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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。

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お手柄、HFC!

2010年03月30日

毎度、HFCに対して辛口の当ブログではありますが、
今回の↓の件は、大いにHFCを賞賛したいと思います。

(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ


2010コンサドーレ札幌オフィシャルパートナーとしてJAグループ北海道様 新規契約決定! 2010年03月28日

>JAグループ北海道様と当クラブは、
新たにオフィシャルパートナー契約を締結する運びとなりました。


GJ(グッジョブ)!HFC!!


オフィシャルスポンサーは、スポンサーの中でも一番の大口契約になります。


>JAグループ北海道様とは平成19年食育を基本とした相互連携協定を締結し、
>さまざまなイベントを通じ地域に貢献するという共通理念のもと、
食育などの推進に取り組んで来ました。


これまでの地道な“地域密着”や“食育”の活動が評価される形で実現したこの契約(*ノ-;*)






さらに、細かく内容を見ていくと、

>各地域での各種イベントに選手が参加し、
地元JAとの一体感を打ち出し地産地消等の普及活動に協力。

>JAとの連携を図り北海道内の農産物をスタジアムで販売

>コンサ・土・農園(コンサ・ド・ファーム)の開設

>北海道内10会場にて「サッカー&食育教室」

>しまふく寮への道産食材提供


正に、お互いにとって利益のある(win-winな)関係での契約。
今後もお互いに良好な関係が築いていける可能性も感じます。


本当に、HFCのお手柄です!
このケースをモデルとして、より幅広いスポンサー契約にもつながるといいですね。


まだ、細かい部分はつめていないそうなので、決まり次第、

スタジアムで行われるであろう“JA祭り”に期待しています!

めでたい、派手にいこう!




4-3.5-2.5。 【第4節 vs 岡山】

2010年03月29日

日時:2010年3月28日(日)13:03キックオフ 会場:札幌ドーム
[入場者数] 11,805人 [天候] 屋内、気温20.7℃、湿度32%
[主審] 今村 亮一 [副審] 浅野 正樹 / 伊東 知哉

前半36分 近藤 祐介
後半38分 近藤 祐介


札幌2-0岡山



○札幌のスタメン(4-4-2)


     近藤  キリノ 

内村               藤田

        芳賀 宮澤  

岩沼 石川 藤山 西嶋

       高原





近藤の2発で、今季、ホーム初勝利!


なかなか点数の取れなかった前半の終盤に先制。
後半、押し込まれた時間帯に、カウンターから欲しかった追加点。

得点を決めた近藤を中心に、キリノ、内村、藤田の攻撃陣には、
シュートまで行くという強い意識と迫力が出てきた。


ただ、この前のFWと両SHの4人の配置には、
まだ改善の余地があるように感じた第4節でした。


それが、4-4-2でも、4-3-3でもないという意味で、

タイトルでも書いた“4-3.5-2.5”というちょっと中途半端な状況。






バランスが悪い原因は、左SHの内村の位置どり。

内村は左SHのはずが、左サイドで縦に上下動するよりも
左サイドから内側に入って中央に切れ込むことが多い。
そして、そのまま中央でボールを受けることも多い。

攻撃面だけ考えれば、内村のところでタメが出来るし、
フィニッシュまで行く強引さも持っているので、
相手にとってもかなり脅威であることは間違いない。


しかし、問題は守備面。
内村が中央に流れた結果、札幌の左サイドで数的不利になる場面が数度あった。

岡山は4-3-3。岡山の右サイドバックがボールを持った瞬間に
内村が中央にいっていて、右SBにプレスがかからないと、
岡山は、右SB、中盤の選手、FWの右ウイングと右サイドに3人いるのに対して、
札幌は、左SBの岩沼しかいない数的不利な状況になる。

この札幌の左サイドにできた広大なスペースをボランチの芳賀と宮澤が必死にカバーしていた。

岩沼がボールホルダーに対してプレスに行くために前に出るとDFラインに穴が開くので、
今度は、CBの石川が岩沼が前に出た後のカバーリングに入っていた。

このように、現状、札幌の左サイドの守備のバランスがあまり良いとはいえない。


一応、図にしてみると…


・札幌の左サイドの状況。


(※ ◎…ボールホルダー(岡山の右SB)、〇…岡山、●…札幌)


       ↑ 岡山ゴール方向


 ◎ →→→→→●(内村)

      〇

         ←●(芳賀)
    
 ↑    〇 
 ●(岩沼)
     
         ←●(石川)




例えば、前半の終盤に左サイドを突破されかかって、石川が試合中怒っていた。

また、後半19分の札幌の最初の交代が、攻撃の起点として機能していた内村を敢えて下げて、
右SHに古田を入れて、左サイドに藤田を持ってきたことからも
石崎監督が、この左サイドのバランスを気にした修正だったと考えられる。


ただ、バランスをとった結果、守備のバランスは良くなっても、
内村が担っていた前でタメをつくることが難しくなったために、
相手が負けていて前がかりになっていたこともあり、
それを受ける形で、カウンター一辺倒になってしまった。

だから、その押し込まれていた中で決めた、近藤のカウンターからの追加点には非常に価値がある。



後半15分過ぎから、札幌のプレスがワンテンポ遅れるようになり、
岡山にボールを回されるようになってから、攻守に主導権を握れなくなった。

そこで、危険と見て後半19分に守備のバランスを整えた交代だったのではないだろうか。


この左サイドの状況は、言い方は良くないかもしれないが、
岡山だから大丈夫だったともいえる。このままで、上位相手にも通用するとは思えない。


しかし、諸刃の剣の面もあり、攻撃面で内村がいなければ、前でキープできない。
この先、内村をどこに置くか、チームとしてどうフォローしていくかが
ポイントになってくるのではないでしょうか。




HFCは発想の転換を。

2010年03月26日

2010Jリーグディビジョン2第4節コンサドーレ札幌vsファジアーノ岡山 イベント・当日券について 2010年03月26日


私のブログの影響かどうかはわかりませんが、24日の発表版よりも
少し内容が詳しくなった次節のホームゲームの案内が出ました。

文字が強調されたり、案内が多少詳しくなっています。

公式HPには、写真や画像をUPできない仕組みなので、地図や写真は載せられない。

whiteowlの主張はよくわかるが公式HPのシステム的に無理だ!
という担当者の叫びが聞こえてきそうです(笑)。

まあ、でも、飲食売店の新メニューとかも、写真があるといいですよね。


厳しいことをいいますが、出来ない理由を考えてませんか?

