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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。

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ここ3試合完封の原因を探る。

2009年09月29日

湘南戦で3戦連続の完封勝利を達成した札幌。


この3連続完封勝利と不思議な符合をする選手起用があります。

ダニルソンは途中交代もありますが、1ボランチがダニルソンから芳賀。
西嶋が左右反対になっていますが、SBが上里から西へ。
それにあわせて、トップ下も西から上里へ変わりました。


さて、これは “偶然” の一致なのか?





これに関する気になる選手のコメントがある。

【J2:第40節 札幌 vs 福岡】試合終了後の各選手コメント(09.09.20)

●西嶋弘之選手(札幌):
「前半途中に入った芳賀も中盤で黒子になって攻撃も守備もやってくれたので非常に助かった。」

●石川直樹選手(札幌):
「芳賀さんはしっかりとバランスを取ってくれて
バイタルエリアもしっかり埋めてくれたので守備の部分ではとてもやりやすかった。」


第40節の福岡戦、ダニルソンの負傷退場によって入った芳賀へのDFラインからの評価である。
(※この点に関する分析は、よくここにもコメントを頂くはげおさんのブログが詳しい。
『"無失点"ができるということ(2009年09月25日 観戦力向上覚書)』)


ダニルソンと芳賀のプレースタイルは違う。
特に、この二人の最も違う点として注目したいのは、
“DFラインへのカバーの意識”だろう。

第42節の湘南戦もそうだったが、
芳賀はDFラインに参加してDFラインに出来たスペースを埋める。
ダニルソンが、試合中にDFラインをカバーするためにDFラインに参加する姿は見ない。






そもそも、なぜDFラインにスペースができるかといえば、
昨季と今季の守り方の違いがある。

(※ゾーンとマンツーの違いは、ゾーンディフェンスを考える。 -その1-
ゾーンディフェンスを考える。 -その2-ゾーンディフェンスを考える。 -その3-)

(※追記:昨年は三浦戦術を初期のモウリーニョに近いと表現しているが、
最も近いのは、ノルウェー代表を8年率いて最高FIFAランク2位まで上げたエギル・オルセンのようだ。)


極端なゾーンディフェンスを敷いていた昨季は、人に付くのではなく
マークを受け渡して、自分の守備地域から離れない意識が強かった。
人に付いていってDFラインを崩すことはしないので、基本的にDFラインに大穴を開けることはない。

しかし、今季は、かなりCBが相手のFWに対してマンツーマン気味で守っている。
つまり、自分の守備エリアを大きく外れて相手FWに付いていっている。

マンツーとゾーンどっちがいいかは、一長一短なのでここで議論するつもりはない。

ただ、今季のマンツー気味の守り方の場合、CBが相手FWに対してくっついていくので、
FWがサイドに流れたり、バイタルエリアで楔のパスを受けた場合も、ある程度CBが付いている。
(※これが今季、守備範囲が広くなって、
CBの足への負担が大きくなっている原因の一つと考えられる。)

しかし、CBが大きく自分の守備エリアから外れると、DFラインに大きな穴が開く。

DFラインはゴールを守る上での最終防衛ラインなため、
ここに大きな穴が開き、そこを相手選手に飛び込まれると決定的なチャンスになってしまう。

そこで、CBが思い切りよく相手のFWに付いていくためには自分が開けたスペースを
しっかりとカバーしてくれる存在がいてくれると思い切って相手FWに当たれる。

要するに、マンツー気味で守る場合、
自分の開けたスペースをしっかりカバーしてくれる存在が必要なのである。


図示を試みてみると・・・。
(※下図は、4バックのDFラインとそれに相対する相手FWと思ってください。)


・図1

(味方選手…○、ボールホルダー…◎)


    ◎
    ↑
○  ○  ○  ○




・図2


    ◎
    ○

○→   ←○  ←○




図1のように、CBが相手FWに当たった後、
開けたスペースを埋めに、図2のようにカバーに入る必要がある。

基本的には、上図の場合なら、左SBではなく右CBが詰めて、
右CBの開けたスペースを右SBが詰めれば良いだろう。


ただ、ここで大きな問題が発生する。

それは、右SBが空けたスペースを誰が埋めるのか?ということ。

そこで、やっと1ボランチの芳賀が登場する(笑)。
三浦監督時代も攻撃などでバランスが崩れて空いたスペースを巧みにカバーしていた。
その遺産が芳賀の中では生きているといえる。

