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2008年09月12日

札幌は左SHに誰を使うかがポイント -第24節 清水戦プレビュー-

お互いロングボールを主体とした攻めをするために、どの試合でもセカンドボール争いは
重要であるが、この試合ではさらに大きな意味を持つことは間違いない。

相手のロングボールの圧力に負けて、DFラインを下げた方が負ける。
DFラインを下げれば、前線とDFラインの距離が間延びし、
セカンドボール奪取に不利になるからだ。

従って、ボランチにはいつも以上にボール奪取能力が求められるため、
大塚とヨンデのボランチコンビも十分あるだろう。
大塚が怪我明けのために、スタメンではない可能性もあり、
そうなるとマーカスとヨンデ、西とヨンデの可能性もあり得るだろう。
(今回、クライトンは出ない方が良かったかもしれない(笑)。)

今回は、特に守備がポイントになることはまず間違いない。
しかし、だからといって受け身に回っても苦戦を強いられる。
効果的に攻撃も繰り出していかねばならない。
前回の対戦では、セットプレイから2得点しており、セットプレイもチャンスとなり得る。
セットプレイを取るためにも守備一辺倒ではいけない。

攻撃で、札幌のキーになる選手は、アンデルソンと藤田だろう。
ここでどれだけカウンターの起点を作れるか。
清水が、最近クロスのこぼれ球からの失点が多いだけに、
クロスとそのこぼれ球に飛び込めるか。
そのためには全体的な押し上げも必要で、その意味でも相手より走り倒した方が勝つだろう。

藤田の右サイドを起点とするなら、逆サイドは恐らくバランスをとって
守備重視で中山あたりにする可能性が高い。
ただ、点数を取りに行くなら、左SHに砂川or上里を投入するのも面白い。


  アンデルソン ダヴィ

中山  大塚  ヨンデ  藤田

西嶋  西澤  箕輪   平岡

      高木


三浦監督が、左SHに誰をつかってくるのかが、清水戦、
攻めにいくのか、守備のバランスとるかの分かれ目になる気がしてます。

個人的には、勝点3を取らねば意味がないので、攻めるのが吉かなと。
スタメンを中山にすると、受けに回る可能性が高くなるので、
ボランチで大塚がいけるなら、前節同様、前半砂川でいって、
もし点数取れたなら、その時点で中山にスイッチする方が、中山>砂川よりも良い気がします。


相手より走り倒した方が勝つ!そう信じています。

posted by whiteowl |20:13 | 2008 J-league Games | コメント(0) | トラックバック(1)

2008年09月12日

アジア枠創設。

以前から話題になっていたアジア枠の導入が正式に決定されました。

この制度は、来年から、現行の外国籍選手3人枠に加えて、
新たにアジアサッカー連盟(AFC)加盟国の選手一人の登録を認めるもの。
出場可能な外国籍選手は同枠選手を加えて4人になります。
Jリーグ来年からアジア枠創設を決定(本日付日刊スポーツ)


しかし、実は、これとは別に今までも在日外国人特別枠がありました。
この制度の適用選手として有名なところだと川崎のチョン・テセ選手。
札幌には、チョン・ヨンデ選手がいます。
(※この場合の在日外国人は、所謂東アジア諸国の人々だけではない点に注意。)
従って、この特別枠を含めると1チームにつき
外国籍選手が実質5人まで試合に出られることになります。

ただ、この今まで適用されてきた在日外国人特別枠は、日本で生まれ、日本の学校を
卒業した者でなければ、適用されないらしいのです。
つまり、日本の高校や大学を卒業した在日外国人は「特別枠」の対象になるが、
具体的にいえば、朝鮮高級学校や朝鮮大学校を卒業した選手は、
「特別枠」の対象にならなかったということです。

以上のような問題も、今回のアジア枠の創設によって、今まで特別枠の対象にならなかった
在日外国人選手が、Jリーガーになれる可能性を広げたことになります。
(※将来、アジア枠の人数制限をなくし特別枠をなくそうという動きもあるらしい。)

このアジア枠の創設は、日本人選手の出場機会を奪うので反対だという意見もありますが、
2005年にJリーグの選手会がアンケートをとり、9割の選手から回答があり、
その内6割の選手が特別枠の拡大に賛成した(2006年2月4日朝日新聞)ことも、
外国籍選手枠拡大で最も利害関係が絡む選手からの賛同を得たことで、
実現を加速させた要因になっていることは間違いないでしょう。