出来るところでやればいいのではないでしょうか?
例えば、この公式ブログでは、簡単にデジカメでとった写真をUPできますよ。

公式HPから、公式ブログにリンクをはればいいのではないでしょうか?
何か大きな問題があるとも思えません。


出来ない理由を考えるより、出来るように考えてみてはどうでしょうか。



経営に対する危機感がまだまだ足りない。

2010年03月26日

以前、首の皮一枚。 -HFCの経営問題 -2010年01月29日でも指摘しましたが、
昨期の決算が承認され、今期の予算も出されたようです。


2年続けてHFC赤字 総会で決算承認 (03/26 道新)

>2009年(1~12月期)決算を承認した。4200万円の純損失を計上し、2年連続の赤字。


これが意味するところは、2010年の今現在、
(※上記リンク先の北海道新聞の報道が正しいということを前提としています。)

資本金(約7億9千万円)-累積赤字(約7億7千万円強)=@2000万円弱

つまり、今年、赤字を出すと再び債務超過に陥る可能性が高い。

ちなみに、債務超過に陥ると財務状況を理由に、J2で3位以内に入ってもJ1に昇格できません。

わずか2年前にその債務超過を解消するためにJ1昇格にあわせて減増資したばかりですが、
HFCの経営は再び、債務超過に陥ろうとしています。


さらに、引き続き道新によれば、今季の予算について新しい情報がありました。

>観客動員はホーム18試合で合計23万人(1試合平均1万2700人)を目指す。昨年の1試合平均1万200人より多く見込んだことについて、HFCの矢萩竹美社長は「高いハードルだが、達成しないとクラブ経営が厳しくなる」と強調した上で、「中山(雅史選手)の加入だけで達成できるとは思っていない。クラブ全体でチケットの販売促進に努め、相乗効果で目標を達成したい」と話した。


昨季の観客動員は、265,376人(ドーム平均14,816人、厚別7,017人)です。
(※2010オフィシャルガイドブックより)

今季はホーム試合が、昨季より8試合減ります。
その状況で、結局、今期は23万人という観客動員目標を立てたようです。

ドームと厚別で開催する試合数によって、この目標を達成する難易度は変わってきますが、
昨年の観客動員の平均は、10,207人なので、
単純計算だと今年のホームは18試合、18万人という計算になります。
目標を達成するためには、単純に考えれば、昨年より5万人観客動員を増やす計算になる。

より正確にいえば、1試合あたりの平均で、昨年より2千人強増やさなければなりません。

そして、この23万人という観客動員の目標は、努力目標などではなくて、
必ず達成しなければならない数字のはずです。

なぜなら、おそらく、主な興行収入である観客動員を
23万人だという前提で今期の予算を立てているからです。

そして、23万人を達成できなければ、
資本金に2千万弱とほとんど余裕がありませんから、
今年も赤字を計上し再び債務超過に陥る可能性が高い。


まず、HFCの経営がいつもがけっぷちですけれど(苦笑)、
再びまったなしの状況であるという認識はもって欲しいのです。






ホーム開幕で、福岡に0-3で惨敗。
18分の1とはいえ、今後の観客動員に影響を与えるであろうことは想像に難くありません。

さらに、過去3戦の試合内容も安定しておらず、
現時点では、とても昇格するチームの試合内容とは思えません。

チームの成績が観客動員に大きく影響することは間違いありません。
しかし、このまま昇格戦線から離脱してしまうと、
観客動員23万人という目標をチームの成績によって達成することは、
現時点では、かなり難しいと言わざるをえません。

昇格できればいいですが、昇格できなかった時は、
再び、最下位になった2004年のように、極度の緊縮財政をとり、
長い低迷期を迎えざるを得なくなる可能性が高い。

また、大口スポンサーであるニトリ様が、J1昇格を実現できなかったことを理由に、
スポンサー撤退を一時表明していたことも忘れてはいけません。


ところが、昨日のHFCの宣伝ベタ。2010年03月25日でも書きましたが、

矢萩社長の「中山(雅史選手)の加入だけで達成できるとは思っていない。
クラブ全体でチケットの販売促進に努め、相乗効果で目標を達成したい」

という言葉とは裏腹に、1試合で昨年より2千人観客動員を増やすために
イベントの内容、方法、告知方法に改善の余地がないほど努力を重ねているとは思えません。


しかも、CVSの方からの情報によれば、実態は、どうももっとひどいらしい(-"-;A ...

一例を挙げれば、次節の岡山戦で、
Attractive Artists of Dosankoという北海道出身・在住のアーティストが
コンコースにてライヴをするようです。この企画自体を批判するつもりはありません。
大変良い試みだと思います。ただ、やり方が問題なのです。

アーティストの募集は1週間前の19日、締め切りは24日。
常識的に考えても、ものすごい早さのスケジュールです。
だから、当然3日前の昨日の時点で出演者は決まってもいないわけでしょうね(-"-;A ...

まず心配なのは、こんな早いスケジュールで出演するバンドは本当に決まるのか?
また、ライヴをするバンドの告知はしなくても良いのか?
それで、もしほとんど聴衆がいないというような結果になったとして、
企画が悪かったというような話で済むのでしょうか。

ぶっちゃけ、思いつきでやってるようにしか見えません。
昨年の経験は本当に活かされているのでしょうか?

確かに、イベントをやれば観客動員が増えるわけではありません。
しかし、やり方は適切であったのか、またそのイベントの目的の明確化、
観客動員につながるような工夫が必要なのではないでしょうか?




