コンサドーレ札幌オフィシャルブログ

2014年07月25日

Preview; Ehime vs Sapporo

 今週末の愛媛戦は所要で試合を観られないので、恒例の希望込みの展望を。まずは布陣から。

       内村

  小野   荒野   宮澤  

     上里  河合 

上原慎  奈良  櫛引  上原拓

       金山

 前節の良かった形が基本。当然、小野以外の3人が流動的に入れ替わる点も変えて欲しくないのでトップ下は宮澤でも構わないのですが、小野と荒野の距離が近い時間が増えると更に良いように感じるので。

 相手が小野を封じようと左に人数をかけてくれれば、逆サイドではチャンスが生まれやすくなるはず。サイドバックにはクロスの精度の高さで上原拓郎を選んでいただきたい。

 問題は選手交代。まず、前節同様、小野をフルで使いたくない(使えない)場合。ベンチに砂川がいるなら、素直に砂川と替えるべき。ポジションもそのまま。前田を入れて、前田トップ、荒野が左、宮澤トップ下、内村が左でも、一瞬で裏を取る怖さは維持出来る。小野→前田は、例えば勝っていて時間を使いたい時にも有効かも。この場合、前線の他の3人よりも低い位置に前田を置いて、とにかく彼にボールを集めてキープさせるのが良いのでは。前田の調子が良くないなら、ヘナンにこの役を振っても面白いかもしれません。守備固めをする場合でも、単に守備的な選手を入れるよりは、例えば宮澤をボランチに下げて、河合を押し下げる形で最終ラインの前で掃除をしてもらう方が良いでしょう。比較的運動量があって献身的に走り回るという理由だけで、サイドを石井に預けて何とかしようとするのは止めて欲しい。

 石井はむしろ、点が欲しい時に、きちんとFWのポジションで使いたい。小野を中央に河合と並べ、4-4-2の左SHに砂川、右に荒野、2トップに内村と石井など。砂川がいないなら左SHに石井、トップに前田か。ソンフンと都倉のどちらかはベンチにいると思いますが、高さを頼んだパワープレーが成功することはほとんどないので、使うならポストではなく、ストライカーとして働ける環境を整えることが重要かと。

 理想はハイプレスから高い位置でボールを回し、崩して先制、相手が攻めに出ざるを得ない状況を作り、ショートカウンターで裏のスペースを突きながら追加点を狙うような、終始優位に立てる展開。反対に先に点を取られても慌てず、ラインを高く保って粘り強く戦って欲しい。選手個々の能力で比較すれば、勝てない相手ではない。チームとしてそれを活かせるスタイルで戦えれば、きっと勝てます。頑張れ、コンサドーレ札幌!

            Uchimura

      Ono    Arano   Miyazawa

         Uesato   Kawai

S.Uehara   Nara   Kushibiki   T.Uehara

            Kanayama

This is my recommendation for Consadole Sapporoto to play this Saturday’s game against Ehime FC on the away pitch of Ningineer Stadium. Especially the front line, we can expect great chemistry or synergy from that; their skill and sense must lift up each other. The key for the victory is playing aggressive from the first; they are supposed to play with strong press and quick finish near opponent goal to go ahead. The earlier they score, the easier they stay the lead. Ono might draw more defenders than the other teammates in his side so that they can use the space in the other side.

However, more important thing is how Zaizen use his substitutes. It has affected the result directly (and poorly, mostly) this season. Wishing our manager who also used to work for the team as a player to send correct players whether it is to boost them up or make them up.

When we repair both teams’ players each, there is nothing Sapporo is behind. Once they act fine as a team, they must get win. Never hold back, go, Consadole Sapporo!

posted by masamaru |00:18 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(0) |

2014年07月20日

Ono Shinji shined even in bitter draw

 信じられません。どう見ても勝てた試合だったのに…。本気で監督交代を考えた方が良いかもしれません。あるいは、監督が取り得る間違った選択肢となる選手をベンチに入れない工夫をするか。本当、勘弁して欲しい。

 と、いきなりネガティブな感情から入ってしまいましたが、スターティングのラインナップは完璧でした。特にワントップの内村、2列目の左から小野、宮澤、荒野の組み合わせは鳥肌もの。

 財前監督はどうも、“高い金を払った選手は使わなければ損だ”という発想でもお持ちのように見受けられるので(どうせならその考えはヘナンに適用していただきたいのですが…。足元の巧さは間違いないし、使われてフィットするタイプに思えるので)、小野が使われないことは考え辛かった。まあ、ファンサービス的にも今日は小野を出さないということはなかったと思うのですが、それによって荒野が弾き出されるようなら、正直このチームに未来はないと感じていたのですが、そこを回避できたことで、まずは安心。実際、小野以外のポジションは有って無いようなものだった前線3人の流動的かつ躍動的なプレーは、早い段階から何度もチャンスを創出。距離感も絶妙でした。

 中でも荒野はプレーのセンスとアイデアに加えて運動量が素晴らしかったです。あのノールックのバックパス(見ていないわけではなく、直前に状況を把握して、後ろに蹴る瞬間には見ない)など、まさに“世界が呼ぶ”レベル。敢えて言えば、今日は少し判断が遅かったかも。ビッグネームに遠慮している部分もあったでしょうか。宮澤も幾分ムラはあったものの、気勢の充実を感じさせるプレーを連発。内村も、持ち前のスピードとキープ力が光っていましたが、それ以上に素晴らしいのは、まず自らパスのの出しどころを作ってくれるオフ・ザ・ボールの動き。やはり他のFWと比べて桁違いです。

 そして小野伸二。ごめんなさい、ナメてました。凄かったです。視野の広さと判断の速さ、キックの正確さに加えて、運動量も充分。要所要所で危険なボールホルダーにズバッと寄せるスピードも含め、守備での貢献も文句なし。河合の動きを良くするというエンチャント効果まで付いていて、本当、良く来て下さいました。ありがとうございます。今日は2万人超えのファンも大満足だったのではないでしょうか。

 それだけに前半で1点でも2点でも取っておきたかったところ。上原慎也が相変わらずの攻撃意識の高さを見せつつも、本調子には少し遠かった点と、小山内のキックの精度の低さくらいしか、残念な所は見当たらなかったのに、一気に勝負を決められなかったのは痛かった(小山内は、良い形でプレーを終わらせられないことで、最終的には2列目の選手の選択肢を減らしていました。もう少し頑張って欲しい)。上里の高い位置からの潰しも効いていて、奈良と櫛引のセンターバックも安定していたし、何故点が入らなかったのかが不思議。特に36分、内村が相手陣内をドリブルで抜けてシュートした場面。褒めるべきはジャンプとパンチングで弾いたGKでしょうけれど…。いずれにしろ、この内容で0-0の折り返しは、大分にとって望める範囲で最高の結果だったはず。

 そうなると流れが相手に移ってもおかしくないのがサッカーという競技。特に後半、それまで前線で張るだけだったラドンチッチが、少し下がったところからフィードを受けて、落として味方に拾わせてクロスに合わせるといったプレーを見せ始めてから、49分、50分と立て続けに3回、絶体絶命のピンチを迎えた時には嫌な感じでしたが、いずれも金山のスーパーセーブで難を逃れました。すると、53分には荒野、内村、宮澤の前線で細かくパスを回し、最後は小野がループ気味のシュートを打つも僅かに枠を外れ、54分には荒野から内村へのスルーパスが綺麗に通るも、シュートの瞬間にDFに寄せられコースが右へ逸れるなど盛り返し、遂に57分、荒野から右サイドに開いた内村の前方へのパス(スペースへのパスだったが、内村なら間に合うという判断が良かった)、内村からゴールに平行に走るグラウンダーのクロスに宮澤がきっちり走り込んでシュート、先制に成功。これで再び情勢をひっくり返して一気に押し切れなかったのは物足りなかったとは言え、その後も中盤を支配しながら無難にゲームを運び、逃げ切るかに見えたのですが…。

 悪夢は75分の選手交代から。小野を下げて都倉というのは理解に苦しみます。小野はまだやれたと思いますし、仮に小野が疲れていたとしても、そこまで上手く行っていたサッカーを保持するためなら前田を入れるべきでしょう。なぜワンツーも満足に出来ない(83分)選手を入れるのか。これでフィニッシュ前のスピードが確実にスローダウン。87分には宮澤を下げて石井を投入。宮澤は走り回っていたので確かに疲れていたかもしれませんが、この交代で都倉のワントップ、宮澤がいたトップ下に内村となったことで、石井は最初からサイドでスペースを潰す、つまり受動的で守備的なポジションで使われる気満々でゲームに入っています。にもかかわらず直後には内村を下げて上原拓郎を入れるという、石井にとっては“どうしろと言うのか?”という采配。

 もちろん、拓郎投入は“守り切れ”というメッセージだった可能性もありますが、見切りを付けた3人の前線からの守備があってこそ、大分は攻撃を組み立てあぐねていた訳で、この交代により相手にとっての最大の障壁が取り払われてしまったのは事実。90分には、ゲーム中に目に見えてチームにフィットして行ったラドンチッチの、高さと強さを活かしたワールドクラスのヘディングが炸裂、札幌は茫然自失、大分は狂喜乱舞という幕切れに。あり得ません。

 敢えて好意的に捉えるなら、負けなかったのは最低限良かったですし、今日のような内容を維持して今日のような間違いを犯さなければ、今後上向けると感じさせてくれたのは嬉しかったと言えるでしょうか。あまりに条件付きの期待ではありますが…。まあ、ファンとしては楽しめるところを拾って楽しんでいくしかないので。本当、しっかりして下さいよ、監督。

 最後に遅まきながら古田の期限付き移籍について。正直、今のチーム状況で古田が活躍する可能性は少ない。今後、小野がトップ下に入るようなことがあれば、(宮澤は一列下げるとして)荒野を残すためには右サイドハーフしかない点を考えればなおさら。本人のゲーム勘を損ねないためにも良い判断だと思います。期限付きでもありますし、さほど悲観的になる要素はないでしょう。上里のように、一回り大きくなって帰って来てもらえれば。頑張れ、古田寛幸、頑張れ、コンサドーレ札幌!

A super star comes to Sapporo. Finally Ono Shinji played as Consadole player in Sunday’s game against Oita Trinita at Sapporo Dome. Although they failed in celebrating this memorial game with a victory, his play and the chemistry he drew from the teammates were enough to show great possibility for the rest of the season. Over 20 thousand fans in the stand must enjoyed calling “Ono Shinji ole!”