日本に住む登録外国人は、札幌の人口より多い215万人を越え、日本における国際結婚は、
東京では、結婚したカップルの10組に一組、全国だと20組に一組。(だったはず・・・。)

さらに、少子高齢化が進み、将来の労働力不足が心配される日本は、
外国人労働者を積極的に受け入れざるを得ない状況になっており、
個人の好むと好まざるとに関わらず、所謂「国際化」が進んでいます。


アジア枠創設の目的は、ゲームのレベル向上とアジアにおける
新規事業開拓(Jリーグの放映権の販売)などとされていますが、
日本も「国際化」というか、「グローバル化」の影響を受けていることの
現れでもあるのではないかと思っています。




余談

JFAが今年から、JFAの創立記念日である9月10日を
「JFAフットボールデー」と定め、各地で様々なイベントを開催するらしい。

9月10日のJFAフットボールデーを記念し多彩なイベントを開催~オリジナルサッカーボール1000個プレゼント!~

定着するかどうか?

posted by whiteowl |12:35 | J-league | コメント(4) | トラックバック(1)

2008年09月09日

アウェイの洗礼でレーザービーム!?

レーザービームといえば、大リーグ、イチローの矢のような返球を思い出すが、
ちょっとしたネタですが、先日行われたバーレーン戦で、中村俊輔に本当にレーザーを照射して
妨害していた人がいるらしい・・・(・・;)

俊輔妨害はねのけ日本1勝!/W杯予選
>スタンドからレーザービームが浴びせられる妨害行為にあい


エッ? (;゜⊿゜)ノ マジ?


アウェイの洗礼といえば、それまでですが、そこまでするかといった感じ。
レーザービームにFKのレーザービームで対抗したとは、スポーツ新聞らしい書き方ではありますが(笑)、

>試合序盤と終盤で対照的だった戦いぶりは、改めて存在感を際立たせた。
>シュンスケさえいれば、苦しい試合も何とかなる-。
>W杯予選初戦で貴重な勝ち点3をチームにもたらしたことで、
>司令塔に対する日本中の信頼は、これまで以上に高まった。

相手のエースに対する嫌がらせをするのは、ここまで露骨にしないまでも当たり前です。
裏を返せば、中村俊輔の日本代表における存在感が、他の国が認めるほどであるということ。
今後、よりマークもきつくなるでしょう。俊輔を囮にして周囲がどれだけ攻撃できるか、
また、右足首痛を抱えているだけにコンディションが下がった時にどうするのか。
存在感が増せば増すほど、いるときといないときの差がはっきり出てしまう。

しかし、代わりになるような選手がいない以上、
今後のW杯最終予選は中村俊輔の出来次第という側面が強いのかなと思いました。



まあ、応援スタイルも土地によって様々ですが、それにしても、レーザービームね・・・(・・;)
応援もコーランの朗誦みたいですし、トラメガを使った応援は、
モスクから流れる礼拝の時間を伝えるアザーンと関係あるのでしょうか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/アザーン
応援にも中東の雰囲気を感じます。

ちなみに、日本の応援はよく色々と批判される方もいますが、
素人集団の応援としては世界的にみても驚異的な組織力だと思います。

posted by whiteowl |12:50 | National Team (日本代表) | コメント(3) | トラックバック(1)

2008年09月08日

中断期間。

J2暮らしが長かった札幌にとって、この日本代表関連で試合がなくなる
中断期間というのが、まだ慣れない。というか、ネタがない(笑)。

この中断期間の本来の楽しみ方は、日本代表の試合だったり、ナビスコ杯だったりするのでしょう。
哀しいかな、札幌から日本代表は一人も選ばれておらず、ナビスコ杯も早々に敗退。
本当に何もない中断期間・・・(・・;)

プラスに考えるなら、代表で誰一人欠けないのだからチーム戦術を深めるチャンスだし、
怪我人も復帰することもできる。まあ、でもサッカーなんて試合やってナンボですからね・・・。


でも、ネタがないとか、暇だとか、試合がないとか、J2に落っこちるとか、
ネガティブになる前に、日本代表を出す、ナビスコ杯も生き残る、J1に残留するといった
日本サッカーの花道に自ら関わっていこうという前向きな目標が出来たのだと
ポジティブにとらえたいなぁと。