HFCの宣伝ベタ。

2010年03月25日

サッカーのネタがないときは、HFCを批判しとけってことで…(笑)


先日、『今宵も完封勝利!』のひとみさんが、『脱「ごはん100g」の営業』 (2010年03月18日)
という記事を書かれています。(↓青字が引用。)

>・記事の文字が小さい →最低でも新聞の文字サイズであるべきかと
・チケット購入方法がわかりづらい →要するにどこで買えるの、って思ってしまう
・色々入れすぎ →イベントがたくさんなのはわかるけれど、ひとつひとつが弱くなっちゃう
 
コンサドーレが好きな私たちは、読みにくかろうが字が小さかろうが、頑張って読む。
でも、コンサドーレに興味が無い人たちは、頑張って読んでくれるだろうか。
お客さん目線ではなく、クラブ主体の、「ごはん100g」の広告になってはいないか。


さて、この指摘を頭に入れながら、新聞広告ではありませんが、
↓の公式HPの告知を見ていきたいと思います。

2010Jリーグディビジョン2ホームゲーム コンサドーレ札幌vsファジアーノ岡山イベント情報 2010年03月24日






第一の感想として、今時、“お役所が発行する情報誌”でも、
こんな書き方しないだろうと(-"-;A ...


社長が、『イベントをやれば観客動員が増えるものではないということがわかった』と
オフィシャルガイドブックのインタビューで答えていましたが、
イベントの“やり方”、“内容”、“告知方法”の反省はどうやらないようです。


まず、説明が長すぎですし、ひとみさんが指摘されているように、
一目で何が重要な情報なのかさっぱりわかりません。


whiteowlのブログのように、長文耐性がない人は、おそらく見ただけで敬遠する可能性が高い(笑)。

広くイベントを知ってもらい観客動員増加につなげるというよりも、こんなのもやってるから、
知ってたらお得だよ程度の扱いに感じましたが、そういう認識でよいのでしょうか?



また、イベントの内容を詳しく見ていくと、突っ込みどころ満載です。


まず、Attractive Artists of Dosankoという北海道出身・在住のアーティストが
コンコースにてライヴをするようなのですが、
3日前でも誰が出るのかわかっておりません(笑)。


次に、「2010ホームゲームファーストゴールは誰だ!?」クイズをやるそうなのですが、
正解者の中から抽選で1名様に、ゴールを決めた選手の直筆サイン入り
公式試合球をプレゼントしてもらえるそうです。

で、用紙がなくなったら終わりだそうで、何枚あるのかも不明です。
マッチデイプログラムに用紙を挟むとか、
切取り部分を用意して予めマッチデイプログラムに印刷しとくとか、
選手の名前をもっと観客に認知してもらえるチャンスだと思うんですけどね。

しかも、投票しても賞品は一人しかもらえないとか、どんだけ確率低いんでしょうか(-"-;A ...

せめて、せっかくやるなら、あと10人くらいゴールを決めた選手のサイン色紙くらい
あげればいいのにと思いますけれど・・・。これも節約なのでしょうか(-"-;A ...


バースデイ割引も2枚まで買えることにすると、他の人を誘いやすいんですけどね。
自分だけ安くなっても、“俺、誕生日で安くなるから一緒に行こうぜ”と他の人は誘いにくい。


あと、ドーム内の地理がわかっているという前提で、書かれた文章なのでしょうか?
基本的に、札幌ドームに詳しくないとコンコースとかいわれてもわかりません。

地図がないのです。

せめて、札幌ドーム内の地図へのリンクくらいはあってもいいのでは?


タイムスケジュール表なんかもあると、わかりやすいかもしれません。



大して見る人もいないと思うし、HPの告知にそんな目くじら立てることないじゃん。

確かに、そうなんです。私も、そう思います(笑)。


でも、かえって、こういうところにこそ、
その会社の姿勢って如実に現れるとも思うんですよね。




サッカーの観方。

2010年03月23日

今日は、最近何となく考えている、ちょっととりとめのない話。


次節は、28日に札幌ドームで岡山と。
前節の栃木には勝ちましたが、観客動員、どうなるか心配です(-"-;A ...

しかし、案の定というべきか、ホーム開幕戦の時は、
(※2010年01月07日 SB自由席を廃止or縮小して、B自由席を拡大してみては?)
ホームゴール裏のB自由席だけが、上の方まで一杯になっていました。

やはり、世間一般では、まだまだ、跳ねて歌うサッカーのサポーター像が強いのだなぁと。


私がここでブログを始めた頃は、自分の“サポーター度”をアピールするブログが多く、
選手のプレーや監督の戦術を批判しようものなら、
よく知りもしないで勝手なこというな的なコメントをよく頂いておりました。

しかし、最近は、サッカーのプレーや戦術について書くブログも増えてきたように感じています。

まあ、私のようなブログが主流になることはないと思いますが(苦笑)。






サッカー観戦は、ゴール裏サポーターだけのものではないはずですし、
私のような見方があってもいいはずだという思いがあって、ブログを始めた経緯もあります。

だから、そういう意味ではKYなブログなんです(苦笑)。

組織もイエスマンばかりが周囲にいる組織は、引き出しが少ないので逆境に弱いと言われますしね(笑)。


今年はなくなってしまいましたけど、
SAの上側にあったU自由席は、意外と見やすかったんですけどね。

そういった券種の人気が出ないのは、まだまだ
サッカーは観るものではなくて応援するものだってイメージが強いからなんでしょう。

それに、純粋にサッカーを観るだけなら、欧州リーグの方が面白いですからね(苦笑)。


ただ、いくら強くて面白くてもマンUもバルサも“俺たちのチーム”ではないですから、
地元にあるチームを観る喜びっていう価値観が、もっと浸透していけばいいと思いますし、
それに少しでも貢献できるような記事を書ければ良いなと思っています。




post by whiteowl

15:20

Column コメント(9)

勝利への執念。 【第3節 栃木戦】

2010年03月22日

日時:2010年3月21日(日)13:03キックオフ 会場:栃木県グリーンスタジアム
[入場者数] 4,752人 [天候] 晴、気温16.3℃、湿度32%
[主審] 大西 弘幸 [副審] 野口 達生 / 清野 裕介


栃木 0 - 1 札幌


〇得点	

前半19分 内村 圭宏






アウェイの栃木戦は、前半19分、相手のクリアミスを拾ったキリノが内村に送って、
その内村が冷静に決めて先制した札幌がそのまま1-0で今シーズン初勝利!


前節、ホーム開幕で福岡に大敗した直後の試合、
昇格に向けて開幕3戦勝ち星なしだけは避けたかっただけに、
本当に勝って良かった。ホッとしたという感じ(-"-;A ...