The first 45 minutes were totally for the home team. Attacking pack formed with Uchimura, Miyazawa, Arano worked very well; it was very flexible and mobile like gathering storm, and who had supported that from left side half was Ono. His sense of occasion and taste of play with right decision and accurate skill were almost perfect. It seemed to even pull up Sapporo’s existent brilliant talent Arano; with his help, Arano bounced and sparked to the full in the game to exercise the mobility and creativity. However, in spite of there had been many good opportunity to score for Sapporo, eventually no goal came. It could work for the visitor to play next half.

Especially, Oita’s newcomer Montenegrin forward Radoncic gradually turned to be serious threat for Sapporo; the longer he played, the more adjusted to the team and worked better. Still, Consadole succeeded in going ahead; it was the 57th minute, Arano’s diagonal through pass to Uchimura in the right side came to quick and rapid horizontal grounder cross to Miyazawa who rushed to the ball for his first score in this season. After that, they kept playing strong and tight at least until Zaizen started change his players.

It was totally hard to believe that he replaced Ono with Tokura. Ono still could play and it was sure that Tokura would not act well in that situation. Even if Zaizen worried about his tiring, the choice should have been Maeda who play similarly to Ono. After that, strange decision never stopped; he putted offensive player Ishii to take after Miyazawa but soon sent another defender Uehara Takuro. This could make players confused; which they had been supposed to play, offensive or defensive, and actually, all those substitutes never worked better than original lineup. It ended in worsening their pressing in the front line and organized playing and finally drew Radoncic’s latest goal with the World Cup level strong high header.

The result was disappointed but there is no need to feel so depressed in future; this day’s our players’ game could be a hope good enough only if Zaizen makes same mistake again. We can expect great thing from them next game. Go, Consadole Sapporo!

posted by masamaru |20:14 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(2) |

2014年07月06日

Turn the season with 3 victories

 村井チェアマンも見つめる中、何はともあれ3連勝。良い形で前半戦を終えることが出来ました。

 入りはホームの長崎、アウェイの札幌共にやや低調。探り合いと言うよりは、自分たちの形を作るまでに時間がかかりそうな印象でしたが、意外と早くゲームは動きました。先手を取ったのは札幌。14分、相手陣内からのボールを河合がヘッドで跳ね返すと、ゴール前、内村の体を張ったキープから一旦は上里へ下げたものの、再び縦に送って荒野→宮澤とホリゾンタルに繋ぎ、最後は砂川がベテランらしく、力みのないシュートをダイアゴナルに流し込んで先制。細かく繋いで相手の隙を創出して綺麗に決める、財前札幌が指向するサッカーらしい得点でした。砂川はこれで今季チームトップとなる4ゴール目。好きな選手なので活躍してくれるのは嬉しいですが、若い選手にはもっと奮起してもらいたいところ。

 その後は、高い位置でボールを奪ってから人数をかけて押し切りたい長崎に対し、シンプルなクリアーで相手の中盤から前を空回りさせる札幌の守備がある程度は機能。ただ、相手がそこに対応して持ち込む戦法に切り替えてからは押し込まれる局面が増え、どうなってもおかしくはない展開に。ここで内村の前からプレスに行くタイミングの早さとボールホルダーに接近する速さは、長崎に思うような攻撃のスタートをさせなかった点で殊勲だったと思います。常に裏を狙う意識の高さも、牽制として有効でした。惜しかったのはアディショナルタイム、最終ラインからドリブルでピッチを舐めてシュートまで持って行った奈良のプレー。あれが決まっていれば、文句なしに今日のヒーローだったはず。

 後半は一転凡庸な内容に。54分、カウンターから内村が抜け出して相手ゴール前、キーパーと正対した時に右サイドに荒野が駆け上がっていた(しかし内村には見えていなかった)シーンと、77分、上里が意表を突いて直接狙ったストレートのフリーキック以外には、これと言って腰が浮く瞬間もなく。荒野もさすがに一休みか、このプレー以外では運動量も今ひとつで、迫力にも欠けました。それでも札幌は彼を中心にチームを作って行くべきだとは思います。宮澤のトップ下も悪くはないですが、あのポジションは(少々長い目で見ても)荒野に任せたい。クラブとして、2年後のオリンピックも見据えて自前の宝を育てて行くべき。

 もっとも、今節輝きを放ったのは年長組の河合でしたが。先制点の起点となったこともですが、57分、右サイドを抜かれてクロスで左に振られ、ファーでフリーの選手にシュートを打たれた時は同点を覚悟しましたが、ライン際で弾き返すビッグセーブ。通常は宮澤がこなしている危険の芽を摘む仕事もきっちり引き受け、間違いなく今日のM.O.Mでした。彼の後ろで守備陣も良く持ち堪えました。隙も多かったが、粘りもあった。センターバックは、やはり奈良と櫛引の組み合わせが良いと思います。

 一抹の不安がよぎったのは選手交代が始まってから。まず砂川から都倉。砂川がコンディションに不調をきたしたのではない限り、信じられないチョイス。砂川が抜けたことで、守から攻へのスウィッチも、攻撃に入った時のギアチェンジも、偶発的なものに頼るしかなくなってしまいました。都倉は、前節は少し良かったですが、やっぱり都倉でした。本当に走らない。ファンの方には申し訳ないですが、イーブンのボールを諦める確率はどのくらいになるでしょうか。財前監督にとってのプライオリティは良く解りません。上里→上原慎也は、上里が何だか何処か痛がっているようだったのでマイナスのチョイスだったのかもしれませんが、内村→石井は、双方にとって不完全燃焼だったような気がします。石井も数合わせだったり守備固めだったりの起用が多くてストレスが溜まっているのではないでしょうか。本来のポジションで活躍するべく、意地を見せて欲しいところです。

 今回の勝利で順位も一桁に戻しました。来週は天皇杯の試合もなく、一息つく形となります。前半戦の総括をしっかりして、後半戦、巻き返して行きましょう。頑張れ、コンサドーレ札幌!

Saturday’s Nagasaki Prefectural Sports and Recreational Park Stadium, Consadole Sapporo met V.Varen Nagasaki and managed to win by the least score of 1-0. With this result, Consadole extended its winning streaks to 3 for the first time in this season and stepped up in the 9th place. Under the view of J league chairman Murai Mitsuru who had visited the stadium for the game, they ended the half of the season in good mood.

It was the 14th minute; only goal was very beautiful. The clearance from Nagasaki side was sent back by Kawai’s head and Uchimura hold and kept it in the penalty area. The ball once got behind when Uesato helped the ace striker but soon slipped into the defence line again to Arano, and then, it went on Arano, Miyazawa and Sunakawa in front of Okubo’s goal really horizontally even as if it was streaming, and reached to the net diagonally by Sunakawa’s clever skillful shot. The moment full of quick short passes and very fast players’ position changing was really exciting. Two experienced player, Kawai and Sunakawa, worked super this day. Sunakawa left the pitch in the 61st minute for Tokura but Kawai played whole 90 minutes and in the 57th minute, incredibly blocked a deadly shot just before it came across the line to Kanayama’s goal.

Actually, the most of the rest, the game remained rather plain and messy; still, Consadole defence stood well this time at least enough to stay the lead to the end. It is supposed to be good sign that they are getting second wind for the second half of the season (I know it can be another wishful thinking though…). You can do it, come on, Consadole Sapporo!

posted by masamaru |11:52 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(0) |

2014年06月30日

Close victory again

 自己申告から。小野伸二がリーグ戦でプレー可能になるのは来月の20日からでした。勘違いしていました…。

 さて、土曜日の岐阜戦。結果的に勝ったから言えることですが、劇的で面白いゲームでした。飲み過ぎてその後何もする気がせず。

 都倉と宮澤の実質ツートップには気勢が感じられて良かったです。都倉のプレスやチェイスが物足りないのは相変わらずですが、その分、宮澤が最初から飛ばしていた(中継で紹介されていましたが、この日が誕生日ということで期するところがあったかもしれません)。ゲームの入りで、まずこちらから相手を押し込めることができた、これが大きかったと思います。

 ナザリトや難波のような、スピードとパワーがあり、一息あるいは一発でディフェンスラインを破ってしまう選手は、ウチの守備陣が最も苦手とするところ。彼らにボールが渡ってからの対応では後手後手に回って最後は押し切られてしまうのは必至、そうなる前、受け手ではなく出し手のところで抑えるしかないとは思っていました。今節は宮澤、荒野、上里、河合のところで特にそれが出来ていた。それにより砂川が高めのポジションをキープできていたことで、攻守の切り替えにキレがあったことと、サイドバックがチームとしてベスト(上原(慎)&日高)の頃に比べて上下動が少なく、カウンターなどのピンチには自陣の外側をしっかりケア出来ていたことも、中盤の安定と質量を維持する効果があったかもしれません。

 そんな中、最初の得点は24分、そのサイドバックの一翼を担う小山内のプロ初ゴール。都倉がゴール前でボールを収め、それを受けた荒野がペナルティエリア内でドリブル、DFを4人集めたところでがら空きの右サイドへ早いパスを送ると、走り込んだ小山内が躊躇なく蹴り込んで先制。見事でした。もっともこれは半分以上、荒野の手柄。荒野は運動量、アイデアともに申し分ありません。チーム事情が許せば中央トップ下に据えて、全ての攻撃が彼を経由するようにしても面白いのではないかと思うほど。上原(拓)からの長いフィードを胸で落とし、前に出たGK川口能活を外して流し込んだ71分のゴールも洒落ていました。これで3試合連続得点。その勢いでチームを牽引して行ってもらいたいです。

(ちなみに。いつも都倉を悪く言っていますが、この日は先制した場面以外でも、良かったと思います。特に29分と69分の前線でのキープは、あれがコンスタントに出るならば、監督が使いたくなるのも理解できなくもないですが…。)

 ただ、2点リードしてから立て続けに2失点したのは、理解に苦しみます。確かに後半、岐阜は三都主の位置を高めにして中央の得点源をフォローさせるなど戦い方を変えて来ていましたし、こちらが、砂川(負傷でなければ良いですが…)→内村、上里→石井という、攻撃の加速よりも屋台骨がぐらつくことが心配される交代を行った後だったのに対し、相手は直前に入った若い選手が物怖じしないプレーで輝きを見せたという後からの解釈は可能ですが、奈良と櫛引のセンターバックは、少なくとも安定感ではパウロンがいる時よりは上でしたし、どちらの得点も、自陣でボールホルダーにもう少し寄せていれば何とかなったような気がします。宮澤にしても河合にしても、いつもそういうところでさすがと思わせてくれる選手が擦り抜けられてしまった。それがゲームとしての面白さでもあるのでしょうけれど…厳しい。

 このまま試合が終わっていれば、指揮官対決で知将(?)ラモス瑠偉の勝利ということになったかもしれませんが、ここで聖地の魔法が発動(今季は財前采配的中とは言いません)。パワープレーのため上原との交替で入ったチョン ソンフンがアディショナルタイムに決勝弾、それもスペースも角度も不十分な所からミドルで蹴り込んでのゴール。ワールドカップで連日スーパープレーを見慣れていてなお、鳥肌ものでした。

 これで今季初の連勝。もう少しプレスで寄せる距離を詰めて欲しいのと、最終ラインから繋いで組み立てるサッカーにこだわるなら、フィニッシュのひとつ手前をどうするのか考えて欲しいところですが(結局、不安定な都倉頼みで放り込むのでは、パスを回している分、奪われてカウンター喰らって走らされる回数が増えるだけで効率が悪い)、この勢いは大事にしたい。頑張って行きましょう、コンサドーレ札幌!

