コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年01月30日

ナマーラ北海道を観てきたよ

DAZNを契約していないのでニューイヤーカップは観ていない...。300万円はおめでとう...。

ので、土曜日はブラインドサッカー、ナマーラ北海道の試合を観てきた。
『ムトウ杯 ブラインドサッカー北海道オープンカップ2017』という、親善試合ではなく公式戦のようだ。
優勝すると3月のクラブチーム選手権に出られるらしい。
そもそもブラインドサッカーを観たことがなくいつか観たいと思っていたので、
アクセスの良いきたえーるでやるということ、入場無料なことも重なって足を運んだのだった。
芳賀ちゃんのGK姿も観られるレアな機会だし!

まずは9時から前座試合。
リラ・コンサドーレ、ノルディーア、セカンドサポートチームの3チーム総当りでフットサルの試合が行われた。
フットサルチームではないリラとノルディーア。
更に会場はブラインドサッカー仕様となっていて、サイドに壁がある。
つまりサイドラインを割るということがないフットサル、という状況だ。
一番上手かったのはやはりノルディーアだったかな。リラも以前観た時よりも格段に上手くなっていた。
最初はバタバタしていたけれど、そのうち壁を使うようになったりもして。声がもっと出るといいかなぁ。
ブラインドPK対決にも参加したりしていろいろな経験をさせてもらっていた。

セカンドサポートチームでは芳賀ちゃんはGKではなくFPとして参加。
やる気のないプレーに「芳賀~( `Д´)ノ」と怒られたりもしたけれど。笑 ゴールも決めていたよ。

そして11時からはいよいよブラインドサッカー。

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ナマーラ北海道のほかに、free bird mejirodai、ラッキーストライカーズ福岡という3チームで総当り。

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芳賀理事長の挨拶。

試合前には応援団の人がやって来て、ブラインドサッカーについて簡単に説明してくれた。
選手たちは、転がると音が出る鈴みたいなのが入ったボールと、声を頼りにプレーするので、
プレー中(ボールが動いている間)は客席でも歓声をあげたりせず静かに観ること、
全盲の選手や弱視の選手もいるので、お客さんがどれくらい入っているか伝わるように
選手入場時など音を出せる時は拍手をしてほしいことなどを話していた。
静かに観るというのは聞いたことがあったけれど、なるほどなるほど。
そのことは休憩時間に司会の人も話していたけれど、
途中から来た人は知らずにずーっと喋っていたりしたからもっと徹底したほうがいいだろうなあ。
(そういう人は周りが喋っていないことにも気づかないので、空気読めていないのかもだけど。)

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ピッチのサイズはフットサルと一緒で、多分ボールもフットサルと同じ大きさ。
ルールも基本はフットサルのようだったけど、キーパーはゴレイロではなくゴールキーパーと呼ばれていた。
人数はFP4人+GK1人の5人。
GK以外はアイマスクをして、GKは目の見える人がプレーする。
GKの後ろに相手チームのガイドと呼ばれる人がひとり立っていて、攻めている時に様々な指示を出していた。
(このガイドの人の声かけがチームによって違うので面白かった!)
ハーフラインあたりの壁の外に立つ監督が中盤のコーチングを行っているようだった。
審判はふたり(だと思っていたけど、写真を見ると3人いるような。)。
片方の審判だけが笛を吹いたり、ふたりとも笛を吹くこともあった。
ノースピーキングという独特のファール(声かけをしなきゃいけない時にしなかったら取られるみたい?)
のほかに、プッシングやホールディングもファールになるのはサッカーと一緒だ。
審判はよく喋る。声をかけるというか、選手とコミュニケーションをとる機会はサッカーよりも多い。

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ゴールキック的にGKが投げるボールはサイドの壁に向かって投げることが多くて、
それを壁際で待ち構えている選手が受けてプレーがはじまることが多いようだ。なるほど。
でも反応の良い選手はその過程でボールをカットしたりもする。なんでだ!見えてないのに!
パスも出す。受ける。なんでだ!見えてないのに!
中には「ほんとうに見えてないの!?」と思うようなプレーをする選手もいる。
思い切りドリブルをしていったり、相手をかわして入っていったり。
なんなんだあれは。接触が怖くないのか。すごすぎる。
ボールを持っている選手には指示が入るけど、そうじゃない選手ってどうやってプレーしているのか。
ポジショニングはどうやっているのか。
あっちでもこっちでも声を出しているので、どれが誰やらわからなくならないのかな。
音に加えて人の気配なんかも感じられるものなのかな。なんて、いろいろ考えながら。

