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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。

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古田から征也へのパスに来季への光明。 【J2:第51節 vs 東京V】

2009年12月07日

長かった今季のJ2も最終戦。
最終戦ということで、久々に試合の感想を復活(-"-;A ...


来季に向けて希望が見えた攻撃のシーンは、惜しくも得点にはなりませんでしたが(-"-;A ...
11分、今節ボランチに入った古田から、征也にスルーパスが通って抜けた場面。


古田も狙ってたし、視野も広かった。征也もボールを受けるまでは良かった。

ビックチャンスはずしたのは、最終節だけじゃないけどね!(苦笑)


今季、ボランチからああいうスルーパスが通ることがなかった。
宮澤がキリノに何本か通したくらいじゃないだろうか。


もう少しいえば、攻撃の組み立ての部分で、ボランチなり、最終ラインから前方にパスをして、
敵陣で、パスの受け手が前を向けるパスが少なかった。

そういうパスが増えないと、効果的な攻めが出来ない。

前にパスを入れても受け手が前を向けずに後ろに戻すしかないとか、
相手の守備ブロックの前で、横にパスをしても相手は全然怖くない。
また、今の札幌は、一か八かで前に大きく蹴ってセカンドボール狙い
というアバウトなサッカーをやっているわけでもないだろう。


前を向くには、パスの出し手はキックフェイントで相手を釣ったり、
受け手はオフザボールの動きでスペースをつくったり、
相手が陣形を整えていて、出し手と受け手だけで局面が打開できなければ、
他の選手が間に入ってスペースをつくったり・・・。


結局、石崎監督が指摘しているところ、

【J2:第51節 東京V vs 札幌】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.12.05)

>ガッチリ守られた相手にどう崩していくかというところを、もっともっとアイデアを出して、
ポゼッションしながら崩していくというところと、まずボールを奪ったときに、
ガッチリ相手の陣形ができる前に速く攻めるという意識


まず、前にスペースがある時は、素早く攻めるという判断。
その意味で、11分の古田から征也に抜けたシーンは、宮澤>キリノ以外で
そういうプレーが出たという点で、来季に繋がる場面だったのではないかと思います。






守備では、ボールへしっかりチャレンジする意識は高かった。

しかし、チャレンジの意識が高まると、
カバーリングの意識がおろそかになり気味に(-"-;A ...

危ない所に顔を出しているのは、いつも芳賀ばかり(苦笑)。

スペースを埋める動きがなく、誰とはいわないけど、
ゴール前で足が止まっている選手もチラホラ(-"-;A ...

来季、上位進出するためには、攻撃より守備の方が心配ではあります(-"-;A ...






今年一年、“チャレンジ&カバー”の石崎サッカーに取り組んできましたが、
まだまだ課題山積みといった印象です。

その中で、来季に向けて少し光明が見えてきたかな?という最終戦でした。


今、選手の出入りに関して、様々な情報が錯綜していたり、
来季は、力のあるチームが落ちて来る中、札幌はトップチーム人件費が半分くらいに減りますが、
監督は代わりませんから、チーム戦術をしっかりと上積みして、
戦術の継続性がストロングポイントとなって、上位進出できることを望んでいます!




来季に向けて。 【J2:第46節 vs 栃木】

2009年10月22日

第46節は、札幌ドームがCSで盛り上がる中、ホーム厚別で行われ、

前半17分にキリノのオーバーヘッドが決まって、1-0で勝利!






正直、前節の敗戦によって昇格が事実上なくなったことは、
そのもっとずっと前に予想できたことだったのだけれど、
実際にそうなってから試合を見始めてみると、自分の中で、これからの試合を
どう見たらいいか分からなくなってしまったというのが最初の率直な感想だった。


確かに、“来季に向けて無駄な試合はない”かもしれない。

来季、トップチーム人件費の関係で、積極的な補強はできないことから考えれば、
来季も今季の多くのメンバーが残る可能性は高い。
監督の人選についても、HFCは来季も続投の方針のようだ。
従って、トップチームの人事は、来季もほとんど変わらない可能性が高い。

しかし、その一方で、ハファエルや石川は、チーム事情から
契約更新されない可能性が高いとも報道されている。

やはり、どこかで毎年、マイナーチェンジはされるのであり、当たり前かもしれないが、
今季のチームは今季のチームであり、来季のチームは来季のチームなのだ。


そこで、これからの残り試合は、来季に向けてチームを作るという話であれば、
来季、チームに残らない選手より、来季も残る予定の選手を出した方がいいという話になる。

インフルエンザや怪我で、岩沼が初先発し、堀田がベンチに入った。
このこと事態は、良いことだと思うし、これは、チームの緊急事態で、
特に来季を想定しての起用ではなかったとは思う。


しかし、私は、この試合を観て、残り試合も内容を追求して、
今季の最後の試合まで、今季のベストスタイルを今いるメンバーで目指すことこそが、
来季につながるのではないかと思った。

