンスになるってことだと思います。 >ちょっとした考え方の違いで1本のパスにも大きく差が出る。 そうですね。選手にも経験のなさを理由にしないで、もっと詰めていって欲しいと思います。

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Re:CBのパスと古田。 【第11節 vs FC東京】

2017/08/28 17:23

>ちょっとした考え方の違いで1本のパスにも大きく差が出る。 そうですね。選手にも経験のなさを理由にしないで、もっと詰めていって欲しいと思います。

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Re:CBのパスと古田。 【第11節 vs FC東京】

2019/06/12 11:57

向こうはいきなり得点できたのでそんなにプレッシャーをかけてこなかったのに >たまにちょっかいかけられただけで妙に慌ててしまっていたまあ、CBのパス能力については、単にボランチにつながったとしても、 ボランチが前を向けないと意味がないので、少なくともキック

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Re:CBのパスと古田。 【第11節 vs FC東京】

2019/09/28 17:23

え方の違いで1本のパスにも大きく差が出る。 そうですね。選手にも経験のなさを理由にしないで、もっ

Freezer

Re:CBのパスと古田。 【第11節 vs FC東京】

2019/09/29 17:57

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