2008年09月02日
審判の権威。
今日の道新から 罰金覚悟 J1最多の463 反則恐れずアグレッシブに(09/02 10:31) >新規定の内容は、1試合で同一チームが5人以上の警告および退場処分となったり、 >選手が集団で審判員を囲んで脅す行為、見苦しい抗議を繰り返した場合、 >当該クラブにJ1で50万円、J2で25万円の罰金を科すというもの。 この規定の発端は、今年のゼロックススーパーカップの 家本主審のイエロー連発の不可解な判定や、 試合中に西村主審が、選手に「死ね」と言った言わないが問題になったことに始まります。 審判への周囲からの不信を審判の権威を 規定によって無理矢理あげることで補完したようにも思える。 三浦監督も言っているが、 日本の審判の水準は、世界的に見てお世辞にも上手いとはいえないだろう。 しかし、彼ら以外に日本に審判がいないのも事実。 そして、彼らがいなければ、日本での試合は出来ないのである。 だから、彼らの成長に期待し、そのために彼らの成長を促せる環境を作らねばならない。 少し失敗すれば、サポーターやマスコミから叩かれ、 最近の審判の後姿には悲壮感やら哀愁が漂っていたようにすら感じました。 私は、最近、内心下手糞と思いながらも少し審判に同情してました(笑)。 審判はサッカーを知らないと野次る一方で、 応援するチームが後ろからファールをして警告をもらっても 警告を出した審判をブーイングするとか日常茶飯事ですしね・・・(・・;) 審判の地位は、審判自ら上げるしかなく、規定を作っても結局のところは当人たち次第。 その仕事に誇りをもっているのか、周囲がその仕事振りが「かっこいい」と思えるか。 そういう仕事振りが、この規定を通じてできるようになればいいのですが・・・。 この規定が審判の育成につながればよいと願わずにはいられません。 余談ですが、キムタクあたりが、月9でサッカーの主審のドラマでもやったら 審判を巡る状況も好転するかもしれませんね(笑)。
posted by whiteowl |12:47 | J-league | コメント(2) | トラックバック(1)