そして、試合の後、最終的にはこれからの試合、そういう試合が観たいと思った。

また、そうすることで、選手がより良いイメージを持つことこそが、
本当の意味で来季につながるのではないかとも思うのだ。




セレッソとの差は結果以上に大きいと感じた試合。【J2:第44節 vs C大阪】

2009年10月08日

日時:2009年10月7日(水)19:04キックオフ 
会場:札幌厚別公園競技場
[入場者数] 7,035人 [天候] 晴、気温9.4℃、湿度80%
[主審] 柏原 丈二 [副審] 名木 利幸 / 越智 新次


後半44分 香川 真司





第44節は、ホーム厚別でロスタイムに香川に決められて結果だけ見れば0-1で惜敗。

昇格可能性消滅マジックを4としていた札幌は、甲府と湘南が勝ったため、
早ければ次節にも、昇格の可能性が消えてしまう事態となりました・・・(-"-;A




ダニルソンが怪我から復帰し、SHの左右を入れ替え、
DFラインを大幅に入れ替えて臨んだ今節。


     キリノ
     宮澤
古田  上里  藤田

   ダニルソン

西 石川 西嶋 芳賀

     高原

イメージ的には↑の感じ。


試合自体は、寒い中、両チームとも白熱し、緊迫した試合で面白かった。

ただ、札幌としては、出場停止のマルチネスと怪我明けの香川がいなかった前半のチャンスに、
得点を決められなかったのが全てだったかも・・・(-"-;A


ポジションを含めて大幅に入れ替わったDFラインについては、
両SBにカバーリング意識の強い西と芳賀が入ったことで、
セレッソの3トップに対して、DFラインに穴を開けることもなく
安定していたように感じました。

CBに入った西嶋も、最後の失点シーンを除けばヘッドの強さをみせ、
DFラインからのつなぎで、少し危ないシーンがあったものの試合を通じて安定していました。


この試合の一つのポイントになっていたと感じたのが、セレッソの両SH。

酒本と石神が、かなり高く尚且つタッチラインギリギリまでサイドに開いていた。
3トップの両ウイングと協力して、サイドの高い位置で4バックのさらに横から
数的優位を作ってサイドから崩す狙いだったように感じました。

しかし、前半は、いつもボールの配球役になっていたボランチのマルチネスがおらず、
バイタルエリアで縦横無尽にパスを引き出し、つなぐ、香川がいなかったことで、
高い位置でサイドにワイドに開いていた酒本と石神が十分に機能せず浮き気味だった・・・(-"-;A

前半は、札幌が良かったというよりセレッソの攻撃が機能していなかった。

逆に、セレッソは中央で数的不利を招き札幌がポゼッションで優位に立ち、
また、セレッソは3バックなため、ボールサイドに詰めると逆サイドに大きなスペースがあり、
札幌の両SHがサイドでフリーになるシーンは多かった。

しかし、ここで中央で優位だったにもかかわらず素早く逆サイドに展開できず、
札幌もフリーになっていた両SHを十分に活かせなかった(-"-;A ...

攻撃の最後の精度の問題はあるものの、相手の急所を突く攻撃が出来ていないように感じた。

トップ下で、ゲームをコントロールすべき宮澤と上里が、前に急ぎすぎで、
もう少しキープして全体の上がりを待ったり、ボールを左右に散らす工夫が必要だったか。
クライトン不在後、2枚にしたトップ下で上手くゲームをコントロールできないことが、
札幌の攻撃の停滞を招いている一つの原因だろう。

その意味では、トップ下で西のキープ力が活きていた可能性はある。

サイドにスペースがあってもボールをもらえず、
パスの受け手と出し手の呼吸が合わず双方に問題があるようにも感じた。
特に、左サイドにいた古田は孤立するシーンが多く、
前半のうちに藤田とポジションチェンジする。

ポジションチェンジ後、両SHがやっと機能し始め、
藤田がGKと1対1になるなど何度かチャンスを作った。

最初のトラップが大きかったが、1対1は決めてくれー(*ノ-;*)

現状、古田は右SHしか選択肢はないようだ(-"-;A ...


怪我から復帰したダニルソンも今節は、芳賀ほどの信頼感はまだないが、
DFラインまでカバーする姿も散見できるようになった。

試合中に石川とダニルソンが何やら話しているのを目撃したが、
その辺りの話だったのだろうか?

しかし、セレッソの3トップに対して、ダニルソンの不安定なDFラインへのカバーでは、
札幌の両SBが上がるチャンスはなかっただろう。


だが、前半は、まだセレッソの両SHが機能しておらず、
札幌の両SB、特に芳賀が粘り強く守って、DFラインに穴を開けなかったので、
サイドから崩されることはなかった。

むしろ、札幌が両SHのポジションチェンジ後、
SHがやっと機能し始めペースをつかみかけていた。



しかし、後半、セレッソに香川が入って状況が一変する。

バイタルエリアで香川が縦横無尽に走り回り、そのキープ力を活かして
孤立気味だったセレッソの両SHと3トップをつないだ。

敵ながら、香川は本当に良い選手だ(-"-;A ...

こうなると次第にセレッソに流れは傾く。

勝つしかない札幌は、調子のあがらない古田と宮澤を代えて攻撃的な選手交代をした。
しかし、仕方がない面もあるが、
それで段々全体的なバランスは悪くなって、カウンターの応酬に。

そうやってスペースがあると、個の力の優劣が出やすくなってしまう(-"-;A ...