Saturday, Consadole Sapporo met FC Gifu at Atsubetsu Sports Park Stadium and managed to win by really close score of 3-2 maybe also helped by the holly home pitch magic. It was first time for them to win 2 games in a row this season and with this valuable victory the team stepped up to the 12th place, the middle of the league.

First, Consadole went ahead. Arano dribbled 4 defenders and drew Osanai’s very first goal in the league in the 24th minute. Next goal was for the home team too; in the 71st minute, Arano trapped the long feed from Takuro Uehara with the soft and skilful blest touch and even turned goalkeeper Kawaguchi who used to guard the national team’s goal to make that. In spite of Arano’s three games straight goal, Consadole failed in keeping the lead; they had been well stopped Gifu’s energetic strong attackers Nazarit and Nanba but once fresh young substitutes appeared, allowed them to equalize it so easily.

However, another miracle came. Jeon Shung Hoon, the new comer Korean striker and also ex-national player saved the team with the latest goal. His very first scoring in Japan was a fine volley shot not high header that must be expected or cared because of his 190 centimeters high and strong large body.

Next week Consadole will meet 11th placed V.Varen Nagasaki on the away pitch. The game with close position team might be very important to see the rest of the season. Stay tight, never be loosened, and unite strong, go! Consadole Sapporo!

posted by masamaru |23:55 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(2) |

2014年06月21日

2-1 victory was plain but leads to next

 ワールドカップのゲームとは比べられないと解っていても、そのスピードとプレーひとつひとつのクォリティの差には、やはり愕然とします。何か似て非なる別の競技みたい。と、思う経験も初めてではないのですが…。いやはや。

(それはそれで、通らないと思ったパスが通ったり、やられた!と思ったシーンでやられなかったり、別な所で面白かったりもするのですけれど。)

 札幌と富山、どちらも調子が上がらず苦しんでいることに納得の、ピリッとしない立ち上がりでしたが、先手を取ったのは、それでも常に縦への推進力を意識していたホームの札幌。中盤相手陣内寄りでのボール奪取から、宮澤→都倉→荒野→砂川→荒野とほぼ直線上をテンポよく繋いでゴール前まで迫ると、29分、最後は荒野がキーパーとの1対1を、一度ゴール左に持ち出してかわしてから、(キーパーが釣り出されて)広く開いたところに流し込むという、前節同様センスとアイデアを感じさせるプレーで先制。そして35分には、ほぼゴール正面からのフリーキックを、砂川先生が壁越えで落として直接ネットに突き刺し追加点。決めるべき選手が決める展開で、相当楽になったと思います。

 ただ、それ以降は荒野も砂川も含めて、チームの回転数は予想したほど上がらず。宮澤の前線での献身的なプレスや、上里の落ち着きなど、地味な仕事で光っていた選手もいたのですが、ひとつの良いプレーが別の良いプレーに繋がらない、あるいはそれを引き出せない。小山内と上原拓郎の両サイドバックの上下動が今ひとつ物足りないこともあり、チーム全体で押し上げるような迫力にも欠けたと思います。後半開始早々にベンチから内村が出て来た時には力が入りましたが、代わって下がるのが何処か痛めたらしい砂川だったのも不運でした。もっともその後、都倉→石井の交代があったことで、内村ワントップ、トップ下に宮澤、両サイドハーフに石井と荒野という、結果的にかなり攻撃的かつ運動量が増えそうな布陣となったのですが…。内村が本調子ではなかった。それを判っていてのものか、2列目も彼を走らせるようなプレーを選択していませんでした。

 それでも、内村はやはり別格だと思います。自陣でのピンチに駆け付けるスピードや(テレビで観ていると画面の外から飛び込んで来るように見えるのでなおさら)、前線でボールを受けた時にキープして時間を使うのみならず、必ずディフェンスを引き連れて移動するため、味方のためのスペースと時間が生まれる。そこを活かせる選手が一人二人いると、全く違うチームになるような気がします。荒野はイイ線行っていると思うので、内村ワントップ、左から砂川、荒野、石井、あるいは前田ワントップに同じく砂川、荒野、内村の組み合わせが、個人的には現状でのベストと考えます。

 試合はその後、今日、持ち前の不安定さと身体能力の高さを同時に披露し続けていたパウロンが、ペナルティエリア内で抜かれかけた相手を引き倒してPKを献上、これを決められ2-1という難しい状況に。最後の選手交代がパウロン→菊岡で、菊岡を前に入れ石井をサイドバックにするという変則的なものだったのは(控えの面子からも)理解できなくないものの、少し残念でした(残念と言えば、その菊岡の、終了近くのプレーも。あそこまで慎重にならずとも…。シュート打って外しても何の問題もなかったように思うのですが…)。

 まあ、最終的には逃げ切れて勝てたので良かったです。中心選手は好調を維持していますし、次節も厚別、相手の岐阜は攻撃的なサッカーですから、真っ向勝負なら面白いゲームが期待できるのではないでしょうか。パウロンは出場停止ですが、櫛引も薗田もいるので問題ないでしょう。小野伸二もベンチには入るような気がしますし、楽しませてもらえれば。頑張れ、コンサドーレ札幌!

Saturday, in Brazil, the World Cup games has kept attracting the eyes of people all over the world whether they are football fan or not; meanwhile, in Sapporo, Japan, enthusiastic local football league fans gathered at Atsubetsu Sports Park Stadium to see and cheer their favourite teams for the game between Consadole Sapporo and Kataller Toyama. It ended in home team’s close victory by a score of 2-1; Consadole took two goal lead first with its hopeful talent Arano’s clever and skillful shot in the 29th minute that drew and turned the keeper perfectly, and the 35th minute’s beautiful free kick that another technician Sunakawa curled and dropped the ball to reach the net directly, and then, Kataller returned it one goal lead with the 70th minute’s penalty kick.

Before the game, Consadole was in 15th place and Toyama was in the bottom of 22nd of J2; it never could match the World Cup game, there were no overwhelming speed or unbelievable super plays but full of easy mistakes and careless plays. Still, good act of young players like Arano make fans feel positive and happy, and we even saw the drama of the game when Paulao pulled down an attacker to lose a lead from the penalty kick (Actually, it was really World Cup like scene…). It is fun. 

Besides that, we also can see a world famous player for the next Consadole’s game; Ono Shinji might appear on the pitch in the red and black stripes. Although both side defenders of Sapporo have not been enough yet and it will take them a little to adjust each other, other key players are getting better; once the Ace Uchimura turned to normal condition, they can do more. I wait and expect that. Go Consadole Sapporo!

posted by masamaru |20:02 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(0) |

2014年06月14日

Good game but not enough

 試合単位でも、シーズンを通して見た時でも、とにかく良い流れに乗れない、勢いを持続するのが下手なチーム、札幌。

 水戸戦の快勝を後に繋げられず、福岡戦では相手の激しいプレスに気圧され、ペースを掴めないうちに失点。終了間際に、聖地の魔法と言っても良いようなパウロンのラッキーなミドルシュートで追い付き勝ち点を拾ったものの、続く讃岐戦はJ2新入生を相手に1-0で敗れ、またしても下降線上に。試合は観ていませんが、大方ゆったりとゲームに入って、“何だか思うように行かないな”と首を捻っている間に、戸惑いから来る乱れや隙を突かれるように、あるいは擦り抜けられるように失点、迷いと焦りに沈んだまま終了の笛を聞いたといったところではないでしょうか。

 個人的にはさほどの驚きも失望もありません。クラブ側が自分たちで必要以上にハードルを上げた部分がありますが、10年以上このクラブを見て来て、感覚的には、バイオリズムと言うか潮目から言っても今季はこのくらいでも不思議はない。ただ、選手個々の顔ぶれと能力を見た時、もう少し楽しいサッカー、楽しい内容を見せてもらえる余地はあると感じます。

 今日も入りは悪くなかった。プレスもそこそこ行けていたし、気持ちが入っているのも伝わりました。ただ、がむしゃらに行くのか、省エネを意識するのか、その辺はもう少しはっきりさせた方がいいし、意思統一もした方がいい。今日の気温を考えれば、体力温存が間違っていると一概には言えません。ただ、攻撃でも守備でも、仕掛けるところと動かないところに各選手で微妙な温度差があった。こちらが押していたのにもかかわらずミドル一発でやられた33分は、まさにそこを突かれたもの。また、無駄に疲れたくないなら、ボールタッチ数はもっと少なくしないと。キープして抜ける技術がずば抜けているわけでもない限り、持って止まっていれば、そりゃ、相手は獲りに来る。で、バックパスでは、ピンチにならない方が不思議。

 それでも後半すぐに追い付けたのは、ほとんどパウロンの個の強さとは言え、ラッキーでした。上里のFKを叩きつけた上に蓋をしたようなパウロンの高さと強さには、攻守両面で、今日は何度救われたか判りません。蹴った上里も、今日はこのプレー以外でも素晴らしかった。ピッチの中央でゲームを睨み、何気ないプレーで相手の攻撃を一手二手遅らせることは数え切れず、時には最終ラインで身体を張ってチームを救い続けました。パートナーの河合の動きに今日はムラがあったこともあり、仕事が多くて攻撃を組み立てるところまでは手が回っていない印象でしたが、立派だったと思います。

 もっとも、M.O.Mはその上里ではなく、66分、都倉のシュートを相手GKの南が弾いたところに詰め、見事逆転ゴールを決めた荒野です。その躍動感、プレーの独創性、ワールドカップ開催中で、この週末はスーパーなプレーをいつも以上に目にしていますが、大袈裟ではなく世界に比肩すると感じました。両チームを通じて今日一番良かったと思います。

(ちなみに荒野、上里、パウロンの次に来る名前は宮澤。特に前半30分までは、両サイドバックの上りが物足りない分も、ワントップの木偶の坊がファーストディフェンスとしてほとんど役に立たない分も、彼が健闘していました。それでもやっぱり攻撃的な選手と考えると、物足りない。ボランチ、それも守備担当で光るような気がします…。)