そして、特に石崎監督の勝利への執念を感じた試合だったのではないでしょうか。



まず監督の執念を感じたのは、現実路線へのスタメン変更。

開幕から2戦、若手を多く使っていましたが、結果が出なかったこともあり、
このままチームが沈んでは、去年と同じになってしまうという危機感からでしょうか。

若手に代えてベテランを入れ、より現実的に、守備のバランスをとったスタメンでした。

ボランチに上里と宮澤の併用を止めて芳賀。藤山をCBにいれて、西嶋を右SB。
内村を左SHでスタメン起用し、古田を先発から外しました。


     近藤  キリノ 

内村               藤田

        芳賀 宮澤  

岩沼 石川 藤山 西嶋

       高原






CBに怪我人が多く、DFラインが不安定な中で、
彼らの成長に期待しての開幕からの起用だったのでしょうが、
上里、宮澤のダブルボランチは、ギャンブルだったと思います(-"-;A ...

そこに攻守に安定したポジショニングがとれる芳賀が入ることで、
一発でチャンスをつくるような派手さはありませんが、攻守に安定感が生まれた。

この試合では、その安定感が、他の選手にも良い影響を与えていたと思います。

怪我人が復帰しはじめ、少なくともDFラインが安定するまでは、
しばらく現実路線を堅持した方が良いのではないでしょうか・・・。


また、今節の藤山は、相手にとって嫌な守備をしていました。
上背がなくても、これまでJ1を潜り抜けてきた激しい寄せと的確な読みが素晴らしかった。
最終防衛線であるDFラインでのあの厳しさが特に必要だったと思います。


また、今節左SHに入った内村は、他のSH候補の選手とは頭一つ抜けた存在感を示しました。
近藤、キリノとのコンビネーションは今後に期待を持たせる内容でした。


今節のスタメンは奇策でもなんでもなく、
監督が勝利への執念から、現実路線をとった結果であったと思います。






後は、前半のリードと後半の風上を意識したものなのかはわからないですが、

少なくともハーフタイムのコメントからはわからない…(・・;)
【J2:第3節 栃木 vs 札幌】ハーフタイムコメント(10.03.21)


>後半は相手はもうはっきりしたというか、しっかり守ってカウンターを狙うことが明確だった。

【J2:第3節 栃木 vs 札幌】松田浩監督(栃木)記者会見コメント(10.03.21)


ぶっちゃけ前半も、札幌もロングボールが多く、
石崎監督の代名詞でもある前線のプレス(フォアチェック)からの
ショートカウンターが機能していたとはいいがたかったと思います。

前半リードして、後半、追加点を狙って前がかりになるのではなく、
もし、意図的に引いて守った(リトリート)とすれば、
“勝ちにこだわった采配”だったといえるでしょう。






“現実路線へのスタメン変更”と“勝ちにこだわった采配”、
以上の二つの理由から石崎監督は内容よりも勝ちにこだわって、
今節は目論見どおり勝った試合だったといえるのではないでしょうか。


やっと今年初勝利したとはいえ、まだまだ石崎監督がやりたいサッカーが、
出来ているとはいいがたいと思いますから、試合内容ももっと良くしていって欲しいですが、
石崎監督はこれからも選手の成長を促しつつ、
結果も出すという難しい舵取りを求められそうですね(-"-;A ...




次節にむけて、まず自分たちのサッカーを。

2010年03月19日

次節に向けて、私は選手の配置やフォーメーション云々よりも、

2010年03月14日 自滅。 【第2節 vs福岡】でも書いたが、

今年の札幌がやりたいサッカー(≒コンセプト)を見せて欲しい。


昨年からのスタイルを継承しているなら、
相手に前からしっかりプレスをかけて、そこからカウンター。
引いた相手に対しては、慌てずポゼッションして、
後ろでチャンスをうかがいながら、縦を狙うというサッカーだろうか。


今年から4-4-2メインにしたこともあるだろうし、新加入選手もいて、
さらに、キャンプ中、怪我人でベストメンバーも組めなかった。

まだチームとしてしっかり動けていないという印象だ。






まず、守備がうまくいっていない原因の一つは、
前からのプレス(フォアチェック)が機能していないからだろう。

これは、個人の問題というよりもチームとしての問題だろう。


例えば、福岡の2トップが札幌のダブルボランチにプレスをかけてきたのに対して、
札幌の2トップは、福岡のダブルボランチを自由にさせた。

極端な話、福岡はFW二人で、札幌のCB二人とボランチの二人の計4人を押さえ込んで、
ここで+2の数的優位を生み出したのだから、他で福岡に圧倒されても仕方がないだろう。

そして、札幌のダブルボランチが相手のプレスで上がれないので、
札幌の選手がピッチ中央からいなくなり、ピッチの中央を福岡に支配された。

後半から内村をトップ下においたというのは、相手のダブルボランチをけん制するという意図もあったと思う。


フォアチェックが機能しないと、パスの出し手に十分なプレッシャーをかけられないので、
DFラインを下げざるをえなくなる。

そして、DFラインが下がると、さらに布陣が間延びしてプレスがかからなくなる悪循環。


この試合、ダブルボランチが槍玉にあがってはいるが、

チームとして良いところはなかった。


対戦相手、フォーメーション、起用する選手云々の前に、
まず、自分たちが何をしたいのかわからないサッカーをしているようでは、
昇格を目指すチームとはいえないだろう。


まだ開幕して2戦で、若手好きで有名な石崎監督ではありますが、
チーム状態が悪い時こそ、ベテランの力が必要になってくるのでは?