芳賀がDFラインのスペースをカバーしてくれるという安心感があるので、
CBは後顧を憂うことなく思い切りよく相手FWに当たることが出来る。

また、DFラインに穴(スペース)がなくなるので、守りも堅くなる。

それがここ3戦の完封勝利、DFラインの安定につながっている可能性は高い。






ただ、上図2でも、状況によっては、左SBが左CBのカバーをした方が良い場合もあるだろう。

例えば、第35節の鳥栖戦では、ソンファンが、鳥栖のマイクがボールを持っていないときも、
マンマーク気味に張り付いていたので右サイドに引っ張られ、
左SBの上里は中央に絞らなかったので、結果的に、石川の守備範囲は広大になっていた。
(※『バランス。 -第35節 鳥栖戦考-』)

DFラインの選手が、DFラインのカバーよりも
オーバーラップのタイミングを優先しているのは明らかに問題があるだろう。

結果的に、上里を左SBからはずし、これまた三浦監督の時代から
よりカバーリング意識の強かった西をSBに起用したことも
ここ数試合の守備の安定につながっていると考えられる。


だが、芳賀の起用と上里がSBから外れたどちらの効果が大きいか?
という前回の記事に対するはげおさんの質問に答えるなら、前者ではないだろうか。




post by whiteowl

14:45

コメント(5)

この記事に対するコメント一覧

自己満足

Re:ここ3試合完封の原因を探る。

2009/09/29 17:09

気が済んだかな?自分の知識を出して?でもタイトルの原因はちょっと意味が違わないかな?

自己満足Ⅱ

Re:ここ3試合完封の原因を探る。

2009/09/29 18:29

この場合は文章として使うなら原因→じゃなく「要 因」でしょう・・・ 芳賀さんたちが(当時の中堅所)通用したから J1に昇格したので只、残念な事にJ2では通用しなかっ た。 三浦さんにしてもそうだと思います(いまは神戸では そこそこ!?) 今年は出足でつまづいただけのような気がする もちろんそれなりに良い選手補強が出来たとも思いま す(予算内で・・・)。

whiteowl

Re:ここ3試合完封の原因を探る。のお返事。

2009/09/29 23:23

ブログなんて、所詮、自己満足だと思うよ。

はげお

Re:ここ3試合完封の原因を探る。

2009/09/30 00:02

何気なくふってしまった話題に、記事で返していただいて…ありがとうございました! 芳賀でもたらされるモノ ダニでもたらされるモノ そういうことを考えた上で、この先のコンササッカーがどう動くのかを観たいと思っています。 ダニが怪我から復帰したら、機械的に芳賀がサブに回るのか…そうではないのか。 ここ3試合があって、4-1-4-1の同システムであっても、ダニ、芳賀では成立の仕方が異なるということが見えたと思うので、チームがその上で、どんな選択をしてどんなサッカーを作っていくのかが楽しみの一つですね。 >ブログなんて、所詮、自己満足だと思うよ 私もそう思います(笑) 私のブログなんかは自己満足の塊(苦笑) ブログどころか、サッカー観戦だって"自己満足"だと思っています。 思考(妄想?)をしたいのも"自己満足"ですしね。 なので、また妄想記事でも書いてみようかと思います。ダニ復帰まで楽しめる、"芳賀かダニか併用か"妄想…。

whiteowl

Re:ここ3試合完封の原因を探る。(はげおさんへ)

2009/09/30 16:50

こちらこそ、はげおさんの記事やコメントをいつも参考にしてますよ! >そういうことを考えた上で、この先のコンササッカーがどう動くのかを観たい 早速、二人を同時でつかったらどうなるんだろうと 疑問に思い今日の記事にしてみました(笑)。 同時に使うには、西がキーになるのかなってな印象です。

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