 話はここで冒頭に戻ります。横浜がウチ以上に雑なサッカーだったこともあり、どう考えても逃げ切れる雰囲気にあったのですが、実際は終了間際にカウンターから追い付かれ、勝点は1止まり。どうしてこうなのか。プレーで言えば、相手のボールホルダーにとりあえず何かしらの仕事はさせてしまう寄せの甘さ(リスク管理なのだとしたらその最適距離の設定)は最初から気になっていたのですが、それ以上に選手交代もあると思います。石井→砂川は、まあ、無難でしょう。石井は残念ながら今ひとつでしたし。ただ、前田を入れるなら、宮澤より同じFWの都倉を下げる方が先だし、どれだけ疲れていても今日の荒野は相手にとって嫌な選手だった。榊を入れるなら二人目の交代で都倉を下げて欲しかった。

(でもなあ、自分が入ってから点を取られてるのに、榊のポジショニングもプレーも、自分が取り返すという気持ちが感じられるものではなかった。あれでは、監督のチョイスが都倉になるのも、仕方がないのかも。)

 小野伸二の加入に期待を寄せる声もあるようですが、チームとしてのスタイルが確立していない今の状態で彼が加わったとしても、おそらく何がどうなることもないでしょう(河合が元気になるかもしれませんが)。小野を中心に今から新しい何かを始めるつもりなら、まあ、ファンには今以上の覚悟が必要になります。いずれにしろ、立て直すにはそろそろ待ったなしの時期です。前が空いていても縦に仕掛けないなら、そこで時間を使う意味は何なのか。スピードと攻撃的感覚に優れるサイドバックを有しながら、ワイドなサッカーではなく狭いところを通すプレーを志向するのは何故なのか。そこへの答えがあるなら見てみたいとも思うのですが…。

 神奈川区民として無料招待されていた身としては、まあ、一番角が立たない(何処に対して?)結果ではあったわけですが、そこは多少の後ろめたさを抱えつつも勝利の美酒に酔う方が良かったに決まっています。“小野が来たから”に関係なく、上向いて行けるチャンスだったのに…。仕方ない、“案外小野が来てなくても”と言わせる方向で頑張ろう、コンサドーレ札幌!

(もちろん小野伸二には“俺が来たから”の方向で頑張っていただくということで…。)

They are really not capable of staying in good mood; we knew that again. It only was 3 weeks ago that Consadole Sapporo beat Mito Hollyhock by a score of sweet 3-0, but now they are getting into another shadow. Next game was draw; they managed to push back Avispa Fukuoka with Brazilian defender Paulao’s super lucky middle shot from 1 goal behind in the additional time but maybe it was just a magic of holly home pitch of Atsubetsu, last weekend’s loss against Kamatamare Sanuki, this season’s newcomer to J2, actually beat down the team and fans even though it was on the least score of 1-0. 

And this Saturday, Consadole Sapporo met Yokohama FC at Mitsuzawa Stadium and drew it by 2-2. But first it seemed if they had learned from rivals; Consadole is never good at handling or holding opponent’s strong pressing or chasing; they get uncomfortable and feel week so easily, the strategy and organized playing dismiss soon. Of course, other teams know it by study, so they do that. But they played very actively and aggressively this time with good pressing and hard tackles. However, the home team took a lead first with only middle shot in the 33rd minute finally; unfortunately Consadole players lacked unity a little and the opponent never missed that. Still, soon they started strike back; in the 52nd minute, Paulao’s high header to Uesato’s free kick equalized the game and in the 66th minute, Tokura’s grounder shot was once blocked by Minami but Arano rushed into the reflection to send it back to the goal. This day’s Arano was real fantasista; his moving and creativity was undoubtedly deserved Man of the Match. Uesato who was literally center of the team and Paulao who saved the team many times with its physical strength were good too.

The problem is the fact they could not keep staying there. Kurotsu’s latest goal pulled the visitor to the game again and there was no way for Consadole to make any drama from there. If their defence were tighter or if substitutes worked a little more, it could be deference but in fact, it was not. A stable strength makes them to keep one goal to the end in that situation based on a specific strategy or play style is necessary. I think it might be quick short pass changes especially in the space on both sides and accurate vertical feeds driving speed attacker to goal though…

A superstar is coming to Sapporo. But it is too wishful thinking that Ono Shinji can change everything to get well. Studying and practice only recover and improve the team. Personally, this days draw was acceptable because I had been invited the game as Kanagawa Ward people. Still, as a Consadole fan, I wanted to see the victory. Go back to Sapporo and train again for the next game, we expect great thing from that even though during the World Cup month. Go, Consadole Sapporo!

posted by masamaru |22:41 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(4) |

2014年05月25日

Wake up call ringing?

 状況を変えるゴールやプレーというものはあるのだなと実感。前2試合続けて大勝ちしている好調の水戸をドームに迎えた日曜のナイトゲーム。上手く足を掬えればと思っていましたが、まさかこれほどの完勝になろうとは。

 正直、今日も都倉のワントップというラインナップで既に気持ちは沈んでいました。実際、7分にカットからドリブル、ゴール前の前田にパスを通したシーン以外は(それだって初めてあんなに良い都倉のプレーを見た気がしました)、前半は相変わらずポストとしてもフィニッシャーとしても中途半端。ファーストディフェンスは前田より走らないし、苛々しっぱなし。

 チーム自体も、10分、中盤で前田がトリッキーに小山内とスウィッチ、そのまま押し上げた小山内のクロスはお粗末だったものの逆サイドで河合がフォロー、上原のシュートでCKを獲って終わった攻撃や、18分、左サイドの上原からのクロスに宮澤がヘディングシュートに行ったシーン以外は、可能性を感じることもそれほどなく、むしろ、23分、自陣ゴール前でごちゃごちゃっとなって危なかった局面で、その前に相手の攻撃を遅らせた上里の粘りを無にしていることや、26分、前田が相手ペナルティエリア内まで侵入しながら孤立させられて潰されてしまうような、連携や組織的な動きの悪さに目が行ってしまい、期待するにはほど遠い心境でした。

 それでも今日も河合とボランチを組んだ上里は素晴らしく、彼の所で確実に攻守の切り替えを行ってくれていたことで試合の均衡を保てていたと言っても良いでしょうし、前節と同じ右SHで出場の宮澤も、都倉の分も前線から追い、ボールサイドに積極的に顔を出すなど、精力的に動き回って味方を助けていました。石井も、相手が攻撃を仕掛けるサイドだったこともあり、なかなか攻撃には絡めませんでしたが、我慢強いプレーを見せてくれていました。ただ、全体的にはプレスが弱かったり、寄せる距離が物足りなかったり(チームとしての約束事?)で、不安を残す折り返しだったのですが…。

 47分、河合の縦へのフィードを、ゴールを向いて背後から受けた都倉がグラウンダーのシュート、キーパー本間に防がれるものの、跳ね返りを石井が蹴り込んで先制すると、直後にはまたしても石井が左サイド相手ゴール近くで粘って、最後は上原がCKを獲得、上里のキックを都倉が頭で決めて2点目。都倉は65分にも強烈なボレーを放つなど、突如輝き出した印象ですが(急に前線でもチェイスし始めるし(笑)。でもまあそういうものでしょう)、ちょっと遅過ぎた気がします。一方、59分、パウロンのカットから細かいパスを繋いで最後は左サイド、前田から石井のワンツーがオフサイドになった攻撃などは、昨季や今季最初の頃のサッカーに近くて、観ていて力が入りました。

 しかし54分には奈良の不必要に消極的なプレーでピンチを招き、61分には自陣ゴール前で相手選手を簡単にフリーにする軽い守備という悪癖から、あわやというシュートを打たれ金山がかろうじてブロックするなど、危ないシーンはありました。もっとも、ここでベンチに内村がいたのが大きかった。

 疲れが見えた前田に替わって内村が入ったのが68分、ジャンプの後の着地で足首を捻った都倉に替わって砂川が入ったのが73分。ここからは、砂川、内村、石井で組み立てる息の合った良いプレーが幾つもありました。内村がいる札幌は攻撃時における前への推進力とスピードが全く別次元です。また彼はボールを足元に収めさえすれば、そうそう失わないのも強み。

 79分には、相手CKのクリアボールに走り込んでDFとの1対1を制してシュート。本間が弾くも、長い距離を良く詰めていた上里が押し込み3点目。直後には宮澤が視野の広さを感じさせる配給で石井にビッグチャンスをプレゼントするも、石井はこれを決め切れず、84分にドーム初登場となるヘナンと交替。するとそのヘナンが、アディショナルタイム、カウンターから抜け出すと、足元のテクニックと洒落っ気を見せてJ初ゴール。その後、船谷のシュートにバーを叩かれるなど、最後まで気を抜けない相手でしたが、失点も0で抑え、良い形で終わることが出来ました。

 もちろん、これで勢いを取り戻して連勝などと、簡単なものではないでしょう。そうだとしても遅れを取り過ぎていますし。むしろ取り戻して欲しいのは自分たちのサッカーと、そこに対する自信。勝った時の気持ち良さでしょうか。まずは、次節、苦手とする“流れを掴むために大事な試合”をものにすることに集中しましょう。頑張れ、コンサドーレ札幌!

After the six games winless streak, Consadole Sapporo finally woke up with 4-0 big score against Mito Hollyhock on the Sunday night game at the Sapporo Dome. When it comes to what Hollyhock was in 6th place to 17th placed Consadole before the game, this result also could be awakening for both fans. Of course, there is no reason that we Sapporese do not love this surprise though…

The lineup was predictable and we never could expect too much at least in the first 45 minutes; their attacks were usually choked somewhere and defence came to loose when it should not have been even though some players much better than latest games. But everything suddenly changed in the second half. In the 47th minute, Tokura’s shot catching a vertical through pass from captain Kawai was once blocked by Mito’s experienced goal keeper Honma, still, Ishii rushed into the reflection and sent it to the goal net again. That kind of streaming aggressive offence, we had been almost forgetting. Only 2 minutes later, this time Tokura scored by himself with high header to Uesato’s corner kick. I never thought that he really took back his strength like this as he had shown in his career but not in Sapporo.

Although Sapporo’s pressure was not enough and careless mistakes were there especially in its defence, center midfielder Uesato helped that. It seemed that almost only he turn or connect defence to offence and he finally kept holding teammates until they caught fair wind by going ahead and expanding the lead. Both side half midfielders Ishii and Miyazawa worked well this time.

However, who actually brought the victory to the team might be Uchimura, in spite of the 25 minutes of play as substitute, and it is same as Sunakawa. Their speed and combination play and great experience lift up the team and its soccer to different stage. His 79th minute’s play that drew Uesato’s scoring with his long quick running to clearance from behind was truly excellent. That was what we were waiting for. Including Renan who appeared the last and closed the game with his very first goal in the league this day, those substitutes Zaizen can hold to rebuilt or spice up the team are really helpful and useful. When they can play from the start, it is better.