朗報。

2010年03月17日

ホーム開幕の敗戦を “キリノのアフロヘア” のせいにして、
しばらく、現実逃避 引っ張ろうかと思ってたんですが・・・


熊本キャンプから練習に参加していた
韓国の大卒新人になるパク・ジンスが、新加入するようです。

朴 鎭琇 選手コンサドーレ札幌へ新加入のお知らせ 2010年03月16日

■身長/体重: 181cm/76㎏ 

■プレーの特徴:
技術、戦術理解度が高いボランチ。攻守両面にわたりハードワークできる身体能力もあわせもつ。


見たことないのでどんな選手かわかりませんけど、
彼の加入によって劇的にチームが良くなる(≒救世主)とは考えにくいです。

それほど良い選手ならすぐ契約しているでしょうし。


ただ、体格と↑のプレーの特徴から判断しただけですけど、
プレーのイメージは今野に近いのかなぁと。

今野もプレーに派手さはないので、
今でこそ日本代表ですが、あまり評価されなかった選手でしたし、
ポジション的にも守備的MFとCB両方出来そうな感じですしね。






そして、もう一つ朗報。


DF趙が全体練習復帰 (03/17 道新)


正直、“やっとか!”と同時に、“本当に次こそ無事に試合に出てくれ!”
という思いが交錯する複雑な感じ(苦笑)。


チーム状況からいえば、ゲーム感覚を戻す暇もなく、
無理矢理試合に出て治す荒療治って感じじゃ(笑)。

これで西嶋をSBにおけるので、もう少しDFラインが安定すればと期待しています。




ホーム開幕の敗因は、キリノのアフロ説。

2010年03月16日

ホーム開幕をそろそろ私も切り替えなければっということで・・・


この間の1失点目は、ゴール前にいたキリノの頭上を通過して入った。

だから、

キリノのアフロ(?)が、もう少し でかければ 防げたのに!

と悔しがった人も多いのではないだろうか。 (←ナイナイ)


だが、しかし、あまりアフロをでかくすると、

今度は、“アフロの空気抵抗”で

スピードが武器のキリノが減速してしまう。



(;゜ロ゜)ハッ



そうか、ホーム開幕で動きにキレがなかったのは、

“アフロの空気抵抗”のせいかっ!


ホーム開幕に負けたのは、どっちにしても

キリノのアフロが中途半端だった ってことで!



間合いのとり方の基本。 -武道から考えるサッカー-

2010年03月15日

相手と距離(≒間合い)をとりたい場合、
多くの人は相手から物理的な距離をとろうとします。


あまり現実的な例ではないかもしれませんが(苦笑)、
一本道を歩いていたら、前からナイフを持った誰かが歩いてきたとしましょう。

多くの人は、相手から逃れよう(≒間合いをとろう)と
“相手に背を向けて”来た道を一目散に戻るに違いありません。

刑事ドラマではよくあるシーンですが(-"-;A ...

相手との距離とお互いの走力にもよりますが、こういう場合追いつかれる可能性は高い。


さて、しかし、山で熊とばったり出会ってしまった時は、
熊に背中を向けて逃げろと言われません。
そんなことをすれば、逃げている最中に後ろから襲われるからです。
(※熊のほうが人間より圧倒的に足が速い。)

熊との距離がある程度離れるまで、熊と正対したまま後ずさりしろと言われます。


まあ、極端な例ではありますが、
相手と間合いをとる場合の重要な要素がこの中に含まれています。


相手との間合いをはかる上で重要なことは、
物理的にどれだけ距離が離れているかではなく、精神的な距離なのです。

逆にいえば、物理的な距離がいくら離れていたとしても、
相手がそれほど精神的に離れていないと感じている可能性はあります。






例えば、↑の例を説明すると、相手が背中を向いている状態と正面を向いている状態で、
同じ距離をとったとしても精神的な距離感覚は全くことなってきます。

つまり、相手がこちらに背を向けていれば、自分が相手に近づくことに何の障害もないので、
全力で相手との距離を縮めることだけに集中でき、物理的な距離以上に近く感じます。

しかし、相手が正対して少しでもこちらに注意を向けている場合は、
ナイフを持っているというような圧倒的に優位な立場にあったとしても、
相手に不用意に近づいていこうとする人もまたいないでしょう。
したがって、物理的な距離以上に遠く感じます。

相手との立場によっても精神的な距離は変わります。例えば、相手が自分と敵対関係ではない場合なら、
逆に、背中を向けている方が精神的な距離を感じるでしょう。


考えてみれば当たり前のことで、
“遠い”とか“近い”とかは、主観的な感覚だからです。
客観的に、「相手と5M以上離れていれば遠いと感じる」なんてことは言えません。

つまり、相手がすぐ近寄ってくるような状況で、相手と間合いを取りたい場合は、
物理的な距離よりも精神的な距離をとらねば意味がないといえます。






例えば、サッカーならフリーな状況とはどういう場合かということです。

あなたが今、守備側だとして、自分がマークするべきパスの受け手を、
自分がその選手にパスが出てもいける範囲でフリーにする。
パスの受け手は物理的に回りに誰もいないのでフリーに見える。
あなたは、そこにパスをわざと出させて奪う。
だから、実際はあなたの精神的な距離の範囲内で相手はフリーではない。


しかし、相手との物理的な距離は近くても、ボールを受ける前にマークする相手が、
こちら側をけん制してきて、こちらの出足が鈍れば、相手はフリーでボールをもらえます。


相手との物理的な距離がないところでパスをもらうには、
相手と精神的な距離をとる(≒駆け引きする)必要があります。

精神的な距離がとれない、もしくは、駆け引きで負けている場合は、
絶対相手が近寄ってこないくらい物理的に距離をとるしかありません。


また、見た目がフリーだからといっても、相手選手の気配を感じる場合、
パスの出し手は、その選手にパスを出すことを躊躇するでしょう。

パスの受け手が、駆け引き上手であるという信頼が、パスの出し手にあれば別です。


相手との間合いを考える上で重要なことは、
物理的にどれだけ離れているかは心理的に関係しますが、
大事なことは、相手との精神的な距離の方なのです。



自滅。 【第2節 vs福岡】

2010年03月14日

日時:2010年3月13日(土)16:04キックオフ 会場:札幌ドーム
[入場者数] 21,071人 [天候] 屋内、気温21.3℃、湿度33%
[主審] 吉田 寿光 [副審] 大川 直也 / 犬飼 一郎


〇得点

前半3分 丹羽 大輝
前半22分 大久保 哲哉
後半5分 永里 源気






ホーム開幕は、開幕戦で昇格候補の甲府を3-1で破った福岡と。
結果は、0-3と惨敗といってもいい結果に(-"-;A ...

