コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2013年11月02日

冬の東京旅行だよ6(三日目)・・・箱根の美術館へ

3日目は、箱根にあるポーラ美術館へ向かいます。

品川駅7時50分発の普通列車に乗り込みます。


グリーン車をおごりました。車両番号はサロE231-1060。サロという名称に豪華さを感じます。

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乗ってすぐ、女性の乗務員が検察。お菓子やジュースが入ったかごも持っていたので、車内販売も担当するらしいです。

列車は多摩川を過ぎるとすぐ川崎。

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品川駅では崎陽軒の横浜チャーハン弁当を仕入れました。少し、油っこかったですけど、おいしかった。そういや、昔、パンチ佐藤がこの弁当をテレビですごく薦めていたのを思い出しました。鶏のから揚げにはチリソースがかかってました。

横浜の手前で京浜急行電車が見えてきました。墓地が見えましたが、住宅地の中に密集・・・というか隣接して墓地があるのが、関東らしいです。

高層ビルが見えて横浜。横浜を抜けると丘陵地帯を開いたところを走ります。高台に住宅街が見えます。

大船からマックの包み袋を持ってきたお兄ちゃんが乗ってきました。あれ、お兄ちゃんの
ところには乗務員が検札に来ないだろう、差別か!!と思ったら、どうやら、シートのところに切符を挟んでおけば、天井のランプで読み取るようで、たはは、やっぱり、グリーン車乗りなれていないなって感じました。

平塚の手前で相模川を渡ります。

マックの包みを持っていたお兄ちゃんは、優雅に食事を終え平塚で降りていきました。

天気が良くて気持ちいい。

大磯駅を過ぎる。

🎵大磯ロングビーチ~と関東ローカルのラジオCMを思い出す。聞いたのは高校生か大学生の頃。大磯ロングビーチ、どっきどっきの芸能人水泳大会で会場になっていた場所であるな。

さすがに大磯を過ぎると住宅地はまばらである。

国府津で海が見えてきて、鴨の宮で富士山が見えてきた。

でも、小田原まで行くと富士山は見えなくなった。

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小田原で箱根登山鉄道に乗り換え。箱根湯本までは小田急の車両に乗車。


登山鉄道だけあって、徐々に上がっていく。

箱根板橋(27メートル)。普通列車と交換。

風祭(47メートル) ロマンスカーEXと交換。

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みかんの木が見える。そして、民家が線路に近づいてくる。

入生田でまた、普通列車と交換する。

そして、この列車の終点、箱根湯本。




さらに箱根湯本からは強羅行きの登山列車に乗継。



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今度は箱根湯本発9時37分の登山列車に乗車。

さっきの電車はがらすきだったのに、2両の登山列車は満員。

モハ2型という古い車両。

3回目のスイッチバックからぐんぐん急勾配を登っていく感じである。

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↑何回目か忘れたけどスイッチバックの様子



箱根駅伝のコースとなった道を並走していく。カーブ、アップダウンの坂と、よくこんな道を駅伝選手走ったなと実感する。

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20分弱で終点の強羅駅に到着。標高541メートル。ここには16年前ぐらいに来たことはあったけど、トンボ返りだったな。就職試験を受けに来て、暇ができたので乗りに来たことがあったのだけど・・・・。

さて、ここからバスに乗り換えてポーラ美術館へ。

乗り込んだバスが狭い道でも小回りのききそうな小さな観光用の路線バスでした。

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なんと乗りこんだバス、バス会社かな?の100周年記念とかで、柳沢慎吾氏が車内放送を担当w 「運転手さん安全運転でよろしくね!」という声が鳴り響くw

それにしても、誰かが降車のチャイムを押すと、「ピンポーン!!」と柳沢慎吾氏の声が鳴り響いてうるさいw とにかくでかい声だ。 あの特徴のある声で沿線の解説するもんだからまいったw 車内でも笑っている人が多く、私も嫌いじゃないけど、賛否両論あったろうなw

バスは急な坂道の狭い道路を走り抜け、ポーラ美術館に到着。
満員の車内から降りたのは私ともう一人だけ。時間は10時過ぎ。
後から聞いた話だが、名古屋のこげ父母が車で鎌倉に遊びに来ており、この日のこの時間帯にポーラ美術館の前を通ったと聞いて驚く。そんなこともあるんだね。

さて、ポーラ美術館です。建てられるときは自然環境を破壊するとかさんざん叩かれてましたが、今回来てみると意外にまわりの自然とマッチしてました。

さて、この美術館はポーラの社長さんであった鈴木常可氏のコレクションが展示しております。美術館ができる前は、本社や社長室に展示してあったとか。カンディンスキーの絵を社長室で独り占め、贅沢ですな・・・・。というか、鈴木社長は何か決断に迫られたときは社長室に閉じこもって絵を見たそうな。

美術館内は撮影禁止なので、印象に残った絵を記述していきます。

平山郁夫の「イラン高原」、とにかく出かかった!

