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当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。

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ゾーンディフェンスを考える。 -その1-

2008年09月30日

以前も札幌が用いている守備戦術であるゾーンディフェンスについて触れましたが、
(セットプレイ時のゾーンディフェンスの問題点について)
FC東京戦の失点を自らのゾーンを気にするあまりボールホルダーに
当たりに行かなかったための失点として、
ゾーンディフェンスそのものの問題とするのは、私は早計だと思います。

ゾーンディフェンスはきちんと機能させれば、とても良い守り方です。
バスケットボールのNBAでは、2000-2001年シーズンまで
ゾーンディフェンスが守備戦術として強力すぎるという理由で、禁止していたくらいです。
バスケとサッカーでは、種目が違うから関係ないということはありません。
確かにルールは違いますが、基本的な考え方は同じだからです。


まず、ゾーンディフェンスという考え方についてもう一度整理したいと思います。

『マンツーマンディフェンスが常に特定の相手選手に対して1対1でくっ付いて(マークして)
ディフェンスするのに対して、ゾーンディフェンスは特定の相手選手に付かず、
自陣の守備エリアを各ゾーン(地域)に別けて、それぞれディフェンスの選手が各ゾーンを受け持ち、
自分の受け持つゾーンに侵入してきた相手選手に対して守備を行うというものである。
また、ボールホルダー(ボールを持っている選手)に対しては
原則的に最も近い位置にいる選手が守備を行う。』
(※太字は、筆者による加筆。)
ゾーンディフェンス 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

太字にしたところ、『ボールホルダーに対しては、原則的に最も近い位置にいる選手が守備を行う。』
が重要と考えます。
つまり、ゾーンでもマンツーのようにボール保持者を自由にしてはいけないのです。

先ほどのバスケで考えるともっとわかりやすい。
ゴール下に5人の選手が立ってゾーンを作ります。ゴール下にスペースはありません。
しかし、ここでただゴール下の選手が立っているだけで、
ボールホルダーに対してプレッシャーをかけないと遠目からどんどんシュートを狙われます。
(※ただ、ボールホルダーに対してプレッシャーをかけたとしても、
ゾーンそのものが、遠目からのシュートに弱いという弱点はあります。
しかし、遠目からのシュートは近距離のシュートよりも確率が低くなります。)

従って、ゾーンだからボールホルダーに対してプレッシャーに行かないというのは誤りです。
ゾーンであっても、ボールホルダーに対しては、
常にプレッシャーがかかっていなければなりません。


札幌の場合で考えて見ましょう。ゴール前に人が居てもボールホルダーに対する
プレッシャーが弱いので、J1では精度の高いクロスやミドルシュートを蹴られて
失点するシーンというシーンを我々は多々目撃しています。
確かに、ゾーンは遠距離攻撃に弱いという特性をもちますが、さすがにノープレッシャーでは、
バスケと同じで(相手が上手ければ上手いほど)遠目から3ポイントシュートをガンガン決められます。

やはり、ゾーンであってもボールホルダーに対するプレッシャーが弱いという
状況は避けねばなりません。
それは、『ゾーン』という言葉から連想される『地域を守る』という発想が
強いからなのかも知れませんが、選手も発想を切り替えてゾーンをしないと
ゾーンディフェンスは機能しないと思います。
箕輪が来た時、監督に守備時に相手をどこまで追いかけて良いのか聞いたといいます。
ゾーンを理解するためには非常に良い質問だと思いました。

また、ゾーンが機能しないのは、ゾーンがマンツーに比べて高い戦術理解度が
必要だからだとする人も居ますが、ゾーンは完成度によりますが
機能させるだけなら、それほど難しい戦術ではありません。
現に、バスケど素人の私でも、高校の球技大会で(その完成度はさておいて(笑))
ゾーンディフェンスをしていたくらいです。
確かに、バスケは5人で、サッカーは11人、コートの広さも違います。
しかし、基本的な考えは同じです。
その戦術を機能させる上で何が大事なのかを理解すれば問題ありません。