ホーム開幕の試合が今の札幌の実力だとすれば、昨年の1年は意味がなかったことになるし、
昇格を目指すというのが全く説得力をもたない試合内容だったといっていい。

これ以上、下に落ちることはないと信じたい。昨年と同じ轍だけは踏まないで欲しい・・・

ただ、一番の問題だと思うのは、試合を通じて全く積極的にいけなかったこと。
“札幌らしさ”を全く出せなかったことだと思う。


大事な“ホーム開幕戦”“観客は2万人越え”の21,071人。

相変わらず重要な試合に、相手云々の前にプレッシャーに負けていたという印象。
全体の動きそのものが、前節の鳥栖戦よりも悪かった。






前節、鳥栖にやられたためか、リスタートを早くするという意識はあったものの
ボールを簡単に失いすぎで、相手にボールをプレゼントしてばかり…(・・;)


失点は、石川のところで競り負けてヘッドで2発決められる。
でも、そこが弱いのは開幕前からわかっていたこと。
しかも、福岡は札幌の弱点を徹底的についてきた。

そこよりも中盤でうまく相手にプレッシャーをかけられず、
リズムに乗る前にやられてしまった。


1失点目は、ノープレッシャーのボールをクリアミスして連続してCKを許したことが問題。
2失点目は、福岡の左SBの中島がドフリーでクロスをあげたこと。

ただ、2失点目の中島には、対面の古田がマークすべきだったかもしれないが、
その前に古田はDFラインのカバーに入ったためにプレスが遅れた。

だから、個人の責任というよりも、守り方のバランスが悪いという印象。


それに対して福岡は、札幌のダブルボランチにいいプレッシャーをかけて試合を作らせなかった。

福岡は前からのプレスが機能していたので、札幌にロングボールを蹴らせるか、
ボールを藤田、古田の両SHに追い込み、福岡のSBとボランチが挟んでそこから前に進ませなかった。

44分の岩沼のスルーパスは、藤田が中央から左サイドに斜めに走って通った。
こういう工夫がもう少し早い段階で出ていれば・・・。


福岡のプレスによって、札幌のダブルボランチは、あそこまで下がっていながら、
安全にボールをキープできないという状況では、さすがに前に運べない。

ボランチとFWとの距離も開いてしまった。
攻撃時は少なくともどちらかのボランチがもう少し高めに位置しないと
ロングボール一辺倒になる。サイドは福岡に網を張られていたし・・・。
その意識はあったが、運動量が少なくポジショニングが悪いので、
マイボール時に最終ラインに下がってしか、ボールを引き出せなかった。



そこで後半から3-5-2にして、
内村をトップ下にしてトップとボランチの間に中継点を設けることで、
距離を埋めて、ある程度中盤が機能するようになった。

が、ただ漠然とボールを前に蹴りこむパスが多く、得点の臭いは薄かった。


ホーム開幕戦、積極的な試合展開、“札幌らしさ”を観たかったが、
最後までそれが観られなかったのが一番残念だった。

次の試合こそ、開き直って積極的にいって欲しい。




開幕戦のかんそー… 【第一節 vs鳥栖】

2010年03月12日

更新がご無沙汰になってしまいました。
この間、見に来ていただいた方、すいませんm(_ _"m)ペコリ

年に数回、何となく更新するモチベーションが下がります(-"-;A ...



もうすぐホーム開幕で、少々時期はずれになりますが、開幕戦の感想を少し。 (←whiteowl的に(笑)。)




開幕戦は、両チームとも気合入ってたなぁという印象です。
展開がとにかく速くて、お互いの攻守の切り替えも早かった。


注目のダブルボランチには、上里と宮澤。右SBに芳賀が入りました。

今年はダブルボランチのこの二人と心中する覚悟ってことなんでしょうか?
チームの心臓部だけに、チームの浮沈の鍵を握っているともいえます。

前回も書きましたが、
サッカーは11人なので、ピッチのどこかで楽をすれば、どこかにしわ寄せが来ます。

ボランチの所で、まだまだ相手より優位に立てているとはいえないので、
今後も危なっかしい試合が続くと思われますが、短期的な結果を求めるのではなく、
長期的な視点に立って“育成型チーム”を目指すなら、
この4-4-2の形で、ある程度我慢も必要なのかなと私は思います。

人によって、我慢の限度は違うでしょうけれど(-"-;A ...






まあ、それにしても鳥栖の10番、金民友ってありゃ何もんなんでしょう(苦笑)。
鳥栖は毎年選手の入れ替えが激しいですけど、本当に良い補強をしてくる。

チームの連係が良くなる前にあたっておいて、良かったのかもしれません。
今年も鳥栖は昇格レースで、あなどれない存在になってきそうです。

その金にかき回された右サイドを芳賀がカバーしていたわけですが、
防戦一方になってしまっていたので、もう少し右サイドからも攻撃できれば良かったのでしょうが、
ボランチでもサイドでもボールが落ち着かないもんだから、上がれない(-"-;A ...


チャンスの時は前に急ぐべきだと思いますけれど、
チームが常に“出し切りボーイ”(≒横野)状態だと、スタミナが切れてしまいます。

ですから、攻めに緩急が欲しいところですが、
状況にあわせた“大人のサッカー”をやろうとして積極性を失うよりかは、
しばらくは何も考えずに突っ走ってから考えても遅くはないかもしれないなと思っています(笑)。



サッカーは11人。

2010年03月06日

野球は9人でやるので選手のことを“ナイン”、サッカーは11人でやるので“イレブン”、
ラグビーは15人でやるので“フィフティーン”といったりする。

ただ、サッカーが野球やラグビーとは明らかに違うところがある。
それは、GKは必ず一人いるが、他の10人の選手のポジションが自由であるということ。

ここがサッカーの面白いところでもある。


極端な例では、常に前線にいるFWをおかないチームもあり、
0トップといわれたりもする。

“DF-MF-FW”の人数の組合せは、

4-4-2、4-3-3、4-5-1、3-5-2、3-4-3などなど、

ある程度のパターンはあれど、選手の適正を見極め、
どういうサッカーを見せるかというチームコンセプトを実現するために
どのフォーメーションを選ぶかは自由だ。






さて、今季、開幕を迎える我らがコンサドーレ札幌は、
昨年メインで使っていた4-2-3-1から4-4-2にフォーメーションを変えるようだ。


昨季、チームの中心で守備に難のあったクライトンをボランチではなく
トップ下で起用するための4-2-3-1だった。

ハファエルがいたころは、4-4-2でしたが。

今年は、キリノのDFラインの裏に抜けるスピードを活かすために
FWにポストプレーのできる選手を追加して、
その代わりに中盤の選手を一人削った4-4-2がメインになるらしい。