Staying good is never easy we know but we want to believe that eventually they awoke and wish they are awake the rest of the season. How does it go next month, the World Cup games will be played? Can we have fan from the both?

posted by masamaru |23:59 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(3) |

2014年05月18日

Dawn still not come

 90分間、観ているのが辛い。

 アウェイながらも相性の良いスタジアムという点に、一縷の希望を託してもみましたが…。まあ、そんなことで勝てるようなら苦労はありません。それどころか、ちぐはぐだったり呼吸が合っていないように見えたりするプレーが増えていたようにさえ感じられる内容で、2-0の完敗。中盤に上里が、左サイドに上原が戻って来たにもかかわらず、ここのところメンバーをくるくる変えていたことで(注:変えること自体は歓迎です。ただ、変える選手と変えない選手のチョイスが解らない)、味方同士の相互理解と言うか、良く言われる“同じ絵を描く”ということが出来ていないのでしょうか。

 守備で言えばラインが揃わないし、自陣の相手ボールですら簡単にパスやクロスを通される。マイボールになったかと思えば、全くプレッシャーがないところでもパスミス。攻めていても、中途半端なプレーから自分たちでピンチを招いているような気がしました。もっと一つ一つのプレーを、ズバッとやり切れないものか。

 2分、縦一本で抜かれて、のっけからピンチ。小山内が必死に戻ってCKに逃げるも、6分には谷澤から井出へ同じような形で通され、今度は上原がかろうじて間に合うといった、心臓に悪いスタート。更に16分、谷澤から今度はケンペスへ、やはり縦に速く蹴り出されると、小山内がケンペスを捕まえ切れずあわやという事態に。千葉は、谷澤、ケンペス、井出の3人が絶好調でした。対して札幌は小山内の出来が今ひとつで、また、危険なパスの出処がことごとく谷澤と判った後も、彼に対して有効なプレッシャーをかけられる選手がいなかった。この辺が今節の敗因だと思います。23分にも、河合を筆頭に3人がケンペス一人に抜かれてシュートまで撃たれましたが、金山がファインセーブ。河合もここ数試合、競ったり並走したりすると負けることが増えたような気がします。疲れているかもしれません。

 札幌の攻撃は18分、砂川が絶妙なスルーパスを通しますが、受けた都倉はシュートさえ撃てずにチャンスを潰しただけ。30分には前田のドリブルとクロスから宮澤がヘディングで前へ送り、上原が詰めるも追い付かず(ただ、シュートなのかパスなのか曖昧なものだったので、上原は責められないかと)。

 直後に千葉のこの日7本目のコーナーキック(多過ぎ…)、山口のヘディングがバーを叩いたシーンは、肝を冷やしました。しかし運もここまで、34分には谷澤のクロスに抜け出した井出に蹴り込まれ、遂に失点。ただあの場面、札幌の選手は誰も井出に付いて来ていなかった。そりゃやられるでしょう。直後にも追加点の危機があったものの、ここは金山が止めて、かろうじて1-0で前半終了。これが入っていたら、ゲームはここで決まっていた可能性もあるだけにホッとしたのですが…。

 後半もメンバーは変わらず。まずそれが理解できないのですが、51分、小山内のクロスが相手選手に当たってマイナスにこぼれたところを上里のミドルシュート、これは惜しかった。上里の復帰は頼もしいところです。しかし風向きを変えるには至らず。何と言っても、ジェフのプレスが早いし、速い。しかも奪ったら4人くらいが横一列で上がって来る。64分には左サイドを抜かれて長いクロスにケンペスのヘッド。金山が左手一本で弾いて事なきを得ました(金山は、本当に一人で何点防いでいるんだという活躍ぶりでした)。

 状況を打開すべく行われるはずの交代は、64分に砂川→石井、68分に上里→中原と、チームの中骨を抜くもの(上里に関しては故障上がりで仕方なったかもしれませんが)。それでも70分にはカウンターから石井→上原でチャンスを作るも、上原のクロスはGKがキャッチ。ゴール前には3人走り込んでいただけに惜しかったですが、上向いて来たかと感じる間もなく、73分、今日何度もやられている自陣左サイドからのクロスにケンペスのヘディングで再び失点。最後に付き切れていないのは小山内でしたが、そもそも小山内は逆サイドの選手。ここはどちらかと言うとクロスが上がらないようにして欲しかった(単純に高さだけでパウロン投入とならなかったのは良かったですが)。2点差となったところで、勝負はほぼ決しました。

 この失点の後に前田を下げて内村を入れたのは更に理解不能。内村を使う気があったならもう少し早い段階の方が、流れを変える意味でも良かったのでは。いや、交代の話をするなら、その前に、個人的には都倉がキープも出来ない、ドリブルも出来ない、パスも下手、前からプレスにも行ってくれない選手に見えてしまって仕方がないので、最初の交代が都倉下げて石井でも、都倉下げて中原でも(前田のワントップ、砂川トップ下で、交替で入った選手を右SHへ)、もう少し勝ち目は増えたように思います。

 中心選手が少しずつ戻って来ていますが、楽観はできません。ちょっと混乱しているように見えますし。これはもう、自分たちの意図するプレースタイルを確認しながらやれる相手と、やれていることを認識できる内容で、少なくとも90分プレー、願わくはその試合で勝利して、自信を取り戻せるのを待つしかないかもしれません。この日の千葉がそうだったように。

 まあ、このタイミングでの監督交代や、小野伸二合流以前の大きな変革は(野々村体制では)行われないと思うので、個人的には文句を言いつつ見守るしかないと考えます。幸いリーグは長い、一度やり直すくらいの気持ちで、戦術と基本的な約束事の確認と練習を!

How can we believe that the team break this dark night before long? Of course, there is not so much to do for us fan without to keep watching them and seeing the games though… Sunday, Consadole Sapporo met Jef United Ichihara Chiba at Fukuda Denshi Arena and lost it by a perfect score for the home team of 2-0.

It might have been severe for the club and team not only for its fans; there was no organized defence line and no aggressive pressing on Consadole, the opponent sent speed grounder vertical passes to go through the clacks of that again and again, it never seemed to be difficult actually. Both goals are totally convinced or even predicable; Consadole players should have put high pressure on where Jef had started the attack, who had fed those passes, instead of they followed and chased the finishers near their goal in confusion. It seemed that Osanai was not much to Jef attackers especially Kempes and captain Kawai got tired and slow. Unstable starting line up in struggle also could cause poor communication. We could not expect any good thing from the offence with Tokura as post player from the first; still, it was more terrible than we thought. It was before how attack. Too much mistakes and too careful plays (or just hesitation) also made fans feel down.

Now some center players such as Uesato, Uehara, and “Ace” Uchimura are coming back from their injuries but it will take for a while them to play with previous conditions or much the team. The situation remains difficult.

They might need a game that they can check how they are playing with confidence, just like Chiba did it with us. The victory, the better. Anyway, stop once and look yourself to know what is wrong and to find what soccer the team used to try on first of all. Now is never late to make it in long season. Come on, Consadole Sapporo

posted by masamaru |23:59 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(0) |

2014年05月12日

Preview; Ehime vs Sapporo

 ゴールデンウイークは結局1勝も出来ず、順位も16位まで落とした札幌。勝点では首位の湘南から20点差、2位の長崎からも10点離されています。開幕後数試合はそれなりに説得力を感じさせた“自動昇格”の目標も、ここのところパッとしない試合を重ねる中、現実味を失う一方。

 きっかけが内村の負傷離脱であったことは疑いの余地もありませんが、直接の原因はその後、安直にサッカーを変えてしまったことにあると思います。財前監督にとって内村の次に評価(信頼)出来るストライカーが、まったくタイプが異なる、しかも今季途中加入の都倉であったことも不幸でした。結果、プレス、ポゼッション、細かく早いショートパス、サイドアタックを含む縦への推進力(これについては、上原不在も痛いですが)といった、相手にとって脅威、ファンにとって魅力であった、そしてなにより昨季からの継続であったサッカーを、とりあえず都倉に当ててみる、集めてみるといったシンプルで解り易いスタイルに変えたことが裏目に出た印象です。攻撃からは速さと迫力が消え、都倉は内村ほど守備をしないこともあり、中盤がコンパクトさを保てず、相手ボールになった時にそのままピンチになる回数も増えたように思います。

(前線での守備が足りないのは前田についても言えますが、彼の前線でのキープ力と相手守備を引き付ける技量はそこを補って余りある。そもそも、前田のそういうプレーは織り込み済みのサッカーを、シーズン前から作って来たわけで。)

 ここ数試合は再びやり方を変えているようですが、ちょっと遅かった気がします(しかも、これから点が欲しい局面で、少なくとも点が取れている、あるいは取れそうだったサッカーから、点が取れていなかった面子とスタイルに戻している…。素人には理解不能です)。しかも失点が増えてしまった。2試合続けて2失点。熊本戦は得点も2でしたが、内訳は相手のミスとこちらの個人技(前田のシュート、砂川のFKともに素晴らしかったですが…)。得点力不足が解消されたというわけではなく、これで守備も不安になるようだと、相当厳しい。

 ただ、主力選手、中心選手が一人も欠けずにシーズンを終えられることなど、そもそもあるわけがなく、結局は応用力不足、準備不足だったと言うことでしょう。それをいつまでも嘆いていても仕方がないので、ここは切り換えて行って欲しい。希望としては、出来るだけ当初のスタイルに戻しましょう。まずは前からのプレスと、長い距離を戻って守備参加出来る選手が欲しい(前田の特徴を最大限に活かすためにも)。攻撃では縦へのスピードアップと、サイドの制圧を。サイドバックにそれが期待できないなら、サイドハーフの圧力で相手守備を押し込んでおきたい。前が時間を作ってくれれば守備は落ち着くと思いますが、出来ればコミュニケーションとファウルの少なさを優先したい。具体的にはワントップは榊、トップ下前田で。砂川は先発、右サイドには古田を置いて攻撃的に。ボランチは前と宮澤で。河合がピッチにいないとどうしても不安だと言うなら、いっそセンターバックで使って、櫛引か奈良をサイドにスライドさせても良いのでは。

 今日の愛媛戦は当然仕事で観られませんが、復活のきっかけとなることを願います。頑張れ、コンサドーレ札幌!

It seems that our Consadole has been in a kind of dark tunnel again; since Uchimura got injured and left, they might have been lost confidence from the play style they kept going on with and actually worked quit well when the season started. Uchimura is undoubtedly the ace of Sapporo but another key player’s injured and out also has caused problem; left side defender Uehara is. Instead of their speed and skills and hard works, Zaizen relied on Tokura’s height and physical strength but it would not work at all, and unfortunately it took long for him to find that. The team has been lost the way during that.