次は、マンツーマンとゾーンのメリット、デメリットを比較したいと思っています。


post by whiteowl

12:18

コメント(6)

この記事に対するコメント一覧

つくる

Re:ゾーンディフェンスを考える。 -その1-

2008/09/30 13:25

難しいことはよくわからないですが、コンサの選手はゾーンの間に来た場合(センターバックの間、DF-ボランチ間など)に対処できてないですよね? 誰かがゾーンをブレークして、当たりに行くべきなのは明確ですが、じゃあ誰が行くんだ?という所が曖昧で、お見合い状態になってると思います。 それならマンマークっぽくして責任を明確にすれば良いのではないかと思うのです。 もちろんマンマークもマークの受け渡しなど難しい所はありますが。

whiteowl

Re:ゾーンディフェンスを考える。 -その1-(つくるさんへ)

2008/09/30 14:14

>誰かがゾーンをブレークして、当たりに行くべきなのは明確 私は難しいことは書いたつもりはないです。 私の言いたかったことはつくるさんが書かれているこの部分なので、 きちんと理解されていると思います。 >ゾーンの間に来た場合 これは、ゾーンディフェンスのデメリットの一つです。 これについては、次回書こうと思っていたので、申し訳ありませんが少々お待ちください。 >もちろんマンマークもマークの受け渡しなど難しい所はあります これは誤植か、勘違いされているのかもしれませんが、 マンマークは、基本的に人に付く守備戦術ですから、どこまでいっても 「マークの受け渡し」という発想は出てきません。 むしろ、マークの受け渡しが問題になるのは、ゾーンディフェンスの方です。 >マンマークっぽくして責任を明確にすれば良い これも次回書こうと思っていましたが、マンマークの一番の問題点は、 個の差がそのまま結果に繋がるというところです。 つまり、相手FWがすごければすごいほど、こちらのDFもすごくなければ 止められないということです。

プリオール

Re:ゾーンディフェンスを考える。 -その1-

2008/09/30 15:19

ゾーンで守るのと 人に付くのかなりの違いがあるように感じる人が多いようです。 実はたいして違いなど無くバイタルエリアを守り抜くと言う事においては同じなはずです。 三浦監督のゾーンが特殊なように見えますが 決して特殊ではなく理解できず学べない選手に問題ありなんです。 危ない場面でなぜ? 動けないんでしょう? それこそが問題なんです!!

つくる

Re:ゾーンディフェンスを考える。 -その1-

2008/09/30 21:51

どうも丁寧な回答ありがとうございます。 次回を楽しみにしてます。 単純に3バックで一人余らせれば、前が抜かれても 対処できるんないの? と思ったんだけど、ちょっと違うようですね。 あとマンマークで相手につられてしまうときは、マークを受け渡すと聞いたことがあります。 大分なんかはスイッチせずに、ずっと一人につくんですかね? プリオールさんのコメント見ると、選手の責任となってますが、じゃあもうどうしようもないと言うことですかね~? やり方変えれば、少しはマシになると思ってるのですが。

Telo

Re:ゾーンディフェンスを考える。 -その1-

2008/09/30 23:02

三浦監督のゾーン守備はゾーンディフェンスの中ではかなり特殊なものじゃないんですか?FW以外プレスしに行かないし

whiteowl

Re:ゾーンディフェンスを考える。 -その1-のお返事

2008/10/01 21:28

>プリオールさん 私が本当に書きたいことを包み隠さず書いちゃいましたね(笑)。 仰るとおりだと思います。 >つくるさん 説明しようとして長くなったので、ブログの記事にしました。 ゾーンディフェンスを考える。その2を見てください。 http://www.consadole.net/whiteowl/article/202 >Teloさん 三浦監督の用いている戦術は、特に彼オリジナルのものではありません。 欧州では、チェルシー時代のモウリーニョ監督が使っていた戦術です。 監督の伝え方が悪いのか、選手の理解力がないかという話ですが、 誤解を恐れずに言ってしまえば、監督と戦術が同じで大宮で機能したものが、 なぜ札幌で機能しないのか考えれば、答えは明らかかと思います。

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