FWが一人増えるので単純に今年の方が攻撃の破壊力があるというわけではないけれど、
前線にポストプレーでタメをつくれる近藤が入ることで、攻撃のバリエーションは増えるだろう。


しか~し、ここでサッカーは11人という制約が出てくる。
FWを増やせば当然どこかの人数を減らさなくてはいけない。
4-5-1から4-4-2への課題は、一人減った中盤だろう。

単純に考えて、昨年5人でやっていたところを今年は4人でやろうとしているのだから、
中盤の一人一人が昨年以上に走り、力を発揮しなければ機能しない。

サッカーは11人なので、ピッチのどこかで楽をすれば、どこかにしわ寄せが来る。

裏を返せば、どこかで苦労すれば別の場所が楽になる。


昨年は中盤に人数をかけ攻撃の組み立ての部分で楽をしていたので、
ボールは保持できても攻撃に迫力がなかったともいえる。

前線に人数をかけるには、それ以外の場所で踏ん張らなければならない。
しかも、相手の中盤の人数よりも最初のフォーメーションの配置で数的優位にない。

そこで相手よりも中盤で優位に立つには、相手より走り、DFラインから中盤に顔を出し、
中盤の選手が体を張ってボールをキープし、相手を引きつけてプレッシャーのある状態で、
攻撃の組み立てに参加して踏ん張らないと前線が楽にならない。




今年、石崎監督が、4-5-1から4-4-2に変えたのは、
昨年、中盤の選手が成長したという計算もあるのでしょう。

そうはいっても、不安ですが(-"-;A ...

今シーズンの鍵になるのは、人数が減った中盤の選手が、
攻守にどれだけ貢献できるかだと思っているので、
そこを特に注目して見ていきたいと思っています。



Jリーグ、キックオフっ! (←某チェアマンの体で…。)

2010年03月05日

今年のJリーグも、もうすぐ始まりますね。


W杯イヤーなのに、日本代表の不振とともに
サッカーの盛り上がりもいまひとつなのが、ちょっと心配な開幕前です。


今季のオフは、W杯日本初得点男こと、ゴン中山 加入にわいた札幌でしたが、
その盛り上がりをどういう形で生かし持続させるか。


個人的には、今年1年、チーム、クラブ、サポーターの様々な面で、
“楽しく” スタジアムで観戦できる試合が少しでも増えればいいなと思っています。




post by whiteowl

18:29

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フォアチェック(上げ) or リトリート(下げ)?

2010年03月03日

前回の記事に対して、前に出てフォアチェック(プレッシング)するより、
リトリート(引いて守りを固める)するべきなんじゃないか?というコメントを頂きました。

これもなかなか楽しい議論になりそうな話題です。


CBの1対1の弱さというのが、大分戦の1失点目のように瞬間的に相手に振り切られることだとすれば、
DFラインが前に出る方が危険で、DFラインを引いて裏のスペースを消した方がいいのではないか?

こういう場合の解決方法は、DFラインを下げて守るリトリートでしょう。


ですが、私が、引くことをなぜ避けた方がいいと考えたかといえば、
“メンタル”面を重視したからです。


まず、開幕戦、今年一年、こうやって戦うんですよってのを
チーム内外に示すことが重要と考えるなら、
石崎スタイルを貫いて、フォアチェックでいくのではないかということ。

また、

>練習試合2連敗に「結果を求めない段階なのに『これがキャンプか?』と思うぐらい食事会場が暗かった」と三上大勝強化部長(38)。
(※[ゴン42歳の挑戦](上)「本物のプロ」の姿勢が若手の意識変えた(2010年3月3日 スポーツ報知))

↑のように、ベテランを補強しても、突然変わるわけもなく
まだまだメンタル面で弱さを抱えているのが現状です。

運良く、先制して2-0になったとして、残り時間が少なくなって引いて守ろうとしても、
必要以上に積極性を失ってしまう可能性がある。
そこで一点返されて、2-1にでもされたらガタガタになる可能性がある。

それなら、むしろ開き直って前に出続けるしかないと考えたのが第一。


次に、1失点目について石川がブログで、
オフサイドをとるか相手についていくか迷ったと書いてありました。
ディレイされずパスの出し手にしっかりとプレッシャーのかかっていないところでの、
DFラインの上げ下げの瞬時の迷いは命取りになります。

出すタイミングすら、わからないと上げられませんけど・・・。

前に行くしかないと開き直っていれば、迷わない(笑)。


この辺りが、私がフォアチェックを支持する一番の理由です。






さて、現状認識の部分として、CBの1対1での強度の話ですが、
確かに、1対1といっても色々な意味を含みます。
PSMを見た場合、かの二人は瞬発力がないので振り切られている。

その意味では、確かに他のCBの怪我人の復帰は解決に繋がりません。

が、高さそのものはある。背も180以上あるし二人ともヘディングそのものは強い。
石川はセットプレーからヘッドで得点もしている。
西嶋は三浦監督時代、相手GKのキックを跳ね返す役割をしていたほど。

これだけ見れば、高さはあるがスピードがないので、DFラインの後ろにスペースをつくらない
というのが良いということになる。


が、二人とも、体をぶつける、“当たり”に絶対的な強さを発揮するタイプではない。
ガツガツボールホルダーにぶつかっていって取るタイプじゃない。
さらに、西嶋に関しては、ボールウォッチャーの癖もある。

単純な高さがあっても、相手に体を寄せられた状態でそれをどこまで発揮できるか。
当然、相手FWとの駆け引きもある。

当たりの強さという点からは、箕輪、吉弘、ソンファンの復帰が解決に繋がると考えています。


さらに、鳥栖のFWには、J2レベルでは十分実績も残している“高さと強さ”のある豊田と万代がいるので、
この二人とのマッチアップでゴール前の高さ勝負で完全に抑えられるかちょっと疑問です。

であれば、DFラインを上げて、自陣ゴール前から相手FWを引き離すというのも手かと。


まあ、状況にあわせて、前からいくのか引いて守るのか判断して、
それがチームとして意思統一して実行できるのが一番だとは思いますが(-"-;A ...



