2009年04月14日
止まない雨はない。 -第7節 富山戦-
日曜日の富山戦。
前半、上里のスルーからキリノがDFラインの裏に抜けて先制するも、
試合終了間際、主審と副審の怪しいジャッジもありながらも、CKから失点。
1-1で、引き分けとなりました。
今季JFLからJ2に昇格した富山と今季J1からJ2に降格した札幌。
内容はどうあれ、とにかく誰しもが札幌の勝ちを望んでいた試合
であったことは疑いようもなく、
チームが開幕から不調なこともあり、まず第一に、結果が問われる試合だった。
従って、富山戦の引き分けは、負けにも等しい。
この点は、批判されてしかるべきだと思う。
posted by whiteowl |12:00 | 2009 J-league Games | コメント(2) | トラックバック(1)
2009年04月12日
ホームで1年以上勝っていない。
今季JFLから上がった富山に、1-1で引き分け。 これで、昨年の4月12日の磐田戦で勝って以来、ホームで1年以上勝っていないことが確定。 まあ、色々と書きたいことはある(苦笑)。 ただ、選手は戦ってたか?と問われれば、今日の札幌の選手は戦っていた。 そして、DFラインが高かったものの、 ミスが多く、決して、富山のサッカーが良かったとも思わない。 しかし、真剣に戦って富山と引き分けたという事実。 昨季のJ1の時は、明らかに勝つことが難しいくらいの実力差があった。 だが、今季はJ2で、今日の相手は昇格したばかり、勝たなければいけない相手だった。 しかし、勝てない。 キリノが初めて裏に抜けて得点するなど、今日の試合内容は良い面もあった。 でも、良い面もあったが、相変わらず噛み合っているとは言いがたい試合内容でもあった。 ノブリンのサッカーが、形になるには、もう少し時間がかかりそうでもある。 勝てないということは、何かが足りないわけだから、 悪い流れを断ち切る何らかの変化が、早くも必要とされている。
実は、すごく、書きながら悩んでいて、何度も書き直してます(苦笑) その原因は、チームの立ち位置の曖昧さが、 私も含めてどうして良いものかという迷いを生じさせている原因なのかなと。 今季は昇格よりもチーム力を上げることを優先させるなら、 その変化がチーム内から出てくるまで我慢するのがいいのだろうし、 チーム力の底上げよりも、何が何でも昇格を考えているなら 補強なり外部から無理矢理変化させる必要があるだろうし。 育成しながら昇格を目指すという難しさなんでしょうね。
posted by whiteowl |19:36 | Consadole Sapporo | コメント(3) | トラックバック(0)
2009年04月10日
コーチング。
さて、攻撃も流れからなかなか得点できず、良い守りもできていない札幌。 良い守りから、良い攻めにつなげられていないという悪い流れ といえるのかもしれません・・・(;´Д`A ``` で、調子が悪い時に、即効性がある建て直しはまず守備から。 道新の福田記者が、現在の守備の問題点をうまくまとめてくださっております。 コンサドーレ倶楽部 守備崩壊 苦しむ札幌(2009/04/09) 指揮官は、守備の破綻(はたん)の原因を「チャレンジした時のカバー、バランスが悪い」と分析している。 1人ないし2人がボール保持者にプレスに行った際、残りの選手のポジションが悪いため、カバーが後手後手になっている。 熊本戦の1失点目。中盤でボールを奪われた後、カバーに行った選手が慌ててスライディングタックルをしたが、もともとのポジショニングが中途半端で相手への距離が遠いため、余裕を持ってかわされ、結果的にゴール前で数的不利をつくった。 また、簡単にクロスやシュートを打たれているシーンも多い。 ボール保持者に対し2人以上でボールを奪いに行った場合、逆サイドががら空きとなるリスクは常にある。自分の持ち場を離れてカバーに行く際、最低でもボールに触らなければいけないが、なぜかできていない。このことに対する指揮官の答えは明確だ。 「チャレンジが中途半端。球際に行かず体を張っていないから」 戦術もさることながら、やはり「戦う姿勢」がなくては勝負にならないということだ。 もう少し、この件について掘り下げてみようと思います。
posted by whiteowl |15:27 | Tactics (戦術) | コメント(2) | トラックバック(0)
2009年04月08日
“4バックか3バック”よりカバーリングの意識。
守備が崩壊すると、4バックと3バックの話が出てきます。 確かに、札幌には特に右SBに適切な人材がおらず、CBタイプが多い。 ただ、ノブリンは、昨季の三浦監督と比べると、 用いている戦術というか考え方が違うからだとも思うのですが、 今までを見ても、4バックと3バックをそれほど気にしていないのではないかと思います。