そして、最後の最後に西嶋とカイオのマッチアップからそれまで強さを見せていた西嶋が、
先に飛んでジャンプするタイミングをずらすカイオの術中にはまって、
ヘッドをミート出来ず中途半端に当ててしまい、結局こぼれたところを香川に決められた。






昇格の可能性を出来るだけ残すには、勝つしか意味がない以上、
リスクを負って最後攻めた結果、相手に決められてしまったのは仕方がないとは思う。

しかし、結果を見れば接戦かもしれませんが、試合の流れを変えてしまう
セレッソの香川に当たる選手が札幌にはいなかった。

セレッソは、マルチネスもいなかったわけだし(-"-;A ...

宮澤、上里、西、ダニルソンあたりが、
もう少しピッチの中央で試合をコントロールできるようにならなければ、
結果は0-1、しかもロスタイムの失点での惜敗ではありますが、
セレッソとの差は結果以上に大きいと感じた試合でした。




ホームとアウェイの戦い方。 【J2:第43節 vs 熊本】

2009年10月05日

日時:2009年10月4日(日)13:03キックオフ 
会場:熊本県民総合運動公園陸上競技場
[入場者数] 4,140人 [天候] 晴、気温29.1℃、湿度26%
[主審] 今村 義朗 [副審] 五十嵐 泰之 / 竹田 明弘

得点者 なし (-"-;A ...





第43節アウェイ熊本戦は、スコアレスドロー。

何とか、同一カード3連敗だけは回避することに成功しましたが、
今季、熊本にとって札幌は、お得意様であったことは変わらず(-"-;A ...

前節の湘南戦、
“札幌が、一皮むけたターニングポイントになる試合だったかもしれない。”
と書いたわけですが、やはりまだ“かもしれない”であったようで・・・、
まだ試合によって波があるに感じました。

多くの課題が残る試合だったように思います。






【J2:第43節 熊本 vs 札幌】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.10.04)

●石崎信弘監督(札幌):
Q:前節はさほどイージーなミスはなかったと思いますが、今日多かったのは暑さの影響があったんでしょうか?
「暑さの影響もあると思うんですけれど、ゲームの中で、いい試合と悪い試合の波が大きすぎる。そういうところ、前回できた事がなぜ今回できないのかということを、もう少し考えて、改善していかなければいけないんじゃないかと。特に攻撃のところでのボールの動かし方の判断ですね、もっと早く動かせばチャンスになるところで遅らせすぎているとか、あるいはもう少しキープすれば味方がサポートできるところを慌ててミスが出てしまう。本当に初歩的なところのミスをなくしていかなければ、得点が偶然でしか生まれないゴールになるんじゃないかなと思います」


札幌では、この時期に30℃近い暑さは考えられませんから、
確かに、“暑さ”は、あったと思うんです。

ある意味、気温差だけで考えるとこの時期の方が厄介かもしれません。

しかし、そこでいつもよりプレスに行かず、ゾーン気味に守って、
引き気味になるのはいいとしても、シュート5本は少なすぎです。

その熊本に、シュート2本で負けたこともありましたけれど(;´Д`A ```

前節の湘南戦との違いはそこでしょうね。体が動かない時にどう戦うか。
ホームと違って、気温差のある暑いアウェイでどう戦うか。

体が動かない分、いつも以上に頭を働かす必要はあったかもしれませんが、
石崎監督が言うように、攻めが単調になっていた感じはしました。

ホームとアウェイの戦い方を、しっかり分けて考える段階に来ているのかもしれません。


また、ここまで熊本戦で不利になっている理由の一つとして、
サイドの攻防で負けているということもあると思います。
特に、今季は元札幌の市村にはやられている印象があります。

カウンターを狙うにしても、サイドで後手に回り打開できなかったこともあって、
昨季と同じように攻めが中央に偏ってしまっては、相手も守りやすい。



あと、

“個々の選手の攻守におけるカバーリング能力の向上が、
(“チャレンジ&カバー”の)石崎サッカーの完成度を上げるのではないでしょうか。”

と前回の記事で〆たわけですが、

攻守においてスペースを埋めること(≒カバー)に意識が行くと、
守備は堅くなるのですが、今度は“チャレンジ”の方に迫力がなくなる。
サッカーはリスクをとらないと得点することは難しい。
そして、点数をとらないと勝てないのがサッカー。

これで4試合連続無失点に抑えていますが、
矛盾するこの二つのバランスをどう取っていくのか。



最後に、明るい話題。

2試合連続PKストップに成功したGK高原。前節に続いての殊勲となりました。

【J2:第43節 熊本 vs 札幌】試合終了後の各選手コメント(09.10.04)

●高原寿康選手(札幌):
「PKは、データを集めてくれたおかげで、やりやすかった。先に動くと向こうが蹴りやすくなるし、前節1本止めている事で、多少はプレッシャーをかけられたと思う。落ち着いて自分のプレーができた」

高原は、おそらく至近距離からの反応に自信があるので、
PKの際、最後まで動かずに相手の反応を見てから動いているんでしょうね。

これからは、この2連続PKストップで、
相手も高原は最後まで動いてこないというデータが入るでしょうから、
GKの反応を見るのではなく、最初からどっちに蹴るか決めて、
速いボールを両隅を狙って蹴ってくる可能性もあります。