伸るか反るか。

2010年03月02日

大分とのPSMの前回の記事で、

>先制した後、DFラインをそのまま高めにするのか、下げるのかは、
状況にあわせて、チームとして意思の統一が必要なのではないか。

と書いたものの、そんな器用なことが出来る状況ではないなぁと(-"-;A ...


DFラインに関しては、箕輪、吉弘が怪我、ソンファンも怪我のため再び一時帰国し、
(※札幌趙帰国、復帰メド立たず開幕アウト[2010年3月2日 日刊])

いきなり 緊急事態 から開幕を迎えたといっていいかもしれない。


状況をみながら意図的にDFラインを下げてリトリートする時間をつくっても、
現状だと前にはねかえす力がないので、そのままズルズル下がって、
かえって押し込まれて危なくなりそうだ(-"-;A ...

CBに怪我人続出でCBの強度がない以上、
@1週間で1対1の課題がよくなるわけではないし、
そこで持ちこたえ続けられる可能性も高くない。

だから、チームとしてCBで1対1の状況を作らせないことを目指すしかない。
DFラインを押し上げて全体的にコンパクトさを維持して、
前線への縦パスの出しどころを徹底的に潰す。
積極的なプレスによるスタミナ切れに対しては、選手交代で何とかカバーする。

とにかく行けるところまで前に出て行くしかないのかもしれない。

それが鳥栖の術中にはまるとしても・・・(・_・;






ゲームプランとしては、
行けるところまでDFラインを高めに設定し、とにかく2点取る。
相手のカウンターorセットプレーでの1失点は仕方ないというくらいの
“開き直り”がチームに必要なのかもしれない。

やるかやらないかではなくて、やるしかないのかもしれない(苦笑)。

安全に勝てる作戦ではなく、一か八かの側面も強いが、
現状、石崎監督の目指すサッカーで、2-1の勝利を目指すなら、
そんなイメージだろうか(-"-;A ...


今季の開幕を控えて、DFラインの緊急事態に一か八か、
サポーターも伸るか反るか覚悟を決める必要があるかも・・・(・・;)




状況にあわせたチームの意思統一を。 -PSM vs 大分-

2010年03月01日

大分でおこなわれたプレシーズンマッチは、2-2で引き分け。


大分 2 - 2 札幌 (14:03/九石ド/7,101人)
得点者:60'石川直樹(札幌)、 68'チェジョンハン(大分)、71'チェ ジョンハン(大分)、75'近藤祐介(札幌)


スタメンは、↓



    キリノ 近藤

藤田        内村

    上里 宮澤

岩沼 石川 西嶋 李

     高原




試合のレポートは↓


俊足FWに翻弄 開幕控えた最後の実戦、守備に不安残す (舩本篤史)(03/01 道新)


開幕直前、札幌の致命傷/プレシーズン【永野高輔】[2010年3月1日 日刊]


【2002FIFAワールドカップTM記念事業 大分スポーツ公園サッカーフェスティバル 大分 vs 札幌】レポート:開幕直前のスパーリングは2-2のドロー。双方が手応えと課題をあらためて認識する、貴重なプレシーズンマッチとなった(10.03.01)






多くの記者が伝えているように、札幌が上位に進出するためには、
守備に不安をかかえていては無理でしょうね。

まして、日刊の永野さんがいうように、

>J2では上位とみられる札幌に対し、
多くの相手が確実に守ってのカウンターを仕掛けてくることが予想される。

開幕の相手、鳥栖もおそらくそうしてくる可能性が高い。


が、このスタメンを見た瞬間、 守る気ない だろ…と

思った人も多いはず(笑)。


潔いくらいの特攻スタイル(苦笑)。

ダブルボランチに上里、宮澤、両SBに岩沼とハンジェと強気に攻撃タイプを配置。
後ろのCBは読みで勝負するタイプで、1対1にはそれ程強くない石川と西嶋。

むしろ、この布陣で前半、押し込めなければポゼッションサッカーを掲げることすら無理がある。

かつてのヤンツー(現磐田監督)方式で、守備がダメなら守備しなければいいとばかりに、
攻撃的にいって守備機会を減らす作戦とみた(笑)

その意味で、前半、大分相手に押し込めたのは想定内かもしれないが、
それは自陣に引いてリトリートしてきた大分にとっても想定内であり、
札幌はポゼッションしながら無得点だったことが、まず誤算だったのではないか。


斉藤さんがいうように、

>大分がリトリートをしながらボールの奪いどころを探すという守備スタイルだったため、ビルドアップ時にそれほど強いプレッシャーを受けることがなかった。そこで上里一将、宮澤裕樹といったパスセンスのあるMFが前を向いてパスの配球をすることができていたため、有効な組み立てができていたのだ。

ボランチの二人が比較的自由にボールを持てたので、チャンスはつくれた。
しかし、マッチアップ上、お互いのボランチがフリーになるので、
それは裏を返せば、大分も同じこと。

そうなると、パスの出しどころである相手のボランチをしっかりケアしていないと、
前線に明確なターゲットがいる大分のカウンターがいつか炸裂することになる。
前半はそれでも何とか抑えていた。
むしろ、あの布陣でカウンターで1失点は褒められるべきかもしれない。


CBが1対1に強くないことは、@1週間で修正できることではないので、
できるだけ1対1の状況をつくらないことが重要。

だとすれば、CBは今のままDFラインを高めに維持し、
中盤で積極的にプレスをかけて、パスの出しどころを潰した方がいい。


ただ、これを90分持続させることも難しい。
特に、先制した後、DFラインをそのまま高めにするのか、下げるのかは、
状況にあわせて、チームとして意思の統一が必要なのではないか。

先制した後に、守りに入って守りきれるほど後ろが磐石とはいえないだけに、
安易にDFラインを下げることは危険かもしれないが、意図的に下げる時間がないと、
いずれにしても、そのうちスタミナが切れてDFラインが崩壊してしまう。

また、相手が最終ラインから前線にロングボールを放り込んできた場合、
こちらから積極的にプレスをかけにいくことは難しい。

しかも、この戦法は開幕の相手である鳥栖もやってきそうだなぁ(-"-;A ...


開幕もこの布陣で行くなら、先制点を必ずとること。
そして、先制した後は、DFラインをどこに設定して、
ボールをとる場所をチームとして意志統一出来るか。

@1週間しかない開幕に向けて、この辺りがポイントになってくるのでは?