セレッソの香川や広島の佐藤がいますが、J2だったら日本代表という目標も現実的じゃないし、
J1で戦うことで日本代表に選ばれるために必要なレベルというものを
肌で感じることもできると思うのです。
藤田は、3年目でJ1なんて本当にいいタイミングですよね。


中断期間は、これから札幌が飛躍するための充電期間に違いないと思いたい(笑)

posted by whiteowl |12:15 | Consadole Sapporo | コメント(0) | トラックバック(1)

2008年09月07日

日本代表W杯最終予選 -バーレーン戦-

バーレーン戦は、前半、俊輔のFKとラッキーなPKで2-0になるも、
後半40分に憲剛が決めてから、あれよあれよと2失点して3-2と思いがけない展開になった。


今回は、前回のアウェイのバーレーン戦で負けたことを反省してか、
つくられた暑さ。
前回のように選手よりも日本での放映時間を優先した試合開始時間で、
現地の人も驚くような夕方の暑い時間帯に試合をすることもなく、
現地が涼しくなってからの夜に試合が行われた。

その甲斐あってか、日本代表は前半から飛ばす。
バーレーンのロングボールをひたすら放り込んでくる戦術に対して、
ロングボールの出所をかなり押さえていた。
ただ、右サイドの内田の裏が狙われていたし、ロングボールの出所を押さえるために
中盤の遠藤、長谷部が走り回っていたので、選手交代しなければ
どこかで電池が切れるのではという危惧はあった。
(※後半、気の緩みもあったのでしょうが一気にがくっときましたね・・・。)

攻めは連動性が低く、流れの中で得点を取れる気配はなかった。
こういう場合セットプレイが武器だとかなり有利である。
俊輔のFKと遠藤のPKは流石としかいいようがないし、セットプレイでとれてラッキーだった。

後半、21分に相手が退場者を出して数的有利になり余裕ムードも、
40分に憲剛のシュートが決まった後、試合が動き出す。
ちょっと3点差がついて気が抜けたか、たてつづけに2失点。
勝ったから、最終予選は甘くないという反省材料になるのかもしれないが、
何とも薄氷を踏むような勝利であったことは間違いない。

勝つには勝ったが、セットプレイ以外での得点の可能性は相変わらず感じられず、
数的有利になってやっと流れの中で1点をあげた。
逆に、数的不利の相手からサイドからクロスを入れられ失点するなど
SBの守備力と2失点に絡んでいるトゥーリオが少し心配だ。
(※浦和の選手は、少し疲れているのかもしれませんが・・・。)


やはり、攻撃の連動性とSBとCBの選手層の薄さは、
今後の長い最終予選でネックになってきそうな予感がする試合でもあった。



これ以外で、日本代表関連で明るい話題といえば、

名実ともにチームの中心となった中村俊輔が、
他の選手と積極的にコミュニケーションをとったことと、
機内で俊輔学校、欧州直行せず帰国便同乗

オシムが来年にも復帰予定とのこと。
オシム氏「ベンチ座りたい」来年にも復帰

オシム復帰あるのかなぁ。

posted by whiteowl |14:48 | National Team (日本代表) | コメント(2) | トラックバック(1)

2008年09月05日

日本代表、大丈夫か? -その2-

昨日の原博実さんとセルジオ越後さんの日本代表を巡る対談のつづき。

岡田監督が心配。顔色悪いよ <セルジオ越後・原博実 「3番勝負」:(下)>

岡田監督のサッカーについて聞かれ、両氏ともしっかり守ってカウンターという
現実的なサッカースタイルという評価。就任当初は、無理にオシム監督のサッカーを
引き継ごうとしたが、やったことのない攻撃的なサッカーに上手く適応できず、
3次予選でバーレーンに負けて、「オレ流宣言」して、岡田監督の得意のスタイルに戻った。
同じくリアクションサッカーの札幌にもいえることだが、
このスタイルは、一人で局面を打開することが出来る選手がいれば別だが、
相手が守りに入った時に点数が取れない。
こうなったら、セットプレイくらいしか得点できるチャンスがないというのも同じ(笑)。

中東お得意のリトリート(引きこもり)してのカウンターをしてくるであろうバーレーンに
対してどういうサッカーをするつもりなのだろうか。
下手に攻めると術中にはまる可能性があるだけに、危うさを感じる。
サッカーマガジン元編集長の千野さんも
一貫した論理で戦うことが 勝利と同じくらい重要だがで、この辺りを危惧している。