ただ、その場合は最初からGKがどっちに飛ぶか決めても止めることは難しいでしょうし、
キッカーには、プレッシャーもあるし、速いボールを両隅に蹴るにはテクニックが必要ですから、
相手のシュートが枠をとらえられないことも多くなる。


これからトーナメント戦の天皇杯もあることですし、

本当はGKが活躍するのは良いことではないのですが・・・、

高原が活躍する場面は増えるかもしれませんね。



勝利の立役者は芳賀! 【J2:第42節 vs 湘南】

2009年09月28日

日時:2009年9月27日(日)13:05キックオフ 
会場:札幌厚別公園競技場
[入場者数] 8,935人 [天候] 晴、気温19.2℃、湿度32%
[主審] 家本 政明 [副審] 岡野 宇広 / 二俣 敏明

前半28分 キリノ
後半26分 キリノ(PK)





前節の岡山戦は1-0で勝利も、後半押し込まれる展開に
つないで崩すことにこだわって状況に合わせたサッカーができなかった札幌。

今節は、対戦相手が3位の湘南ということもあってか状況に合わせたサッカーを見せた。


立ち上がり、積極的にプレスを仕掛けてきた湘南に対して、無理をしてつながず
単純にキリノへのロングボールを狙ってDFラインを下げさせた。

無理に前からプレスをかけることもしなかった。

そして、立ち上がりからのピンチの際には必ずといっていいほどDFラインに入ってカバーし、
抜群のポジショニングで相手のカウンターの芽をことごとく摘んでいた芳賀。

また、湘南がフィジカルの強い田原のポストプレーからチャンスを作っていると見るや、
トップ下の上里が下がってポジションを取りバランスを保った。

【J2:第42節 札幌 vs 湘南】試合終了後の各選手コメント(09.09.27)
●芳賀博信選手(札幌):
「ボランチが1枚だったときはあまりハマっていなかったが、2枚にしてからハマりだした。相手の田原にボールが入ったときに、1枚だと自分が挟みに行っても横に出されてしまう。そこを2枚にしたことで、抑えることができたし、セカンドボールも拾えるようになった」


DFラインは、特に後半、相手に押し込まれながらも、試合を通じて高く保った。


そして、間延びする湘南に対してコンパクトさを保った札幌が次第にペースをつかむ。

今までと違うのは、自分たちのペースになるまで相手の攻撃に粘り強く耐え、
自分たちのペースにもっていこうと試合を意図的にコントロールしようとした点。
その中心には芳賀がいた。

28分に、右サイドの西のグラウンダーのクロスからキリノがごっつあんゴール。


しかし、良い流れだった札幌は、前半の終了間際PKをとられる。


この日の家本主審は、選手とコミュニケーションをとりながら、
それまではしっかりとゲームをコントロールしていた。

その裁き方次第では、試合が荒れる可能性もあった。

PKの判定は、その後の高原の抗議を見ていると
相手をブロックして押さえ込んだという判定だったらしい。

判定そのものは微妙なものだったが、その際も今までだったら
選手からの抗議は全く聞かないというような頑なな態度を取り、
何でPKなのかの説明も十分していなかったが、今回はきちんと選手に説明していたし、
何より今までだったら、PKだからと“杓子定規に”
吉弘に2枚目のイエローを躊躇なく出して退場させ、
試合を壊していた可能性もあったが、この日は出さなかった。

色々と物議を醸してきた『家本主審も、変わったなぁ』と実感するシーンだった。

まあ、吉弘が退場したり、高原がPKを止めていなければ、こんなに落ち着いて見られたかは別ですが(;´Д`A ```






後半は、1点ビハインドの湘南がリスクを賭けて前に出てきた。

そして、湘南の阿部にポストに当てられる。
この時もそうだったが、CBが足に来ているようで、
最後まで持つか心配だったが何とか持ちこたえた。


また、湘南が前がかりになっていただけに、
カウンターのチャンスが何度かあったが決めきれなかった(;´Д`A ```

カウンターで抜けたら、征也には強引にシュートまで行って欲しかった(-"-;A ...


このままチャンスを決めきれないと同点にされるのではと危惧していた後半26分。

キリノが、ホームで初めてPKをもらって追加点。


最後は、リスクを避けてボールをサイドでキープして逃げ切りに成功。


後半バテバテだったキリノに代える足の速いFWの補強は必要かも。






【J2:第42節 札幌 vs 湘南】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.09.27)

●石崎信弘監督(札幌):「同じ相手に負けることは絶対に許されない、ということで選手が前半から集中して試合に入ってくれたんじゃないかなと思います。前半、サイドからの攻撃というところでキリノが決めてくれたんですけど、後半、カウンターで何本かあったと思うんですが、そういうところで確実に決めていかないと厳しくなるんじゃないかなと。相手も1本PKがありましたし、ひとつバーに当たったシュートもあった。ああいうところを入れられるとゲームというのはどういう風になるかわからない。相手が前がかりになったところをうまく攻撃でゴールを決められるように落ち着いてやっていかなければならないと思います。」