ゴッホの「アザミの花」は緑基調であやしくもきれいでありました。

アンリマティスの「リュート」はマティスっぽい感じの絵ではなかったな。

レオナールフジタの「誕生会」は、憎たらしそうな子供がたくさんw でも良い絵です。

この美術館ではじめて名前知ったけど、ジュールパスキンの絵も良かったです。

ルドン、ルオーの勇気が出る絵も良かったです。

アンリルソーの「ムーランダルフォール」は川に停まっている船を描いた絵
いかにもアンリルソーの感じの絵でした。

岡鹿之助の「村の発電所」という絵、どこかで見たことあるなって思っていたら、ブリヂストン美術館で「雪の発電所」という絵を見ておりまする。

岡鹿之助の「掘割」という絵はアンリルソーの「ムーランダルフォール」という絵にそっくり、岡鹿之助はアンリルソーを尊敬していたようです。また、藤田嗣治からも学んだそうな。

ポーラの鈴木社長は、化粧品の販売と結びつくので、女性像を表現した絵も収集したとか。

黒田清輝の「野辺」 どんな絵か忘れてしまったので検索かけて見直したら、かなり官能的な絵でしたw 以前、東京の美術館である絵の企画を行って、ポスターにこの絵を採用して、地下鉄に貼るようお願いしたら断られたとか・・・・。なるほどね。

藤島武ニの「女の横顔」はララァ((C)サンライズ)かとw

満谷国四郎の「樹下裸婦」はルノワールの影響を受けているらしい。

マリーローランサンの「黄色いスカーフ」

ルノワールの「水の中の裸婦」は5つあるルノワールの絵の中で一番よかったな。やはり光の加減というか、顔が光当たってしっかり描かれているのが良いです。その割には体がいいかげんだけど・・・。

東山魁夷の「透影」が良かった・・・・。

フジタの「校庭」という絵がおもしろい・・・。

クロードモネの「貨物列車」は、サンラザール駅の構内とのこと。モネは鉄道の絵が多い。

同じくモネの「国会議事堂 バラ色のシンフォニー」はオルセーで同じような絵を見ました。

横山大観「富士」の絵が良かったな。富士と緑と赤のもみじのコントラスト良かった。

前田青邨(せいそん)の春暖という絵が良かった。桜か梅かよくわからなかったけど、素晴らしかった。

杉山寧(やすし)の仲の良い馬の絵が良かった。

ジョアンミロの「夜の人物と鳥」という絵がおもしろかった!

小山正太郎の絵はすごく上手。師範学校の先生だけあって、見本のような絵

浅井正の「武蔵野」。武士の絵でした。

岸田劉生の「麗子座像」 麗子像は小学生の頃、切手で出会いましたが、正直言って怖かった印象が・・・・・今はかわいく感じますw

ポーラ美術館、堪能しました!
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posted by こんびに🎵 |06:09 | 東京グルメ | コメント(3) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:冬の東京旅行だよ6(三日目)・・・箱根の美術館へ

こんにちは。

グリーン車の無人検札は、紙のキップではダメで、事前にsuicaでグリーン料金払っておき、天井のランプの横のセンサーにかざすのです。
http://www.consadole.net/kamome/article/728
途中で座席を移動したいときは、もう一度かざして空席表示に変えてから移動先のセンサーに読み取らせれば、アテンダントさんに余計な手間をかけずに済みます。

posted by かもめ| 2014-01-04 15:42

追伸

モバイルsuicaに登録すれば、携帯がキップ(グリーン券)代わりになります。
http://www.jreast.co.jp/mobilesuica/whats/index.html
suicaではなく携帯をセンサーにかざす人も多いですよ。

posted by かもめ| 2014-01-04 15:53

Re:冬の東京旅行だよ6(三日目)・・・箱根の美術館へ

かもめさん、コメントありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

なるほど、SUICAでないとだめなんですね。確かに紙の切符は読み取れないか。今度、機会があったらやってみます。

なんでもかんでもどんどん進んでいきますね。浦島太郎のようです。

posted by こんびに🎵| 2014-01-04 16:14

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