また、日本代表人気の低迷は深刻で、この間のウルグアイ戦の視聴率が5%台だったようだ。
中田英寿氏のような海外で活躍する選手の不在も代表人気の低迷に拍車をかけていると思われる。
また、親善試合とか壮行試合では、本気度も問題になってくるだろう。
ただ、Jリーグの反応は悪くないことから、これをクラブチームの人気定着と見るべきなのか。

しかし、代表が強くないとサッカー界そのものが盛り上がらないことも事実だろう。
女子が活躍したからまだよかったが、男子オリンピック代表の惨敗後は、
マスコミも腫れ物に触るかのような対応だし、
野球もメダルなしで、その後のシーズンも何となく盛り上がりに欠け
気が抜けてしまったような気がする。


最後に、セルジオさんが、
>もちろん、行ってほしいけれど、行けなくても悲観はしない。
>一から体制をつくり直すチャンスだから。

もし日本が、W杯に行けなかったら、当初の日本代表強化を目的とするという
Jリーグの存在意義が問い直されることになるのは間違いないだろう。

posted by whiteowl |12:54 | National Team (日本代表) | コメント(2) | トラックバック(1)

2008年09月04日

日本代表、大丈夫か?

9月6日にW杯最終予選が始まり、
アウェイで3次予選も同組だったバーレーンと戦う。


【ワールドカップ最終予選】日本代表メンバー発表!(9月6日@バーレーン) [ J's GOAL ]
■日本代表

GK 川口 能活(ジュビロ磐田)
GK 楢崎 正剛(名古屋グランパス)
GK 西川周作(大分トリニータ)

DF 中澤 佑二(横浜F・マリノス)
DF 高木 和道(清水エスパルス)
DF 田中 マルクス闘莉王(浦和レッズ)
DF 駒野 友一(ジュビロ磐田)
DF 阿部 勇樹(浦和レッズ)
DF 長友佑都(FC東京)
【追加招集】
DF 水本 裕貴(京都サンガF.C.)
DF 内田 篤人(鹿島アントラーズ)

MF 中村俊輔(セルティック/スコットランド)
MF 稲本潤一(フランクフルト/ドイツ)
MF 遠藤保仁(ガンバ大阪)
MF 中村 憲剛(川崎フロンターレ)
MF 松井大輔(サンテティエンヌ/フランス)
MF 今野 泰幸(FC東京)
MF 長谷部誠(VfLヴォルフスブルグ/ドイツ)

FW 玉田 圭司(名古屋グランパス)
FW 巻誠一郎(ジェフユナイテッド千葉)
FW 佐藤 寿人(サンフレッチェ広島)
FW 田中 達也(浦和レッズ)
【追加招集】
FW 大黒 将志(東京ヴェルディ)

■監督:岡田 武史【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】

■コーチ:
大木 武【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】
大熊 清【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】
小倉 勉【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】

■GKコーチ:加藤 好男【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】



日刊で原さんとセルジオ越後さんが、日本代表について対談しています。

困った時に流れを変えられる小笠原を呼ぶべき!
>越後 今の日本のサッカー界は最悪。代表はJリーグ発足後、一番弱いんじゃないかな。
>協会の体制もよくない。岡田監督をバックアップする態勢もできていないよ。

いつも辛口なセルジオさんですが、今回はいつにもまして辛口です(笑)。
ただ、今回に関してはそれほど大袈裟という印象は、私はないです。

なぜなら、確かに全体的な選手層の薄さは否めないからです。
まず、SBにオリンピック世代を使わざるを得ないという人材不足。
FWの迫力不足に加え、大久保は出場停止。CBも中澤とトゥーリオに続く選手がいない。
中盤も良い選手がいるもののゴールに絡むプレーが少ない。そして、リーダー不在。
(そこで小笠原待望論につながるわけですが、俊輔、松井、遠藤、長谷部、稲本が
いる中で小笠原をどこで使う気なんだろう?そこまで考えて言ってない様な気もしますが(笑)。)


毎度の事ながら大本営発表のような根拠不明の日本は強くてW杯出場は大丈夫だろう
というマスコミの作り出した安易な空気に対して、
二人はW杯出場は50%以下と警鐘を鳴らしています。