総括すると、石崎監督の言うようにどちらに転がってもおかしくない緊迫した試合だった。

そんな紙一重の展開で勝利を収めた要因を挙げるとすれば、個々の守備意識の高まり、
芳賀の巧みなゲームコントロール、頑張ったDFライン、高原のビックセーブと
守備から粘り強くリズムを掴み、上位相手に一歩も引かずに試合巧者ぶりを見せたことだろう。

札幌が、一皮むけたターニングポイントになる試合だったかもしれない。




師匠の教えを守ることは大事なことだが・・・ 【J2:第41節 vs 岡山】

2009年09月24日

日時:2009年9月23日(水祝)19:03キックオフ 
会場:岡山県陸上競技場 桃太郎スタジアム
[入場者数] 8,367人 [天候] 曇、気温23.1℃、湿度79%
[主審] 鍋島 將起 [副審] 青木 隆 / 前田 敦


前半31分 藤田 征也





第41節は、アウェイで岡山に1-0で勝利。

ただ、次節、昇格圏にいる湘南相手に勝てるような試合内容ではなかった。


中2日、アウェイ、蒸し暑い環境。
厳しいコンディションから、1点リード後、後半ゾーンで守るのは良いとしても、
もう少し前線でキープ、ポゼッション、タメがないと防戦一方になって厳しい。


【J2:第41節 岡山 vs 札幌】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.09.23)

Q:後半30分、ハファエル選手を投入後、ボールを奪われるようになった印象があるんですが?
「その前からかなり押し込まれていた。攻撃になったとき、ほとんどイージーなミスでボールを奪われていて、なかなか攻撃が出来ないという時に、上里を下げて、芳賀とダブルボランチにしたというところと、もう少し前でボールのキープ、タメが出来ると、全体的に押し上げられる。そこでイージーなミスがあって、打開したくて入れたんですが。『…』です」


キープを期待されて入ったハファエルが前に急いでしまう以上、相手に押し込まれてしまったら、
単純にロングボールでキリノを狙って相手のDFラインを下げさせるのが簡単だろう。

それが、今季札幌の目指すサッカーではないとしても、
自分たちでボールをつないで打開できないのだから、それは状況に合ったサッカーではない。
確かに、今度はロングボール一辺倒になってしまっては逃げになるかもしれないが、
状況を変えるには、相手の目先を変えさせるのも一つの手段ではあるはず。


どうしてもソレが嫌なら、DFラインから逆サイドにサイドチェンジして
サイドを起点にする方法もあっただろう。

まあ、昨年までの三浦サッカーをそこまで否定することもないと思うし(-"-;A ...


芸事でよく使う“守破離”を持ち出すまでもなく、師匠の教えを守ることは大事なことだが、
それも状況によっては破って臨機応変に対処する術を身につけないと、
正攻法だけで攻めていては、今後も試合巧者の上位相手に
厳しい戦いを強いられるのではないだろうか。






石崎監督がどういう方針で指導されているかは知りませんが、
私が空手を教える場合は、稽古中は基本から外れていることをすれば当然指摘します。

しかし、本当は稽古と実戦が別物だと良くないのですが、
それは本人の工夫を否定しているのではありません。

むしろ、言われたことだけをやって本人の工夫がないと上達しない。

ただ、本人の創意工夫で基本から外れたとしても、
それを助長させて、どこかで基本に戻ってくる場所がないと、
間違った方向にドンドン行ってしまう可能性があるから指摘する。


まあ、その辺りが難しいところですね(-"-;A ...






最後に、決勝点になった征也の素晴らしい左足のシュート。

でも、なんで、左サイドで左足でシュートして入るのに、
右サイドではシュートを打てないのか(-"-;A ...


(-ω-;)ウーン


利き足である右足の足元でボールをキープすることが多いから、
相手にまず右に行くコースを切られる。

右サイドだと、それでも持ち前のスピードで振り切って右足でクロスを上げられるが、
左サイドだと右足から左足に持ち替えてクロスだと、ワンテンポ遅れるので振り切れずに上げにくい。

以前、ディエゴ・カペルと藤田征也。(2009年02月25日)でも書きましたが、
結局、右足に比べて、左足に苦手意識があるから攻めが右からに偏ってるんでしょうね。


左足の精度に自信をもっと持てば、プレーの幅も広がってくるのではないでしょうか。
時折見せる素晴らしいプレーから考えれば、もっとできると思うんですが(-"-;A ...



