コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2010年06月20日

デンマークの思い出

最近すっかりご無沙汰しております。

さて、W杯は予選、日本はデンマーク戦を残すのみとなりましたね。


デンマークには10数年前、学生の時に訪れたことがあります。
つれづれにその時の思い出でもつづってみましょう。。


ドイツからコペンハーゲン直通の特急列車「トーマスマン」号に乗車。列車はそのまま連絡船に載って、コペンまで運ばれます。そのまえに国境監視官(というのかな?)の女性が列車のなかでパスポートチェック。

でもパスポートを見ただけで満足いかず、なにやらいろいろ言ってくる。あまりきれいな格好してなかったので不法渡航者にみられた感じである。どうにかヨーロッパから日本向かう帰りの航空券を見せて納得してもらった。

最後に「いい旅を!!」と英語で言ってにこやかに去って行ったが、こんなに疑われたらいい旅なんかできるかと素で思う。前に座っていた白人のおじさんも厳しいなって感じでこちらを見て笑っていた。

連絡船の乗車時間は30分ぐらいであったろうか。連絡船の売店はスーパーそのもので、ノータックスなので、ここぞとばかりたくさんのお客がいろいろ買いあさっていた。

それから対岸の港につき、列車は連絡船から出され、コペンハーゲンへ列車は向かった。

2月なので寒いはずだけど、コペンハーゲンはそんなに寒く感じなかった。中心街は石造りの古い建物が多く、なんだか歩いているだけで楽しかった。

とりあえず、ユースホテルに荷物を置こうとバスを探すがわからず、片言の英語で困っていることを話すと、たくさんの人が私を囲み、なんとかしてくれようと努力してくれている。その中に黒人の人もいた。そんな人々のやさしさから社会福祉が充実していることが読み取れた。

なんとかついたユースホテルはただ広い原野のなかにぽつりとあった。もう、外に出る気力はなく、ユースホテルでライ麦の野菜サンドと牛乳を買って飲んだ。物価の高い国なのでそれだけで700円ぐらいした記憶がある。

ユースホテルではノルウェー人のおじさんと会話した。自分はセイコーの時計を持っているとか言っていた。私は札幌から来たと話すと、オリンピックが開かれたところかと返ってきたのが嬉しかった。

翌日は街の中にあるお城を見学したり、人形姫の像を見たり、函館より規模の小さい五稜郭を見た。人形姫の像は後ろにタンカーが泊っているのが見え、あまりいい感じはしなかった。

お昼はコペンの駅でバイキング料理を食べてみる。本場のバイキングは食べ放題ではなく、たんに自分で皿にいれたものをそのおかずの料金に応じて支払うもので、カフェテリア方式と言う方が正しいであろう。オープンサンドやじゃがいも料理を食べた記憶がある。やはり物価が高いのでそんなに食べてないのに料金は高かった・・・・。

夜もその駅の食堂で食べて、ミュンヘン行きの夜行列車に乗って、私はデンマークを去った。

posted by こんびに♪ |18:48 | コメント(9) |