DFラインと相手FWの数の相性だけでいうと、 4バックは、1トップと3トップと相性が良いとされ、 3バックは、2トップと相性が良いとされます。 これは、『守備の人数は、攻撃+1人』(≒数的優位を作る)という理屈で大体説明されます。 では、なぜ、3バックが、1トップと3トップに相性が悪いかと言えば、 まず、3バックと3トップの場合は、数的優位がつくれない。 そして、3バックに対して、1トップの場合は、
図1:(●…守備側 ○…攻撃側) ●(ストッパー) ○(相手1トップ) ●(ストッパー) ●(リベロorスイーパー) ●(GK)
基本的に、リベロ(スイーパー)が、相手の1トップに当たることになる。 大体、リベロには、両ストッパーに比べて、1対1のフィジカルに強い選手よりも 例えば、神戸の宮本のようなカバーリングに優れた選手を配置することが多い。 そのため、相手の屈強な1トップのFWとミスマッチが生じることが多いとされます。
4バックの場合は、基本的に3トップまで数的不利になることはありません。 そして、3バックがピッチの横幅に対して人が少ないため両サイドに危険なスペースを作るのに対して、 4バックは、4人がDFラインに張り付いて居る限りは、 最も危険な最終ラインにおいて、相手にスペースを与えません。 なので、世界的には4バックが主流になっているとされています。 ただ、4バックが2トップと相性が悪い理由は、 まず、ピッチ中央で2トップとCBの二人が1対1になってしまうこと。
図2:(●…守備側 ○…攻撃側) ○(FW) ○(FW) ●(SB) ●(CB) ●(CB) ●(SB) ●(GK)
次に、相手2トップに対してDFラインに4人貼り付けると二人多いことになります。 ということは、サッカーは11人対11人でやるスポーツなので、 どこかの地域で常に数的不利を招いていることに・・・(・・;) 昨季の三浦監督が、やたら平川さんに非難されていたのはここ(笑)。 (※昨季はボールをすぐ失うので、危険なスペースを最終ラインに生むことになる SBを容易に上げることが出来ない、前線で常に数的不利、ポゼッションができない の悪循環だったと私は思ってますが・・・(;´Д`A ```) それと、4バックの弱点は、SBはサイドで攻撃参加も求められているため、 CBと比べて縦の運動量を求められ、体格的にも守備力が劣ることが多い。 そのため、相手FWが屈強なCBとの1対1を避けて、 サイドに流れてSBと1対1の状況を作られると、 SBが相手FWを止められない、高さでも負けるという状況が多くなります。
posted by whiteowl |13:26 | Tactics (戦術) | コメント(3) | トラックバック(1)
2009年04月07日
サプライズ訪問。
地域密着ということで、昨日6日、札幌市内の小学校の入学式に、 コンサドーレの選手がサプライズ訪問したそうな。 【道スポ】コンサ戦士が新入生祝福 札幌市内小学校3校入学式を訪問(04/07 09:51) 「盛り上がらなかったらどうしようと話してたけど、良かった」 と藤田。 まあ、もう、わたしの中じゃ、 熊本ってキャンプやったとこだよねみたいな(゜ロ゜;) もう過去の出来事なかったことになりつつありますが、つーか、そう思わないと、やってられねーし(*ノ-;*)でも、これ、多分、かなり本音ですよね・・・(・・;)俺が同じ立場でも、多分、同じ心配すると思うし・・・(;´Д`A ```子供って、辛辣なこと、ずばっとへーきでいいますしね・・・( ̄~ ̄;) なーんて、思いながら読んでたら、 同小の山脇栄校長(54)は道サッカー協会の特任理事として、藤田の小学生時代から知っており、 「きのうは負けちゃったみたいですけど、コメントは求めないようにしましょう」 コレ、大人の方が、よっぽど辛辣なコメントですよ(笑)。 しかし、まあ、 “盛り上がらなかったらどうしよう”なんて、 地域貢献するのは良いけど、今後、心配しないように活躍してや!この記事読んでる、私もドキドキしたわ(笑)
posted by whiteowl |12:20 | Consadole Sapporo | コメント(4) | トラックバック(0)
2009年04月06日
もう大胆に開き直るしかないでしょ。
もう、あそこまで惨敗しちゃうと・・・( ̄Д ̄;;
この屈辱を忘れるなとは言いませんが、悪いイメージを持つよりかは、
選手には、罰ゲームで一発芸をやる
なんてよりもっと大胆に開き直ってもらわないと!!