However, they still have good talents; especially Maeda can hold the team literally on the pitch. Sunakawa’s accurate play and experience will help the team too. There is no reason that Zaizen does not use some good speed players like Furuta and Sakaki or aggressive flesh players like Mze and Kudo with them to make their play similar one to before. Maybe we see that in the game they met Ehime FC tonight or I wish so.

posted by masamaru |09:02 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(0) |

2014年04月29日

What’s wrong with Shorter?

 顔ぶれを大幅に変えて来た今日のヴェルディ戦、トップに前田、2列目に榊、古田、砂川を、ポジションチェンジの自由を与えて配した点は、内村が欠けて以降の不甲斐ない試合内容を思えば、当然歓迎されるべきものでした。GKをホスンから金山に、中央を櫛引と奈良の組み合わせにそれぞれ戻し、今季初めて小山内が右サイドに入った守備陣も、立ち上がりこそ連携面でちょっとバタバタしたり、相手が先にエンジンがかかったこともあり、特に攻撃の組み立てで、上手くスペースを埋められてボールの出しどころに困ったりしている印象もあったものの、櫛引の気の利いた判断と、砂川が広範囲に動き回ることでそこをサポート、次第にリズムを掴み始めます(櫛引は今日終始良かったです)。

 特に砂川から前田へのパスが綺麗に通るとここ暫くなかった得点の匂いがしましたし、実際、16分には日高→前田の流れで左サイドから攻撃を作ると最後は前田のクロスに榊が飛び込むもキーパー佐藤優也の正面というあと一歩のプレーが生まれ、18分にはやはり左サイド寄りから斜めにスルスルッとドリブルで抜けた宮澤が美しいミドルシュートを放つも、これまたコースが正直過ぎて(?)キーパーがキャッチ、30分には砂川→小山内と繋ぐと小山内が縦への突破を見せ、ゴールラインギリギリから挙げたクロスに榊が待ち構えるも惜しくも身長が足らないなど、ドリブルや裏を通すパスで何度も現実的なチャンスを作りました。

 前線へのパスも弾道が低い分速さがあり、結果的に攻撃にもスピードと迫力、期待感が戻って来た。一方で34分、河合が平本に振り切られて凄いシュートを打たれたシーンは金山がファインセーブ、38分には、これも河合のトラップミスから、平本にドリブルでペナルティエリアの危ない位置まで侵入を許すも奈良の身体を張ったプレーで難を逃れるなど、チーム一丸で戦っている雰囲気も悪くなかった。敢えて気になった点を挙げるなら、プレスの時に寄せる距離が中途半端で、相手から余裕を奪うような場面はほとんどなかったことくらいでしょうか。

 0-0で折り返した後半も開始から積極的で、前田のキープ力が頼もしい限り(ああいうのを本当のキープ力というのだと思うのだけれど…)。59分、相手ペナルティエリアに入ってから前田→古田→前田のワンツーでゴールに迫ったシーンなどワクワクしましたし、61分に古田がしつこいチェイスから奪ったボールを前田の長いキープとドリブル、前で榊へと繋いだところから始まった攻撃が、砂川のCKにドンピシャで合った奈良のヘディングが相手DFの頭に弾かれて終わったプレーも非常に良かった。ただ、ここで監督は榊を見切り、石井を投入。この辺から怪しくなって来ます。

 確かに66分にはカウンターを食い止められず、またしてもベテラン平本のシュートを金山がかろうじて抑えるなど、後半から入った相手右サイドバック、安西(先の奈良のシュートを弾いたのもこの選手)のスピードに苦しんでいる面もあったので、そこだけ見れば榊より石井だったかもしれません。確かに石井なら攻撃にかける人数を減らさずに守備のテコ入れも出来たでしょう。事実69分には、河合が“らしい”カットからすかさず縦へ送ったボールを前田がフカしてしまったプレーがあり、まだ希望は持てました。しかし次の交代は、

 78分、砂川→都倉。

 何を考えているのか。もう突っ込むところが多過ぎて何処から始めたら良いのか整理している間に怒りで頭がおかしくなりそうです。そもそも久し振りに期待出来る内容だったサッカーを、勝ちの目がどうにも見えなかった状態に戻すというのが理解できない。まあ、そうは言っても(現在下位のヴェルディ相手に)結局点を取れてないでしょ?と言うにしても、前節(下位の岡山相手に)あのどうしようもないサッカーを90分も引っ張ったことを思えば、今節は今節のサッカーを最後までやっても良かったのではないでしょうか?

 百歩譲って誰かが都倉に期待出来たとして、彼にボールを供給する一番手の砂川を下げるなら、砂川投入の意味がない。砂川に疲れを見て彼を下げることが主目的だったなら、ファーストディフェンスとしてほとんど役に立たず、攻め込まれている場面でも自陣に戻るのが遅く、結果的に相手がシュートを打つ機会を増やしているような都倉を交代で入れることにやはり意味が感じられません。事実これで石井は守備に忙殺されることになってしまった。だったら最初の交代で前(貴)にチャンスを上げた方がずっと良かったのでは(いや、そこで選ばれない程度の練習時のパフォーマンスだからチャンスがないのか…)。

 もちろん素人の、しかも個人的な好みに基づいた感想ではありますが、この采配が攻撃に与えた弊害については78分、小山内と石井のワンツーで作ったチャンスが最後の一手(山なりのクロス)でスローダウンしてしまったあのプレーに象徴されると思います。その小山内も87分、脚を攣って菊岡と交代。菊岡はポジション的には石井と交代、石井を入れた意味はますます薄れることに。交代は前後の状況もあるので一概には言えませんが、その前に前田のポジションをひとつ下げ、榊ワントップ、砂川を左に、古田を右に動かすことで、榊を活かす方法を模索してみて欲しかった。監督がこれでまだ都倉を使い続けるようなら、観る方としても覚悟を決めようと思います。

 アディショナルタイムにもあわやというシュートを打たれましたが、無失点で終了。こんな展開は予想していませんでしたが、案外、引き分けられただけでも良かったのかも。何処に行くコンサドーレ札幌…。

Almost ten thousand Consadole Sapporo fans filled up holiday Tuesday’s Sapporo Dome with their sighs when the game they drew it by 0-0 with Tokyo Verdy after the 90 minutes strange straying of the team.

Actually, I did not hear any sighs from TV but it never can happened that no one got disappointed by that game. The beginning was not so bad. Zaizen’s new option with the front line made by Maeda, Sakaki, Furuta, and Sunakawa was fresh and aggressive enough; it seemed that they were even getting back the quickness and speed they had been lost for a while, such as energetic vertical running using both sides’ space, breaking dribbles, and rapid shotgun feed (instead of the plane mountain shape long pass that the landing point is always predictable). Especially, Shota Sakaki could be one of the most brilliant players in this game; he was really bouncing around the field and got close to score again and again with the small body. This day, the defence line of Sapporo also had been given some changes but they soon adjusted each other and got themselves organized well so that there was no need to feel nervous, maybe.

However, the manager’s limit of patience was 65 minutes. Zaizen gave up Sakaki and sent Ishii who was more capable for defensive play but it still was understandable. Unbelievable was he replaced Sunakawa with Tokura soon after that to draw back their play to last weekend’s miserable 2-nil defeat. That showed how Zaizen loved just tall player (at least more than Shorter with quickness and strong heart). But when he rely on Tokura as the target man, Sunakawa might be the best to send cross to him. This change did not have synergy anyway. It ended in slowing down the team and chilling down the game for the home team fans. Nothing surprising; no, it totally surprised and upset me, I never expected that when very they kicked it off!

Or we should accept the result with thanks especially for our patient defenders; draw game could be worse. I wish they were not starting to lose their way of course, but…

posted by masamaru |23:59 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(0) |

2014年04月27日

Make it bitter medicine

 前節から何の上積みも見られず2-0で敗戦。内容も寂しいものに終始。

 スターティングラインナップを見た時には、古田と日高の右サイドで攻めて、菊岡と松本の左サイドで支える…ような形を想像しました。また開始5分、菊岡のCKに都倉が飛び込み、ヘディングシュートがバーを越えたシーンには、都倉の使い方を幾らか変えて来たかと期待もしたのですが…。蓋を開けてみれば、またしても、さしたる工夫もなく都倉目がけて蹴り込むプレーに終始。あれでは勝てないでしょう。都倉が魅せたのは25分、日高の長いフィードを菊岡がクロスに繋げ、都倉のバイシクルシュートで終わった攻撃くらい。他では、これまでに比べればボールに触るようになったものの、落としたボールは味方のところへ行かない、足元で受けてもキープできない、パスを味方に通せない…のないない尽くし。

 都倉の“高さと強さ”に拘ると、どうしても攻撃時のボールの行方が見え見えの、単調で怖さのないサッカーになってしまう。更には、例えば今日の布陣なら、せっかくの古田や日高のスピードを無駄にしてしまうだけではなく、チーム全体から速さと展開力、柔軟性や意外性を、奪ってしまうように思います。前半終了間際、相手のクリアミスを宮澤がはたいて古田がミドルシュートを放ったプレー、ああいう攻撃と両立できるならともかく…。都倉本人が悪いわけでもないのでしょうけれど。

(いや、前線でボールを待っているだけでプレスにも行かない時間が長いことを考えると、やはり、あまり使ってほしいとは思えない。これは完全に好みの話ですが。)

 もっとも、お粗末だったのは攻撃だけではありません。20分、ゴール前の混戦から相手のCK、あわや失点というところまで行った場面の、人数はかけていても動いている選手が少ない嫌な雰囲気が象徴的でしたが、全体的に受ける守備で押し込まれていました。前半は相手のフィニッシュの精度の低さに救われましたが、いつやられるだろうとヒヤヒヤしながら観ていました。と言うか、パウロン、危なっかし過ぎる。彼もまた“高さと強さ”では解り易く見栄えがしますが、プレーが雑でムラがあり、守備から攻撃に繋げるような動きも(櫛引や薗田と比べて)物足りなく感じます。

 後半開始直後にはカウンターから古田の右サイド突破でチャンスを作ると、菊岡のCKにパウロンのヘッドが惜しくも相手キーパーに弾かれるという見せ場もありましたが、そのすぐ後、パウロンの不用意なバックパスから生まれた隙を突かれて、つまらない失点。札幌はこれでリズムを崩し、55分には松本がこの日2枚目のイエローカードで退場、立ち直るきっかけも逃します。

