コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2022年09月05日

声を出す応援ってこうだった

前節鳥栖戦から札幌ドームでも声出し応援ができるようになって、やっと本来の応援が戻ってきたと感じた。
私がいつも座る席も声出しエリアになったので、
声出しに役立つと噂のインナーマスクを持参してリストバンドを受け取った。
一発目は何かな、久々で泣いたりするかな、と思っていたけれどあんがいそういうことはなく、
個人的にはチャントやコンサドーレコールよりも、菅野のコールをしたときが一番ぐっときた。
あぁそうか、選手の名前も呼ぶことができるんだな、としみじみ感じた。
ひとりひとりを大きな声で呼ぶことができて、シャビエルやミラン、
この日Jデビューだったゴンヒもコールに応えてくれて、選手にもちゃんと伝わっているのがわかった。

とは言え、びっくりするくらい声は出なくて、前半終了の時点で声が枯れるしょぼさ。
マスクの影響もあるけれど、どうやってお腹から声を出していたのか、
あまりにも自分の声の衰えっぷりに、2年半という歳月の長さを恨む。声は出していないと出なくなるのね。
それは私だけではなかったようで、どうにも全体の応援が響いているかんじがしない。
おそらく外から聞くと、ゴール裏声出てないじゃんって思うかもしれない。
この試合はブーイングで終わってしまったわけだけど、
ブーイングのほうが声が出ていたなんて批判も見かけた。
ブーイングのほうが声が出るのは、わからんでもない。
抑揚のあるチャントとちがって、出しやすい音程と声で叫ぶわけなので。笑
私は疲れて声も出なくて、ブーイングする元気もなかったけども。

残念な結果で終わってしまった鳥栖戦だけれど、やっぱり応援は声を出してナンボだなと思った。
メインスタンドに席をとった父の近くに男女ふたり組が座っていて、
試合後、男性のほうは「つまらなかったからもう来ない」と言っていたそうだ。
けれど女性のほうは「私はおもしろかったからまた行くわ」と言っていたという。
なにが楽しいと感じるかは人それぞれで、勝たなきゃなにも意味がないわけでもない。
この女性が、ひとりでかふたりでかはわからないけれど、セレッソ戦に来ていたらいいなと思った。

そんなセレッソ戦は前半はなにも良いところがなく、
は??勝たなきゃいけんのだが??という腹立たしさMAX。
それでも声を出して応援できるっていい。その腹立たしさも声にのせて叫べばいい。
もちろん野次を飛ばすのではなく、チャントやコールを思い切りやる。
失点しても構うものか。自分がやれるのは応援だけなのだから、試合終了までやることは変わらない。
声量はむしろ上がる。そうだったそうだった、声を出す応援ってこうだった、と感覚を思い出す。
手拍子だけの応援のときは、正直、試合中に諦めることもあった。
自分の応援熱が冷めてしまったのかと考えることもあったけれど、そうではなかったのだなと。
勝つ可能性がとんでもなく低い大量失点の試合でも、まずは1点を信じて声を出す。
最後まで戦うというのは、私にとってそういうことだった。

ゴンヒのJ初ゴール、青木くんの逆転ゴール、すばらしかった。スパチョークも毎試合素敵だ。
めちゃくちゃうれしくてガッツポーズしたけれど、試合終了の瞬間は喜びよりも安堵だった。
いや、安堵よりも疲れてぐったりだった。
どんなにひどい試合があっても応援を続けていると、たまーにこういう試合に立ち会うことができる。
そうすると、そこまで100試合連続でまけていたとしても全部どうでもよくなってしまう。よくはないけども。
気分のいい一週間を過ごしてまた次へ向かう。残留争いは続くのだ。

1662381771-01.jpg


自宅マンションが水道工事でうるさい&水が使いづらい週末になるとのことだったので、
試合のあとは札幌グランドホテルさんに泊まった。
おいしい朝ごはんと、気持ちのよい接客のスタッフの皆さま、ありがとうございました。
試合のあとホテルに泊まるの、ラクだし楽しくてよい。遠征に行った気分。

1662381784-02.jpg


試合の荷物を持っていたからか、東急百貨店のイシヤに行くとすぐに、
会員カードはお持ちですか?と声をかけられたわれわれ。
お買い物して、振る舞いバウムもいただいた。勝つっていいな。


posted by ひとみ |20:10 | 試合観戦 | コメント(0) | トラックバック(0)