ナマーラは1試合目のめじろ台相手に1-0。
選手宣誓もしたキャプテン戸谷選手のすんごいゴールが決まった。
静かに観ている観客もここでは歓声大爆発。
でもついつい試合中も「あぁ~」とか「おぉ~」とか声が出ちゃうのよね。静かに観るって難しい。
前座試合とナマーラのこの1試合だけを観て帰るつもりだったんだけど、
面白かったので2試合目のめじろ台vs福岡の試合も前半だけ観てきた。
時間も20分ハーフなのであっという間だし。北海道でブラインドサッカーを観る機会は少ないらしいし。

そんなかんじで初のブラインドサッカー観戦は、想像していた以上に楽しかった。
「障害者が頑張っているから感動する」みたいなのは個人的にはなくて、
そこにあるのは厳しく激しいスポーツそのものの姿だった。単純にサッカーとしておもしろかった。
いつも観ているサッカーと同じところで興奮するし、感動した。
ゴールが入れば嬉しいし、惜しいプレーは悔しいし、停滞するとイライラするし、勝つと最高。
ブラインドサッカーには目が見えない人も見える人も選手としているので、
障害者に対してつい腫れ物を扱うようにしてしまう人にとっては
良い意味で裏切られるだろうし、変な偏見はぶち破られるんじゃないかなと思う。
(余談だけど翌日の道新でナマーラの記事を探したら、
スポーツ面ではなく社会面に載っていたのが残念だった。パラリンピックの種目なのになあ。)

会場スタッフさんがボランティアなのか、客席の案内が不十分だったり
パンフレットみたいなものも配ったり配らなかったりがあるようだった。
このあたりは公式戦開催としては物足りなさがあった。
あとは広報が足りていない印象もあって勿体無かった。
私のように、実際に生で観れば面白さを実感できる人は多いだろうから、
もっとたくさんの人にこの試合を知ってもらって足を運んでもらいたかった。
新聞では結構取り上げられていたようなので、年配の人や家族連れが多かったのは良いことだけど。

他のスポーツを観に行ってもこういうところに目がいってしまうのが
コンササポの嫌なところよね(私だけか?)。笑
未だに名前を見ただけで「ふふっ」てなっちゃうナマーラ北海道だけど、
選手・スタッフ含めたチームの雰囲気が良いし、もしかしたらわりと強いのかもって思った。
ますますのパワーアップが楽しみだしまた機会があれば観に行きたい。し、多くの人に観に行ってほしい。
私ははじめて観に行って、サッカー好きの人なら間違いなく楽しめると実感した。
芳賀ちゃんの活動がもっと道民に評価されてほしいね。

結果は3試合目が0-0で同率首位のナマーラと福岡がPK戦をやって、ナマーラが優勝したとのこと!おめでとう!


posted by ひとみ |23:33 | 試合観戦 | コメント(3) | トラックバック(0)

2017年01月15日

ブラジルトリオの陽気な来日

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土曜日はキックオフ2017に行ってきた。
夜の7時からというとんでもない時間から。開場時間に合わせていくと外に並ぶ羽目に。寒かったん。

ののがMCをするということで選手の、特に新加入選手の言葉を引き出してくれそうと期待していたのだけど
何も準備してきていない上に無茶ぶりばかりで...それじゃあK作の進行と大して変わらんじゃないか!
まぁK作とS音さんではないというだけでサポーターのストレスは減るんだけどもさ...。
去年もいた選手に対してはまあ無茶ぶりで勢いでやってもいいんだけど、
新加入選手についてはもうちょっと丁寧に紹介してあげてほしかったよねぇ~。
あれだったら進行は栗谷さんおひとりに任せたほうが良かったかも。
栗谷さんならしっかり準備してきてくれそうだし。サポーター目線で知りたいこと聞いてくれそうだし。
今年は会場準備もそういった面もなんだか慌しいかんじがあったので、
来年はもっと早めに準備をしてちゃんと会場をおさえてほしいもんだわ~。