 この状態で57分に前田を下げ砂川を投入した監督も監督です、驚きました。砂川を入れるのは納得としても、得点するためには彼から前線へ供給されるパスを“現実に”キープできる前田が不可欠だったのではないでしょうか。実際、宮澤と砂川を中盤の起点としてからは、(同じ放り込むにしても)砂川の正確で鋭いフィードにより(短い時間ではありましたが)チームは活性化しました。そこを逃さず一気に火力を増すべく65分に榊を送り込んだのも納得です。しかし下げたのはまたしても不可解なことに、前線でタメと時間を作れる菊岡。榊は直後に左サイドライン際を駆け上がりチャンスを演出するなど頑張っていましたが、彼の抜け出す動きは本来フィニッシャー。もったいないと感じました。最初の交代で都倉を下げるのが正解だったのではないでしょうか。都倉→砂川であれば、榊に替えるのが前田でも菊岡でも、その前後で何かが起きたように思えてなりません(まあ、何もなかったかもなのですが)。最後は古田を切って工藤を入れ、あくまでも得点に拘る姿勢を示しましたが(FW登録選手がピッチ上に多ければ攻撃力が上がるというわけでもないと思うのですが)、84分、数的不利から完全に崩されて失点、実質終了(ホスンは責められません。今日、どれだけ彼に救われたことか…)。

 そこまでして都倉を残した意味があるとするならば、答えは77分、奈良からのロングパスを都倉が胸で落としたところを榊のボレーという、あのプレーでしょう。ただ、あれだけ都倉をターゲットに放り込み続けて形になるのが1回きりでは効率が悪過ぎる。69分のループシュートこそアイデアを見せたものの、72分には、あれだけ長い時間自由に前を向いていたのにシュートを打つことすら出来ない。もちろん、都倉にしてもパウロンにしても、プロの監督が戦力としてベストと判断しての起用だったことに疑いはないですが、一ファンとしては、昨季と全く変わらない可哀想な使われ方だった工藤の方が、がむしゃらに走っている分、都倉よりはまだ可能性を感じました(がむしゃらに走っていれば良いと言うつもりはありません、当然。でも今日の負けって、がむしゃらに走る相手に負けた部類のもののような気も…)。

 ここからGWの連戦です。どのみち固定メンバーで戦い続けるのは厳しい。今の面子で上手く行っていないのだから、改変を試みて欲しいと思います。連休の浮き立つ気分に水を差すようなサッカーで、観客動員数増など、望むべくもないでしょう。連休中は全ての試合は観られませんし、観てもレビューをupしないかもしれませんが、過酷な日程を乗り越えた時に、チームが盛り返していることを期待します。頼むぞ、コンサドーレ札幌!

A special Saturday to start the long holiday week what we call Golden Week here in japan, Consadole Sapporo met Fagiano Okayama at Kanko Stadium and lost it by perfect 2-0 for the home team. Before the game; Consadole had been aiming for the second place from its 6th, while Fagiano struggled in 19th place. But it never seemed that; the home team player kept working hard and stayed fresh to overwhelm the visitors. At the beginning of the second half, they went ahead to move the game picking Consadole defenders’ careless mistake. Once Sapporo lost its left side back Matsumoto by the second yellow card for him in the game, they caught the fair wind and held that until they finally decided the victory with the latest goal in the 85th minute.

The major factor in Consadole’s defeat could be “two towers” who Zaizen had relied on recently; Tokura and Paulao. Height and physical strength is a common strong point to them and actually we can see that but more we find another face; Paulao’s play sometimes easy and unsteady (Okayama’s first score obviously came from his thoughtless back pass to Lee Ho Seung.) and Tokura is not so good to keep the ball and create the time for his teammate as the target in the front line, at least as he has been said. About Tokura, now he is not enough to finisher too. In this game, we saw his few good plays and many plain harmless plays. His lack of speed and mobility and the team strategy just feeding long high ball to him rather makes their soccer more predictable and slow it down. Is he really indispensable? He did not even went press well.

Zaizen’s answer should be yes; he sent 3 substitutes to turn the tide and boost up the offence but always Tokura was left on the pitch and it prevented fresh speeder or attacker from work. Of course, both Tokura and Paulao can be good player; the thing is how use them and what kind of players are in the team. It is really tough that play 6 games in 3 week for the Golden Week unless much them. I wish Zaizen find that instead of stick tall strong players. Furuta and Sakaki seemed to good and interesting.

Make this defeat to bitter medicine. Wake up and warm up the games and fans again, Consadole Sapporo!

posted by masamaru |23:59 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(4) |

2014年04月20日

How use Tokura

 変なところで名前と顔を売った深井。>今夜のJリーグラボ。いや、有意義な視聴時間でした。村井満チェアマン、頑張って下さい。

 さて、明日の草津戦はリアルタイムで観られないので、希望主体のプレビューなどupしておきます。

 主題は都倉をどう活かすか。個人的には他の選択肢を模索して欲しいとも思うのですが、おそらく都倉が外れることはなさそうなので。

 そもそも都倉に何を期待しての獲得だったのか。強力な武器となってくれる選手なのは間違いない。札幌としては何度か痛い目に逢わされているし、その辺りは議論の必要もないでしょう。ただ、じゃあ対戦相手として怖かったのはどういう都倉なのかと考えた時、今の彼のプレーと合致するかと言えば、答えはNoです。草津でも神戸でも彼が出て来て嫌だったのは、あのズドーンと飛び出して来る感じやグイグイと突っ込んで来る感じであって、少なくとも、待ってボールを受けて、落として味方を使うようなプレーではなかった。一ファンの意見として、チームにはそこを考えてみていただきたい。

 と言うわけでレコメンデイションはこちら。

     前田

 菊岡  都倉  古田

   砂川  宮澤

松本 奈良 パウロン 日高

     ホスン

 前節は“ポストプレーヤー・都倉”としての見せ場も幾つかあったものの、内村不在のチームに勝利の可能性を感じさせるには程遠いものでした。とりあえず当てて何とかしてくれるというなら、前田の方が遥かに期待できるでしょう。高さという観点もあるでしょうが、もともと財前コンサは縦への速いパスが魅力のチーム。むしろ都倉を囮に抜けるパスでチャンスを作る方が面白味も増すのでは。

 そういった意味からも、菊岡と砂川の併用を選択。ポジションやタイプで被るところがあるのは確かですが、どちらかを使ったらどちらかは使えないという縛りはない。砂川には、前田とはやや対角線の位置取りでダイアゴナルなアタックを量産して欲しい。前田が溜めたところで前の選手が流動的にスペースを埋めてしまうのが理想。開いた菊岡に渡れば外からクロスが入る。そこに都倉がズドン。前田が選手を集めたところに古田が右サイドをえぐってもいい(石井がやや消極的になりつつあり、榊の調子が上がっていない今、スピードを担う選手は彼しかいない)。ゴールに平行に走るクロスに都倉がズバン。もちろん、前田から直接マイナスのラストパスに都倉がドカンもあり得る(正直その形は砂川先生で描いた方が決まるのだけれど…)。

 ボランチについては、河合が不可欠の存在というのも一面では否定できないものの、スピードで劣って嫌な雰囲気を作る場面が散見されるのも事実なので、ここは賭けに出たい。宮澤の守備的センス、特に危機の芽を潰す嗅覚と視野の広さがあれば、後ろにそれほど不安はないはずです。特に今節、上原(慎)が出られないようなので、押し込まれるようなことがあれば、サイドバックも割り切って守備重視でも良いような気がします。河合にはリードしたままで試合を終えたい時間帯に、満を持してクローザーとして登場してもらうということで。

 いずれにしても、前節のような煮え切らない内容は避けて欲しい。繰り返しになりますが、都倉の迫力が活きるのはポストではないと思うのです。形を変えざるを得ないにしても、開幕から3試合目くらいまでの、観ていて楽しいサッカーを取り戻してもらいたい。再放送を楽しみに出来る結果を期待します。頑張れ、コンサドーレ札幌!

Sunday, Consadole Sapporo meets Thespa Kusatsu Gunma at Sapporo Dome. They might want to make up last weekend’s defeat against Oita Trinita on the home pitch of the Dome and of course, we either. For that, the lineup I recommend is this.

       Maeda

  Kikuoka  Tokura  Furuta

   Sunakawa  Miyazawa

Matsumoto  Nara  Paulao  Hidaka

      Ho Seung

The key is how use Tokura as long as Zaizen stick on him. When we remind him as a troublesome attacker on opponent side, it was not a post player but powerful pouncing striker. The answer is how encourage him to focus on scoring. What makes them hold it back? 

Post play can be taken after by Maeda who is the best at the part. Once a diagonal line appeared between Sunakawa and Maeda, many effective vertical supplies can be expect. While he is holding ball, it will also create the time and space for Kikuoka and Furuta to open up both sides, and it can expand more, to crosses or corner kicks to Tokura. Kikuoka’s technique and accurate kicks and Furuta’s speed running both match to this strategy.

Although putting Sunakawa on the center midfield can seems to be too offensive, Miyazawa’s keen sense of defence especially to catch and pick out the sign of danger and the face of all-rounder might help that enough; it worth trying.

Getting back those quick aggressive play in early season will lead them to get better. Thespa is not bad opponent to attempt something new. Go! Consadole Sapporo! 

posted by masamaru |02:11 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(0) |

2014年04月13日

There’s no substitute to Ace

 前節、難敵・松本山雅(と言うか反町)を、前半で負傷した内村に替わって入った都倉の、加入後初ゴールを守り切る形で退けた札幌。今節は降格組の大分とアウェイで対戦。都倉については前回のレビューで扱き下ろしていただけに、今節も活躍するようなら、この投稿も“やはり所詮は素人目”とお詫びから入らなければならないかとも思っていましたが…。残念ながらエース不在の試合で明らかになったことは、やはり今季の札幌の武器はテンポの速いパスワークと縦へ抜けるスピードであることと、実際そこを見据えたチームとサッカーになっているということでした。都倉に関しては、少なくともポストプレーについては、これまで観た中では最も良かったです。高さが活きた惜しいプレーもありましたし。ただ、いかんせん、彼自身が点を取れる雰囲気を持たないフォーメーションで、その回数が少な過ぎる。

 8分、早過ぎた失点は、自分たちのリズムでゲームに入れたという安心感もあったのか、自陣ゴール前のプレーとしては不用意だったと言わざるを得ません。アシストの選手に対する石井の寄せも、決めた末吉に対する奈良と宮澤の寄せも、いずれも甘かったし遅かった(奈良は、今日は全体的に緩いプレーが多かったように思います)。それでもその後、13分には前田らしいヒールパスに上原が惜しいシュートを放ったり、17分には砂川の自陣でのカットから前田と繋ぎ、前線へのスルーパスが相手DFラインの隙間を突いたりと(まさしく内村なら1点ではと思わせるシーンでした)、そこで決められていれば流れも変わったかもというチャンスもあったものの、結局、大分の勢いを止めることは出来ず、守勢に回る時間の長さが攻撃への転換を一層難しくする悪循環もあり、前半はほぼ一方的に押し込まれて終了。