FKで隠されてしまう上里の課題。 【J2:第40節 vs 福岡】

2009年09月21日

現代サッカーでは、守備のできない選手は使いにくく守備の不安定なチームは安定して勝てない。


サッカーは攻守が素早く入れ替わり、
攻守が表裏一体であるからこそ、攻守のバランスが大切になる。

(確かに、“バルセロナは始終攻撃ばかりしている”かもしれない。
しかし、“あのチーム”は、ボールをポゼッションすること、
言い換えれば、“ボールを失わないことが最大の守備”になると思っているチームだ。)


また、FWまでもが守備を求められ、GKまでもが攻撃の起点と考えられるようになった
現代サッカーでは、お互いのチームがDFラインを上げて狭いスペースの中で、
“11人全員がピッチのどこでもサッカーをする”(※“フラクタル”、どこを切っても同じ状況になる金太郎飴みたいなのがサッカー。)

だから、守備をサボる選手がいると、その“スペース”を相手に使われないように、
他の選手がその“スペース”をカバーしなければいけない。


上里「昇格諦めん」弾…札幌(2009年9月21日10時47分  スポーツ報知)

「(上里)カズは攻撃の起点としてはいいが、守りに課題がある。
歩いて、目でディフェンスするときがあった。(J1柏の)フランサかと思ったよ」
と守備をさぼりがちなブラジル人FWを引き合いに出す“石さん節”。


今年の天皇杯、決勝まで進んだ石崎柏。
その攻撃の核となったフランサの活躍の陰に、
運動量の少ないフランサをカバーする李忠成の存在があった。

フランサは、ドイツのトップチームの一つレバークーゼンで活躍するなど、
攻撃のセンスは折り紙付、一人で局面を変えることのできる選手だ。
しかし、運動量が少なく守備をしないことでも有名。

しかし、FWは点を取る人、DFは守備をする人という分業制ではなく、
トータルフットボールと呼ばれるようになった現代サッカーでは、こういう選手は使いにくい。
(※札幌でいえば、クライトン。その最たる選手は、元コロンビア代表バルデラマか。)

従って、現代サッカーでフランサのような選手を活かすには、
李のようなカバーする選手の存在が必要になってくる。
(※ちなみに、オリンピック代表FWとして活躍しながら、チームではフランサのカバーをしていた李は、
自分のFWとしての得点チャンスを失うことになってもチームに貢献することの方が重要と言っていた。)

しかし、今季、降格圏にあった柏は、監督をブラジル人のネルシーニョに代えた。
代わったネルシーニョは、就任早々フランサを呼んで、
「もっと運動量をあげろ」と指示したらしい。


柏もチームの低迷とともに、その責任としてフランサへの特権を認めなくなったようだ。

そして、李も出場機会を求めて広島へ移籍した。






さて、上里が攻撃面で活躍するのは良いことだと思う。
それをマスコミが大々的に取り上げるのも良いと思う。


しかし、札幌がJ1に昇格し定着するために必要とされる選手になるためには、
フランサのように“J1でも通用する攻撃力を身につけ多少守備をサボっても良いという特権をもらうくらいの選手になる”か、
“守備を身につけ、カバーを考えなくても良い選手になる”かのいずれかしかないだろう。

確かに、上里は、攻撃面で才能はあるが、まだ“フランサ級”ではないだろう。
だが、守備は、攻撃と違って地味かもしれないが、練習をすればするだけ伸びる。
そして、他にも様々な事情はあるだろうが、
石崎監督はそれを補強する意図もあって、上里をSBに起用していたのだと推測する。

当ブログでも何度かとりあげてきた。
上里の左SB。(2009年08月27日)
ハイプレッシャーの中で何が出せるか。 【J2:第37節 vs 水戸】2009年09月03日

改善の兆しもあったように思う。


そんな石崎監督の気持ちを知ってか知らずか、

札幌MF上里20メートルFK弾/J2[2009年9月21日10時37分 日刊]

 今季は本職のボランチではなく左サイドバックでの出場が増えた。中盤での先発出場は8月5日の福岡戦以来8試合ぶり。身体能力の高いダニルソンの成長、トリッキーなパスを出す宮沢の抜てきもありボランチとして出場する機会は減っていた。それでも「自分はサイドバックの位置からゲームメークをしようと心がけている」とめげることなく練習に取り組んできた。

 5、9日に行われた日本代表の欧州遠征をテレビ観戦した際も、サイドバックは見ずゲームメーカーの中村憲、遠藤のプレーに注目した。「憲剛さんは考えている時間がないぐらい判断が速い。遠藤さんはミスがなく勝負どころですごいパスを出せる」。自分を失わない芯の強さと研究熱心さが、突然のトップ下起用に応えるだけの素地になった。


モノは取り様で、マスコミは今節の上里の活躍とともに
一斉にこういった話も好材料として、取り上げてしまう。
しかし、こうやって攻撃面での活躍を大々的に取り上げると、
上里の課題が見えにくくなってしまう可能性もあるだろう。


そもそも、今回のトップ下起用も、前節のSBでの守備でのミスが原因だ。
そして、上里のカバーのために西がSBになった事実も見逃してはいけないだろう。
(※西も最近守備が軽いシーンが目に付いていたが(-"-;A ...)