原さんもいうように勝てないチームもないが確実に勝てるというチームもない。
同組にオーストラリアもいて日本は頭一つ飛びぬけた戦力を持っているとはいえない。
それにJリーグもある日本代表のコンディションも問題です。
同組で飛びぬけた戦力のないところに、日本はコンディション不良で、
相手はW杯出場を優先してコンディションを整えてくる。
考えただけでも不安になってきます。

従って、アウェイではあるもののバーレーンとの初戦が重要な意味をもつことに。
同組でFIFAランク的にも戦力的にも下と見られるバーレーンに対して、
ここで引き分け以上をとらないとかなり精神的に追い込まれる可能性があります。


もし、日本代表がW杯出場を逃すという事態になれば、
オリンピック3戦全敗どころの騒ぎでは終わらないでしょう。
(※むしろ、騒ぐどころか女子ばかり持ち上げて、男子はスルー気味ですが・・・(・・;)
まあ、ちゃんと何で負けたのか騒いだ方が健全だと思うんですけどね。)

以前も秋春制のときに指摘しましたが、W杯に出場できなくなれば、
なりふりかまわない日本代表強化が行われる可能性があります。
というか、そうなる可能性がかなり高いと思っています。
そうなった時に、秋春制も含めて実現の難しいと思われるものがよく話し合いもしないで、
日本代表強化優先の勢いで決まるというのが一番悪いシナリオとして考えられるのです。


ただ、そうはいっても、弱いから負けるのだし、
今のメンツであのサッカーであれば、W杯に出場できたとしても、3戦全敗濃厚です。

今の日本サッカーは、このままW杯に何とか出場できるようなレベルでいいのか、
それとも何事にも優先してW杯でも勝てるような日本代表強化を進めるのかも含めて、
岐路に立たされているのは間違いないと思います。

posted by whiteowl |12:46 | National Team (日本代表) | コメント(0) | トラックバック(1)

2008年09月03日

最近の気になる記事

〇最近の気になる記事から

日刊スポーツより
磐田柳下コーチ「96年体制」で臨む
>柳下正明コーチ(48)が復帰。「(コーチを)やります」と残留を決断し、
>オフト新監督(61)とともに戦うことを宣言した。

磐田のアクションサッカー復活なるか。注目してます。


同じく日刊から、男子五輪代表の総括について
反町監督が五輪の報告「嗅覚感じた」
犬飼会長と反町監督が五輪検証会談
>対戦したナイジェリアの選手について「ここは攻めなきゃとか、
>守らなきゃいけないという、嗅覚(きゅうかく)を感じた」と話していたという。

>早ければ今月中に同副会長が総括と今後の強化方針などについてまとめ、公開する。
>検証会議を前に同会長は「1つかわいそうだったのはOA(オーバーエージ)を呼べなかったこと。
>協会として反省してます」と日本協会の責任を認めた。

近日中に総括出るみたいですね。
「嗅覚」の違いなんていう報告書じゃないことを祈ります(笑)。

OA枠は、何をいまさらという感じ。


道新より
DF曽田今季絶望 両ひざ手術へ(09/03 09:49)

う~ん、無理せずゆっくり治して下さいとしか言いようがないですね。
下手に無理すると、場所が場所だけに心配です・・・(・・;)

posted by whiteowl |12:25 | Consadole Sapporo | コメント(2) | トラックバック(1)

2008年09月02日

審判の権威。

今日の道新から
罰金覚悟 J1最多の463 反則恐れずアグレッシブに(09/02 10:31)

>新規定の内容は、1試合で同一チームが5人以上の警告および退場処分となったり、
>選手が集団で審判員を囲んで脅す行為、見苦しい抗議を繰り返した場合、
>当該クラブにJ1で50万円、J2で25万円の罰金を科すというもの。

この規定の発端は、今年のゼロックススーパーカップの
家本主審のイエロー連発の不可解な判定や、
試合中に西村主審が、選手に「死ね」と言った言わないが問題になったことに始まります。