話の内容はとっても面白かったけどさっ。
会場もドームは広い、厚生年金会館は狭い、ZEPPは問題外、と個人的には思っているので
きたえーるでやるのは大賛成だったし。
選手との距離が遠かったので、ステージ前にも入れるようになると尚良いなあと。
会場を横ではなく縦に使えれば来場可能人数も+1,000人くらいは増やせそう。
出ずっぱりだった荒野くんとカナヤマンはお疲れさまでした。
無茶ぶりにアワアワするやら沈黙の時間が結構あったのは選手のせいじゃないから気にしないでいい。
そんな中でも進藤くんや福ちゃんなどはよく喋っていたし、
濱くんも空気を読んだ話ができていて偉かった。菅ちゃんはちょっと可哀想だった。笑
ウッチーやベテラン勢も短い時間の中でひとことひとことに無駄がなかったわ。

マセードがビール好きと紹介されて、すぐさまサッポロビールのロゴを指差してたのは良かったなあ。
ちゃんとわかっているマセード。偉いよ。
ジュリーニョがゴマすりすりを覚えていたのも笑ったわ。
ブラジルトリオの契約更新についての発表が遅れたのには理由があって。
もっと前に契約は更新していたのだけど、ブラジル人は「行くよ」と言っても来ないことがあったりするので
日本行きの飛行機に3人が乗ったのを三上さんが確認してから発表することにしているらしい。笑
チャナティップ(ジェイって呼び名でいいのかな?)はなんかビンさんのような、
タイの英雄的な存在だと想像していたんだけど、謙虚で礼儀正しく、ニコニコしていてめんこかった。
小さいからめんこかったのもあるけれども。夏に合流するのが楽しみだなあ。

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今年のスーツはダブルボタン。かっこいい~。


posted by ひとみ |19:28 | イベント・トークショー | コメント(3) | トラックバック(0)

2017年01月13日

残留争いしたい。

新年となってからずいぶんと日が経ってしまいましたが、今年初ブログです。
ご挨拶が遅れてしまい、すみません。
年末のブログにいただいたコメントにお返事を書きました。こちらも遅れてしまってすみません...。

年末年始と目立った補強の噂や発表もなく、
せっかちなコンササポは「まだか!」「大丈夫なのか!」と不安になっていたかもだけど、
クラブが焦っているようすもなかったのできっと大丈夫だと信じていたし、やっぱり大丈夫だった。
9人の新加入選手は文字通り"補強"と言うにふさわしいと思う。
"補強"というと有名な選手を連れてくることだと思っている人もいて、
「コンサは補強うまくいっていないね」なんて言われることもあるのだけど
補強とは足りない部分を補って強くするのであって、むしろ今季はうまくいきすぎているくらい。
昨季のメンバーをベースにしっかりプラスができたので、
このメンバーならば残留争いができそうだ!ととても期待している。
今までは残留争いをするまでもなく降格していたから。残留争いしたい。そして残留したい。

目標を『残留』とすると意識が低いと思われるかもしれないけれど、そんなことないぞ。
自チームと他チームを比べて現状を把握して、現実的な目標を立てることは大切だ。
いつか叶えたい夢ならば大きなことを言ってもいいだろうけど、
すぐに叶えたい目の前の目標ならばまずは最低限の部分に立たなければ。
J1経験のない若い選手も多いので今は夢いっぱいかもしれないけれど、
できるだけ早く現実にぶつかって叩きのめされて前を向きなおしてもらいたい。
まだ上を狙う準備はチームにできていないから、下手にそんなところを狙ってもうまくいかない。
チームが成長しながら地味に地道に積み重ねていくことが今は必要。
Jリーグラボでののと名波が残留の話をしていたけど、ほんとうにこれだなあと思った。
そしてやっぱりせっかくのJ1なので、苦しい中でも楽しんでいきたい。

さて!昇格優勝気分も今日まで!(←まだ浸っていたのか)
シーズンのおわりには笑っていられるといいなあ。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

posted by ひとみ |11:45 | コンサ徒然 | コメント(2) | トラックバック(0)