ミスをしたら自分の好きなポジションでプレーできるなら、
誰も自分の好きなポジション以外では頑張らなくなってしまう。


札幌には、本職のSBが不足している。さらに、札幌にはきちんと守備の出来る選手が少ない。
それがリーグトップタイ(40節時点)の警告の多さ、
勝ちきれない引き分けの多さにつながっているのではないかと私は思っている。

しかし、マスコミでこれだけ活躍を取り上げられると、次に上里がSBに戻った時に、
なんで、トップ下で使わないんだという話になってくる。


上里には、マスコミのネタに浪費されて自分を見失う存在になって欲しくはない。




「足先だけでサッカーをするな!球際をもっと厳しくいくこと!」(by ノブリン) 【J2:第38節 vs 愛媛】

2009年09月07日

日時:2009年9月6日(日)14:03キックオフ 
会場:札幌厚別公園競技場
[入場者数] 7,613人 
[天候] 曇、気温22.7℃、湿度66%
[主審] 村上 伸次 [副審] 山崎 裕彦 / 前島 和彦


前半30分 赤井 秀一
後半 7分 大山 俊輔
後半11分 キリノ
後半25分 ハファエル
後半28分 ダニルソン





第38節の愛媛戦は、0-2から外国人選手の3得点で3-2で逆転勝ち。

劇的な逆転勝利となったわけですが(;´Д`A ```


試合内容については、石崎監督の短いコメントが表していますね。

【J2:第38節 札幌 vs 愛媛】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.09.06)

「2点先に取られて、3点獲って逆転できたのは良かったと思います」

まあ、勝って厳しいかもしれませんが、
“それだけ” ということでしょうね(-"-;A ...


そうなった原因の一つが、
石崎監督のハーフタイムのコメントに端的に表れているかと思います。

【J2:第38節 札幌 vs 愛媛】ハーフタイムコメント(09.09.06)


「足先だけでサッカーをするな!球際をもっと厳しくいくこと!」






まず、きれいに組み立てることが目的になってしまっている。

確かに、特に守りを固めている相手に対しては、ビルドアップしなければ得点は取れません。
しかし、組み立ては、フィニッシュのための手段であって目的ではないはずです。

どこかで誰かが、体を張って勝負をして、シュートまでつなげないといけない。
ここの部分で、「戦う」気持ちが足りなかったと言わざるを得ない。
前半のシュート数の少なさが、それを端的に表しています。


また、守備でもそうです。

失点シーンはいずれも、まず相手に簡単にゴール前に入れさせている。
ほぼノーマークだった。しかも、そのゴール前に入ったボールに対してもマークが甘い。

そんな緩々の守備で、本当に勝てると思っていたんでしょうか(-"-;A ...

西嶋が、「試合内容云々以前の問題だと思う。」とコメントしていますが、
戦術云々の前に、もっと体を張って「戦」って欲しいです。

本当に、今年のテーマは良いテーマだと思います。


サッカーと空手の共通点を挙げるとすれば、どちらも大事なところで体を張れるかということ。

別に、サッカーは相手を蹴ったり殴ったりするわけではないですが、
“サッカーも空手も基本は肉弾戦”という点では、共通していると思っています。



ハイプレッシャーの中で何が出せるか。 【J2:第37節 vs 水戸】

2009年09月03日

日時:2009年9月2日(水)19:03キックオフ 
会場:札幌厚別公園競技場
[入場者数] 7,042人 
[天候] 晴、気温17.1℃、湿度69%
[主審] 今村 義郎 [副審] 中込 均 / 鳥越 明弘


後半 6分 西 大伍
後半18分 吉原 宏太




第37節のホーム水戸戦は、1-1で引き分け。


布陣については、前節と特に変化なし。


ただ、今節、個人的に注目してずっと目で追っかけていた選手がいます。
試合中、ストーカーしてました(笑)

それは、上里の左SB(2009年08月27日)。
↑の記事を書いてから気になっていたというのもあります。

それに、てんぼーでも触れたように、布陣のコンパクトさを維持するためにも、
ロングボールでカウンターを狙ってくる水戸の攻めに対抗する上でも、
最終ラインの安定が欠かせなかったからといったこともあります。


SB席で観てたので、近くから詳しく見れたのは前半だけなんですが、
守備時にはしっかりDFラインのスペースをカバーし、
攻撃時には左サイドにちょっと張り出して、攻撃の起点にもなってました。
そして、そこから時折見せるサイドチェンジのパスは、
逆サイドの選手の足元にピタっと納まり、左足の精度の高さを見せつけられました。
あれは金を払って、生で観る価値のあるプレーの一つですね。
体を張って味方のためにスクリーンプレーもしてましたね。

ただ、左サイドのスローインは、ずっと上里がやってたんですが、
水戸がすんなりボールを入れてすぐ攻撃に転じていたのと比べると、
スローインもちょっとコミュニケーション不足なのかなと感じました。
なかなかフリーの選手がいないんですよね。

あと、守備時にはハイボールの処理だったり、寄せが甘かったり、カバーが曖昧だったり、
攻撃時には低い位置でのパスミスなど、若干冷や冷やしたところもありましたが(-"-;A ...、
何より常に周囲に注意を払って首を振る姿が印象的で頼もしかったです。

そして、今節は、対戦相手が水戸だったこともあってか、リスクマネージメントを考えて、
オーバーラップのタイミングを図っていたように感じました。

そのため、いつもは左に偏りがちだったのですが、
昨日は、右の西嶋と左右でバランスよく両SBが攻撃参加できていたのだと思います。

欲をいうなら、特徴である攻撃面でもう少し活躍を見たかったなと思いました。


さて、以上で上里のストーカー終了(笑)。

これから、試合全体の感想を書きたいと思います。




水戸の木山監督が言うように、

【J2:第37節 札幌 vs 水戸】木山隆之監督(水戸)記者会見コメント(09.09.02)