審判への周囲からの不信を審判の権威を
規定によって無理矢理あげることで補完したようにも思える。

三浦監督も言っているが、
日本の審判の水準は、世界的に見てお世辞にも上手いとはいえないだろう。

しかし、彼ら以外に日本に審判がいないのも事実。
そして、彼らがいなければ、日本での試合は出来ないのである。

だから、彼らの成長に期待し、そのために彼らの成長を促せる環境を作らねばならない。


少し失敗すれば、サポーターやマスコミから叩かれ、
最近の審判の後姿には悲壮感やら哀愁が漂っていたようにすら感じました。
私は、最近、内心下手糞と思いながらも少し審判に同情してました(笑)。
審判はサッカーを知らないと野次る一方で、
応援するチームが後ろからファールをして警告をもらっても
警告を出した審判をブーイングするとか日常茶飯事ですしね・・・(・・;)


審判の地位は、審判自ら上げるしかなく、規定を作っても結局のところは当人たち次第。
その仕事に誇りをもっているのか、周囲がその仕事振りが「かっこいい」と思えるか。
そういう仕事振りが、この規定を通じてできるようになればいいのですが・・・。
この規定が審判の育成につながればよいと願わずにはいられません。


余談ですが、キムタクあたりが、月9でサッカーの主審のドラマでもやったら
審判を巡る状況も好転するかもしれませんね(笑)。

posted by whiteowl |12:47 | J-league | コメント(2) | トラックバック(1)

2008年09月01日

ボランチに誰が納まるか。

本日付のスポーツ報知から
コンサ、し烈なボランチ争い
>MFクライトンと芳賀が清水戦(13日・日本平)は出場停止。
>G大阪戦(8月27日・厚別)で先発した鄭は当確。
>残り1つのイスをめぐってディビッドソン、上里、大塚、西がしのぎをけずることになった。

次節、クライトンと芳賀が出場停止。
システムは、クライトンのための布陣といってもよい4-3-1-2は封印し、
4-4-2でいくと思われます。

そうなると、ボランチ(CH)は、二人。ヨンデが当確になってますが、
実質、決まってないんじゃないでしょうか。

このポジションは非常に重要です。なぜなら、攻守の要になるからです。
大分の守備が堅いのは、ダブルボランチにホベルトとエジミウソンがいるからでしょう。

特に守備力が重要で、当たりに強く運動量があって、ボールをキープでき、
前線に的確なパスを供給できるような良いボランチの選手がいないと
J1では厳しいということは今までの試合で十分すぎるほどわかりました(笑)。
しかし、残念ながら札幌は、攻撃と守備どちらにおいても高いクオリティを
発揮できる選手がボランチに居ない。低迷の原因はそこといっても過言ではないと思います。

しかし、補強はもうしないと決めたわけですから、現有戦力で頑張るしかない。
そうなるとクライトンがいないこともあり、前節途中出場ながらFK、CKを
全て蹴った上里への期待は大きくなります。
彼の場合は課題である守備も大事なのですが、(これは西にもいえることなのですが、)
ボランチの位置で前を向いてどれだけプレイできるかが、鍵になってくると思います。
西と上里に関しては、守備よりも攻撃でどれだけ特徴を出せるかだと思います。

マーカスとヨンデに関しては、しっかり相手を止める守備力が問われていると思います。
この二人は、異論ある方もいるかもしれませんが(笑)、
J1でも当たり負けしないだけのフィジカルの強さを持っているので、
相手を確実に止められるかだと思います。

以前、札幌の選手は帯に短し襷に長しという選手ばかりだと言っておられる方も居ましたが、
お互いが上手くカバーしあって、お互いのストロングポイントを発揮できれば
イタリアのピルロとガットゥーゾみたいな良いボランチの関係になると思うのですが・・・(・・;)


そして、名前の挙がっている選手の中で一番心配なのは、大塚です。
>右ひざ前十字じん帯断裂から復帰した大塚は先週ひざ回りを痛めて練習を休んだが、この日から復帰した。

このままコンディションがあがってこないようだと、
年齢が年齢だけに引退の危機にもなりかねません。
無理はして欲しくないのですが、早く試合で元気なところを見たいです。

ボランチの組合せとしては、(上里、マーカス)、(上里、ヨンデ)、(西、マーカス)、
(西、ヨンデ)の4通りに大塚の状況次第といった感じでしょうか。


どういう組合せになるのかによって、コンビネーションも課題になってくるとは思いますが、
次節、ボランチに誰が納まるかは、重要なポイントだと思います。

posted by whiteowl |12:24 | Consadole Sapporo | コメント(5) | トラックバック(1)

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