 後半頭から砂川を菊岡に変えた意図は、中盤での機動力増強とボールの保持率を上げることで主体的にゲームを組み立てる可能性を増やそうとしてのものと思いますが、プレースキックのことを考えても、この交代自体は妥当だったでしょう。実際、開始直後には菊岡のコーナーキックを相手選手がクリアーしたところに上原がボレーを合わせる惜しい場面も生まれました。また、宮澤が外に開くことで、攻撃に幅を持たせる試みも、あるいはと思わせるものでしたが、いずれも策としては相手が対応する前に結果を出しておきたかった。むしろ、次第に砂川がいなくなったことによる前への展開速度のスローダウンという支障が目立ち始め、62分にはそこを補うべく石井に替えて古田を投入するも、相変わらずの守備への真面目さが災いし(悪いこととは思いませんが)、反撃のきっかけとなるには至らず。

 札幌の選手が最後まで勝負を諦めていなかったことは、大分が逃げ切りを意識していたとは言え、終盤相手陣内でプレーする時間とシュート数が共に増えたことからも明らかですが、そこで最後の交代が日高を下げてチョン・ソンフンだったのは、全く理解に苦しみます。都倉の高さが機能し切れていないところに更に高さを足してどうするつもりだったのか。雨で濡れたピッチひとつ取っても、縦への鋭さを活かすべきだったように思うのですが…。結果、最後の猛攻をかけるべき時間を、3バックでカウンターへの備えを薄くして、イチかバチかでターゲット目がけて蹴り込むだけの雑なプレーに終始してしまった。

 裏を返せば、あそこでチョイスされない榊が、いかにアピール出来ていないかということでしょうか。次節も似たような布陣で戦うなら、相手の対策をかわすのは相当難しくなると思われます。都倉に頼るなら彼の長所を活かすため大幅に戦い方を変える必要があるでしょう。個人的にはそれよりも、誰かが内村の役に近づく方が、ウチの保有するタレントと昨季の蓄積から考えれば効率的に感じます。石井や榊にもっともっと頑張ってもらって、エース不在期間を何とか乗り切って欲しい。いや、誰が活躍しても構いません、とにかく、今日の内容では次も厳しい。しっかり敗戦を分析して、切り換えて、練習して、また強い札幌を見せてもらいたいです。頑張れ、コンサドーレ札幌!

Sunday, Consadole Sapporo met Oita Trinita on the away pitch of Oita Bank Stadium and missed it by 1-0 for the home team. The 8th minute scoring for Oita was too much early and also too much careless for Sapporo when they played without Uchimura because of his injury from last week’s game; once they allowed the opponent to lead, they did not have so many ways to catch it up and leave it behind again. Previous game, Tokura took after Uchimura to save the team with his first goal in Consadole, but this time he finally would not work. Or it could be his strong point such as physical strength and height did not much the team strategy, but anyway, they stayed plain and rather less creative play to end that.

A few good play were there; especially in the last 20 minutes, it almost seemed that Sapporo suddenly got second wind, still, even which only showed one truth that they did not have any substitute to the ace at least now. Uchimura’s absence was heavier than it had been expected. Many Consadole fan might have found all his cunning moving, vertical speed from the fast running, and the sharp nose to finish were very essential for this season’s team.

Zaizen’s command was a little monotonous or confusing. First, he replaced Sunakawa with Kikuoka maybe for more possession in the midfield but when he found they had lost quickness to attack by that, he gave up Ishii and sent Furuta to make it up. But the most difficult to understand was the last card he chose; 190 centimeter high Korean forward Jeong Shung Hoon. Both Tokura and Shung Hoon might be good player as long as they work on their specialty but this game was totally not for them. When it comes to the slippery glass under the rain, another quicker, for example, Sakaki could not be good option?

Anyway, some action necessary for the next game; whether they change players or they change the play plan. I hope the team to use next week enough effectively to recover. Wait to see strong Consadole again!

posted by masamaru |22:05 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(2) |

2014年03月30日

Stay in good mood

 雨で濡れたピッチ、強風と、決して簡単なコンディションではなかったと思いますが、好ゲームでした。

 序盤は、その風も活かした意図のあるロングボールで前線を走らせ、積極的にスペースを突いて来る京都に対し、守備の網にかけてボールを奪った後の素早いパス回しと、サイドからの崩しで効果的な攻撃を見せる札幌という構図でしたが、間もなく双方がお互いの戦術に対応、中盤で目まぐるしく主導権を奪い合う接戦に。

 札幌は開始早々、内村が左サイド突破からクロス、中央の石井がヘッドで潰れ、押し上げていた河合が強烈なシュートを放つもバヤリッツァにブロックされた場面が、得点になっていればまた違った展開になっていたかもしれません。23分、右サイドをドリブルで上がった日高のクロスを受けた石井がペナルティエリア僅かに手前、ゴール正面やや右で倒され、FKを獲得した一連のプレーも惜しかった。札幌は全体的に選手の運動量が高く、中でも砂川は相変わらず好調をキープ、内村とのホットラインで何度もチャンスを作っていました。他では石井と宮澤の献身的なハードワークが光っていたように思います。特に石井は、直接判りやすい結果に繋がらなくとも、チームを助けるランニングが多かった。宮澤は言うまでもなく今日の殊勲者ですが、持ち前の視野の広さをいかんなく発揮、後半開始早々に相手ボールをカットしてから縦へのパス一本で内村を走らせたプレーなど、絶品でした。

 京都はさすがに昇格を目指すチームです。押し込む力とスピードが戦術として徹底されていて、パスやクリアーのミスが一気に失点の危機まで行ってしまう怖さがありました。事実、前半終了間際に、オフサイドに救われたもののカウンターからネットを揺らされた場面は、その前の攻撃をシュートで終われていればどうということもなかったはず。56分、相手コーナーキックをクリアーし切れず、混戦からアレッサンドロにボレーを叩き込まれて先制を許したシーンも、マークが少し甘かったように思いました。今節は全体的にプレスのかかりが良く、相手のボールを奪う回数も多かったですが、ミスも少なくなかった。相手によってはそこを突かれ、失点することで、折角の自分たちの持ち味を発揮できずにズルズル…という展開もあり得るでしょう。昇格を狙うと言うなら、そこは修正されなければ。

 幸い今日に関しては、攻め続ける姿勢が勝りました。67分、河合、内村と繋ぎ、石井のシュートまで行ったシーンは惜しかった。撥ね返りに対して、味方がもう少し早く反応出来ていれば。石井は70分にダイビングヘッドで潰れたプレーも良かったです。69分の前田→戸倉の交代に続いて73分に菊岡と替わって下がりましたが、最後まで脚も止まらず、次節以降も期待出来るのではないでしょうか。そして78分、相手のクリアミスに日高が走りこんで取ったCK、菊岡のキックをファーサイドの宮澤が押し込んで遂に追い付くと(注:公式記録には最後にボールに当たった内村の得点に)、その後は勢いを盛り返しさえし、敵地での勝ち点1を獲得。チームは好調を維持しています。

 個人的に少し疑問が残るのは都倉の起用。ここまで出場した3試合、フィニッシャーとしてもポストとしてもファーストディフェンスとしても機能しているとは言い難い。今日も最後の交代となった榊に、次回はチャンスを与えて欲しいと思います。次節の松本山雅は厄介な相手(監督)ですが、今日見せてくれたような、チームとしての熟成度を武器に圧倒して欲しい。頑張れ、コンサドーレ札幌!(お花見で試合は観られないので、レビューはお休みします。)

It was really close nice game. Sunday, Consadole Sapporo met Kyoto Sanga F.C. in Nishikyogoku Sports Park Stadium and drew that by 1-1. Offence and defence kept turning quickly and the tide changed very fast again and again. Slippery wet pitch due to the rain and strong spring wind made it more exciting too. Speed energetic running and strong shots were for Kyoto, and quick pass relays and side attacks Sapporo exceeded. Still, in the 56th minute, Kyoto finally took a lead first; Alessandro’s sharp volley shot from the crowd after the corner kick playing shook Lee Ho Seung’s goal net. It almost seemed to cheer and boost up the home team but Consadole never got down; they kept playing aggressive and patiently and pulled back the rival to the pitch in the end. It was also from a corner kick done by Kikuoka; in the 78th minute Miyazawa send it to another Korean goalkeeper Oh Seong Soon’s net (officially it annouced as Uchimura's score; he touched the ball the last). Miyazawa worked remarkably well this day both on defence and offence. Another hard worker was Ishii. Kikuoka played well too as a substitute; it was fortunate for Consadole to get such good place-kicker next to Sunakawa.

On tight pressing and hardworking, both teams might be even. Careless mistakes were rather much many for Sapporo, still, a maturation time on same tactics might help them. Besides that, many center players has been in good condition. Maybe for the next home game, we can expect more. Keep going on, Consadole Sapporo!

posted by masamaru |23:44 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(2) |

2014年03月22日

Preview; Sapporo vs Kitakyushu

    内村   榊

      荒野  

   前  宮澤  砂川 

上原  奈良  櫛引  日高

      金山

 これから出かけますので生で試合は見られません。希望スタメンをup。選手のコンディションや帯同メンバーなど情報を入れていませんので、実情とそぐわない部分がありましたらご容赦を。

 前節、湘南の内村へのマークは凄まじかった。北九州がスカウティングをしていれば、当然同じことをしてくるはず。ただ、得点において内村が最も頼りになる事実は変わらない。そこで、榊の引っ掻き回しに期待します。と言ってもそれは所謂なりふり構わぬ前からのプレスや(いや、プレスは全面でもっと気合入れてもらわなければ困りますが)空走りではなく、内村からマークを引き剥がすに足る、得点の匂いがする抜け出し。なんなら、エースを差し置いて得点してくれても構いません。あとは、代表合宿参加前の荒野の奮起にも期待。

 スタートダッシュとは行かないまでも、ここで勝てれば雰囲気は良くなります。得点の形ももう一度確認したいし、昨季最終節の雪辱も果たして欲しい。ホームでの勝利を希望します。頑張れ、コンサドーレ札幌!


          Uchimura   Sakaki

            Arano

        Mae   Miyazawa  Sunakawa

Uehara     Nara   Kushibiki   Hidaka

              Kanayama

This is my recommendation for Consadole Sapporoto to play today’s game against Giravanz Kitakyushu. Maybe Sakaki is key not only for scoring but also to work ace Uchimura enough. They need to score first of all to stay in their aggressive soccer for this season with good mood. Show your power. This is a home game. Go win, Consadole Sapporo!

posted by masamaru |14:11 | Foot ball/Consadole Sapporo | コメント(0) |