と思います。
posted by whiteowl |12:00 | Consadole Sapporo | コメント(3) | トラックバック(0)
2009年04月05日
フォローのしようもない試合。 -第6節 熊本戦-
まー、結果もひどいですが、内容もひどい試合でした。 今回は、全くフォローのしようもありません・・・( ̄Д ̄;; 4失点に完封負け、おまけにクライトン退場じゃ、 もう誰が悪いとかのレベルじゃないでしょう。 結局、開幕の仙台戦以上のチームとしてのパフォーマンスを見てないので、 キャンプで培ったチームとしての戦い方を、 もう一度見つめなおした方が良いのではないでしょうか。 一歩進んで二歩下がるって感じですよね、ホント(;´д`)
posted by whiteowl |16:30 | 2009 J-league Games | コメント(0) | トラックバック(0)
2009年04月03日
マジデ、 “決定力” ッテナニ?
先日、W杯南米予選で、ベネズエラに4-1で快勝したアルゼンチン代表。 代表監督であるマラドーナは、かつて自分もつけていたボカの10番を現在着ている リケルメとの不仲が報じられているものの、 (セルヒオ・レビンスキー スポーツナビ マラドーナとリケルメ――スター同士の対決 2009年3月30日) テべス、アグエロ、メッシとFWに世界を代表する選手を擁し、 それを並べることで決定力不足を解消しようとしているのかと書いたのですが・・・ マラドーナ監督「心臓を刺される」6失点大敗[ スポニチ 2009年04月03日 ] 早速、同予選、同組9位だったボリビアに1-6で大敗(笑)。 今回は、メッシとテべスの2トップだったようですが、わずか1得点(゜ロ゜;) 単純に、技術がありゃ点数が入るってもんではないですし、 毎度うまくいくとは限らないから、サッカーは楽しいんですけど、 本当に、決定力って何よ?って思うのです・・・(´ヘ`;)
posted by whiteowl |12:10 | Column | コメント(2) | トラックバック(0)
2009年04月01日
秋春制は、より本質的な議論であるべき。
スポニチのサッカーコラムサイト World Soccer Plusで、 Jリーグの秋春制導入問題に対する3者の意見が出ている。 何のための議論だったのか【戸塚啓】2009年03月18日 高温多湿でのサッカーこそが異常【金子達仁】2009年03月19日 秋春制は日程の問題【西部謙司】2009年03月26日 注目すべきは、3人とも秋春制継続審議に賛成であるという点。 ただ、札幌を含む多くの雪国クラブにとって、現状の犬飼案では到底承服できない話でもある。 (※秋春制に対する私の意見については、コチラ。 秋春制のメリット・デメリットのまとめついては、 秋春制のまとめ -メリット編-、秋春制のまとめ -デメリット編-)
posted by whiteowl |12:55 | 秋春制について | コメント(2) | トラックバック(0)