「決して悪いゲームではなく、お互いに持ち味を出していたし、
見ている人には面白いゲームだったと思います」

確かに、どっちにも肩入れしていなければ、
そうだったかもしれません(笑)。


西が、「やはり水戸は守備が堅かった」と振り返っていましたが、
特に前半は、お互いにラインを高くして、ハーフウェイラインを中心にピッチの3分の1で、
コンパクトに密集したサッカーが行われていました。

そのようなハイプレッシャーの中では、ボールが落ち着かずミスも多くなる。

【J2:第37節 札幌 vs 水戸】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(09.09.02)

 「(今日の試合では)少し相手の守備が固くなると、イージーなミスが目立ってしまう。
大事なところで味方が欲しい場所にボールをつなげればスピードアップできるが、
そこでミスが出てしまう。もっと良いサッカーをしていくには、
ほんの少しの食い違いでなかなかリズムが出せなくなってしまう。
もっともっとそういう所を追求していかないといけない。」


展開としては、緩急がほとんどなくて、常に“急、急、急”という感じ。

こういう時に、クライトンがいればなぁとは思いましたが、いないものは仕方がない(苦笑)

あの状況で、パスを繋げていくとしたら、かなり面白いサッカーになるとは思いますが、
高度な連係と技術が必要でしょうね。それに疲労が激しくて続かない。
後半のこっからというときに、すでに足が止まってました。

ハイプレッシャーだからこそ慌てずに、どっかで落ち着いてキープして、
ビルドアップしていくことの必要性を感じました。


あとは、水戸のDFラインの裏にもスペースがあったので、その辺は臨機応変に
もう少しキリノを走らせて、狙っても良かったと思うんですけどね。



守備に関しては、水戸の木山監督に、

「ボールが入ったときには相手のセンターバックより我々の2トップの方が強いので、
チャンスにはなると思っていました。」

と言われてますが、確かに水戸の2トップ相手に危なっかしかったですが何とか抑えてました。
それだけに、ゴール前でお見合いしてる間に、相手にボールを取られて
吉原にゴールを許したのはもったいなかった(-"-;A ...


そして、また、木山監督の発言からですが、

「正直、ダニルソンの力がすごかったので、あそこを外して攻めていかないと難しい。
でも、彼が1人で埋めている守備範囲というのは相当なものなので、
ちょっとそこの勝負で負けてしまいましたね。」

これは、本当に感じましたね。

特に後半は、両SBを積極的に上げて、バランスを崩して攻めていましたが、
とんでもない範囲を一人でカバーしていました。

あと、終盤は攻撃にも積極的に参加していた。
そのプレーで笑ったのが、右の征也だったかな?にパスを出した後、

ちょっとパスが合わなかったのに、自分でそのパスに追いついてキープしちゃったところ(笑)。


スペースに走りこまれても、慌てて後ろから行かずに、
快足を飛ばして追いついてから、プレスをかけるようになりましたね。
(※今節は、イエローをもらってない。)

まあ、普通そんなことは出来ないわけで、もうほとんど規格外の選手です(笑)。


選手交代については、勝ちに行く交代だったと思います。

ただ、試合前練習の時に、プレスキックなのに一本も枠にいかないのは、
さすがにどうかと思いますよ、○○選手(-"-;A ...



布陣のコンパクトさを維持できるか。 【J2:第37節 vs 水戸のてんぼー】

2009年09月02日

前回の対戦はドームで2万人以上を集めながら、
前半早々に西嶋が退場して0-1で敗戦。

2009年07月07日 とりあえず、5位を目指そう! -第25節 水戸戦-

実は、この時の昇格圏との勝点差も「16」。

残り試合が15。逆転可能な勝点差の目安といわれる試合数を越えてしまった。


ただ、今季のJ2は勝点70に3チームが並ぶ大混戦。1位のセレッソも1差の71。

今日の試合に勝って、他力本願になるが上位の4チームのうち、どこかが負ければ、
残り14試合で勝点差は13or14になる。

まだまだ、諦めるには早い。







水戸は、高崎が得点ランク3位の17ゴール。荒田が9位の11ゴール。
吉原と遠藤が7ゴールで続く。一応、上位の4人全てがFW登録。

水戸の総得点59のうち、この4人で42。7割以上がこの4人の得点になる。


対する札幌は、キリノが14得点で7位。その次が、6得点の西になる。
以下、宮澤5得点。4得点が数人。

札幌の総得点54のうち、上位4人で29得点。半分より少し多い程度。
水戸のFW二人と、札幌の上位4人の得点数がほぼ同数になる。

総得点は、ほぼ変わらないだけに、FWにボールを集め、FWがきっちり点をとってくる水戸と、
どこからでも点数を取る札幌という構図が浮かんでくる。

水戸は札幌の出足の早いプレスを避けて、両サイドの深い位置から
2トップ目がけてロングボールを蹴ってくることが予想される。

であれば、セカンドボールの奪い合いが試合の鍵になりそう。

札幌は、そのために布陣をコンパクトに維持できるか。
前節以上に試合を通じてバランスを保てるかどうか。

バランス感覚という点でいうなら、芳賀や砂川の投入時期も鍵になってくるかも。